2014/09/21 - 2014/09/21
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Wind99さん
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2日目は、釜山から慶州へ日帰りの旅。
行きは高速鉄道KTXで、帰りは高速バスで戻る。
それぞれ乗車のタイミングが偶然バッチリあって、待ち無しのストレス無し。
わからないながらも公共交通機関を駆使し、思い通りコースで旅が出来たことと、新羅国の歴史ロマンを感じることが出来、これぞ海外旅行とういうのを楽しめた。
2日目:慶州・仏国寺、古墳公園、雁鴨池、大陵苑&釜山・西面ショッピング
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
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朝8時頃(ファミリーとしては早朝)ホテルを出発し、3つ目の地下鉄で乗り換え、KTX(韓国高速鉄道)で新慶州駅に行くことにした。
今日は新羅(古代の朝鮮半島の国、紀元356年-935年)の旧都の慶州に行く。世界遺産だ。 -
KTX釜山駅構内。
2つめの新慶州に行くため、自販機で切符を買おうとするが、なぜかクレジットと現金で切符が買えず、結局並んで窓口で購入した。 -
KTXの切符と領収証。一人10,700ウォン(1,070円)。
KTXは2010年に開通した。
慶州へはKTXか、高速バスか、日帰りオプショナルツアーの3択だろう。 -
屋台でよく見かけるキンパッ。
朝食代わりにコンビニで購入。 -
驚いたことに!! 改札が無かった。改札が無い駅はヨーロッパ式だそうだ。
9:20発に乗車する。 -
KTXは2時間少しで釜山〜ソウルを結ぶ。
韓国は狭いと実感する。 -
列車は18両と長いが、乗員はまばらであった。
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23分くらいで新慶州駅に到着。屋根が斬新であった。
KTXは確かに早いが、新慶州駅は、目指す仏国寺からかなり遠くになるから、高速バスにするか迷うと思う。
出る時も改札が無く、ホームから出ると、そこは外。 -
駅前の広場。世界遺産への入り口の駅としては寂しい。
ここで勘が働き、世界遺産である仏国寺への循環バスは、列車の到着に合わせて運行されるはずと見て、小走りに走ると、案の定、ぎりぎり目指す700番のバスに乗ることが出来た。
乗るとき、運転手に3パーソンとだけ言って、料金を聞いて払った。一人1,500ウォン(150円)50分乗るのに安い。 -
700番のバスが巡回バスだ。バスには20人ほど乗っていて、50分ほど走った。運転は荒く、海外らしいと実感。
世界遺産の仏国寺で降りるバス停はわからない(韓国語でのアナウンスはある)が、ほとんどの人はそこで降りると判断していたが、果たしてそうであった。 -
バス停からは急な登坂を5分ほど歩く。世界遺産の記念碑。
1995年、石窟庵とともに「石窟庵と仏国寺」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
石窟庵はここからさらにバスに乗る必要があるが、地図でそのくねくねの山道を見て、車酔いの恐れで行かないことになった。 -
まずはチケットを買い、この一柱門をくぐる。
最盛期の8世紀は、約60棟の木造建築で寺院は構成されていたらしいが、その後荒廃した。 -
次の門は天王門。
日本の朝鮮統治時代から復興が始まり、1973年に発掘調査後、改修工事で無説殿、観音殿などが再建される。 -
仏法を守護する四天王がここで睨みをきかせており、寺院を邪悪なものから守っている。
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天王門を進むと、石の階段が見え、紫霞門に続く。
よく慶州の写真に出ている。 -
階段の角度と立派さから、メキシコのピラミッド(テオティワカン)を思い出させる。
これらの橋は仏国寺の創建当時から残るたいへん貴重なもので、現在は通れない。 -
右の迂回路沿いにある手水舎。
この柄杓に汲んだ水を直接口につけて、その水を口に含んだ人が居たので、びっくりした。 -
まずは、大きな多宝塔(国宝第20号)が目を引く。
背後に見える工事中のやぐらは、釈迦塔(国宝第21号)だ。 -
正面に一番大きな大雄殿がある。
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奥にある坂を登ると、毘盧殿。
仏国寺舎利塔 -
大雄殿の装飾。
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石塔を見ると、傘の下側の隙間にコインが挟まっている。
高くて手は届かないはずだ。
この石塔も創建当時から残る貴重なもの。 -
何色って言うんだろう。いい色だ。観音殿
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羅漢殿
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寺院はやっぱり美しいな。
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観音殿からからわずかながら多宝塔が見える。
いらかの波、いい眺めだ。 -
この1画だけ小石が積まれている。
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この黒い坪はゴミ箱で、分別は特に無し。
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吊り太鼓。
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仏国寺の南門
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バス停まで下り、広い駐車場を突っ切ると、お土産&食事処がいっぱい。
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丁度12:00になったので昼食。
お通しは5皿、石焼ビビンバ、野菜のビビンパ、ねぎのお好み焼き(これが今回最もおいしかった)
メニューには日本語でビビンペって書いてあった。ビビンペにはワカメスープが付く。 -
バス停で10または11番の循環バスを待つ。慶州高速バスターミナルに行ってレンタサイクルで、市内を廻る予定。
同時にバスが来たので、近回りになる10番に乗る。バスは一人1,500ウォン(150円)
バスドライバーが市内の史跡前で、観光ならここで降りろというゼスチャーを2度もしてくるので、降りた。 -
雁鴨池。
入場料2,000ウォン(200円)。
ここは新羅王朝の全盛期に建造された広大な離宮の跡であった。 -
大通りを挟んで、向かいの半月城へ行く。
新羅の歴代の国王が住んだ宮殿の跡。 -
城のお堀かな?
