2014/12/05 - 2014/12/05
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captainfutureさん
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2014年12月5日(金)
まずはオートリキシャで旧市街の東の入口デリー門へ。
ジュード満載の牛車に魅了され追いかけているうちに、いつの間にか穀物・スパイス市場街(Akbari Mandi)に。
その後、2年前にお金をカンパしてくれた人を訪ねるも、ドバイへ華麗に転職してしまっていて会えずじまい。これでやっと心に引っかかっていたことから解放されると思っていたのに残念。
初めてのモスクや市場を訪ねつつも、前回お世話になった旧市街の人々にも再会出来た嬉しい一日だった。
1パキスタンルピー ≒ 1.2円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回のルート:
2014年12/2 羽田、上海→ /3 インド・デリー→ /4 アムリトサル、パキスタン・ラホール→ /8 ペシャワール→ /13 ラホール→ /15 インド・アムリトサル→ /16 デリー → /17 上海、羽田 -
前回は4トラ・世界攻略者さんの「完全攻略マニュアル」を大いに参考にさせて頂き、旧市街を東西に貫くデリー門からタクサリ門への街歩きを楽しんだ。
今回はグーグル地図の拡大コピーに、旧市街の13ある各門を3分程度で紹介しているビデオ等を参考に書き込みしていった手作り地図を元に街歩き。
ビデオ一覧(真ん中辺り)
http://en.wikipedia.org/wiki/Walled_City_of_Lahore
その中でも今回はまだ現存している6つの門近辺に絞り、今日はデリー門界隈を行ってみることに。 -
それと出発前、宿のスタッフに、
「私は今、夢が叶ってパキスタンを旅しています。」(写真上段)、
「私はパキスタンの歴史、文化、風俗にとても興味を持っています。」(下段)
をウルドゥー語に訳してもらったものを手に、9時過ぎに宿を出発。
宿泊者もスタッフも宵っ張りの朝寝坊で、まだ鍵が閉まっていたので開けてもらう。(その後も毎日。宿泊者2人とも沈没型、昼も夜もネット浸けのよう。せっかくのパキスタンなのにもったいない。) -
リーガル・チョークからバイクリキシャ150R(\180)、10分少しで旧市街東の入口デリー門へ。
その後何回か毎朝この彼に乗せてもらう。(後で知るが、本当は100Rちょっとでも行くようだ。)
写真はリーガル・チョークにて。 -
9:40、デリー門前到着。
この辺りは鶏屋が何軒か並んでいる。 -
鶏を乗せたロバ車がやって来た。
-
奥には180R(\216)の値札が下がっている。鶏一羽の値段だろうか。
-
ちょうど食べ物の屋台が移動中。停まってもらい1つ注文。
後ろには朝日に映えるデリー門。 -
コロッケのような揚げ物に大根や玉ねぎのスライスとタレを掛けたもの。30R(\36)。
前回ゴールデン・テンプル(ラホールの方)前で食べ損ねたものだ。 -
近くにタンク車が停まり、水色の運転手がミルク缶に牛乳を注入。
それを白色の男性が黄色バケツに移し替えて、店の奥へ。
大きな冷蔵庫に注いでいく。手前の容器は既に満杯。
この店はヨーグルトやラッシー製造厨房のようだった。 -
モスクのあるロータリー(写真奥)を渡ってデリー門とは反対方向へ。
この辺り(写真左)は馬具屋が集まっている。 -
ここも地階に馬具の工房
-
何かベルトに金属部品を取り付けている最中だった。
-
おお、前回店の主人にジュースをご馳走になった店。
主人も健在、無事写真を手渡すことができた。
一緒に写った息子とは夕方この店で、主人の友人とはモスクで偶然会うことに。 -
次はこのままサーキュラー・ロードを南に進んで、銀行街へ。
前回、どこもカードでキャッシングできす、当時市内で唯一(?)可能と教えてくれたリバティー・チョークのバークレイズ銀行までのバイクリキシャの料金を、私が現金の持ち合わせがほぼ無くなりつつあることを察して、カンパしてくれたスタンダード・チャータード銀行の行員さんに会いに。
100R(\120)だったが、現金を手渡してくれただけに今度ラホールに行った際には返さなければと、ずっと心に引っかかっていた。
写真は噛みタバコ店。 -
ゴザや紐などの店のようだ。
ナンと豆カレーで少し遅い朝食中。 -
こちらは肉や卵、野菜などの煮込みの露店。お馴染みさんがやって来たようだ。
いつも通り(?)の注文を受け、お客がナンと一緒に食べ始めた。 -
おおお、前回ほとんど見ることが無かったデコトラ。
これもパキスタンで見たかったものの一つ。
ナンバープレートにはイランと国境を接するバロチスタン州クエッタとある。
これに目を奪われていると、その後ろから、 -
ジュートのようなものを満載した牛車が。
せっかく道路を横断したが、また渡りなおして少し追いかけてみることに。 -
追いかけていると、いつの間にか細い道に入っていた。やっと前に回り込むことができる。結構速い。
-
この辺りは地図で見ると、アクバリ・マンディ(Akbari Mandi)といってデリー門南部にある穀物、スパイス、ハーブ等の店が並ぶ界隈とのこと。
-
牛車は今度は写真左奥に進みたいようだが、狭い道で後方と前方から牛車や馬車に挟まれ立ち往生。その後、主同士でどちらが先に進むか話し合ったようだ。
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せっかく来たのでもう少し奥まで行ってみる。馬力人力とも大活躍。
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狭い道でもどんどん馬車などが通り過ぎて行く。
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ここにもナンと煮込みの店。
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この先に建設中の建物があり、その資材の運搬中。
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こういう問屋ふうの店も軒を連ねる。
