2014/11/01 - 2014/11/03
577位(同エリア1735件中)
mickさん
今回の旅の最終目的地は、台湾旅行の定番、九份です。雨の多い場所だとは聞いていましたが、この日も朝から降り続いた雨は結局止むことはなく、やっぱり雨の中での観光になりました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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瑞芳駅から九份方面へのバスが出ているのですが、バス停が駅前から離れた所にあり、かなり探しました。平日と休日ではバス停の場所が変わるようですが、休日の場合は駅前の通りを左側へかなり進んだところにあります。バスは超満員かと思いきや意外と空いていて、座ることができました。到着した九份のバス停付近は多くの車で混雑し、いかにも人気の観光地といった感じです。
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まずは宿にチェックインです。九份のメインストリート基山街を、溢れかえる観光客をかき分けて歩きます。細い道の両側にひしめき合う建物の中の1軒、「九重町」(ジョウツァンティン)が今夜の宿です。
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この宿は、クチコミなどによると安い部屋と高い部屋とでは値段以上に大きな格差があるようだったので、思い切って最上階の高めの部屋を予約していました。エレベーターが無いので階段を昇るのが大変ですが、部屋のドアを開けてみると、まるで高級リゾートホテルのような綺麗な部屋です。
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そして、部屋には広いベランダも付いています。雨で視界は悪いですが、思っていたよりもしっかり大きく海が見え、山の中でありながら「オーシャンビュー」と言っても過言ではないような景色が広がります。
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しばらく部屋でくつろいだ後、再び外へ出てみます。道沿いの商店では土産物や食べ物など、珍しい物もいろいろ売っていて、眺めながら歩くだけでも楽しめます。雨は降っていますが小雨程度で、建物の庇も隙間なく並んでいるので、傘を差さなくても大丈夫です。
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煌々と明かりが灯り、赤い提灯に彩られた商店街の様子と、建物の隙間から覗く、日没前の瑠璃色の空との対比が印象的です。
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九份名物の「芋圓」(ユイユェン)を、前の写真にも写っている「頼阿婆芋圓」という店で食べてみました。売場の隣の他に、少し先に進んだところにも専用のイートインスペースがあり、看板が出ています。味は日本のお汁粉と似ていますが、弾力があってモチモチした独特の食感が楽しめます。
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基山街をさらに進んでいくと、やがて視界が開け、海が見えます。九份の町並みに灯る明かりに加え、遠くの海岸線沿いに連なる明かりも美しく輝いて見えます。
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少し後戻りして、最も九份らしい風景が見れそうな豎崎路の階段へ行ってみようとしましたが、今までにも増して、とんでもない混雑ぶりで、前に進むことさえできません。まあ、せっかく九份で一泊するわけですし、日帰りの観光客が帰ったころにまた来ればいいや、と思い、ここは一旦退却して、宿に戻ることにしました。
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部屋のベランダからも、美しい夜景を望むことができます。ここでは人込みに煩わされることもなく、景色を独り占めできます。雨さえ降っていなければ、もっと幸せな気持ちになれたのかもしれませんが・・・。
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1泊2食付の宿泊プランなので、階下のレストランに夕食を食べに行きます。このレストランを含め、建物の内装やインテリアは、レトロな雰囲気を意識したものになっています。
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夕食は、チェックイン時に2種類から選びますが、クチコミで圧倒的に評判の良かったこちらの竹筒飯にしました。味は日本の炊き込みご飯とも似ていますが、干し海老などの風味もほど良く効いていて、評判通りおいしかったです。量はそれほど多くはなく、沢山食べたい人にとってはやや不満かもしれませんが、外で少々食べ歩きを楽しんでからでもちゃんと食べられるので、ある意味良心的と言えるのかもしれません。
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デザートも何種類かの中から選べます。やや季節外れではありますが、せっかくの初台湾旅行なので、台湾らしいマンゴーシャーベットを選んでみました。しっかりマンゴーの味はしていますが、甘過ぎるということもなく、食後のデザートとしては丁度良い感じです。
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食事を終え、観光客が減ったころを見計らって、また外に出てみました。もう夜8時前なので、閉店している店も多く、提灯の明かりが一層際立って見えます。
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先程は断念した、豎崎路の階段に来てみると、この時間でもまだ多くの観光客が残っていますが、先程よりは全然マシです。提灯の明かりが、狭い路地を暖かい色に染めています。
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階段を降り、おそらく九份で最も有名な建物、「阿妹茶酒館」の前まで来ました。期待を裏切らない、圧倒的なきらびやかさです。
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阿妹茶酒館の向かいのレストランの玄関前から撮った写真です。本当は、そのレストランに入ってお茶でも飲みながら夜景を眺めるつもりだったんですが、入ってみると、ちょうど閉店時間を過ぎたところだ、と申し訳なさそうに言われてしまい、この計画は失敗に終わりました。
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豎崎路の階段の様子です。昼間の姿は見ることができませんでしたが、沢山の提灯に彩られた、この夜の姿を見られただけでも満足です。
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翌朝、一応雨は上がっているようですが、まだ空はどんよりと曇っています。まあ、最終日は空港に直行するだけの予定なので、天気はあまり関係ないんですが・・・。ベランダからの景色は、前日と比べれば多少はきれいに見えます。
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朝食を終え(写真は撮り忘れましたが、朝食もとてもおいしかったです)、チェックアウトを済ませて外に出ると、街は昨日の喧騒が嘘のように静かで、道の真ん中を猫が闊歩していました。やっぱり最後も猫に見送られて、今回の台湾旅行は終了です。とても楽しい旅行でしたが、さすがに実質2日間というのは短すぎて、まだまだ行ってみたい場所も、食べてみたい料理も沢山残っています。日本からそれほど遠いわけでもないので、現実的な目標として、是非もう1回、いや、2回でも3回でも訪れてみたいです。
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