ソウル明洞二泊三日・2014

2014/11/21 - 2014/11/23

ソウルは居住地の空港から直行便で行ける海外ということもあって、個人的には近い外国です。一時期の韓流ブームも一段落したような雰囲気の日本ですが、リーズナブルなツアーパックを見つけたので４年ぶりに行ってくる事にしました。本場の韓国料理を味わい、再建された南大門を見学して、明洞の繁華街を歩きながらショッピングを楽しみました。
私が事前情報で耳にしたムードとは違って、ソウル市内の民間レベルでは日本人に対して好意的で、どちらかと言えば中国人に対しての嫌悪感を現しているといった感じです。　同じアジア文化圏に居ながら、まだまだ根強い固有民俗意識には若干の寂しさも感じるのですが、少なくともソウルには日本が好きな若者が多いんだなぁと思った二泊三日間でした。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

青森空港のコリアンエアライン・チェックインカウンター。
青森空港は国際空港なのです。

遠くに見えるのは八甲田連邦。
快晴日の午後に出発。

コリアンエアラインのアテンダントは、噂通りの美人揃い。

行きの機内食は、参鶏湯風のランチで食べやすかった。

ソウルの仁川空港に到着。　
フライト時間は１時間４０分。

仁川空港は広大で綺麗な施設。日本からアメリカ方面へ渡航する、ハブ空港としての利用も多い。

自由行動のパックツアーなので、明洞のホテルまでは専用バスを利用する。

現地添乗員は、お茶目な 李(り)さん。 日本語は堪能です。

漢江を渡ってソウル市へ入る。都市の夜景が美しい。

仁川空港からの幹線道路は大渋滞。３時間もかけて夕食会場に到着です。
疲れた…。

初日の夕食はツアー内容。　韓国焼肉レストランに入ります。

パックツアーにセットの夕食は、骨付きカルビ定食1.5人前。本場韓国の食事では付け合わせの韓国惣菜が多種にわたって食べ放題なのが嬉しい。これが日本だったら別料金でしょう。

骨付きカルビをハサミでチョキチョキ。　
賄いさんがやってくれるのが楽しいねぇ。。

オプションでビールとチジミを注文しました。
無料のキムチもナムルも、マッシッソヨ〜♪

二人で三人前の骨付きカルビは美味かった〜♪
韓国ビールって、コチュジャン料理に合うような気がするよ。

夕食の後にホテルへ向かいます。夜の９時頃になって渋滞も少し緩和されてきたようだねぇ。

明洞に着いたけど、すぐにホテルに入れると思うのは、韓国パック旅行では甘いのだ！　何たって買い物させようとするからねぇ…。　

予定時刻を大幅に過ぎているにも関わらず、ロッテ免税店へ強制連行。
閉店までの40分でも買い物しろってさ…。

ロッテホテルの前のイルミネーションは派手派手！　でも、そんな場所にまで車が突っ込んで来て通り抜けようとします。
やっぱりラスベガスじゃないんだね…＃”

ロッテホテルとロッテ免税店ビルの間には、スターアベニューという通りがある。

イルミネーションが輝く通路に、イケメン俳優(?)のパネル写真が勢揃い。
私にゃ、誰が誰だか分かりませんが…。

仕様がないから免税フロアに来ましたよ。桃レンジャーは日本との価格差を調査中。私は40分間の暇つぶし…。

これが話題の『カタツムリクリーム』だ！
お肌ヌルヌルか？　いや、モチモチらしい…。

カタツムリパックも凄いぞ！両目で見たっていいんだろ？
でんでんむしむし・・・・・・。　歩みがゆっくりになりそうだ。

閉店時刻で免税店から脱出ですが、明洞の夜は眠らない…。

今回の滞在ホテルはロッテホテルの裏通りにありました。
ベストウェスタン・ニューソウルというホテルなのです。

これまでにロッテホテルは３回利用。このホテルは初めてです。
こちらはかなりリーズナブル。

ネットのクチコミでは、窓無しの狭い部屋だったという悪評もあったけど、私たちが入ったツィンルームは高層階の広い面積で、とても快適でしたよ。
何処のホテルでも、部屋のグレードはいろいろあるからね。