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石鹸の問屋。
最初何だろうと思い、少しつまませてもらい口に入れようとしたらダメダメの手振りをされた。 -
店内から表の様子。机の上にはサンプルと店の名刺。
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ゴミ収集車。トラクターで牽引。
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ここでも建築資材を運搬
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上を見上げると、こういう昔風の建物がところどころに。
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もう少し奥へ。ここを曲がってみる。
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さっきまで二人とも笑顔だったのに、カメラ向けると緊張気味。
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唐辛子だろうか。天秤と分銅を使って計量中
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もうそろそろ戻ることに。
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様々なナッツ類や干し果物を揃えた店
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ギッシリと何か食材を積んだオートリキシャ。
燃料のガスボンベも見える。 -
左にはスーフィー・ライスと書かれた長粒種(インディカ米)の米袋。
拡大すると『パキスタン、イラン、タシュカンド、ドバイ、サウジアラビアで好評です。』と書かれているよう。 -
様々な酢漬け(ピクルスと言っていた)を置いた店。
少しつまませてもらった。
段ボールには酢、紫色の洗剤容器の様なものにはケチャップと書かれている。 -
ここでも次々と荷卸し
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様々な干し物のサンプルを積んだ店。
干しイチジクやナツメも見える。 -
牛車も大きなコブに荷台を引っかけて大活躍
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長粒種にも沢山の種類があるよう。
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荷を山と積まれた馬も休憩中
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大きな魚を注文受けて配達中とのこと。
頭の上にクッションを置いている。 -
ロバの果物屋さん
こんなのがウチに来たら楽しいだろうな。
左の少女はおねだりして一つ貰っていたようだ。 -
特大の車輪
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こんな感じで会話しながらのバイクもたくさん通っている。
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サーキュラー・ロードに戻ってきた。
お、右奥にはまださっきのデコトラが。 -
今度こそは近づいてじっくり見てみる。
イスラム教総本山メッカのデザインと共に2012年の文字も。 -
道路を横断して戻ったところ。すっかり道草してしまった。
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この辺りもまだ穀物・スパイスの問屋ふうが軒を並べている。
ライオンの看板。店頭にも同じデザインの袋が。 -
こちらは象。
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ようやく銀行街へ。前回はすっかり日が暮れた後だったが、見覚えあるこのスタンダード・チャータード銀行に到着。
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上がその時のダニッシュさん。下はささやかながらお土産に外国人の日本土産として人気があるという抹茶味のチョコ。この国の人は皆甘党だからいいかなと。
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なんと同じく外資系ネッスルに転職、今はドバイに移り住んでしまったとのこと。
写真右はいろいろと調べてくれたナイーンさん。
ずっと心に引っかかっていたことからやっと今日解放されると思ったのに。
なぜか彼の親戚を知っていて、後日メールをくれるよう手配をしてくれた。
待合室には場所柄『爆弾予告を受けた場合のマニュアル』『偽札の詳細な図解』等がでかでかと張られていて興味深かかったが、行内は撮影禁止。
ナイーンさんにはお礼にこのチョコを渡そうとしたが、これも仕事だからと頑として受け取って貰えなかった -
もう12:30、ビタミン補給にオレンジジュース。ゴリゴリいわせながら絞ってくれる。
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いつの間にかこの先客の兄弟が、私の分まで支払を済ませてくれていた。
あなたはこの国のゲストだからと、ここでもどうしても受け取って貰えなかった。
蓋付きのジョッキにストロー。 -
デリー門へ戻ることに。
この路地を渡ったところに、 -
テントを張った小さなチャイハナが。奥の杖を持ったお爺さんの右隣で少し休憩。
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ミルクたっぷりアツアツのチャイと小さな菓子パン2つで30R(\36)。
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栗ほどの大きさの菱の実の露店。
奥には岩塩でトウモロコシなどを炒る露店も。荷台には薪をくべている穴が見える。 -
20R札(\24)を出したところ、8個も入っていた。淡白な味の実に塩を掛けてくれた。
