2014/09/21 - 2014/09/22
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旅好き長さんさん
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紅葉にはまだ早いこの時期、一足早い秋を見つけに信州の秘境見学にクラブツーリズムのツアーで出かけてきました。
今回のコースは、
9月21日関西を出発し、浦島太郎伝説の寝覚めの床、御嶽山の裾野に広がる太古の森が広がる油木美林、巴淵見学後松代ロイヤルホテル泊。
9月22日は戸隠神社の5社の内、奥社と九頭龍社、中社の3社を参拝し戸隠森林公園、鏡池を散策して帰宅の予定。
ツアー会社のパック旅行には今まで何度も行きましたが、今回はいろいろなことを初めて体験しました。
自然たっぷりの油木美林、戸隠森林公園、パワースポットの戸隠神社。
今回の旅でリフレッシュして、明日からの仕事も頑張っていけそうです。
今回はツアー2日目の戸隠神社の参拝と戸隠森林公園の散策を紹介します。
2日目の天気予報は晴れだったのに、戸隠地方は曇りだったのが残念でしたが、たっぷりと自然の力をいただいてきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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旅行2日目(9月22日)
いつも通り朝5時に目を覚ます。
早朝に松代城址周辺を散策するのでまずは大浴場に行き、朝風呂を浴びる。
部屋に戻り、ホテルの窓から外を眺めるとまだ薄暗い。 -
天気予報だと晴れなのに雲が垂れ込め雨が降り出しそう。
とはいうものの、せっかく松代に来たからには松代城址とその周辺を見たいので散策開始。 -
ホテルから歩いて約10分。
旧長野電鉄の松代駅舎に到着。
ここは廃線になっているので駅舎だけです。 -
駅舎の反対側はこんな感じで、レールもすでに撤去されています。
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そしてこちらが、レールが撤去された線路跡です。
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先ほどの松代駅を少し進むと真田宝物館に出ます。
もちろん、まだ朝が早いので観光客は誰もいません。 -
そしてこちらが真田公園です。
真田といえば上田城が有名ですが、ここ松代も真田の城下町です。
こちらも朝が早いので、近所の方が散策される程度です。 -
この正面に見えるのが真田邸です。
もちろん朝早いので中には入られません。 -
真田公園を真田邸に沿ってさらに進んでいきます。
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そうすると正面に旧樋口家住宅が見えてきます。
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そこを右に曲がるとこんどは、松代藩文武学校が見えてきます。
ここは、文武を奨励した松代藩八代藩主・幸貫が水戸の弘道館にならって計画し、九代・幸教の時代に完成した松代藩の藩校で1855(安政2)年に開校したそうです。 -
これら旧邸周辺にはもうコスモスが咲いています。
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文武学校から松代城址に向かう歴的道すじです。
歴史を感じる建物が並んでいます。 -
ここ松代城は、武田信玄と上杉謙信が信濃の覇権を競った川中島合戦で、武田側の拠点として築城されたといわれているそうです。千曲川の流れを外堀とする天然の要塞で、当時は「海津城(かいづじょう)」と呼ばれまていました。
江戸時代、真田氏が松代藩主となると、松代城を中心に真田10万石の城下町が発展した町です。 -
正面に見えるのが本丸です。
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それではお城の堀を一周します。
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振り返ると、さきほどの本丸が見えます。
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さらに進むと北不明門が見えてきます。
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さらに地下づくと、北不明門はこんな感じです。
空を見ると雨が降ってきそうです。 -
さらに進むと東不明門が見えてきます。
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この橋が東不明門橋です。
まだ早朝のため、城内には入れません。 -
そしてやっとスタート地点の本丸です。
約10分で1周できます。 -
ツアーのホテル出発が8時のため6時40分にホテルに戻ってきました。
この写真が宿泊した松代ロイヤルホテルです。
13階建ての大きなホテルです。 -
こちらがロビーです。まだ朝早いので人がまばらです。
ただロビーの片隅では、近所の果物農家の方がブドウや桃などの果物を売っていました。 -
バイキング方式の朝食後、ホテルを定刻8時に出発し、戸隠を目指します。
戸隠といえばソバも有名。
この写真はそのソバ畑で、花も咲き終わりそろそろ収穫の時期のようです。 -
9時30分に戸隠神社の奥社入口駐車場に到着。
月曜日の朝早いため有料駐車場はまだがら空きでした。
ただ無料駐車場はほぼ満杯でした。 -
駐車場の案内板のそばの木はもう紅葉しています。
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駐車場そばで咲いていたオオシラヒゲソウです。
戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。
その起こりは遠い神世の昔、「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる戸隠山を中心に発達し、祭神は、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々をお祀りしています。 -
そしてこちらが戸隠神社五社の案内板です。
戸隠神社といえば一か所かと思っていましたが、この案内板の5社を総称して言っているようです。そのため戸隠神社に行ってきたと言えば、この五社すべてをお参りしないといけないようです。
ただ全部を回ろうとすると、丸1日かかりそうです。 -
私たちは観光ですのでこれら五社の内、奥社・九頭龍社・中社の3社を回ります。
まずは奥社に向かうため、駐車場のそばにある参道入り口の鳥居に向かいます。 -
先ほどの鳥居をくぐるとなだらかな参道が、ほぼ中間地点にある随神門まで続きます。
さすがに朝早いので観光客はまばらです。 -
途中、一部紅葉した木も見られます。
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さらに奥に進むと杉並木になってきます。
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そして先ほどの鳥居から約15分程度で随神門が見えてきます。
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この随神門は、奥社参道の中程にあり、萱葺・朱塗りの造りになっています。
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随神門の向こう側には長い杉並木が続いています。
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随神門をくぐるとこんな感じです。
樹齢の長い杉並木がずーとつづいています。
何か神々しい感じで、パワーをもらえそうです。 -
並木の大きな杉にはしめ縄がされているものもあります。
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杉並木の途中からは階段になっており、段々と登りがきつくなってきます。
ここから奥社まで、まだ400m位あります。 -
先ほどの杉並木から今度はうっそうとした森になってきます。
この森の向こう側に小さく奥社が見えてきました。 -
さらに近づくとこんな感じです。
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この最後の階段を登ると奥社です。
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奥社の御祭神の天手力雄命(あまのたちからおのみこと)にまつわる御由緒です。
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こちらが奥社です。
もちろん、二礼・二拍手・一礼でお参りしてきました。
ちなみにここ奥社は、戸隠神社の御本社として全国に開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などでお詣りされています。 -
そしてこちらが奥社のそばにある、5社の内の一つの九頭龍社です。
この九頭龍社は、水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結の神として祀られています。 -
九頭龍社から振り返って奥社の上には戸隠山がそびえています。
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その戸隠山の頂の木々を望遠レンズで撮ると紅葉しています。
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奥社と九頭龍社を参拝後降りてくると、その途中に登山道の入口があります。
ここから戸隠山を縦走するようです。 -
参道わきにはひっそりとお地蔵さまが祀られています。
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降りてくるとやっと随神門が見えてきました。
こうやって見ると参道の杉の大きさがわかると思います。
何せ天然記念物にも指定されている、樹齢4百年以上の木々だそうです。 -
随神門の茅葺の屋根にはコケや木が生えており、歴史を感じます。
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随神門をくぐって、入口側から見た写真です。
門の両側には2体の像が鎮座しています。 -
随神門の脇道から戸隠森林植物園に入っていきます。
この公園内にはこのような看板があります。
注意してください。(でも何に注意したらよいのやら。ただにぎやかに歩いていくしかないかな。) -
遊歩道のわきに珍しい花を発見。
この黄色と紫色の花はキフネツリという花で、紫色の花はたくさん見られますが、黄色の花は珍しいようです。 -
森林公園はきれいに整備され、遊歩道もとても歩きやすくなっています。
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遊歩道を進んでいくと一部紅葉した木も見られます。
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この時期紅葉した木は、ツタの葉と漆の木だそうです。そのため近づいて触ると大変です。
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遊歩道を進んでやっとみどりが池に到着。