バスルームもワイドで使いやすい１ルームです。冷蔵庫は小型だったけど、ミネラルウォーターのサービスやアメニティグッズも十分に揃っていました。

せっかくだから、夜の明洞に繰り出すぞ〜！

ありゃ？　ねぶた祭りみたいな事をやってるぞ！

明洞にある水路で、灯籠を飾ったお祭りが行われていましたよ。

ここは清渓川という水路のようです。
道路はこの水路の両側の上に、平行して通っているのです。

歴史絵巻みたいなストーリーがあるのでしょうか？　歴史に疎い私にはよく分かりませんが、人形灯籠は綺麗でした。

上の道路上から眺めた水路の様子です。観光客で混雑状態。

こちらは韓国人形の展示ブース。民俗工芸品を見るのは、どこの地域でも面白いものです。

夜の明洞ぶら散歩。ソウルは華やかな都市なのです。

名物の韓国フード屋台。こういうのを食べ歩いているとキリがない。

ホットックでしょうか？　それともホットク？　ま、ほっといて…。
熱くて甘くいスイーツと思った方がいいでしょう。

中身はあんこではなくて、シナモン風味の甘いシロップでした。
これは、桃レンジャーの大好物なのだ。

朝鮮人参の専門店。見てるだけで元気が出そうだ。

街は華やかなイルミネーションで、深夜まで賑やかです。

これはまた煌びやかなトンネルだねぇ。

南大門が復建されました。　私たちは2008年の訪韓で本物を見ていますから、その本物が焼失した事件はとても残念に思います。そして2010年には修復建築中の南大門も見ているのです。これはレプリカなんですねぇ…。

これも韓国名物でしょう。　ビニル張りのフード屋台。

何とも表現の難しい、海鮮フード素材が並んでますなぁ。

私的には、こういう所で一杯やるのもいいと思うのですが、相棒の桃レンジャーが敬遠サインを出すもんで…。

夜のストリートでは客引きも多いけれど、桃レンジャーが平和なのは、後ろのボディガードのお陰でしょう。

二日目の朝です。ベストウェスタンホテル内のレストラン『松竹』で、朝食にお粥をチョイス。

朝粥は上品で優しい味でした。

韓国のハングル文字は解読不能だが、漢字を見ても意味不明…。

二日目の明洞のメインストリートは、小雨に煙るお天気でした。

巨大な文庫本が積まれているかのようなビルが面白い。

ソウル市内は交通混雑が酷い。駐停車にルールは無用か？

ソウルポリスのパトカーも、歩道に乗り上げて停車中。一般車が見習うのは当然だ。

モーターバイクも歩道を走る。

明洞の繁華街の午前中は、物品仕入れに忙しい。

狭い通りを無理やり通る車が、日常の当たり前。

看板が道路の中央に置いてあっても、お構いなしの自動車通行。

トラックならば我が物顔で通り抜ける。

小雨のせいもあってか、朝の明洞は人影もまばら…。

ソウルはコスメ天国でもある。

お洒落なビルの雰囲気なんかは、日本の都市部と遜色ない。

お肌パックは、全身の各部分毎に設定がある。

しかし、この貼り付け見本には笑ってしまう。

とにかくストリートでは、一泡ふかせて頑張っている。

韓流イケメンに負けずに、日本のオヤジも頑張る！　
どうせイケメンだって今のうち、いずれはこうなる運命だ。

韓国海苔は天下を取るほどに美味しいのか…。

韓国土産の天国だ！

生ジュースが生々し過ぎる…。

ブランド風バッグも生々しい…。

まさか？　堂々と作ってる場面まで宣伝か？？？　

こういうのは在り得んだろう？

いっその事、ごちゃ混ぜで売ってくれたら分からない。

煌びやかなファッションストリート。

交通整理のお巡りさんなら、売り物については管轄外だ。

道路の真ん中にある立て看板。それでも通り抜ける車が凄い。

モーターバイクも、かなり危険な歩道通行。

人混みの中を車が無理やり通っても、事故は起きないのが韓国流。

何処へ行っても、韓国フード屋台は気になるアイティム。

こうなったら、おでんを食べよう。

チジミもソーセージも美味そうだ。

おでんは一串1000ウォンで、串から離して丼ぶりでいただく。
出汁の効いたスープが美味い！

地下道でメガネが安いから、一応作ってもらった。

ロッテのデパ地下でも、お買いもの。

回転寿司はワールドフード。

フグ＆牡蠣のお粥に、フェ冷麺が美味かった。

何処かで見たようなお菓子類だが、標記文字はハングルだ。

スルメも乾燥タラも安いど〜！”

アワビの煮付けにカンジャンケジャン。

ソウル市内では、要所要所でデモが行われていた。ちょっと怖い雰囲気だが、観光船沈没事故に対する責任問題で、大統領批判を訴えているらしい。まったく日本とは無関係だったのでホッとした。