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ここで男性二人に日本語で話しかけられる。1988年に日本に行き、働いていたとのこと。
左は焼き芋屋。一つ食べてみたくてその後追いかけるが、なぜか走って逃げられてしまった。 -
綿花を積んだロバ車。しばらく追いかけてみる。着いた先では梯子で屋根の上に荷卸しが始まった。
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新聞屋さん
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再度サーキュラー・ロードに戻ったところで、向こうから嬉しそうに黄色のスイーツを乗せたナンを持って渡って来る人が。
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後ろのモスクを指さすので見てみると、入口でそれの喜捨が行われていて人が群がっている。私も行ってみるが、ちょうど終了したところだった。
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門番が手招きしてくれるので、中へ。
右でサンダルを預ける。前回は靴下に靴だっため、履物を脱ぐシーンがかなり多いパキスタンでは、靴下や靴内が汚れてしまうとつい億劫、色々な機会を逃してしまった(モスク用の上履きを買ったが、尚更手間だった。)。その反省で、今回のパキ滞在中は多くの地元の人と同じく裸足にサンダル。 -
ちょうど昼過ぎの礼拝がそろそろ始まる時間。次から次へと人が集まりだす。
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礼拝前の手足のお清め。
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同時にミスワク(木製の歯ブラシ)で口内を清め、口臭を無くす。
予言者モハメッドの教えに、「断食の間や祈りの前に必ずMiswakを使用して息を綺麗にする」があるそう。
http://www.maleave.co.jp/import/miswak/
中国新疆ウイグルでもこれは良く見た。 -
親子で礼拝
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お祖父さんも来ていた。
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そろそろ始まりそうだ。
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どなたかの廟まであった。
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寄付集めが回ってきた。
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私も奮発して50R札2枚(\120)入れる。
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14:20頃、始まった。
自分も同じ姿勢でいながらも、無音設定してそっと撮らせてもらう。 -
並んで同じように正座し頭を下げながらも、そっと頭を上げて撮らせてもらった。
ここで午前中に行った前回の店の主人の友人に会う。私が写真を持って行ったことはもう知っていたようで、その旨の手振りをされた。 -
20分くらいで終了。いっせいに門へ向かう。
階段ではバラの香りを掛けてあげている。 -
集計中。赤色の100R札(\120)も結構集まっているようだ。
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奥の礼拝堂では熱心な信者が残り、ここの住職の説法に聞き入っている。
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階段を上って二階へ。
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ちょうど説法が終わり、皆住職の前に来て、手の甲に敬意を表する接吻をしている。
頭に被っている緑のカゴ状の物は、モスクで貸してもらえるイスラム帽。
私も借りた。 -
右端のマザール君がいろいろと解説してくれる。いつの間にか先程の住職さんを二階へ連れて来てくれていて、皆で一緒に記念撮影。
マザール君によれば、明日18時にペシャワールの僧をここに迎えてスーフィーの会が催されるので、来ないかと。
明日は夕方、民族服を取りに行かないといけないので約束はできないが、行けたら是非、と話す。(参加することができた。) -
そこから見た門の内側。
住職さんには私も敬意を表するため手の甲に接吻をし、マザール君とは握手をしここを離れる。 -
サーキュラー・ロードに戻り、インド門方面へ。
左は先ほどのモスク入口、遠くにはインド門前のロータリーに建つモスクが見える。 -
ここにも岩塩でトウモロコシなどを炒る露店。
横の穴に薪をくべて火を起こしている。 -
午前中には無かった工事現場の資材やミキサー等が置かれてあり、すごく混雑している。
もう少し上手く撮れないかと試行錯誤していると、 -
横でコンクリート・ミキサーを回している男性が携帯片手に近づいて来て、後ろの建設中ビル屋上を指さす。
上から見ていて同じ現場仲間に、ここに来れば良く撮れると伝えてくれと電話があったよう。
屋上から手を振ってくれている。 -
この梯子を上って行くが良いと言ってくれるが、これで屋上まで上って行く自信は流石に無かったので、有難い申し出だが諦めてしまった。
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午前中の店の前を通りかかる。
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今度は息子も居た。ファンタをご馳走に。
しばらくすると主人と先程モスクで会ったその友人もやって来て、前回の三人+息子で再び記念撮影。 -
おお、前回もこの場所で商いをしていた緑の手押し車のお爺さんも健在。
鶏がらスープに、お好みでゆで卵も付けられるよう。 -
早速ゆで卵も付けてもらい、一杯お願いする。
良く味が出ていて香りもとてもいい。お爺さんが塩と胡椒で味を調えてくれる。
