ワンスイート古宇利 2.海を楽しむ旅のつもりが、食べまくりの旅に!?

2014/11/07 - 2014/11/11

今回の沖縄旅行のテーマは、サトウキビ畑に囲まれてゆっくりのんびり。
ヴィラから歩いてすぐの浜(ティーヌ浜とトケイ浜)にも遊びに行きたいぞ。

…と思っていたのですが、なんだか天気が微妙…。
んじゃあ、初日は本部半島まで足を伸ばして、気になっていたあの店に行って沖縄そばを食べよう!
そういえば、名護のあの店にも行きたいよね!
なんて言っているうちに、毎日食べまくりの旅になってしまいました。

結局、ティーヌ浜にもトケイ浜にも行かずじまい…。
ま〜、古宇利島の雰囲気は十分楽しめたし、お気に入りの店もたくさんできたので、これはこれで良しとしますか!
結果的には大満足の楽しい旅になりました!

エリア 美ら海・本部・今帰仁(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

それではまず2日目のお出かけから。
最初に訪れたのは、オリオンモトブリゾート&スパ。
美ら海水族館のすぐ近くにできたばかりのピッカピカのホテルです。

何をしに来たかというと、プールのビジター利用です。
ワンスイートは本当にヴィラしかないので、プールがないんです。
子供たちはプールが大好きなので、ここのプールを借りようかと。

他にも、名護あたりだとリッツ・カールトンやカヌチャなんかでプールのビジター利用ができますが、どちらも大人3千円に子供千5百円。
4人だと1万円近くなってしまいます。
ここなら大人2千円で子供は無料。
ホテルのプールとしては良心的だと思いますよ〜

ついでにこのホテルをちょっと見学してみます。
なんといってもこのエントランスからの眺め!
正面に伊江島がバッチリ見えて、海の色もすごくキレイです。

ロビーはこんな感じ。
さっきのエントランスのすぐ横なので、ここからも海がキレイに見えますよ。

ほら、この通り。

実は、ここに来たのにはプールの他にもう1つ理由があります。
ランドリーです。
ここにはコインランドリーがあるので、プールで遊んでる間に洗濯を済ませちゃおうというわけです。

ワンスイートには洗濯機は置いてないし、ランドリーサービスもないんです。
規模が小さいので、仕方ないのかな。

洗濯機に洗濯物をつっこんでからプールに向かいます。
それにしてもこのホテル、本当にロケーションが最高ですね。

このビーチはエメラルドビーチというんだそうです。

この広い庭を子供たちが走り回ります。
もう11月なので、暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい感じ。
このロケーションなので、外を歩くのが本当に気持ちいい。
なかなかいいかも、このホテル。

見えてきました。プール!
写真はエントランスから撮ったものですが。

もう11月なので、アウトドアプールはクローズです。

目当てはインドアプール。

受付でお金を払ってタオルをもらいます。
トイレ兼更衣室がすぐ近くにあります。

ん〜、インドアプールはなんだか殺風景。
でも子供たちは楽しそうです。
奥の柵で区切られた向こう側は幼児用の浅いプール。でも2歳の次男君は浮き輪で深い方に行きたがります。

隅っこに1人先客がいて、ずっと体操をしたりウロウロしたりしていて、「この人中入らないのかな?何してるんだろ…」と思っていたら、長男君がプールサイドを走り始めると、「走らないでね〜」。
監視員だったのか!

隅っこに椅子やテーブルがあるものの、やっぱり殺風景な気がする。
まぁ水は冷たくないし、新しいだけあってきれいだし、全く文句はありません。

洗濯&乾燥も終わったし、お腹も空いたからそろそろランチに行きましょう。
壁際からにょきっと出ているシャワーを浴びて、オリオンモトブを後にします。
まぁ、滞在中ここには何度も来たんですが…。

ランチに訪れたのは、本部の沖縄そば専門店、きしもと食堂。
去年石垣島の赤石食堂で、そのおいしさに感動した我々。今年も超有名店に行ってみました。
10分か15分くらい並んだかな?でも並んだかいあってすんごくおいしかったですよ!

駐車場が見つからなくて、店の周りを何回もぐるぐる回ってしまいました。
きしもと食堂の駐車場という事は、すごく小さく書いてあるので、通りすぎちゃったりもして。
並んでいる間、同じ状況っぽい車を何台も見ました。

そばを堪能した後は、すぐ近くにある新垣ぜんざい屋へ。
この2軒はセットで訪れる人が多く、「あ、さっききしもと食堂にいた人だ」って人ばかりでした。

毎年のように沖縄に行っているのに、沖縄ぜんざいを食べるのは初めてです。
かき氷が大好きな長男君。「え〜、これ氷だけじゃん!おいしくないよ。」

違う違う、下の方を掘ってごらん。
あずきを発見した長男君。目を丸くして夢中で食べます。
おいしい!

