2014/05/03 - 2014/05/07
111位(同エリア459件中)
夏目さん
2014年5月、西部の古都エクセター、"イギリスのかわいい村"のお手本のようなコッキントン村、クリスティの故郷トーキーと往年の住まいグリーンウェイ、「バスカビル家の犬」の舞台ダートムーア、そして円卓とオースティンのウィンチェスター。…今回欲張りすぎた…その中篇。5月のイギリスは格別です。
旅行記中の各種価格記載は旅時現在のものです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さて、中編です。
グリーンウェイハウスの中。家具調度が素敵…殺人事件起きそう(また言ってる)。 -
西欧の人たちは家族写真を飾るよね。居間のピアノの上に置いてあった家族のポートレート。奥のクリスティの写真はあまりにも有名なショット。
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クリスティ宛ての小包やら手紙やらがディスプレイしてある。
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右下に何と日本語で注書きが!。「アガサの80歳を祝う、グリーンウェイでの誕生日メニュー」。
グリーンウェイハウスには主要な部屋(今やキッチンや寝室など)に、説明をまとめた各国語の説明冊子(本様の立派なもの)が置いてあるのだけど、ちゃんと日本語版もありました。日本のお客さん結構来るのかなあ…。日本人は結構クリスティ好きっていう印象あるけど、ここ来るの大変すぎるのに(小声)。 -
広くて明るい陽射しがたくさん入るダイニング。英国調というには軽くあっさり仕上げてあって(調度品が)…ええと、殺人事件は起こらない感じ?(また)。テーブルセッティングしてあります。すごく素敵なの!。
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ダイニングのお皿が鳥の模様の揃いなんだけど、それぞれちょっとずつデザインが違う凝ったつくり。
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あっ、チョコレート!(笑)。エンド・ハウスね!。毒が入ってるかも〜〜〜〜(再笑)。運営側のサービス精神を感じますねえ。
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クリスティのクローゼット…ウォークインクローゼットだよ!すごいな!。ドレスと、彼女の人生似結構重きを置かれていたと思われる旅行鞄。この時代の旅行鞄手本当にかっこいい…でも重そう。重そうだけど、自分で運ぶわけじゃない人生なら重かろうと関係ないな(苦笑)。ヴィクトリア朝のイギリス上流階級の人たちの旅って莫大な数のスーツケースで形成されている印象です。
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クリスティの小書斎…書斎というか、小部屋でした。クリスティはグリーンウェイでは執筆はしなかったそう。手紙や、プライベートなものを書くのに使っていた場所らしい。
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クリスティの本がずらり。
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当時の新聞の、クリスティに関する切抜き。
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あっ、ここにも毒入りチョコレート※毒は入っていないと思うよ…。
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記念出版のグッズやなんか。ミス・マープルとポアロを描いたピルケースも。
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これはあんまり関係ないのだけど…召使を呼ぶベルです。このベルが各部屋まで紐で繋がっていて、どのベルが鳴るとどの部屋の主が呼んでいるか分かる仕組み。旧式のナースコールのような感じ。
なんでこれ撮ったかというと、小間使いを呼ぶベルを見ると「誰が呼んだ?」という小説を思い出すから!。怖いよ〜〜〜!。 -
さて、広大なお庭を散策します。お天気上々、きらきらの5月の英国の深いお庭を散策するのは本当に楽しい。それに加えてこのグリーンウェイは「死者のあやまち」という本でびっくりするくらいがっつりそのものが出てくる(名前は変えてあるけれど)のです。この本を書いたときまだグリーンウェイはクリスティの持ち物ではなかったそう。一度訪れて、物語を書いて、好きになっちゃって、手に入れたんだろうなあ。
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あっ、鳥さん。こっち向いてー。
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林檎かな、杏子かな、李かも?。かわいいね。