ここでもいつの間にか、写真黒Tシャツの男性が会計をしてくれていて、頑としてお金を受け取ってくれない。
感謝して別れる。 -
デリー門前ロータリーに来た。
写真右の道路入口は前回、駅前からLanda Bazar通りを真っ直ぐ歩いて、デリー門前に出て来たところだ。 -
Landa Bazar通り入口に出て来た。
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赤ちゃんを撮らせてとお願いすると、許しが出た。
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16:40のデリー門前ロータリー。だいぶ日も陰ってきた。
午前中に比べてすごく混雑している。 -
右の緑の柵内には先程遠くに見えたロータリー内の塔のある赤いモスク。
この混雑の中、ヤギだけは泰然自若。 -
モスクに入ってみると、外の喧騒とは打って変わって静か。
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敷地内で売られていた先程のミスワク(木製の歯ブラシ)屋
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どんどん混雑の度合いが上がっている。
右では炒ったトウモロコシ屋の露店の移動中。 -
馬車まで。奥にはデリー門。
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ロータリー内のモスクから渡って来て、インド門へ近づく。
パトカーは少し離れて停車し、中からマイクでここを通行する人や車にいろいろ指示を出しているようだ。 -
手振りで許可得たつもりだったが、中から警官が出て来てしまった。
怒られるのかと思ったが、チャイでもどうだいと言ってくれる。これくらいは渋滞ではないとのこと。 -
この辺りもいろいろな露店が出ている。
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菱の実とサツマイモのようだ。
遠くにはデリー門。 -
午前中に食べたコロッケ状のものと同じものだ。
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前回も会った茶葉店の店主も健在。写真を手渡す。
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おお、息子がいたのか。良く手伝っている。今日は金曜なので学校も休みなのかも。
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コーラをご馳走に。
跡取り息子14歳。もうこの店も安泰のようだ。 -
名刺を頂いた。
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隣の生地店にも案内される。
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向かい側で布団屋を営んでいる兄は今日は休みとのこと。代理の人に写真を預かってもらった。
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デリー門へ
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おおお、前回と同じ場所に同じ行商さんがいる。
タバコの葉と思っていたが、ティースブラッシュ(歯ブラシ)と言われてしまった。 -
門内は露店が無くなっている。
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17:30、いよいよ城門内の旧市街へ。
この街を東西に貫くこのブラッス・バザール通りを約3km行った先に、西の端タクサリ門がある(門は現存せず)。
ニュース写真ではインド門近くは道の改修工事がされ道幅が広々としていたが、前回と変わりないように見えた。 -
インド門近くの装身具店
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こちらの人好みのキンキラのデザイン
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名刺を頂いた。
黒装束ばかりでなく、こんなふうにも着飾るんだ。 -
行者のようだ。手には不思議な道具。
周囲は$100要求されるぞと笑って警告してくれたが、何も要求されなかった。 -
前回もあったタバコの葉・道具店
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ヨーグルトのスイーツのようだ。
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一つ注文してみると、店主から受け取ったばかりの一人がこれを上げると、差し出してくれた。
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ヨーグルトに玉ねぎ等の野菜の微塵切りに天かすのようなものを混ぜた、歯ごたえのある不思議な食べ物だった。
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この食料雑貨店も健在
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単色の男性用に比べて、華やかな女性用サルワール・カミーズ。
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この店主はラホール旧市街の保存会メンバーとのことで、この街を楽しんでくれて嬉しいよと言ってくれた。
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どうだい、僕の屋台。
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客の入りが良くないようなので場所移動。
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お客が入った。
緑色の紙幣だから10R(\12)だろうか。金平糖のよう。 -