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この日はあまり天気が良くなく、緑色の池には見えませんが、風がなかったせいか池面に森の木々が写ってきれいです。
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集合時間も迫ってきたので駐車場に急いで移動します。
でも紅葉した木を見ると足を止めてしまいます。
来月の中旬頃になると木々が紅葉してとてもきれいだと思います。 -
ここの森林公園の遊歩道はこの写真のようにきれいに整備され、車いすの方も散策できるコースもあります。
標識もポイントごとにあるので道に迷うこともありません。 -
ここを散策するには今回のツアーでは2時間でしたが、とてもその時間では回れそうもありません。(もっと時間がほしい・・・。)
この遊歩道から有名な鏡池まで歩いて行けます。 -
集合時間の10分前に奥社参道入口の鳥居に到着。
結構歩きました。
でも大きなパワーをいただいたような気がします。 -
そして次にバスで向かったのが、5社の一つの中社。
ここは参道入り口の鳥居です。 -
鳥居をくぐって参道を進みます。
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こちらが中社の社殿です。
ここの祭神は、天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)です。
由緒は、天照大神が天岩戸にお隠れになった時、岩戸神楽(太々神楽)を創案し、岩戸を開くきっかけを作ったという神様です。
ここの社は、学業成就・商売繁盛・開運・厄除・家内安全に御神徳があるそうです。
手前の大杉は、推定樹齢約700年のご神木です。 -
反対側の狛犬側から眺めた社殿です。
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ここの社殿天井には、平成15年に復元された狩野派の天才絵師、河鍋暁斎によって描かれた「龍の天井絵」があります。
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さらに社殿の横には小さな滝もあります。
小さな滝壺には魚も泳いでいました。 -
その後、今度は乗合タクシーに乗り換えて鏡池に向かいます。
ここには中社からは5分程度で行けます。 -
鏡池といえば、池面に写る山々の景色で有名ですが、この日は残念ながら天気も悪く、風もあったのでこのような写真になっていましました。(期待していたのに残念)
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ここでも木々の一部が紅葉していました。
確実に秋が一歩づつ近づいてきているようです。 -
やむなく、鏡池を遊歩道に沿って一周します。
ここの遊歩道も整備され道に迷うことなく散策できます。 -
ただ残念なことに遊歩道から池面を直接眺めることができません。
このように木々の間から眺めることになります。 -
やっと木々の合間から池面を眺める場所を発見。
それでもこんな感じです。
青空が広がっていればもっときれいな景色になるのに残念。 -
遊歩道の木々はまだ青々としています。
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約20分程度で鏡池を1周。
ちょっと紅葉した木々も見えます。 -
この頃になると少し風がやんだようで池面に山が写るようになりました。
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風が収まると段々と絵になる景色になってきます。
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これで青空が広がればもっときれいになるのに・・・。
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結局この日のベスト写真がこれです。
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個人旅行だと晴れ間が広がるまで待てるのに、団体旅行だと時間キレになってしまいました。
その後後ろ髪をひかれつつ鏡池を離れました。
きれいな鏡池の写真を撮るには、天気が良く風のない朝一でないと無理なようです。(でも個人旅行で行っても、中々そのような場面には出会わないなー・・・。) -
その後宿泊した松代まで戻り、団体旅行定番の造り酒屋に行き、地酒の試飲と即売(私も試飲しましたが、口に合わなかったので購入せず)をしたのち、14時に松代を後に帰宅の途に就きます。
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途中、中央道の駒ケ根サービスエリアでトイレ休憩。
ここでアルプスともお別れになります。 -
その後中央道から東名・名神高速に乗継、走っていると一宮ジャンクションあたりで渋滞。何の渋滞かなと前方を見ていると反対車線(上り車線)に車が1台も走っていない。しばらくするとこの写真の交通事故現場が現れました。結局私たちの車線(下り)の渋滞は、この事故見渋滞だったようです。
その後は渋滞もなくほぼ予定通り21時過ぎに無事帰宅することができました。
今回の旅行は、いろいろなことが有りすぎ、思い出になる旅行の一つになると思います。
ただ自然味あふれる油木美林、神秘的な戸隠はとても良いところで、機会があれば紅葉の時期にもう一度訪れてみたいものです。
明日からは、観光でもらったパワーで頑張って働こうと思います。
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旅行記グループ 御嶽山の裾野と戸隠の森林を巡る旅(2014年9月)
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