3日目は名護へ足を伸ばします。
ランドリーは喜瀬ビーチパレスへ。

かねひで喜瀬ビーチパレス 宿・ホテル

ここはフロントロビーからの海の眺めが素晴らしいです。
ちょっと曇っているのにこの色!

そして、沖縄本島に来た時、必ず立ち寄るブセナテラス。
宿泊したことはありません…

目当てはここ。
テラススタイル・フォーリビング。
バリのジェンガラ・ケルミックが購入できるので、近くに来ると必ずチェックしに行きます。
ジェンガラは、定番ものならネットでも買えますが、ここではテラスホテルオリジナルのプロダクトがあったりして、他では買えないジェンガラがあるのです。
ただ、今回欲しいものがあまりなくて不発。
な〜んか、置いてあるものが定番ものだかりだったような…。

今日のランチは「美ら花」へ。
ここ、ちょっとだけお気に入りだったんだけど、我々の舌はもう、赤石食堂ときしもと食堂の味を知っている…!
おいしいんだけど、あのへんと比べてしまうと、どうしても見劣りしちゃいますね。
セットメニューやドリンクが豊富だったりと、いい所もあるんですが。

それにしても、今回どこに行っても中国人ばかり。
美ら花のようなアクセスのいい店ならまだわかりますが、きしもと食堂にもたくさんいたんですよ。
台湾と香港で人気ドラマに沖縄が登場した影響で、今年一気に増えたとか。
そのドラマでは沖縄のチャペルで結婚式を挙げるシーンがあるので、特にウェディングの人気がすごいらしいですよ。

今日のおやつは、ちょっと南下して恩納村の「パニラニ」へ。
大人気のパンケーキ店です。
夕方に近い時間だったせいか、並ぶ事なく入れました。

一番人気だという「ナッツナッツパンケーキ」は売り切れでした。
でも「チョップドチョコレートパンケーキ」と「トロピカルパンケーキ」、すごくおいしかったです。

表面はサクサク、中はもっちり。
家ではちょっとマネできないですね。
上にアイスクリームをトッピングするのがおすすめです!

次男君、お腹空きすぎてテーブルを食う。
やめなさいって…

この日は食べ過ぎて夕飯が苦しかったです…

4日目は、子供たちが楽しみにしていた美ら海水族館へ。
2人とも張り切ってます!

沖縄美ら海水族館 動物園・水族館

混雑する昼過ぎを避け、午前中で全部回り切る作戦です。
子供たちは魚を見るのが好きだけど、割とすぐに飽きちゃうから、長時間はいられないしね。

10時過ぎくらいに到着し、中には入らずまずは屋外の施設へ。
屋外に点在する施設は、入場無料だって知ってました?
タダでイルカも見れちゃいますよ!
まぁ、ここまで来てチケット買わないって人もいないと思いますが。

まずはウミガメ館とマナティー館。
ウミガメの予想以上のデカさに、子供たちは驚いてました。

続いてイルカラグーンに移動して、エサやり体験を楽しみます。
バケツに入ったえさ(魚)を投げ込むと、イルカが口でキャッチしてくれます!
ただ、次男君は一生懸命投げてもイルカまで届かず…。
パパと一緒に投げました。それでも大喜びでしたよ!

イルカラグーン 動物園・水族館

そしてオキちゃん劇場のイルカショーへ。
11時の回を狙って行きました。

オキちゃん劇場 動物園・水族館

イルカショーを見た後、やっと館内に突入。
やっぱここ、「黒潮の海」の大水槽は大迫力です!

長男君、さすがに圧倒されたようで、私の手からカメラを奪って、ジンジエザメを一生懸命撮っていました。

ちょうどお昼時くらいに水族館を脱出し、この日のランチは今帰仁の「ピグレット」へ。
肉屋直営で、ハンバーガーがおいしい海辺のカフェです。
「ハンバーガーが食べたい」という長男君のリクエストに応えました。

ここはウッパマビーチに面していて、海の眺めがすごい!
この眺めが堪能できるテラス席もありますが、タバコが大嫌いな我々は禁煙の店内席へ。

建物がかなり老朽化していて、雰囲気はあまりよくないですが、ハンバーガーはおいしかったです。

それにしても、ウッパマビーチの美しさには驚きました。
モルディブに負けてないどころか、勝ってますね。完全に。

海の向こうに見えるのは、我らが古宇利島。

この裏は崖になっていて、その上にいくつか宿があるようでした。
その中に気になっている「マチャン・マチャン」を発見。
こんな眺めのいい所にあるとは知りませんでした。
高い所から、このキレイなビーチを見下ろしながらの滞在なんて、最高ですね!