羊を何匹か連れて売り歩く姿も時々見かける。
左のバイク男性は品定めし売り主と何かやり取りした後、それじゃ要らないと去って行ってしまった。 -
ネックレスを中心とした装身具店。どうしてタンバリンがいくつも下がっているんだろう。
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この門の先にワジール・ハーン・モスク(1634年)が見え始めた。
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この門の下には、装身具なのかサルワール・カミーズに付ける飾りなのかの、型紙店。
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門を抜けると、いきなりモスク前の広い敷地と接していた。
このブラッス・バザール通りとを隔てる、かつてあったたくさんの店が撤去され、この界隈は非常にすっきりした感じになっていた。
2年前は、この通りからは写真の建物のほんの上部しか見えなかった。 -
ワジール・ハーン・モスク
『(地球の歩き方より)1634年、王族専属医であり後にパンジャーブを統治したワジール・ハーンにより建立。
最近までカリグラフィ(イスラム書道の修練場)として機能していた。
モスクを飾る色とりどりのタイルで造られた美しいモザイクは他に類を見ない。』 -
右に見えるナン屋も健在。
-
次々と出来上がっていくナンは手前の水色シートの下で冷めないよう保管。
お客も何枚もまとめて買っていく。
左のお客はパキスタン系アメリカ人で里帰り中とのこと。 -
出来立てのナンを一枚頂いてしまった。柔らかく香ばしくて、美味しい。
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ここにも羊売り。要らんかね、と私にも声を掛けてくれた。
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これを掲げて寄付を募っていた。
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たくさんの店が撤去され、通りからモスクが丸見えになっている。
あちこち新しく街灯も出来ている。 -
ブラッス・バザール通りを西へ真っ直ぐ進む。
この通りの左側にたくさん立ち並んでいた商店もすっかり撤去され、モスクの壁が見えるようになっていた。囲いの向こうは修復中なのかもしれない。 -
モスク脇のスイーツ店へ。
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シナモン味で美味しかった。50R(\60)。
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向かい側の商店街の照明が直接当たるようになり、まるでライトアップされているようでとてもきれいだった。
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浮かび上がって見え、幻想的。
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大き目の通りが交わる界隈。
この辺りも何軒か撤去されたのかすっきりしている。 -
ヨーグルトに果物の輪切りを混ぜたものにお菓子を乗せたスイーツ店
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こんなところに染物店
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何軒か食べ物の露店が並んでいる。撮っていいか聞いてみるとOKとのこと。
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鶏肉を使ったスープ店
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香りに誘われて一つ頼んでみる。
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とろみのある、かきたまスープの様なものに色々な具材が入っていて美味しい。50R(\60)。
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ここからは女性用サルワール・カミーズ等を中心とした女性用品が並ぶカシミール・バザールが続く。
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黒装束の下にはこういう華やかなものも着ていたりするのだろうか。
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もう20:00、デリー門へ引き返すことに。
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祝い事に使う道具屋。不思議な物がたくさん並んでいる。
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美味しそうな菓子パンが並ぶ。
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デリー門近くのタバコの葉・道具展に戻って来た。
右ではちょうど客が香りを確かめ、奥の秤に乗せて貰っている。 -
その横ではバラの花輪屋。
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カメラを向けると面白がって後ろの商店の人を捕まえ、祝い用の帽子や輪っかを被せてポーズを取らせる。
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デリー門が見えてきた。
こうして見ても道幅は広がっていないし、道も元々コンクリート舗装していたし、どこを改修工事したんだろう。 -
デリー門を抜けて、サーキュラー・ロードとの交差点ロータリーへ。
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さっきの茶葉屋の主人の友人とも再会。喜んでくれた。彼もとても元気そうだ。
さっき主人に預けた写真を受け取ったとのこと。