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鳥さん、こっち向いてくれた!。ロビン(駒鳥)でした。頬から胸にかけての鮮やかなオレンジ色がとても美しい…そしてかわいいな〜かわいいよねえ、ロビン。「銀曜日のおとぎばなし」という漫画(古い)に出てきたリルフィーってこういう顔だったな〜っていつも思い出します。リルはヒタキ科の鳥っていう説明があったと思うな…って検索してみたらヒタキ科の中にコマドリ類が分類されているみたい。だいたい、近い。
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個人宅のお庭だと思えない「道」もある。グリーンウェイの土地は広大で道もたくさん分かれているので、受付でもらった地図を頼りにボートハウスを目指します。
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グリーンウェイのボートハウス。ここが何かといえば!そうです、「死者のあやまち」で女の子が殺されていた現場ですよ!。うわあああああリアルに存在したわー…と思ったらなんか怖くなった…。
ボートハウスの内部で殺され…※ストーリーです、お話の中の出来事です。
このボートハウス、後からわかったのですけど2階にも上がれるみたい。一度外に出て水際まで下りて回りこめばよかったようです…時間がなかったのもあるけど、もっと探検すればよかったなあ。 -
坂を上って小山になっている上からグリーンウェイハウスを望む。この写真素敵にとれた!(自画自賛)。全然景色は違うけど、京都天竜寺のお庭みたいな構成なんだな。見下ろせるように設えてある。
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広大なお庭には白い花が…写真で見ると素敵だけど、これ葱科か大蒜系の花で(笑)すごく大蒜の臭いが。写真で見るのが吉です。姿はほんと素敵。
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グリーンウェイハウスの前庭は芝生にリクライニングの椅子がいくつかおいてあって、お客さんは自由に寛ぐことができます。芝生の向こうは眼下にダート川。川の向こうに続くなだらかな丘陵。とっても気持ちがいい…。
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さて、フェリーの時間が迫ってきたのでグリーンウェイハウスを後にします。
フェリー乗り場を目指して坂を下り、たどり着いた…ら…あれ?…フェリーの時間が控えてきたのと違う!!(衝撃)。…。…。気絶しそうでした…あんなに調べたのに…ショック大きい…めそめそ…。しかも次が30分後とか酷いよ…。あああああ〜〜〜。
多分これは単に私の控え違いなのだけど、ダート川の満ち干によってフェリーの運航時間が出るのがいつも結構ギリギリらしいというのは本当。行く人は良く調べて…私の轍を踏まないように…めそめそ。 -
絶望の私と同行者はデボン産アイスを食べて次のフェリーを待つことに。
もしかしたら、なんだけど、デボン産アイスは産地統制されて均一にされるようになったのかも…?どこに行ってもこの牛さんのパッケージなのよね…。それってなんかちょっと…すこしがっかりするなあ。その土地土地の、そのメーカーメーカーの、製造者製造者の違いとか楽しみたいじゃないですか。
アイスは普通においしかったです。 -
フェリー乗り場兼切符売り場兼雑貨屋さんの看板犬。もこもこ。かわいいのう。ここの子を撫で続けて絶望を癒しましたとも(大袈裟)。でも、人が大好きみたいで新しいお客さんが来るとばーって走って行ってしまうの(苦笑)。
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フェリー来たー。15:15に乗るはずが、これがなくって15:50…ああ。
ともかくも一路ダートマスに向かって出航です。前の椅子にわんちゃん連れのお兄さん。こっそり撮りまくっていたら気づいてわんちゃんの顔が見えるようにしてくれました、バレバレ(笑)。お兄さん有難う!。 -
フェリーからの眺め。
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あ、グリーンウェイハウスのボートハウスが見えてきた!。あそこでねー殺人事件がねー(しつこい)。
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ポワロを読んでいるとわかるのだけど、昔はここまで鉄道が来ていたのですよ。名残の石橋。
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グリーンウェイの波止場からだいたい20分くらい、ダートマスの港が見えてきました。ヨットがたくさん。
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さて、恐ろしいことにダートマスでは20分くらいしか時間がない。波止場の目の前にある白黒の素敵な建物。中にはレストランとお店があるようです。美味しいけどもっスゴイ高いってブログに書いていらっしゃる方がいたような…。もちろん我々に立ち寄る時間などありません…ああ…ダートマス城と「無実はさいなむ」のサニー・ポイント(実名はありません)とクリストファー・ロビンの本屋(かつてクリストファー・ロビンさん本人が経営していた本屋さんがダートマスにはあるのです)に行ってみたかったなあ!。
