カナダ・ホワイトホースの旅（１日目）：朝から雨です

2014/09/06 - 2014/09/15

ホワイトホースでの１日目は、朝からあいにくの雨です。
雨は想定外。
予定も想定外。
時差ぼけ解消のため、ホワイトホース市内をブラブラしながら、なんとかやりくりした1日でした。

エリア ホワイトホース(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホワイトホー１泊目の宿"Ramada Whitehorse"
朝食付きのツインルームが12,800円、Expediaから予約しました。
ホワイトホースの相場では、かなり安い方です。

寝るだけの滞在でしたが、そこそこの広さの部屋でした。

チェーン・ホテルなのでタオルやアメニティーはちゃんと置いてありました。
もちろん、部屋も清潔です。

宿泊に付いていた朝ご飯。
プレーンオムレツにグリルされたトマト、アボカド、サワークリームが添えらえています。
お皿を占拠しているのは、かた焼きそばみたいですがポテトです。

あいにくの雨模様。昨日、お願いしておいたのに・・・

仕方なく最初に訪れたのがビジターセンター。
想定外の雨。何か時間を潰す方法はないかリサーチです。

ホワイトホース観光案内所 散歩・街歩き

ビデオの上映やパネル、鉱物のサンプルなどが展示されています。
一通り見ても30分しか時間が経っていません。

そこに救世主が。ここ無料Wi-Fiありです。
ネットで周辺のアトラクションを検索してみました。
でも、インドアで興味を引くモノはなし。

仕方なく、一旦、屋外に出ることにしました。

ホワイトホース観光案内所 散歩・街歩き

ウチの車の側にハスキー犬が・・・ハーネス無しだし。
犬ゾリを引くカナディアン・イヌイット・ハスキーです。

この子、とてもお利口さんでした。

ホワイトホース観光案内所 散歩・街歩き

汽笛を鳴らしながら小型の電車がやってきました。
ウォーターフロント・トロリーです。
ダウンタウンとS.S.クロンダイク号の間の約2.5kmを走る小さな路面電車です。
廃線となっていたホワイト・パス＆ユーコン・ルートの一部を復活させたそうです。

なんだかんだでお昼になったのでBaked Cafe & Bakeryにやってきました。
場所は、ダウンタウンのメインストリート沿い、ユーコン川の近くにあります。

サンドイッチやパイ、スープが主なメニューです。
http://bakedcafe.ca/

ベイクドカフェ ベーカリー カフェ

お昼時で店内は混雑していたので、外のテーブルに席を取りました。
マッシュルーム・パイとサーモン・パイ、スープはミネストローネです。
コーヒーと紅茶を付けて約20ドルなり。

太陽は姿を見せませんが雨は上がったようなのでユーコン川沿いを歩くことにしました。

20世紀初頭にユーコン川で活躍した蒸気船"SSクロンダイク号"です。
ダウンタウンから歩いて15分ほどの距離です。
当時のままに修復された船体が一般公開されています。
内部も見学ができて、昔の水上交通に関する展示があります。
船自体が、カナダの国定史跡として登録されているそうです。

SS クロンダイク号 博物館・美術館・ギャラリー

さらに30分ほど川沿いの遊歩道を歩くとダムが見えてきました。
これは水力発電所のダムです。
遠目でも"Whitehorse Rapids"と呼ばれている理由がわかります。

ダムの横まで来ました。
凄い勢いで水が噴き出しています。

ダムが見たかった訳でなく、このフィッシュラダーが見たかったからここまで歩いてきました。
ユーコン川が発電所のダムによってせき止められたため、サケの通り道として設置されています。
6月中旬〜8月にかけてサケが遡上する光景を見ることができます。
時期遅れのサケが登って来るかもと期待しましたが、サケどころか人っ子一人いやしね〜。

なんと展示室までクローズ。

ダムの上流は水上飛行機の発着所になっています。

何の収穫もなく、ダウンタウンに戻ってきました。
真っ先に向かったのが"ユーコンミート＆ソーセージ"
出発前にネットで見つけたお店です。
手作りのソーセージを焚き火で焼きながらオーロラが出てくるのを待つ。
なんてオツなイベント。

