2014/11/07 - 2014/11/09
240位(同エリア575件中)
ごんじさん
「日本秘湯を守る会」のスタンプが10個集まりました。
10個集まると一泊無料招待券がゲットできます。やった〜。
マッタリ温泉旅行に行くぞ〜(*´∀`*)
・・と言いつつ、いつものクセで「ついでに山に登れないかなぁ」という邪念が捨てきれず、
八ヶ岳に行ってきました。
八ヶ岳のふもとには、秘湯を守る会の宿が2つもあります。
ただし、季節はすでに初冬。
山の上はいつ雪が降ってもおかしくないので、もし危なそうなら山は諦めることにして、
二泊三日の秘湯&登山の旅に出発〜。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
特急あずさで茅野駅へ。
宿の送迎車に乗って八ヶ岳方面に向かいます。
我々が登山スタイルなのを見た宿の女将さんが「よかったら途中の八方台に行ってみますか?」
と提案してくれ、宿に行く途中の八方台散策コース入口で下ろしてくれました。
重い荷物は先に運んでもらい、カメラと水だけ持って軽いハイキングへ。 -
空が青い!
自分の晴れ女パワーに我ながら恐れ入るわ〜(v´∀`*)♪ -
八方台からの眺め。
横岳・赤岳・阿弥陀岳・・かな?すーっと流れる裾野がきれいです。
紅葉は終わりですね。 -
八方台から宿へ、のんびり歩いて・・と思ったら結構アップダウンがあって
天気もよくて汗だくに。
ヒートテックなんか着てこなきゃよかったよ(´Д`) -
八ヶ岳といえばこのようなコケが一面に広がる樹林帯。
この時期でも青々と茂っていました。
そういえばコケって紅葉しないのかな?
雪が降ったら枯れてしまうのかしら? -
-
森の神様のような、とっても大きな木がありました。
-
宿の裏に「ヒカリゴケ群生地」があります。
前回来たときは(9月)結構見られたのに、今日はほとんど見当たらず・・
後で聞いたら、寒くなると光らなくなるらしい。 -
源泉も見に行きます。
緑のコケと白い湯の花、なんとも神秘的な光景ですねぇ。 -
硫黄臭がぶんぷん。
超透き通って透明なんだけど。 -
かなりのんびり歩いて1時間半ほど、いい腹ごなしになりました。
さて、宿にチェックインします。
秘湯の宿「唐沢鉱泉」さんです。ここを無料宿泊券で泊まらせてもらいました〜。 -
前回と同じお部屋でした。
本館では一番いいお部屋みたい。 -
お部屋から見える景色。
-
ハイキングで汗をかいたので早速お風呂へ。
内湯だけですが、コケ・シダが茂る八ヶ岳産の大きな岩があって不思議な雰囲気。
鉱泉なので加温されていますが、適温適温、いつまででも入っていられます。
はあ〜〜〜・・たまらん。 -
部屋のベランダから見えた夕焼け。
予報だと明日は曇り、明後日はミゾレとなってますが・・
明日は山に登る予定だけど、どうかなー。 -
お宿の中のいたるところにドライフラワーが飾られています。
-
夕食です。
細長いものはマタタビの酢漬け。
「また旅に行けますように」ということで、有難くいただきます。 -
鴨のロースト。
-
タケノコがたくさん入った汁物。しみる〜。
-
あっという間に時がたち、2日目。
朝ご飯です。
宿のすぐ前に登山口があるので、次々に登山客がやってくるのが見えます。
みなさんの服装チェックなどしながらモグモグ。 -
多分ウドと思われる山菜、めっちゃ旨かった〜。
-
8:00頃ようやく出発。
登山にしては遅すぎますが、いいの、今日はそんな長時間コースじゃないから。 -
稜線に出る前の岩岩。
恐れていたとおり、岩の表面が凍ってツルツル!
