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実家の年寄にかわって、青梅の御嶽神社にお札を返しに行くことになりました。東京から電車で行けて近いとは言え、確か山の上にあるはずです。年寄りたちがどうやって登ったのか不思議でしたが、どうせ行くなら紅葉の季節にでもと11月にしました。<br /><br />電車の乗り始めは、通勤時間帯のためリュックを背負うと恥ずかしいくらいでしたが、青梅に近づく頃には装備のしっかりした人たちばかりになり、普段着程度の我々が恥ずかしくなってきました。中高年の方々は、本格的なトレッキングシューズにストックまで持っていました。山ガール達もいて、こちらは登山雑誌から抜け出たようなファッションです。皆さん、気合が入っていると感じました。<br /><br />出発は御嶽駅からバスに乗るのですが、年寄ではないしケーブルカーまで歩いてやろうとしたのですが、歩き出したらこれが失敗でした。街道はダンプが沢山走り危ないし、後で沢沿いの近道のあることを知りました。鳥居を曲がってからはほとんどが上り坂、滝本駅まで40分もかかってしまいました。多くの人が行くコースに逆らってはいけないと反省、何しろ初めてくる場所です。後は周りの人の流れに付いて行くことにしました。<br /><br />ケーブルカーに乗り御岳山駅で降りると、空気もひんやりします。ダウンのベストを着て手袋をしました。人々の進む参道へ行くと、一台のトラックが止まっていました。聞けば足の弱いお年寄りなどは、車で神社まで乗せてくれるようです。これで年寄りたちが参拝出来た理由がわかりました。途中にビジターセンターや古い家などあり、紅葉を眺めながら登っていきます。神代ケヤキを曲がると土産の商店が並んでいました。一番混んでいたのがお蕎麦の「紅葉屋」なので、人につられてお昼にしました。このお店、クルミ蕎麦が有名なようです。手打ちのお蕎麦を、クルミの汁で頂きました。<br /><br />ここからは、ほとんど階段を登るような感じになりました。お犬様の神社と言う事で、愛犬を連れた方々にもたくさん会いました。犬や紅葉を見ながら神社まで着き、お札を返してお参りしました。<br /><br />これからどうしようかと思うと、他の人はさらに進み、ロックガーデンや滝をめぐるコースへ行くようです。神社から下に「ロックガーデン近道」と看板がありました。進むと急な九十九折ですが、寒桜が咲いていました。紅葉と桜の競演を見られるとは思ってもいませんでした。階段やはしごを使わない軟弱コースを歩きました。ただ植林された杉も多く、紅葉の中を散歩する景色ではありません。森林限界を超えている訳でもないので、展望が開けるのは所々です。それでも緑に囲まれた空気の中を歩くのは気持ちの良いものでした。<br /><br />帰りのケーブルカーは、来た時とは別の車両に乗れました。綺麗な車両だと思ったら、新型になったようでした。帰りは迷わずバスに乗り、隣の沢井駅まで川沿いを歩きました。ここには、清酒の小澤酒造があり、レストランやギャラリーがあります。もちろんお目当ては、銘酒の飲み比べ。吟醸や純米を飲んで、今回の締めとしました。<br /><br /><br />

寒桜と紅葉と。

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2014/11/05 - 2014/11/05

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マリオット

マリオットさん

実家の年寄にかわって、青梅の御嶽神社にお札を返しに行くことになりました。東京から電車で行けて近いとは言え、確か山の上にあるはずです。年寄りたちがどうやって登ったのか不思議でしたが、どうせ行くなら紅葉の季節にでもと11月にしました。

電車の乗り始めは、通勤時間帯のためリュックを背負うと恥ずかしいくらいでしたが、青梅に近づく頃には装備のしっかりした人たちばかりになり、普段着程度の我々が恥ずかしくなってきました。中高年の方々は、本格的なトレッキングシューズにストックまで持っていました。山ガール達もいて、こちらは登山雑誌から抜け出たようなファッションです。皆さん、気合が入っていると感じました。

出発は御嶽駅からバスに乗るのですが、年寄ではないしケーブルカーまで歩いてやろうとしたのですが、歩き出したらこれが失敗でした。街道はダンプが沢山走り危ないし、後で沢沿いの近道のあることを知りました。鳥居を曲がってからはほとんどが上り坂、滝本駅まで40分もかかってしまいました。多くの人が行くコースに逆らってはいけないと反省、何しろ初めてくる場所です。後は周りの人の流れに付いて行くことにしました。

