2014/09/19 - 2014/09/21
87位(同エリア780件中)
wataさん
はじめての尾瀬でむかえた二日目。見晴の小屋から尾瀬ヶ原をのんびり歩いて、山ノ鼻まで直進する超初心者コースをとり、鳩待峠から抜けました。どこまでも続く湿原で退屈かと思いきや地塘などで変化もたくさんあって、これまた素晴らしい景色でした。尾瀬さいこー!!絶対また行く!
高速バスの時間までたっぷりあったので、尾瀬戸倉の日帰り温泉でさっぱりしてから帰路につきました。
【交通】
往路:夜行列車(浅草〜会津高原尾瀬口)+連絡バス(〜沼山峠)
復路:バス(鳩待峠〜尾瀬戸倉)+高速バス(〜新宿)
【宿泊】
弥四郎小屋(見晴)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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なにしろ9時には寝てしまったので朝4時に目覚め、そっと外に出てみると、まだ感動の星空が続いていました。しばらく眺め、顔を洗ったりしてから5時頃また出ると、東側から少し明るくなってきました。
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湿原の蒸気でモヤモヤしております。登山される方でしょうか、ヘッドライトを点して出発する方もちらほら。
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朝の景色を楽しんだ後、5:30においしい朝食をいただき、受付時に頼んでおいたおにぎり(800円)も受け取り、さらに水筒にわけていただいたお湯にインスタントコーヒーを入れて、出発準備完了です。
登山するわけでもないのでお弁当はなくてもよかったのですが、憧れてましたのでつい・・・えへへ。ちなみに中身は梅のおにぎりが2つ、稲荷ずし1つ、パックに入ったお漬物と魚肉ソーセージでした。 -
7時前には小屋を後にし、尾瀬ヶ原を進みます。お世話になりました弥四郎小屋〜若い子たちが気持ちよく働いていて、たいそう快適でした〜。
雨予報だった週末ですが、昨日も曇りのち晴、今日は快晴です!やった! -
霜がとけかけて水滴をまとった植物に、朝の光があたってキラキラです。
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フローズン・ウメバチソウ。朝晩の冷え込みがどんなものか、想像いただけますでしょうか?
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ほら、こちらも。まるで冷凍ラズベリーみたい・・・食べられそう。
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まだ朝靄の残るなか、のんびり、まずは30分ほど先の竜宮をめざします。霜が降りていたので木道が滑るんじゃないかと心配だったのですが、意識しなくても大丈夫でした。(でもわざと滑ってみたらそれなりだったので、雨が降ったときは結構滑るんだと思います。)
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どこまでも湿原かと思いきや、林が見えてきましたぞ。
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なんだかトトロのおみやげで育った森を連想しちゃうなー。
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お、ここからは群馬県だそうです。せっかくなので旅行記も2日目は群馬・尾瀬に分類しておきましょう。
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林のなかには川が流れています。なんだか唐突すぎてオアシス的な感じです。(トトロなオアシス・・・表現力が乏しすぎる・・・)
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竜宮小屋に到着しました。小屋の前のベンチでちょっと休憩させていただきます。昨日も早く歩きすぎちゃったので、もっとペースを落とすつもり。
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さらに山ノ鼻まで一時間半の、ヨッつり橋は経由しない直進コースでいきます。竜宮より先には地塘がたくさん。地塘からも蒸気がモヤモヤでてますね。早朝が非常にフォトジェニックなので、竜宮小屋に泊まられる写真マニアの方も多いとか。
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前も後ろも百名山、足元にはお花。なんとも贅沢なハイキングです。
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青空が地塘に映えてきれい♪
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丸い浮島と、パックマン(古い)のようなヒツジグサに萌えるわー。
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だんだん大きく見えてきた至仏山へと向かっていきますよ〜。
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お天気がいいのでどんどん気温もあがり、霜は完全にとけた模様。
私もここで上着を一枚脱ぎます。でもまだ長袖に薄手のダウンですけどね。そのくらい激寒いんですよ、朝晩は。 -
地塘の回りには周回する木道が通っているところも多く、近くで見ることができます。いまも楽しいけど、どうやら水芭蕉の時期にとくに大活躍するらしい。
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さて。あまりにもキレイな景色で気持ちいいので、ここでお弁当にします!
