21.円蔵　再びのイタリアへ　7日目トリノ宿泊の夜　ART HOTEL BOSTON

2014/11/29 - 2014/11/29

パルマ観光を終えて。

残す観光日程は残り１日となってしまった。

よく、運動後の筋肉痛が直ぐに出るのは若い証拠って言いますよね？
わたくし、円蔵はこの旅行記を書いてて・・・
もう一ヶ月も前の事を思い出しながら書いていますが。
今更、寂しくなっております（笑）
訪れたって興奮が冷め、日常生活が戻り。
そして、思い出すようにここに記しておりますが。
書きながら色々と忘れてた部分を思い出して。
筋肉痛では無いけど一ヶ月も後に思い出が押し寄せて来るとは！！！！

おっと、冒頭ではいつも余計な事ばかり書いておりますが。

バスは宿泊地トリノに向かって進んでおります。

私はトリノでどうしても行きたい場所がありました！！！！！
結局は行けなかったけど。。

そんなトリノに向かう夜、これで一つの旅行記を作るうと思います。

エリア トリノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

トリノ

そこにはFIATがありユベントスがある。
円蔵が最初にイタリアを訪れたいと思ったきっかけの一つ。
アルファ・ロメオやフィアットを造った国に行ってみたいと言う動機でした。

日本では最近、トリノ冬季オリンピックで有名になった都市と添乗員さんはおっしゃってましたが。。
わたくしはトリノ＝FIATとユベントスの街だったのです。

18：25
ブルーノが運転するメルセデスはいよいよトリノに入った。
ここで宿泊して明日、いよいよ観光としての最終日を迎えちゃいますが。

最後の最後までワクワク感が消える事が無かったツアー。
嬉しい凄いの連続で、最終日まで過ごす事が出来ました。

バスはポー川を渡る。

はて、なんだろう？
わたくし、車内から見たトリノを見て、瞬時に「肌に合う街」と思ってしまったのです。

この様に外は暗くて殆ど見えないのに、何故か「見つけた！」って位に居心地が良い場所だと直感で思ったのです。

わたくし、先ほどからトリノでは行きたい場所があったと記しましたが。
それは大好きなセリエA（イタリア・サッカーリーグ）のユヴェントスのホーム。
最近、ユヴェントスは専用のグラウンドを作り
「ユヴェントス・スタジアム」と言うのを造りました。
そこで、トリノに行くなら絶対に行こうと思っていたのです。

ただ。。
事前に送られて来た日程表を見ると。
７日目　18：30　トリノ　ホテル到着予定。
その後、夕食はホテルで

８日目　８時出発　トリノ市内自由見学　9：30終了
って予定でした。
さて、時間を何処に持ってこようかな。

そこで、写真を世界発信するアプリで知り合ったトリノ在住の方に聞いてみる事に。

18：30にトリノのアートホテルボストンに着いて、翌日は朝の８時から９時半までの自由時間ですが、ユベントススタジアムに行けますか？と。

すると、トリノの彼は
「アートホテルボストンは家の近くだから良く知ってます、そこで地下鉄やバスを調べてみましたが、１時間半だとユベントススタジアムに行って帰って来るのは難しいです。タクシーで行けば１０分位の見学は出来ると思いますが、直ぐに帰って来なければならないし、料金も決して安いものではありません」
と言う返事でした。

交通機関の時間まで調べて頂けた事に円蔵はとても感激しました♪
しかも、当日はトリノダービー（ユベントスVSトリノ）なので
「残念ながらイタリアのサッカーファンの中には危ない人も居ます」
って事で、明朝訪れる事は断念しました。

その代わりに地元に住まわれている方がお勧めのトリノスポットを教えてくれて。

一つはBostonにすごく近くて面白いGiardini del Fanteと呼ぶ所です。
LINK:　https://www.google.co.jp/maps/place/Giardini+del+Fante
今は歩行者天国となった１０-２０年代に遡る華族的で小さな町です。特に面白 いものは、何百メートルの内にデコ、ネオゴチック、モダンなど 色々な建築ス タイルが見られるということです。参道や小さい広場も綺麗だと思います。 ちょっとデカダンスの感じ（トリノっぽい！）。