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ダートマス波止場のフェリーの切符売り場。写真撮ってたら中からおじさんが出てきて「切符買うの?」「ううん、オンラインで買ったから大丈夫だよー」「どれ?見せて」「これ」。メールのプリントアウトを差し出すとおじさんが「ちゃんとした切符にしてあげる」と。意味が解らずぽかん、なわたしたち(そもそも英語うよくわかっちゃいない)。
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こういうことでした!。
ペイントン⇔ダートマスのチケット。これの、行きの蒸気機関車とダートマス→キングスウェイの四角枠にちょっきんと鋏を入れてくれて、あとは帰りの蒸気機関車に乗るときチェックしてもらいなさい、と。なるほど〜、ありがとうおじさん!。 -
ダートマスの川沿いをぶらぶらしていると、波止場に人がずらっと座って何かをしている…家族連れで来ている女の子が見せてくれました、あっ、蟹だ!。
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振り向いてみると川沿いの道路の反対側のカフェ?レストラン?に看板が。
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蟹釣りなのね。バケツと道具を貸してくれて、蟹を取ったらお店で調理してくれる…みたい(ちょっと曖昧、すみません)。
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同じくダートマスの波止場。みんな犬を連れていて、みんなアイスを食べていて、だいたい犬にアイスを上げているっていう景色。英国行くと「犬とアイス」ってすごくよく見かける光景です。
わんこ、おいしいかい?。 -
そうこうしているうちに16:45の渡し船が接岸。この渡し船最終船から二番目なんだ(最終は17時だったはず)…日が長い割には案外いろいろ9時5時なのよねえ、イギリスって。なーんて、自分が住んでたら「当然9時5時でしょ!」と思う自己中。乗り込みます。
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船内をうろうろしていたら運転手さん…もとい船長と目が合う。「…写真撮っていい?」「うん、ポーズつけるから待って」「うん、待ってる(笑)」撮らせてくれました。
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ダートマスからキングスウェアへ渡ります。10分かからないくらい。
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対岸のキングスウェアです。蒸気機関車の出発まで15分くらいあるので、ちょこっと町を散策。すっごく急な坂道にできている町。なので家はおおむね斜め地下斜め地上みたいに立っている。風情のある素敵な街。
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蒸気機関車が入線してきました。17時の蒸気機関車で一路ペイントンへ戻ります。大体30分くらい。
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ペイントンでまたちょっと時間が…何故ならペイントンから出る鉄道路線もあんまり本数がないから。ペイントンの町をグーグルマップで見てあたりをつけておいたパブでサイダーとチップスで一休み。
18:20の列車で20分程度ペイントン駅からエクセターへ取って返し、荷物をピックアップして19:43のセント・トーマス発の列車で今日の宿泊場所トップシャムへ向かいます。 -
さて、ここでまた事件が。エクセターには3つの駅があるって書きましたけど…セントラル、セント・デービット、セント・トーマス。トップシャムへ行くにあたって、nationalrailで調べたらセント・トーマスから行きなさい、と。出発するときタウンハウスのおかあさんに「セント・トーマスってどっち?」と聞くと「セント・トーマス?トーマスに止まる列車はデービットにも止まるからデービットに行ったら?(タウンハウスからはデービットが近い)」「…」。困っちゃいました、どうしよう、そもそも私たちはこの3駅の停車・進行関係が解っていないわけで、地元民の言うことは信用すべきだろうけど、NRに従わずにトップシャムに行き損ねたら困るし(列車の本数が一時間1本くらいなのですよ)…でも考えてる時間はない、初志貫徹トーマスへ。トーマスは初めて行く駅だし、ホテルから遠くて、陸橋で(階段のみ、われわれは荷物あり)、超大変でした。でも無事列車来た!…次の停車駅はセントラルでした(どっとはらい)。
ええと、つまりですねえ、後から考えるにNRで検索するときEXCETERだけで検索したためこういうことになったのかな、と。つまり、NRはEXCETERの3駅の中で、最も出発時間が指定に近い駅を示してきたのだろうなということです。勉強になった。同じ地区に複数の駅がある場合、駅名はホテルに近い駅をフルで入れるが吉。 -
