2014/12/13 - 2014/12/14
47位(同エリア133件中)
icyfireさん
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東京から東武線の特急で2時間、さらに路線バス1時間半、そして山中を徒歩で2時間半。しかも雪降る12月に林道を。
それでも、いや、それだからこそ行くべき温泉宿があるのです。
毎分300リットルの源泉かけ流し。内湯も露天も文句なし。
そして料理とワインのセレクションは都内のレストラン顔負け。
あー、日本人でよかった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
いつもは単独行での登山ですが、今回は会社のメンバー合計7人で。
向かうは奥鬼怒温泉郷の秘湯、手白澤温泉。7室しかない宿は山ガールなどに人気のため、特に新緑や紅葉のシーズンは予約が取れません。
今回は雪見湯の企画で、9月から予約していました。
登山慣れしていないメンバーなので、防寒装備など事前の注意をしっかりして集合。浅草を8時に出る東武線の特急「きぬ」に乗ります。車内で靴の準備をする。 -
10時に鬼怒川温泉駅についたら、そこから日光市営バスで女夫淵まで1時間半のバス旅。山深いところに入っていきます。
この日は典型的な冬型の気圧配置で、関東平野は快晴でしたが山沿いでは雪。バスを降りると別世界でした。 -
今回のメンバーは登山慣れしていない人が多いので、山道ではなくスーパー林道を行きます。約2時間半の道のりですが、車が通ることのできる砂利道の上に雪が積もっている状態なので、歩きやすいです。
最初の30分くらいは緩やかな登りで、体感としては100〜200メートル標高を稼いだものと思います。 -
その後は比較的平坦な道が続き、沢にかかった橋を渡って暫く行くと分岐に出ます。ここで手白澤温泉方面に行くと、再び少し登りになります。それを超えると道は平たんになり、硫黄の香りと沢の音が聞こえてきます。すると、前方に立派なヒュッテが現れます。
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手白澤温泉は、毎分300リットルも湧き出す源泉のかけ流し温泉で、ヒュッテに泊まる人しか温泉に入れません。ヒュッテは7部屋の完全予約制。山ガールなどに人気で、週末は何か月も前から予約で埋まります。
館内は温泉を利用した床暖房が利いていて暖かいです。
チェックインしたら早速温泉に向かいます。 -
男湯、女湯ともに内湯と露天があり、内湯の方が熱いです。いずれも加水していない完全なかけ流しと贅沢。単純硫黄泉で湯の花も多く、それ以外にこれといった特徴はなくても私にとってはよく温まって好きなお湯でした。
写真は内湯からガラス越しに雪景色。 -
かけ流しの温泉が洗い場に出ています。シャワーや蛇口はなし。ダイナミックです。
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露天風呂は、外にあるためかやや温度が低く、景色や森の音を楽しみながら長く入っていられます。
鳥の声は結構聞こえました。動物の足跡は、鹿や狸か狐のものがありましたが、姿は見えず。
まあ、とにかくこの季節は雪見でしょう。雪月花の筆頭。空気の綺麗な山の中で雪見をしながらの露天風呂とは贅沢なものです。 -
これらの写真は、翌日の早朝に撮ったものです。一晩中雪が降っていたので、朝の方が雪が深くてきれいでした。
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湯の注がれるところにもつららができています。お湯の外は氷点下5度くらいの世界。晴れていたら青い空とのコントラストがきれいだったと思いますが、雪の深々と降る中でのお湯もよいものです。
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根名草山と思われる大きな山も見えます。違う季節であれば、これらの山や尾瀬方面に向けて歩きたいものです。
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お待ちかねの夕食は6時半から。綺麗な食堂で。レストラン顔負けのクオリティです。
地元の食材は野菜も魚も食材そのものの味が濃く、たいへん美味しいです。また、ワインリストも充実。自然派ワインが多く、1年に80本程度ワインを飲む私も納得のリスト。値段に比べてバリューの高いワインが選ばれていました。 -
食堂には薪ストーブがあり、暖かいし雰囲気もあります。
水やコーヒーはセルフサービスで自由に飲むことができます。 -
前菜から豪華。野菜の味がしっかりしていたのが印象的です。
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感動したのはこのイワナ。宿の外のいけすにいたのですが、調理前に雪の上に取りだされていました。養殖ものらしいですが、ウナギでも養殖業者の腕がいいと天然以上に美味しいものがあったりしますが、このイワナも肉厚で濃厚な味わい。骨はもちろん、頭から尻尾まで全部食べました。まあ、そんなのは私だけですが。