いくつかの露店のオーナーで、今回は自らサトウキビ・ジュースをご馳走してくれることに。機械に差し込んでいるところ。 -
出来上がり。
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独特のサトウキビの青みのあるスッキリした味でとても美味しい。
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何だかこちらが恐縮する程、いろいろ持ち寄ってくれた。
自分の露店のミカンやリンゴ、サトウキビ、隣からは揚げ物のスイーツ、スプライトまで注文してくれた。
もう遅いので感謝して別れる。果物は翌朝、美味しく頂いた。 -
オートリキシャで宿に帰る前に、翌朝にバナナでも買っておこうと露店を探す。前回この通りの先に果物市があったはず。
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サーキュラー・ロード沿いにまず魚市が出現。
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前回撮ったこの人も健在。
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この人も。
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サービス精神旺盛なおじさん。
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今度は彼を撮ってやってくれ!
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こんなことまでやってくれた。
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皆さんに感謝。
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次は八百屋が何件か並ぶ。なんだか幻想的。
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ここも。
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洋ナシが並んで美味しそう。
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やっと発見。小ぶりのバナナ10個程60R(\72)で購入。
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帰りに前を通ると、一つどうぞと差し出してくれた。
ブルーの目。北方地方の人だろうか。 -
オートリキシャで行きと同じ150R(\180)で宿へ。
リーガル・チョークから少し離れたところで降ろされ、少し歩くことに。
奥には映画館が。 -
ドラマチックで肉感的な看板
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人が群がっているので近寄るとクリケットの試合が。
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BBQという看板に魅かれて近づいてみる。
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職住近接、職住一体なんて言葉があるけれど・・・。
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テーブル席にはマッサージ師が呼ばれて施術中。とても気持ち良さそう。
前回やっている様子を見て、これもパキスタンに来たらやることのリストに載せていたのに、うっかり忘れてしまった。 -
宿と同じリーガル・チョーク近くにあるラホールでとても評判なアイスクリーム店「Chaman Ice Cream」。
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翌朝ここで食べてみるが、今日は写真だけ撮らせてもらった。
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ここも男性客ばかり。ムスリムの国の甘味処は日本での居酒屋のような場所なのかもしれない。
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ペット水1.5Lを50R(\60)で購入。すっかり遅くなり10:30に帰宅。
明日は、同じく旧市街マスチ門やカシミリ門近辺を散策。ラホールでも珍しい、臼の回りを牛に回らせ油を作る工房や、モスクでのスーフィー会など訪ねる。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- kayoさん 2014/12/30 23:06:05
- 働き者の動物達
- captainfutureさん、再びお邪魔!
昼間旅行記を拝見してコメントする時間がなくて、そのまま仕事へ。
忘年会後、再び参上。
動物がいっぱい出てくる旅行記、拝見して面白かったです。
牛以外にも馬やロバ、山羊に羊と次はらくだでも出てくるのかと。
みんないい働き手ですよね。
生産性重視の日常の生活からは考えられない所が面白いんですよね。
captainfutureさんの人柄が凄く伝わってきます。律儀ですよね。
転職されてドバイへ行かれた恩人には、
その律儀なお気持ち伝わって欲しいなー。
コラージュも可愛く仕上がっていて、さすが!
一眼に変えられたとか前回のパキスタンの写真より数倍仕上がり良いのでは?
続きも楽しみにしています☆
kayo
- captainfutureさん からの返信 2014/12/31 19:46:57
- RE: 働き者の動物達
- kayoさん、お寒うございます!
まだまだ深く家畜と隣り合わせに暮らしている様子は、どこか温かみを感じる光景でした。
>生産性重視の日常の生活からは考えられない所が面白いんですよね。
ほんとですね。
さすがに旅先でカンパされることになろうとは、自分の準備不足を嘆いてしまいました。
自分の気持ちの整理もあって行ったのですが、う〜ん、残念でした。
コラージュ、便利ですよね。
今後はフルに使わせて頂こうと思っています!