20:08、漸く目的のペイントンに到着〜。日の長い5月の英国、明るいけど8時過ぎてるのですよ。
ええと…あまり書きたくはないですが記録として…列車を降りたら、私たちの乗っていた隣のコーチ(車両)の扉にズボンを下ろしたちょっと頭が気の毒としか思えないおにーちゃんが暴れてました。ぱんつは履いてたよ!。イギリス行くと大体楽しいことばかりでいい人ばかりに会えてるほうだとは思うし、そういうことフューチャーして書いてしまうけど、やっぱり変な人はどこにてもいるしおかしなことにはどこにでも出会うことはある訳で…用心はくれぐれも怠らないように。自分への戒めとして書いておきます。 -
駅から歩いて3〜5分、今日のお宿サルテーションイン(salutationinn)です。わざわざトップシャムまで来たのは、エクセターやペイントンを調べているとき、この界隈で最高のお宿&お食事はここ!という情報が忘れられなかったため。行程的にはかなりの寄り道なわけで、同行者にはほんと申し訳なかったんだけどわがまま通させていただきました。
でも見て、素敵な建物。 -
20時チェックインはちょっと遅すぎるのでホテルの方にメールで散々相談させて貰って…でもついてから食事するのもOKしてくれました。
3部屋くらいしかない小ぢんまりしたホテル。お部屋へ通してもらいました…わああー、広い!。フランスっぽい!(フランス行ったことないけど)。ああ〜ここに短時間しか滞在できないなんて…!。 -
ちゃっちゃと着替えてすぐディナーです。ラストオーダーが〜。
今日は日曜なのでメニューはサンディ・ローストなんですって。 -
サルテーションインのレストラン。すごく広々して開放的。やっぱ南なんだなあ。
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パンが運ばれてきます。
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クロケット(コロッケ)の前菜。
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トマトとハーブのスープ。
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豚さんのロースト。
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たっぷりお野菜とポテトグラタン。添えてあるのはポークロースト用の林檎ソース。
すごくいいレストランなのはわかったわ〜もったいない、サンディローストじゃない日に来たかったなあ!。パブだとサンディロースト歓迎なんですけど、レストランで画一的なメニューしか選べないのはすごく惜しいじゃないですか!。 -
夜中におなかすいたら二階にあるキッチンにおいてあるもの食べてね、って言われました。お、おなか一杯…もったいない…←こればっかり。
さて、もう寝るわ。今日もハードスケジュールだった。 -
5月5日の朝。
令によって朝食前にお散歩に出かけます。サルテーションインの看板は、箒!可愛い!センスいいな〜。 -
トップシャム小さい町ですけど、けっこう新しいのかな…?。商店はちらほら、でも趣味のいいおうちが並びます。
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ああ、引き潮になっている…。
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トップシャムの街並み。塀の向こうに素敵な建物。
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チーズ屋さんがありました、わーん、早朝過ぎてやってなかった…。
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トップシャムの教会。
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わんちゃんのお散歩と遭遇。飼い主さんがお座りさせてくれました。激写。見詰め合ってて微笑ましいな。
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こんな小路も。
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潜水艦みたいな丸窓のおうち。独特だね、海の近くだからかな〜。
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さて、サルテーションインで朝ごはんです。
期待通りの素敵さだー。シリアルとフルーツ。ガラスの器もいい感じ。 -
ブラウンブレッド。つ一緒に出てきたマーマレードが、色が真っ黒でわあって思ったのだけど、食べてみたら苦みとコクが絶妙ですごくおいしい!。「自家製?」「勿論ですよー」「…持って帰れないよね…?」「販売、してますよ(ニコ)」「買います」。お土産にしました。
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朝食はリクエスト形式。ソーセージとベーコン、焼きトマト、焼きマッシュポテト、マッシュルーム。すごくおいしかった。