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広大な丘陵のようだ。
キャンプ用テントを張っていたグループもいた。 -
半月城の中に位置している石氷庫は天然氷を保管した施設。
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城跡から下ると、突然ひろがる花畑。
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遠くには、古墳がいっぱい見える。
これが歴史だ。 -
花畑の先に目指した瞻星台が見えてきた。
7世紀中頃に築造された、東洋に現存する最も古い天文台だ。 -
陰暦の数と同じ361.5個の花崗岩を材料にして積み上げ、基壇は12個の長方形、真ん中の窓へりから上と下の石段をそれぞれ12層で組み上げた巧妙な造りだそうだ。
頂上の井型の石の囲い部分や真ん中の窓位置も象徴的な意味が含まれている。 -
さらに歩くと、白馬の観光用?馬車が何頭も交差点で待っていた。
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この先に大陵苑(天馬塚)という、史跡があるらしく、その名前に由来した馬車かなと想像した。
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ここは12万坪の敷地に23基の古墳が保存されている。
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入り口は松林。
新羅時代の王様もしくは王族の古墳と見られる。 -
味鄒王陵
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味鄒王陵の門を入ったところ。
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皇南大塚かな。
この後、釜山へ戻る帰路は、高速バスで戻ることとし、バスターミナルまでしばらく歩いた。運良く出発間際のバスに飛び乗った。
行きはKTXだったので、違う交通手段にしたかった。 -
バスはハイウェイを使用し、1時間ちょっとで、釜山の高速バスターミナルに着いた。
ここは釜山の地下鉄1号線の終点だ。ここから中間の西面駅へ行く。 -
西面駅は2号線との乗り換え駅で、最も栄えている繁華街。
17:00、まずは、ロッテ百貨店釜山本店の中にあるロッテ免税店へ行く。 -
ロッテ百貨店といえば、韓国で老舗中の老舗百貨店で、釜山では2つあり、さらに2つ建設が予定されている。
地下鉄駅前にあり、西面のシンボル。その入り口の派手な装飾。 -
その次は地下街のショッピング。
地下街には派手な広場があった。 -
地下街を行きかう青年の顔が皆、同じように見えた。
このポスターを見て理由がわかった!
ヘアスタイルがスターとほぼ同じで、皆そのヘアスタイルにしているので同じ顔に見えるのだ。日本とはあきらかに違う。
それを家族に言うと、なるほどーと納得していた。 -
そして地上に出てもグルグル廻ってショッピング。
そうとう歩き疲れた。 -
夕食は、ワカメスープで検索し、真っ先にヤフーで出てきた「うにとワカメスープ」の済州家とした。
行ってみると、あわび専門店って書いてあった。ロッテ百貨店の道を挟んで向かい側だ。
店員も少し日本語が出来た。 -
頼んだメニューはあわび粥、うにとワカメスープ、チゲ鍋。
日本語の看板でもあり、お客さんは皆JAPANで、隣の老夫婦とも話がはずんだ。
福岡在住で、飛行機で30分なのでよく来ると言うが、我々が今回始めて釜山に来て、ツアーではなく、KTXとバスで自由に慶州に行ってきたことを知って驚いていたし、まだ慶州へは行ったことが無いと言う。
料理も食べきれないほどオーダーしてあり、あまだいの焼き物定食と鍋の余りを取ってよそってくれた。(昨夜の料理の多さの経験から、今日は少なめにオーダーしていた)
壁には何故か名刺がいっぱい張ってあった。ここに来た記念かな?
この後、ホテルへ戻った。
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