カメラ、まだまだどう使っていいものか持て余している状態ですが、もっと勉強してみます♪
来年もよろしくお願いいたします!
-
- のまどさん 2014/12/30 21:42:17
- 路地と人情
- captainfutureさん、こんにちは。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。
パキスタン再訪されたのですね。行きの旅程変更は大変でしたね。私も先週フライトでは痛い目に遭ったので共感する部分がありました。
人が移動したりお店がなくなったりと2年前から変わったところがあるようですが、パキスタン人の優しさが変わらないところがいいですね。アジアの人情を最近懐かしく思います。
パキスタン訪問者のうち日本人旅行者が7割を占めるというのは驚きでした。確かにイスラム圏は西洋人よりも日本人の方がアプローチしやすいのかもしれません。
captainfutureさんが周囲に違和感なく溶け込む路地歩きは出会いがあったり、未知の食べ物の発見があったりいるもながら楽しく拝見しています。念願のペシャワールルポは特に楽しみにしています。
今回から使われている一眼レフいいですね。写真には立体感と躍動感が出て素敵です。
良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。
- captainfutureさん からの返信 2014/12/31 19:18:12
- RE: 路地と人情
- のまどさん、こんにちは!
こちらこそいつも訪問頂き、ありがとうございます♪
キューバから帰られたばかりだというのに、コメントまで頂き恐縮です。
旅程変更、大変でした〜。のまどさんも同じ思いをされたとは。
そちらはいい意味できっと互いに干渉しない文化なのでしょうか。
訪問者6〜7割が日本人、僕もこれには驚きました。宮崎駿アニメ「風の谷のナウシカ」の舞台が北部地方とされているらしいので、その影響も大きいのかもしれませんね。
今回、ペシャワールにやっと行くことができ、帰国後は憑き物が落ちたようにしばらく放心状態でした。笑
立体感と躍動感、そんなふうに仰って頂き、恐縮です。今は簡単操作機能も付いていて、僕のような不器用な人間にも優しい作りになっているんですね。
のまどさんのプロフィール写真を拝見するたび、僕の初海外のベルギーを思い出し懐かしい思いに駆られます。
アメリカとの国交回復後は激変するといわれているキューバの最後の姿を旅されて来たのまどさんのルポ、楽しみにしております♪
のまどさんも、どうぞ良いお年をお迎えください。
こちらこそ来年もよろしくお願い致します。
-
- つぶ。さん 2014/12/30 02:42:32
- あぁパキスタン!
- これまたパキスタンに行きたくなる写真と文章!
名前を何度か変えているので、分かりにくくてすみません汗
何処に行ってもこの国のゲストだからとお金を受け取って貰えない。
そんな経験が日常茶飯事のパキスタン。
どうか、平穏な日々が早く訪れますようにといつも願っています。
カタールにもパキスタン人はたくさんいるので、ウルドゥーで会話したりしています。
パシュトゥーン族に歓待されたイラク人の知り合いがいて、アフガニスタンとペシャワールは昔ながらの部族生活に触れられる地だと思っています。
いつか行けたらなぁ。と夢の土地ですね。
個人的にケーウラーとムルターンもまたリピートしたいですが。。
こういう生の声はメディアでは知れないので、とても嬉しいです!
- captainfutureさん からの返信 2014/12/31 14:59:16
- RE: あぁパキスタン!
- イラク人のお知り合いまでとは、つぶ。さん、一体どれだけお顔が広いのですか〜〜!(笑)
パキスタンはリピーターが多いということにホントに頷けます。
ウルドゥー語で会話とは素敵です。カタールにもたくさんいるのですね。
>いつか行けたらなぁ。と夢の土地ですね。
本当に。
ケーウラーはまだ行ったことが無いのですが、ムルターンも良かったですよね。
僕もあの街にはもう一度行ってみたいです。
>こういう生の声はメディアでは知れないので、とても嬉しいです!
そんなふうに言って頂けると、作ったかいがありました。
また続きを作りますので、いつも長くて恐縮ですがまたご覧ください♪
つぶ。さんもどうぞ良いお年を♪
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