2014/10/29 - 2014/10/29
40位(同エリア71件中)
地中海人さん
パムッカレ3泊中、デニズリからバスでサルト村にあるサルディスを訪問しました。暗黒の時代を経て勃興したリュディア王国の首都。世界で初めて貨幣を鋳造し、ペルシャがスサからサルディスまで「王の道」を作り、ローマ時代にはユダヤ人が活躍するするなど、交易都市として栄えた。
*******************交通機関、ホテル、主な日程
ハットゥーシャシュ、ヤズルカヤ、アラジャホユック、チヤタルホユック、クサントス、カラキョユ、アフロディスィアス、サルデス,ヒエラポリスなどの古代遺跡を訪ね、コンヤとイスタンブールの夜を歩く。
【2014年10月20日(月)】
仙台発7.45→成田Ⅰ着8.50 NH3232便
JL413便10.30→ヘルシンキⅡ着14.55
ヘルシンキⅡ発SK3409便 18.25→ISTⅠ着21.50 (TKのコードシェア便)
IST発TK2190便23.50→アンカラ着0.55
ラディソンブルホテル・アンカラまでタクシー70TL 1泊(12,087円)
【10月21日(火)】
午前 アナトリア文明考古学博物館(15TL) アンカラ城散歩
午後 アンカラ・オトガル(までホテル前からドルムシュ)→(バス 3H 25TL)→スングルル・オトガル→タクシー(100TL)→ボアズカレのアーシクオウルホテル 2泊(1泊朝食つき 30EUR)
夕方 ボアズキョイ考古学博物館
【10月22日(水)】
徒歩で八ットーシャ、タクシーでヤジリカヤ、アラジャホユックを巡る(タクシー150TL)
【10月23日(木)】
午前 ボアズカレ→(タクシー50TL)スングルル・オトガル(以下「O」)→(バス25TL 3H)アンカラ・O
午後 アンカラ・O(ランチ後)→(3H バス27TL)→コンヤ・O→(ドルムシュ2.75TL)→メブラーナ近く→(徒歩)→ヒルトン・ガーデン・イン コンヤ2泊(1泊朝食付き7,690円)
夜 コンヤの夜を歩く
【10月24日(金)】
チヤタル・ホユック日帰り(タクシー150TL)
コンヤ考古学博物館 メブラーナ博物館
コンヤの夜を歩く
【10月25日(土)】
コンヤ→(TK2037 )→IST
IST→(TK2558 )→ダラマン空港
ダラマン空港からハワシュ(15TL)でフェティエまで
ホテルまでタクシー
オルカ ブティックホテル2泊(朝食付き1泊 45EUR)
【10月26日(日)】
フェティエ博物館→(ドルムシュ 2TL)→フェティエ・O→(バス 9TL)クサントス遺跡
クサントス郊外のチャイハナ で大休憩(チャイ 0.5TL)
【10月27日(月)】
ホテル→(ドルムシュ)→フェティエ・O→(バス)→カラキョイ遺跡
フェティエ・O→(32TL バス3H)→デニズリ・O→ パムッカレの
ヴィーナスホテル3泊(1泊朝食付き35EUR 夕食1回合計現金120EUR)
【10月28日(火)】
午前9.30 アフロディシアス遺跡日帰り(ツアーバス往復3H 遺跡内3H 30TL ホテル送迎付き) ホテル着PM3.30
★ 【10月29日(水)】 サルディス遺跡(8TL)日帰り
ホテル前からドルムシュで(3.50TL)デニズリ・O→(バス 25TL 3H)→サルト村 にあるサルディス遺跡(8TL)
遺跡前からドルムシュでサリフリ・O→(バス2H 20TL)デニズリ・O→(ドルムシュ 3.50TL)→ホテル前通り
【10月30日(木)】
午前 ヒエラポリス散策
午後4.30 ホテルピックアップデニズリ空港までバス(1H 30TL パムッカレ社扱い )
TK259便 デニズリ発19.40→イスタンブールIST着20.45
ホテリーノ3泊(11,158円 8,781円 11,416円 1,615円)
ISTからシルケジ近くのホテリーノまでメトロ、トラムバイ(イスタンブールカード10TL分購入)を利用。
【10月31日(金)】
考古学博物館(15TL)地下宮殿(20TL)
夜街歩き タクスィム広場からガラタ橋まで歩く
【11月 1日(土)】
街歩き
午前 カドキョイ地区からハイダラバシャ駅、
午後 ウシュクダラ地区を歩く
夜 ガラタ橋の北岸を歩く
【11月 2日(日)】
午前6.00 シルケジ駅前からタクシー(40TL)でISTまで。
ISTⅠ発8.40→ヘルシンキⅡ着12.10 SK3409便
ヘルシンキⅡ発17.25 JL414便
【11月 3日(月)】
成田Ⅱ着9.50
成田ⅠからANA便10.55発仙台空港まで
***********************
費用
仙台→成田 ANAから株主優待割引で10,150円 ANApp665
成田←→IST JALから 270,770円プラス35,000マイル
NRT→ヘルシンキ JALFOP4060