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ワインはブルゴーニュのシャルドネを頼みましたが、この後、シャンパンにジョゼ・ミシェルがあるのに気付いてそちらを頼みました。
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ジョゼ・ミシェルはクリーミーで上品かつコクのあるシャンパーニュで、私の一番のお気に入りです。value for moneyでこれに勝るシャンパンはありません。
ワインのリストがよく考えられているのはポイント高いです。その辺の都内の高級ホテルやレストランよりレベル高いでしょう。ワインリストも料理も。 -
メインは和牛。この後お蕎麦が出て、アイスクリームのデザートです。
たいへん満足でした。全体的にヘルシーな感じでした。 -
夕食後はもう一度お風呂。この後、疲れからかすぐに寝てしまったメンバーもいましたが、起きている人たちはトランプなどで盛り上がりました。
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翌朝は6時半ごろに起きて早速入浴。
寒い雪の朝に露天風呂という天国。帰るのが嫌になる。 -
7時半からの朝食も豪華です。私は、普段は朝食を取らないのですが、これだけ美味しそうだと話は別。ご飯もしっかりおかわりしました。
味噌汁も漬物もですが、何といってもイワナの甘露煮。美味。 -
これは宿で買われている岳という名の犬です。宿泊客のアイドルのようです。私は猫派ですが、今回のメンバーの中に急進的な犬派がいて、岳と遊んでいました。露天風呂にもやってきました。可愛いです。
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手白澤温泉、ハッキリ言って、ホスピタリティ、山中の完全かけ流し源泉温泉、食事とワイン、どの要素を取っても都心の海外ブランドホテルなど足元にも及ばない素晴らしい宿です。
因みに、缶ビールや缶ジュースが館内で売られていますが、消費増税後の値段より安いくらいです。ここまで運ぶだけで高くてもいいのに。
素晴らしい温泉宿なので、今度は地域の山を縦走してその最後に寄りたいです。 -
去るのが惜しいですが、9時45分ごろにチェックアウト。雪は深さを増していましたが、深雪は滑らないので凍結した道を行くより逆に安全です。
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雪景色は水墨画のようでした。
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登山経験のないメンバーが多かったですが、雪の中無事に帰ってこられてよかったです。
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12時45分発のバスまで時間はありますが、途中の加仁湯や八丁の湯に泊まったお客さんが送迎バスでどんどん来るので、早めにバス停に着いていた方が席取り競争に有利です。
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手白澤温泉のお弁当をこの日の昼食に購入しました。大きなおにぎり2つ。海苔は別についていて自分で巻きます。梅干しや佃煮もついています。と言うか、おにぎりが大きすぎて、中に具を入れてもなかなか辿り着かないでしょう。このおにぎりも大変美味しかったです。
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バスで1時間半、東武の鬼怒川温泉駅に戻ってきました。気温はこちらの方が高いはずですが、何故か町の中だと寒く感じます。お土産を買ったりして時間を潰し、午後3時45分発の特急「きぬ」で帰ります。
帰り際に栃木の県民食の1つ、レモン牛乳を発見したので購入。果汁ゼロパーセントで微妙でしたが、完食しました。 -
お土産の鬼怒川温泉ビール。ブリティッシュペールエールっぽい。適度な苦味がいい感じ。
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もう一本。これはインディアンペールエール。かなり美味しい。ヤッホーブルーイングのインドの青鬼に近い味。
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手白澤温泉、最寄りのバス停から2時間半歩かないと行けない山中の秘湯ですが、そのロケーションからは考えられない設備と食事、ホスピタリティ。素晴らしい。まさに日本の宝。
本当はあまり教えたくないですが、旅行記にしました。また行くでしょう。
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