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今日も今日とて時間のない私たち、ホテルのスタッフさんにもよくしてもらったのでとても名残惜しいけど…今日ダートムーアでお世話になる方にホテルから電話を入れてもらい(快く電話してくれました)約束を確認して出発。
あ〜もっとゆっくりしたかったなあとトップシャム。 -
駅の植え込みが「TOPSHEAM」に。かわいいー。
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電車が来ました。荷物を持ってエクセターセントデービットで乗り換え、トーキーへ。
荷物については、もともと預りにしわい(しわい)英国ではあったのですけど、年々厳しくなり、ついに預かってくれる場所は駅や公共機関などでは皆無と言っていいほどとなりました。あちこち行きたいツーリストには本当につらいところ。旅程が決まった時点でその町のツーリストインフォメーションには随時問合せをするのですが、駅には全く預けるところはありませんという回答、TIは稀に預かってくれるところがありますが、駅前にTIがあるところって実はあまりない。同行者も頑張って駅周辺のホテルとかに「預かってもらえませんか」とメールで聞いてくれたけど、それははなから無理な話で…。泊まったホテルに於いておくか荷物を持ち歩くかの2択が現状だと思います。 -
トーキー駅に戻ってきました。さて、ここからバスでトーキーミュージアムへ向かいます。バスの路線を調べるのは毎度毎度毎度苦労するけど、今回も苦労しました…。トーキーミュージアムへ行くバスはなんと駅前からは出ていません(ありえないよな)。トーキー駅を出て左へ向かい道なりへ右へ、THEKINGSDRIVEという道を突っ切ってV字に分かれる道を左FALKLANDROADに入って進行方向行きのバス停でバスを待ちます。
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さて、英国のバスについて。私がはっきり理解しているわけではないので書きにくくはありますが一応記載します。英国で列車+バスの旅をする場合、「プラスバス(plusbus)」というシステムを利用することができます。列車駅からのバスが特定区域でとても安く利用できる。
私たちは今回列車についてはブリットレイルパスを利用したわけですが、フレキシー(日にちとびとび)4日間で旅程よりは少ない日数しか設定がない。なのでnationalrailのwebsiteで料金を調べて、一番移動料金のチープな日でなおかつバスも利用する今日は列車切符+プラスバスチケットを買うことにしたわけ。けちけち旅行なのでけちけち計算するわけで(笑)。
プラスバスチケットは、nationalrailで列車の切符を購入すると「バスのチケット買う?」っていう緑色のアイコンが出てくるのでここからも買えます。英国はバス料金も結構高いのでうまく利用すればほんとにお得にバスに乗ることができるのですよ。今日の私たちはトーキーまで列車に乗り、トーキーの街をバスで3回乗り降りする予定。となると乗り降り自由なプラスバスが断然お得だったわけです。
詳しくはplusbusのwebsite参照、ツイッターのアカウントもあるのでそちらも。
ただし、けっこうバスの利用範囲はあやふや。nationalrail、もしくはplusbusへ「ここに列車で行ってそれからあそこまでバスに乗りたいけどプラスバス利用できる?」とメールで問い合わせるのが吉です…とはいえ私両方問い合わせたら違う答えが返ってきたこともあったけどね(遠い目)。この件は、もう頑張ってやるしかないの一言に尽きます。 -
しかしまあどちらにしてもバスは不安です…来るかな…来ないかな…大丈夫かな…来た!(涙)。運転手さんに「トーキーミュージアム、行きますよね?」と聞いて乗車。32番バスでトーキーミュージアムへ。
トーキーの町中を回遊しながらミュージアムに到着。ここにはクリスティーの関連展示があるので寄らなければならないスポット。ポワロのテレビシリーズで使われてたポワロの部屋のセット(机や棚)や、ポワロやミス・マープルの衣装、スーシェがサインしたカラーなどなど…お宝満載ですけど、一部屋だけの小さな展示場所でした。 -
トーキーミュージアムは基本トーキーの歴史展示ミュージアムなので、先史時代の遺跡とか遺物とか、中世のこの辺の暮らしの様子なんかも展示してあります。これはたぶん標準的な農家のお家の中を再現したもの。大きな暖炉とその脇の大きな椅子が素敵。
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さて、ここから素直に帰らないのが私たちで…実はコッキントン村のティールームを調べていたとき、昔の紀行本に素敵そうなティールームが載っていたのです。で、WEBであれこれ調べてみたらなんか今はB&Bになっている…?。直接メールで問い合わせてみると「ごめんね、今はティールームはやってないんだよ、宿だけなんだ」って返事が。「昔の本を見てすごく素敵そうだなと思ったので寄りたかったのですが残念です」と返したら、「もし南西イングランドで素晴らしいアフタヌーンティーを味わうなら、こことここがお薦めだよ」っていう返事をくれたのです。驚いた!なんて親切なんだろう!。