(アップグレードはダイナミックパッケージと同じくJALFOPは70%)
ヘルシンキ→IST ANApp675
IST→アンカラ TK2190便 194.00TL ANApp107
TK2027便 コンヤ→IST ANApp 678
TK2558便 IST→ダラマン ANApp 694
2便で TL
デニズリ→IST TK2579便 79.00TL
*********
JAL修行 FOP
6月 ダイナミックパッケージ 成田-FRA 4,550×2
8月 ビジネスセーバー 成田-FRA 15,220×2
10月 アップグレード 成田-HEL 4,060×2
JALカード初回搭乗FLYONポイント 5,000
計52,660
(6月に最初にビジネスセーバーでFRA便に乗れば1回でクリスタルになったはずで、その後2回グレードアップ便を探す楽しみがあったかも。)
******
JTB マネーTグローバルカードで引き出し
2014年10月21日 アンカラのPTT
400TL 20,119円(@50.2975円/TL)
10月23日 コンヤ市内のPTTで
400TL 20.124円(@50,31円/TL)
成田空港内千葉銀行で2014年10月20日両替
TL 9,974円 160TL @62,34/TL
EUR 29,328円 210EUR @139,66/EUR
三井VISAカード払い
10月17日予約 23日換算日
TL航空 447TL 21,758円(@48.676円/1TL)
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表紙は サルディス ギムナシオン
以下写真は全てソニーのスマホ・エクスペリア SO-01F
ガイドブック
http://www.artmuseums.harvard.edu/sardis/sardis.html
グーグルの機械翻訳よりニフティの翻訳のほうが英文と和訳が2行で出てくるのでよりましかな。
追記 2022年5月30日
現在は、地球の歩き方「イスタンブールとトルコの大地」(2019ー20)に、サルディスの案内(イズミールから路線バス)が記載されています
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL ANA ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2014年10月29日(水)パムッカレ村のヴィーナスホテル,レストラン。
通年営業。1泊の客が多いようだ。朝食のメンバーは昨日見かけなかった人ばかり。
この季節、ネットに満室とでるのは冬季休業のホテルだという。
3泊予約したためか新たにブティックホテル風に改築された部屋、ポットあるがミニバー、椅子、デスク無し。シャワーのみWiFi無料朝食付き1泊35EUR -
サルデス遺跡を訪問するため、デニズリ(Denizli)からサリフリ(Salihli)までバスで、そこからタクシーで行くほかないかなと、まずはホテル付近からデニズリ・オトガルまでドルムシュに乗りました( 3.5TL)
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ドルムシュでデニズリオトガルまで30分間、話し相手になってくれたNURSIMAちゃん。
この子は大変賢い。カルデシュ!!(トルコ語で兄弟) -
デニズリ・オトガル
-
デニズリ.オトガル
エスカレーターもある大きなオトガルの、出発階でもある2階のホール真ん中のインホメーションで、タクシーだと片道400TL、サリフリまでのバス乗り場は1階の36番ということであったが、その近辺に番をしているおじさんに何時出発かと尋ねたところ、また2階のバス会社カウンターに案内される。 -
サルト村を通るというイズミール行きの11時発「Isporta」社のバスに2階の9番から乗りました。(25TL 3H)
(県庁所在地のマニサ行きもサルト村を通るはず。イズミールからならアンカラ行きで70キロ地点。)
モニターがあり、水、チャイのサービスがあります。隣客からみかんやピーナッツの差し入れがある。
12.30頃「SARIGOR」でトイレ」休憩、「ALASEHIR」オトガルに寄り、午後2頃、 -
サルト(Sart)!と運転手に促され降りたところはイズミール・アンカラの幹線道路とサルト村への道路の交差点。(信号無し)
この写真は、進行方向左側の交差点角にあるロカンタのご主人に道を聞き、やってきた村の中心部(ここまで400メーター)です。
ここを左へ、 -
この道路数百メートル先の右側が発掘中で、左側がフェンスで囲まれているところが公開されていました。
リュディア王国(紀元前7世紀 - 紀元前547年)の王都・サルディス。世界で初めて硬貨(コイン)を導入したことで知られています。 -