古宇利島は外から眺めてもいい感じ。
ますます好きになりました。

すっかり恒例となった「今日のおやつ」は、備瀬の「チャハヤブラン」。
ここ、事前には全然知らなかったけど、すごくよかった!
ホテルの部屋にあったガイドブックで見つけて、ちょうど近くに来たから寄ってみたのです。

備瀬のフクギ並木入り口にある駐車場から入れます。
入り口からして、すごくいい感じ。
この階段を降りていきます。

階段を降りると、古民家風の建物が現れます。
古民家と工場がくっついたような不思議な感じです(笑)

中に入ると…、あれ?誰もいない?
ということで、奥に入ってみると…

!!!

全く予想していなかったオーシャンビュー!
海が間近に広がっています。

振り返るとこんな感じなんです。
ガイドブックには古民家風と書いてあったけど、よくある沖縄の古民家っぽい感じはありません。
かなりアジアンな感じですね。
外観とのギャップもおもしろいなぁ。

店員はここにいました。
カウンターと、その後ろの厨房で何人かの女性がキビキビ働いています。
ターゲットも若い女性かな?

メニューはお茶系を中心にドリンクの種類がすごく豊富。
スイーツも「アイスツェー」というベトナム風かき氷があったり、色々選べます。
食事もできますが、こちらはすごく種類が少ないですね。

そしてやっぱりこのテラス席…!
テラスの向こうには芝生の広場があり、テラスから階段がつながっています。

そしてその向こうに見える備瀬の海は、さっき見た今帰仁の海とはまた違う美しさでした。
そして正面にど〜んと君臨する伊江島タッチュー。
いやぁ、ここはリピート必至です。

子供たちは芝生を駆け回ります。
すごく楽しそうです。

遊ぶ子供たちと海を眺めながら、ゆっくりとお茶を楽しむ。
素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。

芝生と海との間には狭い道があって、時々レンタサイクルを借りた観光客らしき人が通ります。
「あ、ここ良さそう!」みたいな感じでこっちを見ていたと思ったら、しばらくして店に入ってきました。

せっかくなので、備瀬のフクギ並木をちょっとだけ見ていきます。
このあたりには、ちょっと気になっているレンタルヴィラやプチホテルがいくつかあります。
フクギ並木の雰囲気もいいし、この緑の中での滞在はなかなか良さそうです。

備瀬のフクギ並木 自然・景勝地

この緑と美しい海に囲まれてのんびり。
時々フクギ並木の道を歩いてチャハヤブランまで出かけていく。
子供たちが退屈そうだったら、オリオンモトブのプールや美ら海水族館はすぐ近く。
見えました、次の旅行プラン(笑)

次の朝、いよいよワンスイートをチェックアウト。
といっても、スタッフのいないワンスイートですから。荷物をまとめてヴィラを出て行くだけです。
宿泊費の支払いは、チェックインの時に前払いで済ませています。
他にチャージが発生するようなものはないから、精算の必要もなし。

この景色ともお別れです。

飛行機に乗る前に、那覇中心街に寄って「ジャッキーステーキハウス」でランチ。
沖縄に来るとステーキが食べたくなりますね〜

ここは駐車場が狭く、車庫入れがヘタは私は「ちゃんと停められるだろうか…」と不安に感じましたが、ここには神がいました。
駐車場整理のおじさんが、「あ〜、それだとゼッタイ入らないね」「このへんにまず停めて」「軽く左に切りながらバック〜」「ハンドル戻してちょっとだけ真っ直ぐバックね〜」と細かく指示してくれて、見事停める事ができました。
おじさん、ありがとう!

店内は(外観もだけど)、ちょっとレトロな感じ。老舗ですからね〜
地元の人が中心で、観光客もちらほら、という構成。
あちこちからジュージューとおいしそうな音が聞こえてきます。

壁のメニューがいい感じ。つい撮影してしまいました。
せっかくなので、「テンダーロインステーキ」をセレクト。
すごくブ厚い肉の塊にテンションが上がります。
しかもすごく柔らかくてビックリ。
ただ、ソースはとんかつソースみたいな感じであまり好みではなかったかな。
なので醤油をかけて食べました。

テーブルに置いてあったメニューもいい感じなので撮ってしまった。
ってなわけで、変な終わり方ですがこれで終わります。
毎日食べまくりの今回には、ある意味相応しい終わり方かな。

沖縄は離島の方がのんびりできるから好きだったけど、本島は本島で、こういう食べまくりみたいな事ができていいですね。
新しい楽しみ方を発見したかも。
沖縄は行くたびに新たな発見があって、楽しみ方がどんどん広がっていく気がします。
来年も行きたいぞ!