二拝四拍手一拝

2014/09/22 - 2014/09/23

国宝宇佐神宮： JR宇佐駅から3.8Kmのところにある（タクシーで片道1300円）、全国に4万社ほどある八幡様の総本宮で、赤く塗られ木製の社殿が印象的です。近年、階段の脇を上るエレベーターが出来た為、社殿まで楽々と登れ、高齢者や障害を持つ方にもお勧めできるスポットになりましたが、今回、自力で下宮、上宮の順に参拝。ここはパワースポットとして知られていますが、大変広い敷地の神社なので、重い旅行鞄を持ち歩いたので“パワーを必要とする”という意味もありそうな（笑）汗だくの参拝になりました。神亀2年(725年)の創建で、ご祭神は八幡大神（応神天皇）・比売大神（ひめおおかみ）・神功（じんぐう）皇后。上宮本殿と下宮御殿があり、向かって左から「一の御殿」（725年、応神天皇）、「二の御殿」(731年建立、比売大神）、「三の御殿」（823年建立、神功皇后）と、３本殿それぞれに、「二拝四拍手一拝」でお参りします。本来、祭神１の応神天皇は中央に祀れるべきところ、ここでは向かって左の本殿に、祭神２の比売大神が中央に祀られているのが謎とされる。作家井沢元彦氏によると本来の第一祭神は比売大神で、邪馬台国の女王卑弥呼であるとし、天変地異の責任をとらされ殺害されたため（松本清張説）怨霊化を恐れ、中央に祀られたと解説しています。また、参拝方式は出雲大社と同じで、出雲の祭神大国生命（おおくにぬしのみこと）は国を取られたため激しい怨念をこの世に残したことから後の人々は祟を恐れ、立派な社を作り、4拍手は｛死拍手｝をもって祀ったいう。井沢説であり真偽のほどは不明ですが、八幡大神に怨霊神ではないとのことで全国の八幡神社では通常の二拝二拍手一拝で参拝を。全国の八幡宮の総本宮でもあり、森の大きさ、木々の樹齢の古さ、国宝の社殿等どれをとっても見事な神宮をぜひ一度は訪れてください。

エリア 宇佐・豊後高田(大分)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりはゆふいん駅から

ホームには湯布院止まりの列車が

反対側のホームから大分行が。JR久大本線に乗車

日豊本線で大分から特急で移動。

USA、米国ではありません。うさ駅です

タクシ降りたところは門前町。第一の鳥居まで遠い

いざ宇佐神宮へ

宇佐神宮参詣

大鳥居

鳥居のそばに本物の機関車

神宮境内へ

またしても大鳥居

湖畔に佇む社

下宮。左から一、二、三の順に御殿が並ぶ

内宮。現在工事中

内宮前からの急階段（裏口へ）

宇佐神宮祈祷殿

門前町で求めた宇佐飴。素朴な味わいでした

JR宇佐駅にもどる

JR日豊本線で博多へ。JR九州は快適は特急を保有する