今回のコスタリカ旅は、同国内では二泊三日の強行軍となってしまい、国内各地の色々な目的地に足を運ぶことができませんでした。最終日は午後1時頃に米国までのフライトが出発しますので、午前中のみの観光となります。場所はコスタリカ第二の都市アラフエラ。第二とは言っても人口にして5万人程度なので、全然都会という雰囲気はなく、のんびりと最後のコスタリカ時間を過ごすことが出来ました。<br /><br /><br />今回のコスタリカ旅でお世話になったのは、ロンリープラネットのコスタリカ版です。札幌の中央図書館にて借りていきました(^^;)。一応、地球の○き方の中米も確認しましたが、やはり情報量が全然違います。しかも表紙の写真がアカメアマガエルちゃんなので、お守り代わりとしても持参させて頂きました。

カエル王国・コスタリカ三都物語（パート３・アラフエラ編）

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2014/10/24 - 2014/10/25

7位(同エリア10件中)

#街歩き

エリア

アラフエラ(コスタリカ)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

交通: 4.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: 高速・路線バス徒歩飛行機

旅行の手配内容: 個別手配

昨晩は20時頃まで宿を探して彷徨ってしまった疲れで、ぐっすりと眠ることが出来ました。宿泊した宿はB＆Bという名前の通り、朝食が付いてきます。でも一泊10ドル余りのドミトリー宿泊では申し訳なく感じる程の充実した朝食内容で満足でした。
ドミトリー以外のお部屋もあって、そちらだと勿論もっとお高いんですけどね…。でも私の宿泊時はドミトリーも自分のみの貸し切り状態。お隣の部屋に個室の方が泊まっていたのですが、少々申し訳なく感じてしまいました。いずれにせよ、この宿は空港からも近くて安いので、サンホセに泊まるよりも出発の前夜泊としては非常にお勧めできます。
宿の目の前にあったのがParque Juan Santamariaです。この人物はコスタリカの英雄として、現在は国際空港の名前にもなっています。
像が出来たのは四半世紀前位のようですね。
昨晩は迷っている最中に見つけたこのアラフエラの文字オブジェ。
実は宿のすぐ隣にありました（笑）。
Calle Central沿いに歩いて北を目指します。
途中にはこのような野外アートが並んでいました。
Parque Centralに到着。マンゴーツリーの巨木が並び、木陰で心地良く休息することが出来る場所です。
ベンチが多いのも良いですね。ただ清潔感を重視される多くの日本の方にとっては、ちょっと直に座るのは・・・な状態な所が多いです。
噴水をおじさんがお掃除されていました。
Parque Centralの隣にあるのが、こちらのカテドラルです。
中の様子はこんな感じ。ちょうど礼拝時間帯で信者の方々が讃美歌を歌っておられましたので、遠巻きに静かに眺めて退室します。
天井画が見事なカテドラルでした。
反対側にはこんな赤屋根のドームもありました。
そして意外に思ったのが紫陽花。
コスタリカにもあるんだ〜。
日本の紫陽花とよく似ていますね。何か関係があるのかしら？？？
紫陽花の花は、カテドラルの裏手のこの場所にありますので、皆様も是非、カテドラル観光の際は観に行ってみて下さいね。
この町にはもう一つ美しい教会建築があり、それがこちらのIglesia La Agoniaです。
内部の様子はこんな感じです。
この教会では壁面を飾る宗教画や美しいステンドグラスに見応えがありました。（ステンドグラスに関してはクチコミの方も御参照頂けましたら幸いです。）
今度は北を目指し、Parque Palmaresに到着。こちらにも巨木が並んでいました。博物館が10時からオープンなので、それまでここで休憩して過ごします。
公園内に地球をデザインしたこんな記念碑（？）も発見。
日本がどんな風に描かれているか気になったので見てみると…。
うーん、九州と四国がない…。

北海道も妙に小さいし(^^;)…。
コスタリカの英雄、ファンサンタマリアはこの町の出身でもありますので、町の中心部にはこちらの立派な博物館があります。
展示室は幾つかあって、各小部屋毎にテーマ別の展示が並んでいました。
殆どがスペイン語表記なので、書いてあることはよく解りませんでしたが…(-_-;)。
2階の十字架型に切り込まれた”窓”からは外の様子を眺めることも出来ました。
こんな国旗だった時代もあるんですね。