こちらはデモを監視する機動隊らしいが、何故か隊員は笑顔のイケメン(?)が多い。
中には露店で立ち食いしてる隊員もいたりして、何が何だか分からない。

街角アートモニュメントだが、巻き貝の造形らしい。何故なのか？は、不明である。

世宗大路の壮大な景観。

李将軍像が光化門前に立つ。

ハングル文字の生みの親とされる世宗王像の背後に、壮大な規模の光化門が築かれており、さらに北漢山へと続く大宮殿が景福宮。
古代王朝時代の栄華を感じる。

北漢山の麓にある景福宮。

日中の清渓川も優雅なたたずまい。すっかり観光地になっている。

明洞の繁華街からソウルタワーが見えている。曇り空なのか？公害スモッグなのか？どうも判断がつかない天気である。

露店屋台は韓国名物。雨に濡れようが関係ないみたいだ。

民俗工芸的なお土産も、安価で販売されている。

綿菓子が光ってどうすんの？

B級フードが満載だ。

上のタコは食えんだろう。

乾物販売は小雨決行らしい。

TVでお馴染みの！って言ったって、私にゃ分からん。

甘くて辛いはトッポッキ。

トン足もコチュジャンを付けて食べると美味しいぞ。

キムチは種類が豊富で迷ってしまう。

明洞オモ二チブの店にやってきた。ちょっと早いが夕食にしよう。

狙いは海鮮鍋なのだが、その食材を生で見るのはショックも大きい。

オモニがハサミでチョキチョキと…。

海鮮キムチ鍋の調理を眺めながらマッコリをいただく。

これが食べたくてやって来たんだ。

何故かハマっちゃう味なんだよね〜♪

串刺しの、揚げポテトが流行らしい。

歩き疲れたので、30cmのソフトクリームで、ちょい休憩。

５年前には1000ウォンだったソフトクリームも、値上がりで2000ウォンになっていたが、30cmの長さは変わってない。

ぱくりキャラなら、ハリウッドでも、タイムズスクェアでも出没しているから、アジアだけの問題ではない。

この混雑地帯を、いったいどうやって歩けばいいと言うんだろう？

通行人を、かき分けて進む高級車。

車が通った後から、再び群がる通行人。

路上も店舗の商売人。

足が疲れた？？？

韓国名物のお楽しみは、汗蒸幕。

アカスリと蒸し風呂サウナと美容パックとマッサージを、セットコースで満喫します。

男女両方の入店ができるという事で、明洞天地然を選んだ。

受け付け後には、当然ながら男女別の施行になる。

まずは各種薬膳の温泉大浴場でゆったり。

韓国伝統の石室蒸し風呂で、約10分間の汗出しサウナ。
そしてその後は、韓国アカスリでゴシゴシと…。

私は、基本コースで約60分。　桃レンジャーは、念入りマッサージを入れて約90分の、サッパリ・スッキリ垢剥けタイムでありました。

汗蒸幕店の送迎で、次なるミッションに向かいます。
タクシー代を儲けちゃったよ〜♪

やって来た所は、忠正路（チュンジョンロ）にあるＮＡＮＴＡ劇場。

ナイトタイムは、エンターティメントショーを楽しみます。

NANTAのショーは今回のツアーに付いていたオプションで、料金はツアー代金に含まれている。

開演前にスィーツブレイク。
ハワイや台湾でもないのだが、思わずマンゴーパフェが美味しかった！

シアターの設備は一流だった。

ＮＡＮＴＡはリズムパーカッション＆ダンスで、ジョーク満載のミュージカル。
オフブロードウェイ並の、高いレベルを感じさせてくれる。

ショーの内容は撮影できないが、とにかく大笑いで、抱腹絶倒のエキサイティングステージだった。
私はこの数年間で、こんなに笑った事がない。

今回見たチームはホワイトグループ。
『オペラ座の怪人』までには至らないが、『ブルーマンショー』のレベルには並んで評価できるだろう。
いやはやとにかく韓国も、エンターティメントのレベルは高まっている。

ホテルへの帰りは、地下鉄メトロを利用する。
ＮＡＮＴＡ劇場のすぐ近くに、忠正路駅があった。

地下鉄のチケット券売機は、簡単に使える。
切符は日本と同様に、行き先の距離別料金になっている。

チケットはカード式。
無人の改札口も日本同様で、ニューヨークやロサンゼルスよりもハイテク設備だ。

ホームのセキュリティは、日本よりも高度化している。
全面ガラス張りの遮へい壁が、電車が停車するまで開かない。

電車内も日本同様で、アメリカよりは安全な雰囲気。
スマホや携帯メールに興じる様には、民俗の違いを感じない。

二日目にホテルへ帰ってきたのは、12時過ぎのシンデレラ…。

三日目の集合は、早朝５時半の厳しいスケジュール。

フロントの兄ちゃんだって眠そうだ。

フライトタイムは10時以降なのに、朝からお土産店に連行されるらしい。

私は買い物はキャンセルで、バスの中で寝ていたが、仁川空港に着いた時には夜が明けていた。

帰りの搭乗手続きは各自で行う。

空港内での朝食は、ラスト韓国飯。
水冷麺もスンドゥブチゲも、付け合わせ惣菜と共に美味かった！

チマチョゴリの娘さんがお見送り。

仁川空港発10：30。　三日目は帰るだけの日程だ。

二泊三日のソウル旅行は、たっぷり遊んだ二日目がメインの、エキサイティングな日程でした。帰着する?森空港は快晴だったよ〜♪

ご覧いただき、ありがとうございました。