ノオォォォォォォ・・・日曜日は定休日。

このお店が特別ではなく、日曜日が定休日の場合が多いので訪れる際は、曜日に注意してください。

ダウンタウンで時間を潰すのを諦め"マイルズ・キャニオン"まで足を伸ばすことにしました。
ダウンタウンから約10分、アラスカ・ハイウェイを南に走ると道路標識が出ているので、そこを左折します。
駐車場の奥に白い吊り橋があり、それを渡るとトレイルが整備されています。

エメラルド色のユーコン川が眺められる絶景地。
だそうですが、この日はどんよりと低い雲が覆う天気。
残念な結果です。

少し高台に登ると全体を見渡すことができます。
晴れていれば本当にきれいな景色なんだと思います。

水辺で冷えるので、早々に切り上げることに。

再びダウンタウン。
買い出しのためスパーマーケット”Super Store”にやってきました。
５泊分の食料を買い付けます。

ジャガイモです。
デカイ。

段ボール箱に入れられたまま売られています。

5:30pm、お世話になる"Sundog Retreat"に到着。
http://sundogretreat.com/

予約した部屋は"PANORAMA"
１泊210ドル。
立地、環境、設備の面からも納得の価格です。

１棟建てのコテージです。
建物が広い敷地内に点々と建てられているので、とても静かです。
"PANORAMA"の正面には広場があり少しだけ視界が開けています。
玄関先のデッキにはBBQ用のコンロが設置されています。
キッチンには換気扇が付いていないので、焼き物や炒め物はこのコンロで調理します。

裏が駐車場で道に面しています。

キッチンも充実しています。
大型冷蔵庫、電子レンジ、オーブン。
コンロは電気式で４口。
食器や調理器具も完備。

リビングは広くて15畳はあります。
ソファーが２台とテーブルがありますが、それでも余裕の広さです。
テレビもあります。
でも少々くせ者で、取説を読まないと使い方が分かりません。
部屋にはWi-Fi設備がありませんが、"Sunroom"という宿泊者が自由に利用できる建物でWi-Fiを利用できます。
"Sunroom"にはサウナやジャグジーバスもあります。

ベットルームは２部屋。
それぞれの部屋に２台のベットが入っています。
ベットの上にタオルがセットされていました。
バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの３種類
何故かキャンディーが添えられています。
タオルは３泊まで交換がありません。

もう一つのベットルーム。
こちらは２段式のベットになっています。
各部屋にローチェストがあり、着替えが収納できます。
残念なのは洗濯ができません。
ロッジから車で５分くらい走ったガソリンスタンドのコインランドリーが利用できます。
ちなみにダウンタウンにもコインランドリーがあり、ここは大きく台数もたくさんあります。

シャワールームはバスタブ付きです。
冷えた体を温めることができるのでバスタブはありがたいです。
ボディーソープはありますが、シャンプー類はありません。
その他、歯ブラシ等のアメニティーもありませんので持参必須です。

Sundogでの記念すべき１食目はTボーンステーキです。
玄関先のＢＢＱコンロでファイヤーしました。

他にグリルしたジャガイモとマッシュルームにサラダも作りました。

ハーフポンドのＴボーンステーキです。
カットすると、肉汁ブッシュー　旨し！
外国の肉は堅いと言う人もいますが、そこそこ出せば柔らかく、ジューシーな赤身の肉が手に入ります。

添えのソーセージは、残念ながら"ユーコンミート＆ソーセージ"製ではありません。
泣く泣くスーパーで買いました。
でもカスカスのソーセージが多い中、こちらも肉汁ブッシュー

アヒージョ風に仕上げたマッシュルーム。
オイルの中でグツグツ言っています。

ジャガイモはあっさりと蒸し焼きにしてあります。

もりもりのサラダは５種類の野菜を使っています。

夕食後の空模様。
雨は止みましたが、残念ながら８割がた雲に覆われています。

11pm、一向に雲が晴れる様子がありません。
こうなれば粘らず、寝ます。