萩へ！明倫館と萩城（指月城）を見に行った。

2014/11/04 - 2014/11/04

マンガのおれは直角を見て以来、一度行ってみたかった萩。
明倫館や素敵な白壁を見て、百名城の萩城跡も見に行きました。

ルートは
山口宇部空港からバスで新山口駅（往復券で1600円、所要時間30分くらい）
新山口駅からバスで東萩行きに乗って行きました。（片道2060円、所要時間90分くらい）

ほとんど徒歩で廻りました。

全体的に落ち着いた街で、平日ということもあり人も少なくてゆっくり見学でき、よかったです。
（松下村塾は人が沢山いたけど）
日帰りでしたが、満喫できました。
松下村塾を見る時間が少なかったことや、松陰先生のお墓までは行けなかったのでそれだけ心残りかなあ。

エリア 萩(山口)

空港からバスで新幹線の新山口駅前に到着しました。
ここから再び東萩行きのバスに乗り、萩バスセンターで降りました。

バスセンター前にあったスーパーでお昼ご飯を買いました。
フライのバイキングコーナーにクジラカツっていうのがあったので
どんな味かなあと思い買ってみました。
あと、サーモンまきずし。両方あわせて200円くらいでした。

クジラカツ、癖がなくて魚くさくもなく、おいしかったです。

街の観光案内マップ

案内マップその二

明倫館

明倫館の門
貫禄があります

小学校がすぐ裏にありました。
立派で素敵な校舎だなあ・・・
自分の小学校はボロボロのコンクリ造りだったので羨ましいです。
礼儀正しくて誇り高き小学生がいっぱいいそうだ！！（笑）

さらに西に向かって歩くと公園がありました。

山県有朋さんの像
本で見た顔と同じだ〜！

公園の横の道を北西に進むと
高杉晋作さんたちの生まれた家エリアになります。
このあたりから、萩のすてきな白壁や高い壁のゾーンになりました。

高杉さんの生まれた家付近に高杉広場があって像がありました

高杉晋作生家

田中義一さんの生家跡。
陸軍大臣や内閣総理大臣を務めたお方。

歩いていると夏みかんソフトクリームの看板や旗が目立つ。
このあたりの名物か？？
あと、萩焼のお店もたくさんありました。

ソフトクリーム３００円か。

どんどん西に歩くと、萩市博物館です。
お堀があった。
お城の外堀にあたります。

萩の城下町は阿武川下流のデルタ上にあるそうです。

外堀から内側は三の丸で、藩の役所や毛利一門、永代家老らが住んでいたようです。

旧明倫館もこのエリアにありました。

田中義一の大きな像

一応、説明。

博物館の敷地内にあった櫓（復元）

博物館のレストラン。
・・・おいしそうだな。

お城から見て南のほうにあるのが平安古総門。
三の丸と城下町を分けている門でこのほかに｢北の総門」「中の総門」がありました。
夜6時から翌朝6時までは閉められて、通行手形を持っていないと通れなくなったそうです。

門の跡は碑があるだけで、見てもよくわかりません。

門の跡、遠くから撮影してみた。

平安橋。
平安古総門の前にある外堀にかかる橋

慶安5年（１６５２）の絵図では木の橋として描かれていたが、今あるのは石橋。
この石橋は明和年間（1764〜71）に構築されたのではないかと考えられているそうです。
説明書きによると「玄武岩でできていて、吊り桁・定着桁を備えたゲルハー桁橋の構造を持った無橋脚・・・」
素人の自分にはちんぷんかんぷん。。

