深遠なフィヨルドに息をのむ北欧３カ国の旅

2014/11/02 - 2014/11/11

秋も深まった頃、北欧３カ国に出かけました。青色ＬＥＤで日本人の三氏が受賞するスウェーデン。そしてノルウエーのフィヨルドを・・・ちょうど１０月末に想定外の大雨でフロム山岳鉄道やベルゲン鉄道が不通になっているという報を受けたのは残念でした。そしてオスロからデンマークのコペンハーゲンまでは客船で移動。コペンハーゲンではスリに遭うと言うハプニングがありましたが、そんなに寒くもなく、三か国を廻れました。

エリア フロム(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船
• 航空会社: カタール航空
• 利用旅行会社: 阪急交通社

関西空港からカタール航空利用でドーハで乗り継ぎして、ストックホルムへ。

スウェーデン王宮の衛視。

スウ―デンの王宮。わりと質素。

可愛いレストラン

ノーベル会館

ストックホルム・オスロ間は、国際列車で行く。ストックホルム中央駅。

列車がほぼ定刻通りホームに入って来る。ヨーロッパの鉄道はホームと列車の乗降口の段差が大きいので大きなスーツケースは大変。

ムンクの叫びの絵のモニュメント。ムンクはこの場所で有名な「叫び」を書いた。

叫びを書いた場所。背景はだいぶ立てこんできているが、山の稜線は同じ。

散歩中のノルウエーの若いママ。こころから生活を楽しんでいるようだ。

後日乗船予定の大型客船ＤＦＳシーウエイズが停泊していた。

エーケベルグ彫刻の森

オスロ郊外のエーケベルグ彫刻の森。マリリン・モンロー像などがある。公園は紅葉に埋もれていた。

商業高校の学生が帰宅の電車を待つ。ノルウエーでは普通高校より商業高校の方がエリートらしい。

グスタフ・ヴィゲーランの彫刻を展示しているフログネル公園。人間は気品、教養、富貴などに関係なく平等の存在という主張から、彼が刻む彫刻はすべて裸身。

生から死までの人生を表している。

有名な「おこりんぼ」の像。

秋色に包まれる公園。

国立美術館にあるムンクの叫び。

オスロの宿泊はトーンホテル・オスロエアーポート。オスロの郊外で周りに何もない。

オスロ市庁舎。ここでノーベル平和賞の授与式がある。今年はパキスタンの少女マララさんとインドの人道運動家（名前を思い出せない、失礼です。）の二人。

グレーデン湖近くのレストランで。チキンとジャガイモ。

レストランのトイレには、日本語で男と書き足されている。日本人が多いのだろう。

ハダンフィヨルドの前に立つブラカネスホテル。ここで２泊した。フィヨルドの湖面に映る月光は美しい。

ブラカネスホテルのウエイター。日本通で空手、合気道を学び、徳川家康や豊臣秀吉を知っていた。

北欧特有の木造のスターブ式教会。

この滝の水を一杯飲めば１０歳若返ると言う。４杯も５杯も飲んでお腹を通した人は誰？

北欧のキャラクターの小人の妖精「トロール｝夜行性で日の光にあたると石になってしまう。気に入った人には富と幸運をもたらすが、気に入らない人間には不運と破壊をもたらすという厄介な妖精。

１１月ともなるとフィヨルド辺りの１０００メートルを超えるところに行くと雪景色。

世界最長、最深の世界遺産「ソグネフィヨルド」。吸い込まれそうな水面が崇高だ。

今年はもう最後かも。フィヨルドクルーズ。

クルーズ船は観光客だけでなく、地元の人ものせて運航する。フィヨルドに点在する集落に立ち寄る。

フロム鉄道の起点、フロム駅。

フロム鉄道。当時は自然災害でストップしていた。

ソグネ・フィヨルドを覗き下ろす展望台。

足元の断崖を覗きこめる。

ソグネフィヨルド。

オスロ港からコペンハーゲン港までＤＦＤシーウエイズの大型客船で移動。

船の模型。

キャビンは２段ベッドが両側に。今回は２名が下側で休みます。トイレ、シャワー、ＴＶあり。

夕方オスロを発ち、翌朝コペンハーゲンに到着。

中にディスコやレストラン、プールも。

コペンハーゲン港到着ですぐに、マーメイド像。観光客が群がっている。小さい像だ。世界がっくりポイントの一つ。

足のあるマーメイドはひとり海を見つめる。何を思っているのか。

デンマーク王室、アマリエンボー宮殿。

宮殿で結婚式。宮殿の奥にはフレデリスク教会があるので、その流れか。

ラウンドタワー（円塔）から見るコペンハーゲンの街並み。北欧らしいカラフルな屋根がきれい。

紅葉が美しい。

ラウンドタワーはもともと１６４２年クリスチャン４世が建てたヨーロッパ最古の天体観測所。

コペンハーゲンの移動は自転車が便利。

中世ヨーロッパ様式と北イタリアのルネサンス様式を取り入れたコペンハーゲン市庁舎。１９０５年完成の６代目らしい。向かいにチボリ公園があるが冬季は休園中。

コペンハーゲン中央駅。ヨーロッパの鉄道駅舎らしい重厚感。

市内の道にはこの自転車マークの道路が敷き詰められている。ここは自転車優先道路。ここを歩いたり、立ち止まったりしたら罰金とか。

コペンハーゲンのショッピングストリート「ストロイエ」。入口近くに雑貨店のタイガーがある。じつはここでスリに遭った。メガネ売り場で物色していた時に盗まれたと思う。さては「トロール」に嫌われたか。フィンランド、スウェーデン、ノルウエーでは見ることがなかったホームレスがあちこちに。不法移民も多いらしい。

北欧のシンボル的存在「ニューハウン」。運河沿いに発展した店屋が軒を連ねる。カラフルな色彩は、太陽の少ない気候への挑戦か。

ニューハウンのそってカフェテリアやレストランが・・・１１月の屋外はかなり寒い。

ストロイエのカフェで一服。

突如サイレンが鳴り、ストロイエ（ふつうは歩行者天国）のなかに救急車が突入。心臓発作で倒れた中年男性に人工呼吸する女性救命士。助かったんだろうか。

投宿のスカンディックホテル・コペンハーゲン。市役所広場に近く観光に便利。デザイナーホテルらしく、デザインティックなインテリア。

帰路のカタール航空。イスラム圏の飛行機らしく、メッカの位置を知らせる画面がある。インシュラ・アッラー。