で、お薦めいただいたお店で立ち寄り可能そうなところがトーキーミュージアムから東へバスで10分くらいのババクームビーチ(babacomb)にあるエンジェル(angeltearoom)。ミュージアムの前から、さっき乗った32番バスに再び乗車してその先を目指します。もちろん運転手さんに「ババクームに行きたい」「…ババクームのどこ?」「えっ(不意打ちで狼狽える)…えっと、この店」「じゃあ近くの停留所で下すよ」「ありがとう!」。
バスを降りて徒歩5分くらい、海の崖の近くにありました、Angeltearoom。 -
曇り気味だけど気候はいい感じなので、お庭の席を陣取ります。門の向こうに海が見える。
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スコーンはハート形。わ、巨大(笑)。
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お店の中はこんな感じ、すごくかわいい〜〜。お客さんも次々訪れていてとっても混んでいました。お庭席はわんちゃんもOK。
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お茶を済ませて、崖の上の公園をお散歩。風が強いけど気持ちいい。
ババクーム、あとで読んでて「うお!」と思ったけど、クリスティの小説に出てきた…ただ、翻訳が「ババクーム」ではなかった気がするけど。そしてどの本か忘れた(耄碌)。忘れないうちに記録しておかないと駄目ね…。 -
さて、再びバスでトーキー駅を目指します。トーキーの町のランドマーク(?)時計。トーキーは本当に保養地らしいおおらかな街並みで、もっと見ていたかったな。
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もうすぐトーキー駅…一つ手前で下車します。何故ならtorre Abbyへ寄るため。その名の通り昔の修道院なのだけど、クリスティのコレクションが少しおいてあるという話だったので。
受付で「あの〜〜クリスティの展示は…」「…あー!」「え」「うーんとね、ここにはもうクリスティ関連の展示はないのよ。全部グリーンウェイに持って行ってしまったの」「なんと!(ががん)」。…わ、私たちの途中下車は一体(苦)。受付の方に「日本で入手した情報ではここにもあるという話だったので来てしまったんですよー」と陳情を述べてみました(だって恥ずかしいじゃないですか)。「そうね、古い情報がまだそのまま流布されているのか、結構来ちゃう人いるのよね」と。 -
でも、受付の方すごく親切にしてくれました。「もしよかったらお庭を見て行ったら?無料だし(それとも余りにも落胆しているので無料にしてくれたのか…不明です)クリスティの本に出てくる毒薬が取れる薬草も栽培しているのよ」。…物騒な話ですが(笑)お庭を見るのは好きなので散策させてもらいました。
此方がお庭。もともと修道院なので薬草の栽培は標準的に行われていたようです。 -
こういう看板があちこちに立っていて、クリスティの小説に使われた毒と毒草がリンクして説明してある。英語もっとわかったらもっと楽しいのに!。
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可憐なお花も。
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こういうの見てると、間違いだったけど来てよかったな〜と思う単純さ。
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ゴージャスに咲き誇っていました。
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緑のアーチもたくさん作ってあった。
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罌粟ですね。モルヒネ。
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これは修道院の名残の跡。
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荷物をがらがらしながらようやくトーキー駅へ戻ってきました。
駅からはグランドホテルが見えます、クリスティが宿泊したホテルですね。
トーキー発14:15分の列車に乗り、これからダートムーアの入り口、ニュートンアボット駅へ向かいます。大体20分くらい、ニュートンアボットに着くのは14:39の予定。 -
恐ろしいことに「歩き方」には地図がぺらっと載っているだけのダートムーア。「ロンプラ」は少しましだけど…少し…つーか、素人には無理でしょこれ(ツッコミ)。ダートムーア国立公園には公式のwebsiteがあって、ルートも掲載されていたりするけどそもそも英語がお粗末な私たちだもん、普通に歯が立たない。
くどくど相談した挙句、やっぱりガイドさんを頼もうということになりました。そしてここ重要だけど、日本語のガイドさんがいいよね、と。…いるのか?(おい)。あれこれwebを調べたら、なんと…いるじゃないですか日本の方でダートムーアにお住まいでB&B経営しててダートムーアをガイドしてくれる方が!。