この様な場所を教えて頂きました。
ここは面白そう！！

そうそう、ユベントススタジアムは。。。
行けるなら翌朝では無く、このあとホテルに着いて夕食をキャンセルしてタクシーで向かおうかなとも考えていたのですが。
やはり、まだタクシーに乗った事が無い円蔵は、その考えを押し殺し（笑）
もっともっと時間があるトリノ旅行をしようと心に思ったのです。

18：44

本日の宿泊地
アートホテルボストンに到着♪

ホテルの前には他の車が駐車出来ないようにパイロンが並べられてて。
それをブルーノが退かす為にバスは道路の真ん中で停車中（笑）

兎に角、兎に角ビックリする位に
アートホテルボストンの従業員は

「イ・ケ・メ・ン」ばかりです！！
これは驚いた！
顔で採用しているんじゃ無いかって思うくらいにイケメン揃い。

バスを降りる。
ここはレセプション、綺麗なホテルです。

アートホテルボストンのディズプレイは面白い！
事前に添乗員さんが
「このホテルのインテリアはかなりビックリします。落ち着かないかもしれませんけど。。」って案内があったので期待しておりました。

さて、このホテル。

実は一つ困った事があったのです。

各自部屋を割り当てられた後に「その部屋はあっちのエレベーター、この部屋はこっちのエレベーター」
って具合にエレベーターを指示されます。

確か、３箇所あったかな？
それで、わたしも指示されたエレベーターに乗ったのですが。
部屋のフロアに着き、エレベーターの扉が開き、部屋番号の方に向かう。
そこで、最大の難関が！！！

実は教えられたエレベーターが間違っていたのか。。
この建物って複雑に出来てて、同じフロアなのに、廊下に４段位の階段があるのです！！！
別のエレベーターから行けばその階段は問題無かったのですが、教えられた順路ですと、その４段をスーツケースを持って上がらなければならないのです。

私は大丈夫ですが、重いスーツケースを持ち上げるのが困難な方は少し大変かもしれません。

Art Hotel Boston ホテル

そして、こちらが宿泊した部屋♪

かっちょ良いです！！

このホテルに限っては節電の対象になって居なかったので、照明も明るい部屋でした。

Art Hotel Boston ホテル

ビックリしますが、この尖っているのが椅子です♪

勿論、柔らかい素材なので危ないって事はありません。

Art Hotel Boston ホテル

なんと！！！

これは衝撃だったのは
充実したアメニティ♪

ワオ！ってな具合にビックリしたのですが。。。

今回は残念な事にバスタブの無い部屋でした〜〜

シャワーブースONLYだったけど。
それほど、気にはならなかった。

斬新なホテル、綺麗だったし。
階段問題が無ければ、過ごしやすいホテルです♪

夕飯まで少し時間があるので、夜？
いえ、夕方のトリノを散歩

ホテルの角を曲がり、少し歩くとおもちゃ屋さんがあった。

１１月の終わりだったので、やっぱりクリスマスっぽいディスプレイになってる♪

店内にある本も全部クリスマスだぁ。

と、思いながら僅かなお散歩を終えて夕飯の為にホテルに戻る。

実際はもう少し歩きたかったのですが、傘をささなきゃいけない位の雨だったので、あまりホテルから離れたくは無かったのです。

19：25

本日の夕飯はツアーに付いているご飯ですが。

あれ？テーブルの上に水が置いてある。。
え、すっごい良いサーヴィスじゃ無い？

このお食事は、今回のツアーで皆で一緒に食べる最後のご飯でした。

添乗員さんが
「今回の旅行、皆様で食べる最後の食事となりました。。私の声が出ない事で皆様に多大なご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございません。」
そう涙ぐみながら仰ってた。

思わず円蔵も目頭が熱くなる。
そこで、添乗員さんがお詫びとして、各テーブルに赤・白ワインとコンガスとミネラルウォーターを置いて下さっていたのです。
「そんな事しなくて良いのに〜」って沢山の声が上がった！
添乗員さんの声が出ない事に対して、決して誰も不満なんて無かったと思います。
少なくとも円蔵は誰からもそういう声を聴いていないし。。
帰る時にツアーの方に教えて貰ったのですが、添乗員さん通訳さんを雇うために自腹で片手以上の金額を払っていたそうです。