まだ8時前だけど、朝食から2時間ちょっとしか経ってないけど。外で食べたかったから、朝ごはんもおかわりしなかったんです(←つまり一膳はちゃんと食べた)。
大きなおむすびと稲荷ずしをモグモグ〜。外で食べるとなおおいしい〜。 -
どこもかしこも綺麗です♪同じようなところも日が上がるとともに少し見え方が違うので、ぜんぜん飽きません。
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鳩待峠から入ってきた人が最初に見るであろう逆さ燧ケ岳まできました。ここは人気の撮影ポイントのようで、記念撮影してる人が多かったです。
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あ、カモだ!何羽もいて、朝ごはん中のようで活動的でした。
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おー。どんどん至仏山の迫力が増してきましたぞ。
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ここで歩荷さんとすれ違いました。すごい量の荷物を背負って黙々とすすんでらっしゃいます。距離にもよるけど多いときは100kgくらい運ぶんですって。そのおかげで山小屋でもおいしいものが食べられるんだ!ありがたいなぁ。
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山ノ鼻に近づくと、エゾリンドウの群生が目立ってきました。お天気いいけどまだ花は開いてないですね〜
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山ノ鼻で一番手前(原側)にある尾瀬ロッジでちょっと休憩させていただきます。山小屋に興味深々なもので、やたら立ち寄りたいのです。このあたりで泊まる人は至仏山に登るのかしらねー。
そして暑い!ここでダウンも脱いで、長袖一枚に。 -
山ノ鼻に到着〜。快晴で出掛けてきた日帰りの方も入山してきたのか、このあたりは賑わってますな。至仏山荘も覗きましたが、なにやら工事中でした(営業はしてます)。
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山ノ鼻ビジターセンター。もちろん寄っていきますぞ。
前にキャンプ場もあるんですね。炊事場もあって、小さなかわいいテントがたくさん。 -
クマー。お腹の曲線が愛らしいわー。ぽんぽん。
私、以前はクマがとにかく怖かったけれど、奥飛騨のクマ牧場でかわいいの見ちゃったら好きになっちゃいました☆そして可愛いからこそ、驚いてひとに危害を加えたら駆除されちゃったりもするし、なおさら遭遇しないように気をつけようと思うのでした。 -
時間がまだまだあるので、尾瀬植物研究見本園もまわっていきます。
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花の時期じゃないから、尾瀬ヶ原の延長って感じだー。
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でも見本園の入口は至仏山の登山口となってるだけあり、山が近い!いつかお花の時期に、あそこにもチャレンジしてみたい!
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お。東京電力。
尾瀬は昔ダムにしちゃおうかなとかあった関係で、ほとんどが東京電力の持ち物で、木道などの維持管理をしてくれてるんですってね。がんばれ東電。いろいろあるけど、がんばれ東電。 -
ここもやはりエゾリンドウとウメバチソウが多かったです。
あらためてよーく見ると、ウメバチソウって本当のオシベは黄色い細ーいやつで、白いやつはニセモノっぽいですね。面白い。 -
これは何かな?ここでしか見なかったのですが名前わからず。
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お。クマ対策中。
実際、目撃情報も多いらしい。人が多いからって油断しちゃいかんな。 -
さて。まだまだ時間がありますので、ひとの少なかった山ノ鼻小屋にちょっと戻ってソフトクリームを食べることにしました。
コケモモや山葡萄の、どれも魅力的なソースが選べるので迷っていたら、通りかかったマダムが「花豆にするといいわよ!テレビでやってたの〜」と。
それではおすすめの花豆トッピング(450円)にしまーす♪甘辛く煮た立派な花豆がたっぷり、コーンもワッフルタイプで美味しかった!ほかの小屋でも花豆ソフトを食べてる方を見ましたが、トッピングではなく混ざってるタイプだったのでここで食べてよかったです。ありがとうマダムー。 -
予定よりはまだ早いのですが、山小屋も一通り見学してしまいましたので、11時頃に鳩待峠へ向かう道に入りました。これまた素敵な〜。
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あ、熊よけの鐘だー。そうそう、このへんでよく目撃されているようなんです。でもオコジョの目撃情報も多かったので、かわいい子がいっぱいだと思えば・・・
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そして、なんとなく山ノ鼻〜鳩待峠は、ハイキングを楽しむというより尾瀬に出入りするために仕方なく歩くところかと思っていたのですが、意外にもここ自体が楽しいじゃないか!