ケーブルカーに乗り御岳山駅で降りると、空気もひんやりします。ダウンのベストを着て手袋をしました。人々の進む参道へ行くと、一台のトラックが止まっていました。聞けば足の弱いお年寄りなどは、車で神社まで乗せてくれるようです。これで年寄りたちが参拝出来た理由がわかりました。途中にビジターセンターや古い家などあり、紅葉を眺めながら登っていきます。神代ケヤキを曲がると土産の商店が並んでいました。一番混んでいたのがお蕎麦の「紅葉屋」なので、人につられてお昼にしました。このお店、クルミ蕎麦が有名なようです。手打ちのお蕎麦を、クルミの汁で頂きました。

ここからは、ほとんど階段を登るような感じになりました。お犬様の神社と言う事で、愛犬を連れた方々にもたくさん会いました。犬や紅葉を見ながら神社まで着き、お札を返してお参りしました。

これからどうしようかと思うと、他の人はさらに進み、ロックガーデンや滝をめぐるコースへ行くようです。神社から下に「ロックガーデン近道」と看板がありました。進むと急な九十九折ですが、寒桜が咲いていました。紅葉と桜の競演を見られるとは思ってもいませんでした。階段やはしごを使わない軟弱コースを歩きました。ただ植林された杉も多く、紅葉の中を散歩する景色ではありません。森林限界を超えている訳でもないので、展望が開けるのは所々です。それでも緑に囲まれた空気の中を歩くのは気持ちの良いものでした。

帰りのケーブルカーは、来た時とは別の車両に乗れました。綺麗な車両だと思ったら、新型になったようでした。帰りは迷わずバスに乗り、隣の沢井駅まで川沿いを歩きました。ここには、清酒の小澤酒造があり、レストランやギャラリーがあります。もちろんお目当ては、銘酒の飲み比べ。吟醸や純米を飲んで、今回の締めとしました。


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  • 御嶽駅、趣のある駅舎です。

    御嶽駅、趣のある駅舎です。

  • 川沿いでも紅葉が見られました。

    川沿いでも紅葉が見られました。

  • ダンプが多く通ります。歩くのではなかった。

    ダンプが多く通ります。歩くのではなかった。

  • やっと滝本駅へ、車両が綺麗です。

    やっと滝本駅へ、車両が綺麗です。

  • 新しい車両のようです。

    新しい車両のようです。

  • かなりの急こう配です。

    かなりの急こう配です。

  • 空気の冷たさを感じました。

    空気の冷たさを感じました。

  • 神社の参道へ進みます。

    神社の参道へ進みます。

  • これを見て、年寄たちでも参拝出来た理由がわかりました。

    これを見て、年寄たちでも参拝出来た理由がわかりました。

  • 途中ビジターセンターを見学。御嶽の自然がわかります。

    途中ビジターセンターを見学。御嶽の自然がわかります。

  • 紅葉が見事に色づいていました。

    紅葉が見事に色づいていました。

  • お蕎麦屋さんとお土産や、宿などが並びます。

    お蕎麦屋さんとお土産や、宿などが並びます。

  • クルミ蕎麦、クルミうどんの文字に引かれて。

    クルミ蕎麦、クルミうどんの文字に引かれて。

  • 新蕎麦で香りも良く、細い手打ち麺です。

    新蕎麦で香りも良く、細い手打ち麺です。

  • 紅葉を見ながら歓談を登ります。

    紅葉を見ながら歓談を登ります。

  • やっと神社に到着し、お札を返しました。

    やっと神社に到着し、お札を返しました。

  • 細い山道は紅葉が少なめでした。

    細い山道は紅葉が少なめでした。

  • 開けた休憩所での眺め。

    開けた休憩所での眺め。

  • 帰り道、大根を干していました。たくあんになるようです。

    帰り道、大根を干していました。たくあんになるようです。

  • 帰りのケーブルカーは別の車両に乗れました。

    帰りのケーブルカーは別の車両に乗れました。

  • 御嶽駅から沢井駅まで、川沿いを歩きました。

    御嶽駅から沢井駅まで、川沿いを歩きました。

  • 澤乃井の飲み比べ。楽しめました。

    澤乃井の飲み比べ。楽しめました。

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