2012年ちょっと長めの夏休み【フランス・アヴィニヨン-ニーム-ユゼス-ポンドュガール】

2012/08/29 - 2012/08/29

アヴィニオンで現地ツアーに参加し、個人旅行ではなかなか行きにくいニームやボンドュガールに行ってきました。ローマ人の偉大さを改めて感じさせられました。

エリア アヴィニヨン(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

騒々しい路上掃除の音で目が覚める。高圧水でごみをかき出し、バキュームが吸い込む。昨日のマルセーユのホテルでは枕チップを忘れたことに気がづく。
大通りに面した店で朝食。オレンジジュース、クロワッサン、バケットにカフェオレをプラスして6.5ユーロ。まあこんなものか。9:00過ぎにInfoへ向かう。ツアーではポンドュガールは外せないと思い、そちらがコースに含まれているものを探す。午前のツアーは9:00発となっていて、既に出発してしまったものが多い。また、毎日催行されていないものがあったりで、なかなか決めることができない。自力で向かってみようと思い一先ず法王庁へ向かうことにする。

法王庁では日本語音声ガイドがあったおかげでじっくり見学することができた。そのため、11:40のポンドュガール行きバスに間に合わなくなってしまった。次のバスは13:10。それに間に合うようにバスターミナルへ。

バス乗場はかなり臭い。降車する停留所を気にしたりするより、3つの観光地へ行くことのできるツアーに参加する方が効率的だと思い直し、予定を変更して再びInfoへ向かう。14:00発のツアーに申し込む。

大通りのケバブ店でお昼を購入。なかなか親切なおじさん。6.5ユーロでケバブとコーラ、かなりのボリューム。Info横の公園で食べながら、14:00になるのを待つ。あまりの大きさに、完食するのに20分もかかってしまった。
14:00にInfoの前へ向かうと女性が近付いてきて車まで案内してくれた。9人用ベンツで自分以外は中国人、オーストラリア人にニュージーランド人、多分アメリカ人（２人）。

車内では一通り英語で説明してくれるのだが、予想通り何を言っているのかほとんどわからない。

中国人はガイドが話していることを辞書で調べたり、前に座っているオーストラリア人に話の内容を確認したり、とても熱心。自分も本来なら見習わなければならない姿勢なのかもしれない。

ニームへ到着したが、あまり運転が得意でないらしくなかなか駐車できない。15:10から16:00までニーム闘技場見学、音声ガイドあり、じっくり見たいが時間切れ。。
アルルの競技場と比較すると、規模が小さく少々残念。だが、保存状態はこちらのほうが良い印象。

次はUZESという町。17:00から17:45まで街中を自由に散策。ガイドにも記載がないため、この町がどのような街なのか情報がないまま、とりあえず街歩きを始める。

人はあまりいないが、広場のカフェに人が多くいた。

通りにはカラフルな食器を売る雑貨屋さんや

かわいいお土産を売るお店がいくつかある。

次はいよいよお目当てのポンドュガール。タイミングよく夕日がきれいで、これは期待できると興奮度最高潮。18:15から19:00まで。バスの停留所からは橋が見えず、いったいどれほどの威容なのかとわくわくしながら歩き始める。

夏場のヨーロッパは19時でも十分明るいから助かるなぁ。

見えてきたポンドュガール。かなりのスケール。来た甲斐があった。
アヴィニオンまで来てこの橋を見ないで帰っていたら、どれほど後悔していただろう。

ガイドは川の向こう側で19:00に待つと言い残し、去ってしまった。ちゃんと再開してアヴィニオンまで送り届けてくれるか不安を感じつつき出す。

ニームで買えなかった水を売店で購入。しばらく歩くと橋の威容が見えてくる。

ローマ人の偉大さに拍手。川の上流まで林の中を歩いていく。時間の関係である程度のところで引き返す。結構な距離を歩かなければならないが、ニュージーランドのおばあちゃんは大丈夫だろうか。

時間を意識しつつ、威容を写真に収めながら歩いているとドンドン時間が経過してしまい、気が付くとかなりの早足で歩かなければならない時間になっていた。

ローマ人の水道橋は、スペインのセゴビアで見たことがあるがスケールはこちらのほうが上だと思った。

ガイドさんが車中で話していた（だいぶ時間が経過して、ガイドの英語にも慣れてきたらしく、言っていることが徐々に理解でき始めた）ところによると、彼女はこのあたりの出身らしく家族で休みの時によく川遊びで訪れていたらしい。その際、よく泳いでいたそうなのだが、昔は川の水量がもっと多かったらしいが、今は水量はめっきり少なくなってしまっているそうだ。

どこからどのように写真を撮っても絵になる風景から立ち去りがたく、もはや走るしかない時間になってしまった。

息を切らせながら19:00ジャストに駐車場へ到着。既に全員集まっていた。

19:30、昼間出発したアヴィニオンのInfo前に帰着。

今日もまた夕日が綺麗だったので、急ぎ橋へ。19:50から20:30まで橋を見学。

夕飯どうしようかと考えた際、昨日行ったマクドナルドに行って日本語勉強中の店員さんと話をしてみようかなとも思ったが、勤務中で難しいだろうし今日も出勤しているかも定かでないので思い直す。

カルフールでビール、サラダ、オレンジを買う。4.75ユーロ。
店内は床が水浸しだったりワインが割れていたりで散々な様子。

日本のスーパーなら、すぐに掃除を始めるところだが、こういうところが悠長というかのんびりというかヨーロッパらしいなと思って１日が終了