岩の上に乗らないように、土の上を歩くように慎重に・・ -
視界が開けました。
おお、なんて素敵な景色〜! -
煙をあげる御嶽山も見えます。
周りの高い山は冠雪して白くなっているのに、御嶽山は白くなっていません。
雪が降っていないはずはないので、積もっている灰のせいで白くならないのかしら・・ -
第一展望台に到着。
「わー誰もいないよー。お茶しようよー」と騒いでいたら、実は岩陰におじさまが一人・・
すみません、大声出して。
とにかく、人が少ないです。
この時期はもうこんなに減っちゃうんだねぇ。 -
槍・穂高が見えます。
大キレットって本当にがっつり切れ込んでいるのね〜。歩くの大変そう。 -
日の当たらないところにはつらら。
-
霜柱もたくさん。
これが融けて道がドロドロになっているところが多々。
靴が泥だらけになりました。 -
これから向かう西天狗岳の山頂が見えてきました。
まだあんな先〜?(;´Д`) -
-
西天狗岳、山頂直下の岩場に到着しました。
ここから山頂まで15分くらい、大きな岩をガツガツ登るコースです。
楽しい〜〜♪ -
ここの岩が凍ってたら困るなぁと思っていたけど、全然大丈夫でした。
-
-
西天狗岳の山頂(2646m)に到着!
-
硫黄岳を見ながら軽くエネルギー補給します。
晴れているので歩いている間は暑くて汗もかくんだけど、止まるとあっという間に
体が冷えます。 -
空が高いなー。
-
東天狗岳へ向かう道。
天狗岳は、西天狗と東天狗の2つのピークからなる双耳峰です。
それぞれのピークは別のタイミングで踏んだんだけど、この間の道を歩くのは初めて。 -
20分くらいで、東天狗岳の山頂に到着!
-
止まると寒いので、さっさと下山します。
岩岩・ザレでちょっと歩きにくい。 -
振り返って、東&西天狗岳。
山頂が見えたのはこれが最後でした。 -
あっという間にガスガス。
ものすごい速さでガスが流れていきます。
昼過ぎから崩れるという天気予報が当たったか・・ -
白砂新道分岐。
-
ここを下りる予定だったのですが、なんか道が荒れている感じ・・
地図にも「地形が複雑」とか書かれているので、ちょっと不安になって
この道はやめて、夏沢峠を通るコースに変更です。 -
根石岳山荘の前を通過。
もう営業は終了していますが、屋根の上の石が数がやたら増えてる気がして
笑ってしまいました。
ここは風の通り道だから、屋根が飛ばないようにしているんだね。 -
根石を過ぎて夏沢峠までは比較的ゆるやかな下り道で歩きやすい。
-
夏沢峠。
ここで小休止します。
夏は休憩する人がたくさんいたのに、今日は誰もいない。しーんとしています。。
2つある小屋もすでに営業終了、トイレも使えなくなっていました。
今日の宿へは、この小屋の先にある道を左へ。
つづら折りの単調な道を延々くだります。 -
眺望もない道を、無の境地で30分くらい歩いていると、おや、なにやら硫黄臭が?
そろそろ温泉に到着か? -
崖下をのぞくと、ありました温泉!盗撮です(笑)
男性が3人、入っているようです。
ここは混浴だから女性は入りづらいのよね〜(><) -
標高2150m、日本で一番高いところにある野天風呂、雲上の湯です。
我々が到着する頃にはさらに人数が増え、6人くらい入っていました。
5人は男性、1人は女性。ん・・女性?!
