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この時期の上海は上海ガニのベストシーズン。仕事の接待もかねて、上海ガニをいただき、ついでに上海蟹の本場、陽澄湖にも行ってみた。蘇州では、新幹線にも試乗。日本の新幹線そっくりの車両にあらためて技術流出を感じる。一番の困惑はネットのソーシャルネットワークが使えないこと。中国は13億の国民の共有システムが優先のようだ。

上海へ~中国の特殊性

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2014/10/15 - 2014/10/18

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ワイン好き

ワイン好きさん

この時期の上海は上海ガニのベストシーズン。仕事の接待もかねて、上海ガニをいただき、ついでに上海蟹の本場、陽澄湖にも行ってみた。蘇州では、新幹線にも試乗。日本の新幹線そっくりの車両にあらためて技術流出を感じる。一番の困惑はネットのソーシャルネットワークが使えないこと。中国は13億の国民の共有システムが優先のようだ。

旅行の満足度
3.0
観光
2.5
ホテル
4.0
グルメ
4.5
交通
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
タクシー
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配
  • 上海から蘇州に向かう高速道路を1時間半ほど走ると陽澄湖に。湖の周辺にカニを露天で売る水槽が並んで、それぞれに販売する人たちが客を呼んでいる。湖面にはゴミがあふれ、この水で育ったとするととても、食欲はわかないが、それでも、上海ガニの本場とあれば食さないわけにはいかない。

    上海から蘇州に向かう高速道路を1時間半ほど走ると陽澄湖に。湖の周辺にカニを露天で売る水槽が並んで、それぞれに販売する人たちが客を呼んでいる。湖面にはゴミがあふれ、この水で育ったとするととても、食欲はわかないが、それでも、上海ガニの本場とあれば食さないわけにはいかない。

  • 湖面から対岸は見えないほど大きな湖。ここで養殖も含め世界中のカニファンの胃袋を満たしてくれる。

    湖面から対岸は見えないほど大きな湖。ここで養殖も含め世界中のカニファンの胃袋を満たしてくれる。

  • 少し大きめのタライのような入れ物に網をかぶせ、中には生きのいいカニが今にも飛び出てきそうな勢い。

    少し大きめのタライのような入れ物に網をかぶせ、中には生きのいいカニが今にも飛び出てきそうな勢い。

  • 沿線にはレストランも並んでいて、水槽にたくさんのカニがいる。オス、メス、少し大きめ、小さいもの、店の人がリクエストを聞き、網ですくってくれる。この日はメスとオスを選んでそれぞれ80元(1500円)、料金を払うと席に案内してくれて、カニが茹で上がるまでの間、炒めものなどさまざまな料理が出てくる。

    沿線にはレストランも並んでいて、水槽にたくさんのカニがいる。オス、メス、少し大きめ、小さいもの、店の人がリクエストを聞き、網ですくってくれる。この日はメスとオスを選んでそれぞれ80元(1500円)、料金を払うと席に案内してくれて、カニが茹で上がるまでの間、炒めものなどさまざまな料理が出てくる。

  • ビールももちろんあるが、中国人はカニが体を冷やすということから、ビールは冷えたものがない。これは日本人には余計なお世話だが、やむを得ない。人数が多ければ、紹興酒をボトルで購入してそれでカニを食するのがいい。一番困ったのは、カニを食べた後、手についた匂いが消えないこと。本当はレモンがあればきれいに匂いが消える。次はレモンを持参したい。

    ビールももちろんあるが、中国人はカニが体を冷やすということから、ビールは冷えたものがない。これは日本人には余計なお世話だが、やむを得ない。人数が多ければ、紹興酒をボトルで購入してそれでカニを食するのがいい。一番困ったのは、カニを食べた後、手についた匂いが消えないこと。本当はレモンがあればきれいに匂いが消える。次はレモンを持参したい。

  • 蘇州の街並み。狭い道に住宅が立ち並ぶ。雰囲気のある街並みで、上海の喧騒とは対極の落ち着きが感じられる。

    蘇州の街並み。狭い道に住宅が立ち並ぶ。雰囲気のある街並みで、上海の喧騒とは対極の落ち着きが感じられる。

  • 蘇州の中心部はさすがに人口400万人の町だけのことはある。賑わいもあり、急激に発展する一端が伺える。

    蘇州の中心部はさすがに人口400万人の町だけのことはある。賑わいもあり、急激に発展する一端が伺える。

  • 非常に近代的な建物が突然現れたと思ったら、そこが蘇州駅。アプローチの道路も整備され、新幹線の駅らしさを感じる。上海-蘇州間は複々線で10分に1本程度の頻度で列車が走っている。上海は虹橋駅、上海駅行きがある。チケット売り場には長蛇の列。ここで注意すべきは外国人はパスポートが必要なこと。それがないと購入できない。中国らしいのは、ここに、身分証を貸してくれる(20元)人が待ち構えていて、それを使えば購入ができる。購入してしまえば何とか乗車できる(チェックされることはなさそうだが、おすすめはできない)

    非常に近代的な建物が突然現れたと思ったら、そこが蘇州駅。アプローチの道路も整備され、新幹線の駅らしさを感じる。上海-蘇州間は複々線で10分に1本程度の頻度で列車が走っている。上海は虹橋駅、上海駅行きがある。チケット売り場には長蛇の列。ここで注意すべきは外国人はパスポートが必要なこと。それがないと購入できない。中国らしいのは、ここに、身分証を貸してくれる(20元)人が待ち構えていて、それを使えば購入ができる。購入してしまえば何とか乗車できる(チェックされることはなさそうだが、おすすめはできない)