やっぱり色々と最強だったよこのツアー。

一応、皆さんで頂く最後のご飯って事で形だけですが、わたしも乾杯♪

白ワイン。。
これ、アルコールが無かったらわたくし、がぶ飲み出来る美味しさ（笑）

まず運ばれて来たペンネ。

この時にテーブルにご一緒された方から、添乗員さんにワインを注いで上げなよと言われ、お疲れ様。そしてありがとうを言って。

そうそう、明日はトリノの後にミラノで８時間もの自由時間があったのです。

私、その８時間に何処に行こうとか全く決めてませんでした。
同じテーブルの方は何度もミラノを訪れている方ばかりだったので、色々とリサーチして。。

まずはドゥオモの屋根に登ってみれば？と言われ。
うん、そこは登ってみたいと１つ決める。
次いで、「ナヴィリオ運河って所に行ってみたい」
と告げると「あそこはスリに注意して！地下鉄で行けるけど、ポケットの中をまさぐられる！！！」なんて恐ろしい助言を聞いた（笑）
まぁ注意しながら行こうかな。

ここで、ピン！と来た。
そいえば、パドヴァで予約しなくちゃ入れない「スクロヴェーニ礼拝堂」に入れたよな？同じ様に最後の晩餐も見れないかな？と思って。

添乗員さんにそれを告げると、後で調べてみますと言ってくれましたが。
結局は１２月１４日までネットでの予約は一杯だったと言う事で見る事はできませんでした。

まぁね、最初から観る気は無くてふっと思っただけだったから特に残念では無かったのですが。
ツアーの中には、ちゃんと出掛ける前から予約をされている方もいらっしゃって。
やはり、本気で見たいなら出掛ける前の予約は必須ですね♪

メインが出てきた。

まぁ兎に角、イタリア人の陽気さはレストランで解るって位に。
運んで来る時に歌を歌いながら来る！

これが当たり前の様に歌っている♪

日本語で美味しいってなんて言うの？とウェイターが聞いて来る。
何故か皆で「美味しい！！！」って答えて（笑）

「お〜〜いし〜〜〜〜」ってウェイターが言うと皆で盛り上がったりして。
凄い！！！！
ツアーのご飯でここまで居酒屋っぽくなるとは（笑）
参加したグループで楽しむのでは無く、皆で楽しもう感があったな。
円蔵はそういう空気が苦手なのですが、それでも楽しかった♪

デザート、パンナコッタで締め。

美味しかったと思いますが、味の記憶が殆ど無い位に・・
この夕食そのものを楽しめた♪

思い出深いディナーだったなぁ。

この日はランチで一人食事が出来て、ディナーでは皆で食事して。
本当に「食」の一日だった気がする。

ご飯を食べ終え部屋に戻る。

エレベーターでは無く階段を利用してみると、まぁなんともカッコ良い階段だよ！！！

ご飯用のコンデジを部屋に置き、一眼を持って再び外に出てみようと思ったのでした。

トリノの夜。

雨がやまないよ。。
明日はどうなのだろう？

それにしても、なんだろうねこの重み。
トリノ、本気で肌に合うよなぁ

結局、一眼を持って外に出たのは良いけど。。
雨が降ってるし傘を持って出てないので、ホテル前を少し見て部屋に戻ってしまいまいた。

本来ならトリノの友人が教えてくれた「ファンテ庭園」って所に行きたかったんです。
歩いて２０分位だと思うし。

けど、雨が降ってるのでやめちゃったんだよなぁ

こうして。。

トリノの夜は終わっていく。
予定していたユベントススタジアムにも行けてない。
教えて頂いた庭園にも行けてない。

全ては雨がいけないのだ！
と天候のせいにして（笑）

明日はいよいよ、ツアー見学の最終日。
どれだけ、嫌だと言っても最終日。
帰りたく無いと思っても最終日。

そんなトリノ、ミラノを書いて行きます。