平安橋 名所・史跡

幅3.95m、橋桁6.04ｍ

お堀と石橋。

次は西に向かいます。
旧明倫館跡

石垣だけ残っております。

旧明倫館跡 名所・史跡

さらに西に向かうと鍵曲（かいまがり）
左右が高い土塀で囲まれた鍵手形の道路。

萩の旅番組とかでよく見るところだ〜！
と思って説明書きだけ写真を撮って肝心の実物を忘れた・・・

中は草がぼーぼーでした。

さらに西に進むと鍵曲（かいまがり）
高い土塀で囲まれ、見通しが利かないようになっています。
萩の旅行番組とかでよく見るところだ〜

と思って見ていたら土塀の写真を撮り忘れました。。。

天樹院。

毛利輝元公と、夫人の墓所です。

それと殉死者　長井次郎左衛門の墓石があります。

明治2年に廃寺となってしまい、今はお墓のみになったとのこと。

二百円かと思ったら二十円だった。（笑）

輝元公と夫人のお墓

輝元公の火葬場だそうです。

さらに進みお城跡近く。
資料館があったので寄ってみました。
一階のフロアに展示されているだけだったので、すぐ見終わってしまうところが残念。

小早川隆景書状や毛利輝元書状があり、そのほか城の図が４種類ほど。
そのほか鎧兜や刀剣なども展示されてました。

手作り感満載だな・・・

めちゃくちゃ長い太刀。
大太刀と言うそうです。戦場に出るとき背中に負うか肩に担いだとのこと。

慶安５年に描かれた萩城下の絵図が何枚か展示されておりました。

それからもうちょっと後に書かれた城下の地図

北と南の大馬場筋。このあたりに大きな馬場があったのかな・・・

かつての名称を見ると色々想像できてちょっと楽しい。

そして、
萩城跡へ！
２００円です。
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋の見学料も含まれていました。

内堀
天守台の石垣の反り具合がきれいだな・・・

お城は、幕末に（1863年）13代藩主・敬親公が山口に移ってしまい使われなくなり、明治7年には建物すべて解体してしまったそうです。

本丸門を過ぎたところの石垣

案内マップがあった

天守を囲むこの石垣の脇にある石段（雁木）は全国でも最大規模なんだそうです。

指月山
あの上に詰城があるようなので行ってみよう！

指月山 自然・景勝地

その前に神社
毛利元就公などが祀られております。

天守跡
基石がばっちり見られます！

天守から西側にあるこの場所。
お城から孤立してるから気になった。
橋で渡ったのかな？

天守台から本丸門方面を望む

いざ山へ。
20分から30分で到着するらしい。

山が天然記念物に指定されているそうだ。

なんでもこの付近では珍しい原生林とのこと。
あと日本における、ミカドアゲハという蝶の分布の北限地だそうな。

これより山城部分へ！

石垣？？

石垣らしきものが見えてきた。

入り口だ

萩城詰丸跡

かつてはここに門があったようです。
それをくぐると二の丸。

萩城跡指月公園 名所・史跡

説明

矢倉がここだけで７つあったのか。

二の丸にある水溜
ここに水を貯めておいたらしいが、どれくらいもつのかな？？

用水槽　と呼ぶらしい

二の丸から一段高いところが本丸です。
天守があったという記録は無いが、儀礼や酒肴の場として用いた茶屋が建っていたとのこと。

かつては二の丸と本丸は土壁で仕切られていて棟門で連絡していました。

本丸にも、貯水池がありました。

下側がコンクリみたいに見えますが。。。
なんだか動物園の水浴び場みたいだ。

本丸の東側にある埋門跡。
ここから山を降りていくとどこへ出るのかなあ？
立ち入り禁止になっていたので行けませんが・・・

頂上付近からの景色は望めませんとありましたが、
木がたくさん生えているので隙間から少しだけ町や、海が見えました。

山城を堪能して下山。

お城入り口にありました。
毛利輝元公の像

輝元公の説明。

お城を出て道反対に毛利家長屋があります。
ここにお城のジオラマがありました！
ジオラマがあるとわかりやすくてよいです。

お城から東方面へ歩く。
旧周布家長屋門や旧益田家物見矢倉などがありました。

ところどころで見られる夏みかん。

明治時代に武士の家計のために夏みかんを植えることを奨励したことから
お屋敷のところで今でも夏みかんの木がたくさん見ることができるのだそうです。

だから夏みかんを使った商品をたくさん売っていたのか！

北の総門跡

門は北・中・平安古の三箇所あって、あわせて「大手三つの門」と呼ばれたとのこと。
元文年間（１７３９〜４０）の絵図にはこの門の前に船着場が描かれていたそうです。

今ある門は復元です。

北総門から外堀を越えてさらに歩く。。

松下村塾へ行くバスの停留所がもう少し歩いたところにあるのです。

結構歩いてからバスに乗って松下村塾到着！
もはや夕方になってしまった。

この小さな家で松陰先生の熱い授業が繰り広げられていたのかぁ！

ずっと気になっていたので買いました！
夏みかんソフト
松下村塾のところにある売店にて。￥３５０−
着色しておりませんとのこと。
クリーミーで割と濃厚なソフトクリーム、
あとから夏みかんの甘酸っぱい香りと味がふわっ、、と
これは美味しい。食べてよかった。

松陰先生の資料館もあったけど、もう時間がなくて見られなかった。

ここでソフトクリーム買った。
団子もおいしそうだった。

松蔭神社もあります。

ここは観光バスがどんどん来て、大人気でした。

本当はこの裏手をさらに歩いていくとあるお墓とか行きたかったけれど
時間がなくて断念。

バスで萩バスセンターに戻り、今回のたびは終了！！