  • 今回乗ったのは、上海虹橋駅行きの列車。乗車料金は39.5元(770円)と公共交通機関はさすがに安い。考えてみたらカニ1パイの半分の料金だ。チケット売り場に並んで一番早い列車を希望したが、買えたのは2時間後の列車。蘇州ー上海間は、複々線で1日60往復の列車が走っているが、どの列車も満席で大変混んでいる。気を付けるべきは、新幹線に乗るには外国人はパスポートが必要なこと。それがないと購入できないのだが、中国らしいのは、ここに、レンタルIDを持ったおばさんがいて、抜け目なくセールス。購入してしまえばチェックされることがないので、万一の時はそうしたサービスを利用するといいかもしれない(おすすめはできないが・・・。)

    今回乗ったのは、上海虹橋駅行きの列車。乗車料金は39.5元(770円)と公共交通機関はさすがに安い。考えてみたらカニ1パイの半分の料金だ。チケット売り場に並んで一番早い列車を希望したが、買えたのは2時間後の列車。蘇州ー上海間は、複々線で1日60往復の列車が走っているが、どの列車も満席で大変混んでいる。気を付けるべきは、新幹線に乗るには外国人はパスポートが必要なこと。それがないと購入できないのだが、中国らしいのは、ここに、レンタルIDを持ったおばさんがいて、抜け目なくセールス。購入してしまえばチェックされることがないので、万一の時はそうしたサービスを利用するといいかもしれない(おすすめはできないが・・・。)

  • 新幹線の車内。入り口上の電光ニュースも日本の新幹線そのもの。2世代くらい前の車両と同じようなつくりで、700系と比べれば乗り心地は到底及ばない。それでも300キロ以上で走り、蘇州ー上海間は30分程度

    新幹線の車内。入り口上の電光ニュースも日本の新幹線そのもの。2世代くらい前の車両と同じようなつくりで、700系と比べれば乗り心地は到底及ばない。それでも300キロ以上で走り、蘇州ー上海間は30分程度

  • 宿泊は花園飯店。ホテルオークラ上海。日本語が全く通じない中国では、ホテルにたどり着くのも一苦労。慣れてしまえば、地下鉄を乗り継いでいくこともできるが、この老舗ホテルなら、タクシーに乗って名前を言えば(言葉ができなければ、ホテル名を書いた紙を見せればOK)知らない運転手はいない。ホテル内は日本語も通じ、手数料のない両替もある。日本料理のレストランと、ビュッフェで朝食もある。

    宿泊は花園飯店。ホテルオークラ上海。日本語が全く通じない中国では、ホテルにたどり着くのも一苦労。慣れてしまえば、地下鉄を乗り継いでいくこともできるが、この老舗ホテルなら、タクシーに乗って名前を言えば(言葉ができなければ、ホテル名を書いた紙を見せればOK)知らない運転手はいない。ホテル内は日本語も通じ、手数料のない両替もある。日本料理のレストランと、ビュッフェで朝食もある。

  • 上海の地下鉄。すごく混んでいるが、ホテルから外灘(ワイタン)まで、4元(70円)、15分程度。慣れてしまえばこれは便利で安く、渋滞知らず。

    上海の地下鉄。すごく混んでいるが、ホテルから外灘(ワイタン)まで、4元(70円)、15分程度。慣れてしまえばこれは便利で安く、渋滞知らず。

  • 外灘から新世界をみる。メディアタワーのほか、世界でも有数の高さを誇るビルが立ち並び、中国の発展が実感できる。

    外灘から新世界をみる。メディアタワーのほか、世界でも有数の高さを誇るビルが立ち並び、中国の発展が実感できる。

  • 観光客があふれる外灘からの眺め。新たなビル群ではなく古くからのビルが立ち並んでいる。

    観光客があふれる外灘からの眺め。新たなビル群ではなく古くからのビルが立ち並んでいる。

  • 外灘から少し歩くと新世界。その中にある昔からの中国料理店。新旧混在する町の中心部に中国の不思議さを感じる。ここに一番近い地下鉄駅を出ると、客引き(マッサージ・・・)が引きも切らず。安易に対応すると後で大変な目にあうという。実際、5分歩く間にかなり声をかけられた。日本語勉強中なので教えてほしいなど、あの手この手で近寄ってくる。

    外灘から少し歩くと新世界。その中にある昔からの中国料理店。新旧混在する町の中心部に中国の不思議さを感じる。ここに一番近い地下鉄駅を出ると、客引き(マッサージ・・・)が引きも切らず。安易に対応すると後で大変な目にあうという。実際、5分歩く間にかなり声をかけられた。日本語勉強中なので教えてほしいなど、あの手この手で近寄ってくる。

  • 上海のダウンタウンは、外国人も多く、ここが中国であることを忘れるほど洗練された雰囲気。夜遅くまで人が行きかい、タクシーがなかなか捕まらないほどにぎわっている。ここに来るには虹橋、浦東の二つの空港がある。タクシーは浦東から200元、虹橋からは60元ほどだが、中国語以外通じない。さらに、街中でもほとんど外国のクレジットカードは使えない。SNSもほとんど使えない。そうした意味で、空港には日本から送迎を手配するのが、初めて訪れるなら必要かもしれない。

    上海のダウンタウンは、外国人も多く、ここが中国であることを忘れるほど洗練された雰囲気。夜遅くまで人が行きかい、タクシーがなかなか捕まらないほどにぎわっている。ここに来るには虹橋、浦東の二つの空港がある。タクシーは浦東から200元、虹橋からは60元ほどだが、中国語以外通じない。さらに、街中でもほとんど外国のクレジットカードは使えない。SNSもほとんど使えない。そうした意味で、空港には日本から送迎を手配するのが、初めて訪れるなら必要かもしれない。

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