2014秋 勝沼: トンネルとブドウとワイン　山梨のワインの郷を堪能

2014/10/18 - 2014/10/18

８年ぶり？ぐらいに勝沼に行ってきました。
秋のブドウの郷をハイキング。大日影トンネル遊歩道、大きくいっぱい実ったブドウ、そして日本が世界に誇る？山梨のワインを堪能しました。
この日は、25129歩。

エリア 勝沼・塩山(山梨)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

勝沼ぶどう郷駅に到着

まずは、駅構内の観光案内所へ。
マップなどをゲット。

なかなかモダンなデザインの駅舎です。

駅前甚六公園には、ＥＦ６４１８が置かれています。
ＥＦ６４は、昭和３９年に勾配線区用に設計された電気機関車で、この１８号機は主に貨物車などをけん引して中央本線を走ったそうです。

そしてたくさんの桜の木。駅周辺には約１０００本の桜が植えられてあり、地域の後継会の名前から「甚六桜」と呼ばれているそうです。

昔のスイッチバックの跡。ここまで軌道が敷かれていたそうです。

階段を登って大日影トンネル遊歩道へ。
左が現在使われている新トンネル。右側が旧トンネル。

旧トンネルは、遊歩道として整備されています。
長さ１３６７．８ｍ。

中には、この様なモダンアートや

トンネルや勝沼駅にまつわる昔の写真などが展示されています。
これは、スイッチバック式だった頃の勝沼駅(現勝沼ぶどう郷駅)

緊急連絡用の電話などもあります。これは現在も使えるのかな？

トンネルの中間地点にはこの標識。

これは線路の勾配変更を示す勾配標

トンネル壁面はレンガ。
英国人技師の指導により建設されたので、レンガの積み方は一段ごとに楯と横を交互に使う英国式になっています。

距離標。東京駅から１０９．５ｋｍです。

３０分弱の歩きで出口へ

次のトンネル(旧深沢トンネル)はワインカーブ(貯蔵庫)に使われています。

近くの案内所に一声かけるとカギを開けてくれて、中を見学できます。
トンネル内の温度湿度がワイン保存にちょうど良い状態に保たれています。
手前の２００ｍが個人客用、その奥９００ｍがワイナリー向けのスペースだそうです。

坂を登ると、トンネル出口と山が一望できます

ぶどう畑。
既に収穫が終わったものもあれば、

見事に実ったぶどうも

柏尾の古戦場にたつ、近藤勇の像

勝沼堰堤

大善寺

手前の木が、ちょっと変わったブドウの木だな　と思ったら

何とキウイでした！

とにかく、ブドウがいっぱい

祝橋

隣の新祝橋の欄干はぶどうの柄

シャトー・メルシャンに到着。
本日の昼食はここで。

天皇陛下も来られたことがあるようです。

天気が良いので外で食べることにしました

ワインテイスティング
産地めぐりセット７００円

ワインテイスティング
甲州飲み比べセット４５０円

料理は、いずれも少量、お上品な感じです。

外国人のグループも来ていました。

見本ブドウ園には、バイヤーと思しき一団。

併設のワイン資料館
明治３７年に建てられた現存する日本最古の木造ワイン醸造所です。

入り口

メルシャン(Mercian)には、フランス語のありがとう(Merci)と人を表すanをつけた「感謝する人」という思いが込められているそうです。

昔のブドウ絞り機。

貯蔵樽

過去の歴代ワインがずらーっと。

現存する日本最古のワインだそうです。

メルシャン・ワイナリーの向い、宮光園。

宮光園はワイン産業の先覚者・宮崎光太郎が自宅に整備した葡萄酒醸造所がベースになっています。

ぶどう橋からの眺め

シャトレーゼワイナリー

試飲は無料

盛田甲州ワイナリー

ここでも試飲。やはり無料。
ナパと違って勝沼は無料試飲が多くて嬉しい。

日川沿いに西へ

「ぶどう泥棒　特別警戒中」です。盗んではいけません。

萬福寺

ご神木は、「山梨の巨樹・名木１００選」に選ばれている様です。

とにかくどこを歩いてもブドウ園だらけです。

等々力寺町。
３００ｍあまりの間に９つの浄土真宗の寺が並ぶという独特な風情の街並みです。

お寺

お寺

旧甲州街道に出ました。
ここも両サイドにぶどう園がいっぱい

明日はマラソン大会が開催される様です。

旧田中銀行。
明治３０年代に建てられた洋風建築。
今は、国の登録有形文化財とされ、現在は博物館になっています。入館無料。

洋風な鉄柵には、田中の「田」と「中」の文字が入っておりオシャレです

二階建ての一階はこんな感じ

当時の頭取のデスク

レコードプレーヤや

トイレもレトロな感じ

らせん階段で二階へ

電燈は、長さが変えられる当時としてはとってもモダンなデザイン

木目に色が施されているのは当時珍しかったようです。

小佐手小路

原茂ワイン

試飲ルーム

ここも試飲は無料

庭も雰囲気たっぷり

ブドウの幹も太い

ちょっと歩いて、シャトージュン。佐藤潤　ではありません。

ここも試飲は無料

店内では、服も売っています

駅に戻ります

帰りはビューやまなし

この日の「戦利品」。原茂ワインとシャトージュンで購入しました。