さて、この博物館は開館が10時からと遅かったので、13時過ぎの飛行機に搭乗するまでにはあまりのんびりとしてもいられません。

博物館をかなり雑に急いで見学した後、空港行きのバス停へと急行します。
アラフエラ市街地から空港に向かう場合、基本的にはサンホセ行きに乗車すれば良いのですが、空港を経由するバスとしないバスがあるので注意が必要です。アラフエラ市街地から空港までのバス運賃は555コロン（約110円）。って、サンホセまでの料金と変わらんやん。アラフエラから空港までの短距離で乗るのはちょっと損した気持ちになるかもしれませんね。２〜３キロの距離なので、次回来ることが有れば、今度はバスに乗らずに歩いて空港に向かいたいと思いました。
流石に近いのでバスは10分程で空港に到着。

空港入り口付近には、先程博物館に立ち寄ったばかりのファン・サンタマリアの像が建っていました。
左側から見たターミナルビルの様子。
出発階の様子はこんな感じです。
そしてチェックインをしようとカウンターに向かおうとしたら制止させられます。コスタリカは出国税はチケット切込みではなかったんですね…(~_~;)。貧乏旅を続けてきた身にとっては、出国税の２９USドルはとてつもなく高額に感じます。危うく足りなくなるところでした。節約していて良かったわ…(^^;)。
セキュリティエリア内の通路の様子。
特に買物などは興味がないので、素通りして搭乗ゲート付近のベンチを目指します。
途中でコパ航空のラウンジを発見しました。CO(コンチネンタル）等と共に以前はスカイチーム系だったので、今回のDLなんちゃってGで入れたのになぁ〜。今となってはスターアライアンスなので、入ることは出来ません。
搭乗ゲートはこちら。
搭乗便はこちらです。
この空港にはスカイチーム系のラウンジがありませんので、搭乗までの待ち時間はお水を飲んで空腹を凌ぎます。こんな状態ですので、改めて朝食付きの安宿に泊まって良かったなと思いました。

帰りのSJO→ATLもUGされましたので、至福のお食事（？）まで、もう少しの辛抱です。
搭乗機はこちらです。
トイレに行くと、その近くの窓から先程までいたアラフエラの市街地が望めました。カテドラルの尖塔もちゃんと空港から確認できるんですね。やっぱりアラフエラは空港から近いです！
近くのお店のショーケースにて、こんなコーヒーを発見。

これが売られていたら値段によっては買おうかな、と思ったのですが、店頭に並んでいたのはカエルちゃんじゃないデザインでした。

なので、勿論カワズ終いです(^^;)。
そして機内へ。
約4時間の快適なFクラスシートでの旅の始まりです。
でも、ウェルカムドリンクはペットボトルのお水だけ…。

後で聞いてあげるからね…、みたいなことを言われましたが、それっていつも通りの食前のドリンクで、ウェルカムとは違うような…。

まっ、これが米系か(^^;)。
有難うコスタリカ、またきっと来るからねぇ〜。
次回はもっとゆっくりとした旅程で巡りたいものです…。
ランウェイの末端までやって来ました。
米国の空港とは違って、行列が出来なくてスムーズに離陸できますね。
そして離陸。
あっという間にコスタリカが遠のいていきます…（涙）。
フライトデータ画面はこんな感じ。
アトランタとはほぼ同じ経度なんですね。真っ直ぐに飛んでゆきます。
これはどこだろう。ホンジュラスかエルサルバドルあたりの海岸付近です。
そして待ちに待った機内食。
ステーキかパスタのチョイスでした。

周りは米国人ばかりで、皆ステーキばかりオーダーしていたので、パスタにしようかなとも思いましたが、ここで肉食民族に対抗意識（？）が湧いてきて、自分もがっつりとステーキを頂くことにしました。
到着間際にはスナックとお水のサービスもありました。
アトランタには定刻よりやや早めの午後6時40分頃に到着。
まだ僅かに日が残る空港の夕暮れの残照が心に沁みました。
最近新設されたという、アトランタの国際線ターミナルの様子。
このゲートから国内線の搭乗も可能です。
アトランタの空港はフリーWifiが快適に使用できるようになっていました。
なので一晩中ネットして過ごします。

こうして今回のコスタリカ旅は終了となります。二泊三日の慌ただしい旅となりましたが、最後までご閲覧有難うございました。