すごいな〜。私はちょっと入る勇気がなく、足湯だけ楽しみました。それでも満足。
入るなら湯あみ着のようなものを持って行ったほうがいいかも。
脱衣所もないので、着替えにも工夫が必要。
とにかく丸見えなので・・ -
本澤温泉に到着です。ここも「秘湯を守る会」の宿です。
また1つスタンプ貯まるぜ。
おや、ここもまた誰もいない・・・
「小屋の前のベンチはいつも人で賑わっている」はずじゃなかったのか。 -
宿の前にもこの看板。
-
我々が泊まった個室です。
4畳くらいの細長い部屋、布団の敷き方に悩みました。 -
大部屋にはコタツが設置されていますが、小さな個室にはナシ。
その代わり、1人1個ずつ豆炭あんかが配給されます。
布団の中に入れて寝ると暑いぐらい、朝まで熱々でした。
コタツよりこっちのほうがいいかも〜。 -
夕食は17:30〜。
揚げたて天ぷらが美味しい。
隣に座ったご夫婦と楽しく会話しながらいただきました。
このご夫婦、秘湯を守る会のスタンプを集めているそうで、ここ本澤温泉も
いわゆる普通の温泉宿と思って来たらしい。
で、大部屋(つまり相部屋)に案内されてビックリ!したんだとか。
そうだよね、ここは完全な山小屋だもんね。
温泉があるといっても石鹸は使えないし、ドライヤーはないし、消灯は20:00だし(笑)
ご夫婦は追加料金1500円払って新館の部屋に変えてもらったそうです。 -
またまたあっという間に、3日目。
朝食は6:30〜。 -
今日は下山するだけです。
天気はあまりよくないので、早めに歩きます。
雨が降り出す前に下山したい! -
樹林帯の中を歩くので寒くはないけど、ときどき上空を風がごぉーーっと吹いていきます。
これが結構怖い。。
他に誰も歩いていないし、天気が良ければ「山を貸し切りだ!」って感じで楽しかろうが
今日は1人じゃないことに感謝しちゃいます。。 -
みどり池に到着。
確か向こうに天狗岳が見えるはずが・・ガスってます。
予報どおり、天気が下り坂になってきました。 -
みどり池の湖畔にあるしらびそ小屋。
ここでお茶する予定で〜す。
“薪ストーブで焼いた厚切りトースト”をお願いしまーす!・・と思ったら
「朝食が終わってないから喫茶はまだ」と言われちゃいました。がーん。
トーストのために朝食軽めにしてきたのにぃ。
やっぱり泊まらないと食べられないかぁ。 -
もう8時過ぎてるのにね・・人気の山小屋だそうなので、混んでるんだね・・
-
小屋の横にあるエサ台にたくさんの小鳥がやってきてます。
ずーっと居座ってモグモグ食べまくってるヤツも(笑) -
-
トーストが食べられなかったので、稲子湯に向かって“のろのろ”下山開始。
-
ずーっとこんな感じの道。飽きます。基本的に下山道はいつも飽きるのだが。
しかも雨が本降りに。
うーん、ザックカバー使いたくなかったんだけどなぁ。 -
ゴール地点、稲子湯に到着〜。
休憩室のストーブをつけてくださったので、濡れた雨具やザックカバーなどを
乾かすことができました。
ここは映画「岳」の撮影も行われたそうですが、うーん、、どのシーンだっけ? -
体が冷えたので早速お風呂へドボン。
あっつー!熱々!
他に人がいなかったので、水を投入させていただきました。
シャワーがなかったり、蛇口からお湯が出なかったり、ちょっと使いづらかったかな。 -
食堂でお蕎麦なら用意できると聞いたので、山菜そばをいただきました。
キノコとコゴミがたくさん入った、美味しいお蕎麦でした。
お漬け物も美味しい〜。 -
稲子湯からはバスで30分、JR小海駅へ。
あずさに乗って帰ります。
小海駅前の食堂で、トーストが食べられなかった分、余裕のあるお腹のために
ソースカツ丼をいただきます。食い過ぎだろっ!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 琉球熱さん 2014/11/13 01:11:16
- うむ、食い過ぎだ
- こんばんは
天狗に行ってたんですね。いいなぁ
温泉三昧で羨ましい。
でも、盗撮はいけませんよ(笑)
食レポのようになってるけど、登山は意外にスタミナ消費するからOKでしょう。
蕎麦にはやはり八幡屋の唐辛子。
写真の鳥はウソにコガラかな。
こちら、初冬を迎え、出遅れ感満載です。
- ごんじさん からの返信 2014/11/13 23:18:34
- RE: うむ、食い過ぎだ
- 琉球熱さん、こんばんは!
いや、やっぱり食い過ぎでした。
帰宅して体重計に乗ったら、目をそむけたくなるような数字を叩き出しました。
登ったあと粗食で過ごせば痩せるかもしれないのに、節制できません。
小鳥の名前、ありがとうございます。
名前の知識は全然ないのですが、可愛いですよね〜。
小さくてブクブクしてて。
ああいう小鳥も、雷鳥みたいに冬毛に生え変わるんでしょうかね。
来週、丹沢に行く予定です。
それで今年の山は終わりかな、と思っています。
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