…っていう訳で今回お世話になりましたベリーウッドさん。正直言っていく前からメールでのあれやこれやの問い合わせで大変煩わせてしまいました…リクエストが多い客の相手は大変だろうな(なんだ他人事みたいに!)。
ベリーウッドの美穂さん、ピートさんとニュートンアボットの駅で待ち合わせ。車で迎えに来てくださいました。挨拶もそこそこに「沢山行きたいとこあるんだよね、早く行くよー!」「は、はいっ」たのもしー。
最初は今は使われていない鉄道駅。「バスカビル家の犬」が書かれたときは鉄道走ってたわけですもんね。駅舎の裏側に線路の名残があります。「む、向こう側が見たい…」「走って行ってといでー!」「はいっ」。頼もしい(笑)。 -
お次はクリスティが「静かなダートムーアで執筆しては?」というお母さんのアドバイスで滞在し、デビュー作「スタイルズ荘の怪事件」を執筆したムーアランドホテル。
ムーアランドホテル、webで調べたら今は営業していないとかロンプラにもさびれているとか過去の情報が錯そうしてさっぱりどうなっているかわからなかったのだけど美穂さんのご案内で、現在は長期滞在者用のホテルとして経営していること・ホテルの手前にカフェができて、カフェを利用するとホテルに泊まらなくてもホテルをちょっと覗ける(勿論クリスティフアンのための措置でしょうね)ことを教えてもらいました。
ここはそのカフェ。明るくて小ざっぱりしたお店です。 -
カフェのシャンデリアがグラスでかわいかったからつい(笑)。
-
カフェからホテルには直接通路がつながっていて…ああ〜クリスティだああ。ロビーのわきが応接室の様になっていて、クリスティの肖像画が飾ってあります。
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椅子と机。これはクリスティがスタイルズ荘を書いた椅子と机…だったらよかったんですけどね(笑)違います。当時客室に配置されていたのと同じタイプの椅子と机。でも、まあ大きく言えばこのような椅子と机でスタイルズ荘は書かれたわけ。
-
天井にはゴージャスなシャンデリア…これね、ダートムーアで採れた石でツくれられたシャンデリアなんですって。でも今はもう採れないって。素晴らしい重厚さ。
-
ダートムーアホテルを後にトーア(tor)に。…もうこの時点で「ほんっとにガイドお願いしてよかったよね、まじで!!」と話し合う私たち。
ダートムーアに個人で車なしで行く場合、おそらくプリマス⇒ダートムーア⇒エクセター(もしくは逆路線)のバスに乗って、トーアの近くで降りてちょっと散策、何しろバスは一日2往復あったかなかったか(私たちは結局これを利用しないことにしたのであいまいな情報ですみません)、フリータイムは30分くらい、しかもよく遅れるとかwebでの事前情報。これじゃあ絶対満喫無理だし、たとえ車を借りたとしても複雑なダートムーアの地形に日本人の歯が立つ気はしない。
トーアが見えてきました。 -
torだ!。トーアはケルト語で「塔」の意味なんだそう。
トーアのある丘のふもとに駐車場があり、そこからトーアまで上ります。意外に距離があるし、足元はふと気づくと案外ぐずぐず(だから「バスカビル家」のラストだよね〜)、そして相当に風が強い。まあ、広い意味ではダウンズなんだけど、絵面で見るよりもっと吹きっさらしです。ダートムーアだなあ、って感じ!。
後篇へ続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 迷子さん 2015/02/17 23:02:33
- クリスティのデボン!
- こんにちはです〜。
おおぅ!
新緑の頃の季節はやっぱ素敵っすね!
今回のデボン周遊はクリスティ詣でだったんすね?
思えば・・・・
一昨年のアッシのデボンん時に
丁度、TVシリーズのデビットおじさんのポワロが
これで最終の「カーテン」放送されてて、
テレビガイドでもインタビューやポワロ・シリーズの回想記事で
特集が組まれていたのでありました〜。
旅行記を拝見してて
久し振りにクリスティを読み返してみよっかなぁ〜♪
(M.R.ジェイムスの怪奇モノも大好物だすョ)
次のダート・ムーア編も楽しみにしてますね。
- 夏目さん からの返信 2015/02/18 13:20:49
- RE: クリスティのデボン!
- 迷子さん
わー、迷子さんこんにちは!
やっぱりお好きですねM・R・ジェイムズ!!←
冬のケンブリッジの学寮の暖炉辺でジェイムズの怪談を聞きたいという叶わぬ夢…
はい、詣でちゃいました(←)クリスティ
やっぱりクリスティにとっては思い出の地なのかデボンが舞台のお話多くて、現地訪れるの楽しいですね〜
おじさん…もとい、スーシェのポワロも遂にシリーズ終了
でも「カーテン」まだ見てないです(淋しくて見られない(^^;))
ダートムーアは計画段階でも廻っているときも纏めている時も
「…迷子さんてスゴイ…」って思いました…もしや地元ですか…?(え)
そしてお寄りになっていたダートムーアのパブ、休業日でした…がーん
寄りたかった…
有難うございます☆
後編もまた見てやってくださいね
夏目
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