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でも緩く上り続けるのでちょっとだけ大変。とはいえ、途中に休憩できるベンチもたくさんありますし、普段山歩きしてなくても大丈夫な程度です。現にびっくりするほど軽装のひとと何度もすれ違いました。高いところがあるので雨が降って木道が滑ると危ないかもよ?
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50分ほどで鳩待峠に到着しましたー!コースタイムは90分だけど、山登りなんてしない私が途中休憩しながらでも、そんなにかからなかったです。天気がよくて足場がよかったからかな。全体的に、配られているような尾瀬マップのコースタイムはかなりゆっくり歩く人基準なのかも。でも山だから、余裕をもってやはりその時間を目安にしたほうがいいですね。
寂しいけれど、これで尾瀬ハイキングも終わりです。鳩待峠 自然・景勝地
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食堂で豚汁(500円)とコロッケ(200円)を注文し、残りのおにぎり一つとともに昼食。売店などをのぞいた後、12:45発のバスにのって尾瀬戸倉へ。
ちなみに、乗合タクシーも随時出ていますが、東武トラベルでとったバス乗車券では定時運行のバスしか乗れないそう。ここは現地で買ったほうが自由がききそうです。 -
と早めに移動してみたものの、帰りの高速バスは15:30なので、まだ2時間以上の時間があります・・・むむむ。
なので、バス乗り場の隣にあったホテル玉城屋で温泉に入ることにしました。700円なーり。尾瀬戸倉温泉湯元ホテル玉城屋 宿・ホテル
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ラッキー!誰もいませーん。
アルカリ性っぽいツルツル系のお湯に、貸切状態でのーんびり入らせていただきました。でもちょうど出るころには10人以上のひとが入ってきましたので、いつも空いているのかはわかりません。 -
畳の広間で休憩していいと言われたのですが、それほど疲れてもいなかったので、周囲をお散歩したり、バス停から見える「ぷらり館」というところに行ってみたりしました。どうやらここも温泉に入れるそうですね(こちらは500円。でもちょっと狭いらしい)。
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ぷらり館にもまたクマだ。とにかく尾瀬では①環境に配慮を②クマに気をつけろ、ってことですかね。
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15:30発の高速バスで新宿へ。SAで2回休憩があり、渋滞のため一時間ほど遅れて20:30ごろの到着でした。ちょっと座席が狭いバスでしたが、隣が細身の女性でしたので助かりました。(どうやらそのあと夜行で折り返すらしい・・・あれが夜行だと大柄な方は厳しかろうね・・・。)
写真は、尾瀬夜行に乗った記念にいただいたピンバッチです☆
とにかく尾瀬はすばらしかったです!!本当に行って良かったです。どのシーズンも素晴らしいとのことなので、また季節をかえて行くぞー!
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この旅行記へのコメント (2)
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- 旅猫さん 2014/10/07 18:39:31
- きれいだな〜
- wataさん、こんばんは。
秋色の尾瀬、いいですね〜
池塘の青さと湿原の草紅葉。
そして、木道。
天気もよくて、素敵な尾瀬ハイクになりましたね。
エゾリンドウの青さも、印象的でした。
山歩きの後の温泉、最高ですよね。
旅猫
- wataさん からの返信 2014/10/13 13:13:13
- RE: きれいだな〜
- 旅猫さま
こんにちは。メッセージありがとうございます!
お返事遅くなってしまいましたー。
草紅葉って、もっと枯れた感じかと思っていたら
黄金色でキラキラなんですね。
尾瀬で初めて見て、秋の湿原が人気の理由がわかりました☆
旅猫さんは、なんといってもプロフィール写真が猫さんですし
ひとりぶらりがお好きなのかな?と勝手ながら思っていたのですが、
最近はお仲間と安曇野にいらっしゃったりしていましたね!
私も夏に安曇野にいったこともあり、たいへん楽しく拝見しました。
また素敵な旅行記たのしみにしております♪
wata
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