2014/11/22 - 2014/11/22
59位(同エリア128件中)
naoさん
天台宗の大本山、比叡山延暦寺の影響を強く受けていた近江の国には、今もなお多数の天台宗の古刹が残っていますが、滋賀県湖南市にある、いずれも奈良時代に建立された天台宗の三古刹、常楽寺、長寿寺、善水寺は、近年、琵琶湖東岸にある天台宗の三寺院を湖東三山と呼ぶのになぞらえ、これら三寺院を総称して「湖南三山」と呼ばれています。
それぞれに趣の異なるこれら三古刹の境内は、秋になると見事な紅葉に彩られるとのことなので、今回、「湖南三山」の美しい紅葉を求めて訪れました。
最後に訪れた善水寺は、常楽寺や長寿寺がある阿星山の、野洲川を挟んだ北側にそびえる岩根山の、かつて仏教の道場として十二の僧坊が建ち並んでいたことから、十二坊と称されていた里山の一角に位置しています。
善水寺は、奈良時代の和銅年間(708年〜715年)に建立された当初は和銅寺と称していたところ、平安時代、天台宗の開祖最澄が入山し、比叡山延暦寺の別院を建立して天台宗に改宗させた際、境内から湧き出る霊水を、病に倒れた桓武天皇に献じたところ、たちどころに病が治癒したのを受け、現在の善水寺に改めたものだと云われています。
南北朝時代に再建された、桧皮葺(ひわだぶき)入母屋造りで、宮殿風の趣をもつ荘厳な構えの本堂は、桁行七間、梁間五間の大きな建物で、織田信長による天台寺院の焼き討ちの際にも消失を免れ、現在に至っています。
本堂の横には、独特の石組みや樹木を配し、古来の「侘び寂び」を表現した日本庭園がしつらえられており、境内の木々とともに訪れる人々の心を癒しています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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善水寺へやって来ました。
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室町時代初期にあたる南北朝時代に再建された本堂です。
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それまでの本堂が延文5年(1360年)の火災で焼失したため、貞治3年(1364年)に再建されたものだと伝えられています。
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織田信長による天台寺院の焼き討ちの際にも消失を免れ、現在に至っているそうです。
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本堂の手前にある鐘楼です。
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そこで、鐘楼に上って一枚、パチリ。
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このモミジは、黄色と云うより、オレンジ色に近い色に染まっています。
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鐘楼の前にある元三大師堂です。
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サツキの上に落ちた黄葉のモミジ。
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本堂の破風には、三つの懸魚が付けられています。
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本堂の手前にある池泉式の日本庭園と元三大師堂の様子です。
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桧皮葺入母屋造りの荘厳な構えの本堂は、桁行七間、梁間五間の大きな建物です。
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この本堂には、湖南三山の他の二ケ寺に見られた向拝がつけられていません。
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本堂の奥にある枯山水の日本庭園。
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この枝垂れ桜が咲く頃もきれいでしょうね。
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恐そうな顔をした本堂の鬼瓦。
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枯山水の日本庭園の奥から見た本堂。
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本堂の扁額。
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池泉式日本庭園のモミジと絵馬。
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真っ赤なモミジの紅葉がきれいですね。
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池泉式の日本庭園の全景です。
ごろた石の州浜もしつらえられています。
では、庭園の背後に通じる園路を登ります。 -
紅葉の奥に見えるのは元三大師堂です。
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水が滴り落ちる滝。
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伊勢、春日、八幡、賀茂、熱田、鹿島の、六所の神々を、一か所にお祀りする六所権現。
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行者堂まで登って来ました。
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行者堂のドウダンツツジがきれいに紅葉しています。
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ここまで来るのに、下に見えている階段を登って来ました。
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この辺りが境内で最も高い場所になるので、本堂の屋根が見下せています。
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下りは坂道の園路を通って降ります。
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本堂の屋根と同じ位の高さまで降りてきました。
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同じところで撮っても、アングルを変えると映り方にイメージが大きく異なります。
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坂道は本堂の周りをめぐりながら降りているので・・・
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この辺りでモミジを撮ると、本堂を背景にしたものばかりになってしまいます。
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では、ここからマクロレンズに付け替えます。
綺麗に紅葉しているドウダンヅヅジがありました。 -
ドウダンヅヅジの枝の奥を覗くと、黄色く色づいている葉もあります。
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これはハゼの木です。
ハゼの紅葉もきれいなものです。 -
今年の春に幹から出た、生まれたての脇芽も紅葉しています。
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オレンジ色染まったモミジ。
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青空をバックにした・・・
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モミジのシルエット。
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ドウダンツツジの枝先で膨らんでいるのは蕾でしょうか・・・。
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背伸びをしているモミジ。
がんばれ〜、もう少しで届くよ! -
池泉式庭園に植えられたモミジが見つめているのは・・・
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本堂の扁額と同じ青い色で書かれた絵馬。
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お母さんが優しく赤ちゃんをあやしていると云った、ほのぼのとした風情のモミジ。
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元三大師堂の屋根の擬宝珠です。
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紅葉と本堂。
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鐘楼の苔の上に落ちた柿の実を見つけました。
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こらえられなくなって、この枝から落ちたんですね。
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鐘の前の紅葉は・・・
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やっぱりオレンジ色でした。
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モミジの奥で、クロガネモチの赤い実が鈴なりになっています。
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か細い枝のモミジが風に揺れています。
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この時期しか見れないので・・・
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いつまでも見ていたい気持になりますね。
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クロガネモチの赤い実とモミジの紅葉。
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背景の濃緑色に映えるモミジの紅葉。
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オレンジ色の中で、ちょっと気取った紅いモミジ。
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鐘楼の鐘にモミジが影を落としています。
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この時間帯は十分明るいのに、空がこんなブルーに写っています。
まあ、これはこれで雰囲気があって良いんですが・・・。 -
この葉の中では、夏と秋が混在しているようです。
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元三大師堂の鬼がわらが、「もっと顔が判るようにしろ〜!」と怒っています。
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「そんな恐い顔、誰が見るねん」と思いながらも、仕方がないので写してあげました。
さて、鬼さんの機嫌も良くなったので、そろそろ家路につきます。
湖南三山の三ケ寺とも、大した混雑もなくじっくりと紅葉が堪能できたので、訪れて良かったと思います。
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