右側に見えてきました。
高い山が、サルディスのアクロポリスです。
ヒッタイト帝国崩壊後の暗黒の時代(BC12-8世紀)を経て紀元前8世紀に勃興し、強大なリュディア王国を出現させ、中心となった街。
ウイキペディアに「紀元前7世紀にアナトリア高原で最も優勢となり、イラン高原のメディア王国と争った。紀元前560年に即位したクロイソスは、西にエーゲ海沿岸の古代ギリシアの植民都市を征服。
紀元前548年、東の国境となっていたハリュス川を渡河して東アナトリアのカッパドキアに侵攻し、メディアを滅ぼしたばかりのキュロス2世率いるアケメネス朝ペルシアと戦った。
紀元前547年、ペルシア軍はサルディスを占領してクロイソスを捕虜とした。これによりリュディアはペルシアの一属領となった。」とあります。
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道路の右山側すぐ脇。ハーバード大学およびコーネル大学が後援し発掘中です。
サルディスは、BC7世紀にキンメリア人、BC6世紀にペルシア人とイオニア人、BC3世紀末にはアンティオコス3世によって、破壊されたり占領される憂き目を見た。
ペルシア支配の時代に、サルディスはペルシア帝国の都ペルセポリスに発する王の道の終着地となり、西のイオニア地方と東方オリエントとの間の一大交易拠点だったのでしょう。 -
ミレトスを中心とするイオニアの反乱では、サルディスはイオニア人によって焼き払われた。
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サルディスは、紀元前334年のアレクサンドロス3世の遠征まで、ペルシア支配の下にあり続けた。
ここからアケメネス朝ペルシャの冬宮スサまで2400キロの「王の道」、111の駅逓、通常90日、早馬7日で走破したという。
来年はスサへ? -
その後、東ローマ帝国末期に至るまで、サルディスは西アナトリアの交易都市として栄えたことは、立派なシナゴーグが残っていることからもわかる。
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あのトモロス山では砂金を産し、近くには「金の砂を運ぶ」パクトロス川が流れ、後々まで貿易と商業によって巨万の富が生み出されたと言う。
小高い丘から高峻な山頂のアクロポリスに至る部分が古代リュディア王国のサルディディスなのでしょうか。
現在アメリカの大学が発掘中で、ローマ末期のモザイクや彫刻、紀元前6世紀中頃の兜、様々な時代の陶器など、いくつかの重要な発見物がマニサ考古学博物館に収められている、と言う。
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こちら平地側がローマ時代以降のサルディス遺跡なのでしょう。
アナトリア高原の人たちは、アレクサンダーに征服される前は、平地に住まなかった筈なので。 -
サルディス遺跡入り口
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入場料 8TL パンフレット無し。
ガイドブックに掲載なく、ウイキペディアを見ても発掘中とあり、公開されているとは確かめないまま訪問しました。 -
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ビザンチン時代の道路を行きます。
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10世紀の都市としては、エフェソスとスミュルナ(イズミル)に次ぐ三番目に挙げられていたと言う。
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1071年以降、ヘルムス渓谷はセルジューク朝の侵入に苦しむようになったり、東ローマ領に留まったり、ニカイア帝国の支配下に入ったりしたが、ついに、ムスリムの戦士集団であるガージー(en)のアミールたちの手に、1306年に結ばれた条約でカイステル川(クチュク・メンデレス川)の渓谷とサルディスの砦は彼らに引き渡された。
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サルディスは、1402年にティムールの軍勢によって占領、そしておそらく破壊されるまで、衰退しながらも存続したと言う。
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19世紀、ローマ時代の遺物が地表に現れていたので1910年からこの部分の発掘が始まったようです。
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シナゴーグ
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シナゴーグ
このシナゴーグは、公衆浴場とギュムナシオンの複合施設の敷地の一部。初期の2世紀の中頃には、シナゴーグがあった場所は着替えや休憩に使われていた。
この複合施設は450から500年間使われ、616年にサーサーン朝によって破壊された。 -
シナゴーグ
1958年から発掘され、モザイクによる多くの床だけでなく、80以上のギリシア語の碑文や7つのヘブライ語の碑文が出土したと言う。 -
シナゴーグ
ローマ帝国がキリスト教を国教とした後も、ユダヤ教徒が適応し地位を保ったのは、やはり財力によるものでしょう。 -
シナゴーグ
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シナゴーグ
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シナゴーグ
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シナゴーグ
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シナゴーグ
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シナゴーグ
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シナゴーグ
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シナゴーグ
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シナゴーグ
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ギムナシオン
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ギムナシオン
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ギムナシオン
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ギムナシオン
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ギムナシオン
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ギムナシオン
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ギムナシオン
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あの山まで発掘が進むのは何時のことか。
ヘロドトスの「歴史」とアッシリアの楔形文字文書からリュディア王国のやや神話的歴史が解説されているが、ローマ時代の遺物は多いが、リュディア王国時代のものは少ないとものの本にある。
この発掘状態からすれば当然かな。まだまだかなり続きそうです。あの山の頂きがアクロポリス。 -
トルコ人も何人か観光に来ていました。
最近多いアジアの人は全く見かけず。
パムッカレ在住日本人によれば、「歩き方」に掲載されていないからでしょう、あのかたがたは「歩き方」パクリ本を読んでいるとのこと。 -
ドイツ人の団体ツアーバス。
セブンチャーチの一つなので。 -
帰りに道を教えてくれたロカンタで遅いランチとしました。
もちろん、本場ピデです。 -
ピデと前に置かれた皿のうち真ん中のサラダのみ手をつけたところ全部で5TL、約250円です。水は無料。
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ロカンタ前の幹線道路沿いでバスに手を振るも、デニズリ、サリフリ、アンカラ方面のバスが猛スピードで全く止まらず。
かわりにSARTと大書したミニバスが頻繁に通り過ぎる。
で、サルト村とサリフリ・オトガルを循環するドルムシュに乗る。(3.5TL) -
サリフリ・オトガルです。
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サリフリ・オトガル
ここでデニズリ行きのバスを見つける。
17.00発デニズリ行きは満員であった。(20TL)
途中ミニスーパー兼業ガソリンスタンドでトイレ休憩し、都市によらずデニズリには19.10に着いた。
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