絵はがきのような湖畔の街　ハルシュタット

2014/07/23 - 2014/07/23

ザルツブルグから半日ツアーで行ける自然が美しいところ・・・・どこへ行っても良さそうなこの辺り。
HISのオプショナルツアーを日本で予約。何と言っても半日（14時〜18時）どうなることやら・・・・
８人乗りの車で４人。ゆったりとしたドライブになりました。
日本人ガイドさんはサービス精神旺盛な方。口は閉じられることなく説明をしてくださいました。
「右を見てください！」「はい、今度は左！」「斜め前には・・・・」という感じ。
カメラを持つ手が追い付かない・・・・
でもおかげでいろいろ見ることができました。
4時間でしたが満足してザルツブルグの街に戻ってきました。

エリア ハルシュタット(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ツアーはミラベル宮殿の向かい側、St.アンドレア教会も所から出発。
いろんなツアーはほとんどここから出発します。多方面に向かう日本の方と情報交換なんかもできました。

ランチ時の突然の雨も上がり、ツアー日和の天気になりました。
さあ、ハルシュタットへ出発です！

車窓には見渡す限りの田園風景。
緑の丘の中腹に家が・・・・

どんな暮らしをしているのだろうか？と想像が膨らむ。

ザルツブルクの東から南に拡がる大自然の一帯を「ザルツカンマーグート」と呼び、これから向かうハッシュタルトは一番南にある湖。
1997年文化的景観の世界遺産に登録。

ザルツとはお塩。この辺りはお塩の産地。

まず、ヴォルフガング湖が見えてきました。
この湖も有名な観光地です。
船で向こう側に行くとザンクト・ヴォルフガングという町があります。

私たちは時間が無いのでパス。

途中、レッドブルの本社を通りました。
ガイドさんが急に「右！！」と叫んだ瞬間なので、こんな写真に・・・・
ステンレス製の牛が数頭池の中にいました！赤くなかったけど〜
ガイドさんは「日本の某製薬会社の飲料との営業戦略に勝って、今のレッドブルの世界制覇がある・・・」ようなことを力説していました。とても悔しそうでした。

この辺りの典型的な農家
日本の農家のイメージと違いますねぇ〜

ハッシュタルト湖が見えてきました。

山に張り付くような小さな町が見えます。
ハッシュタルトの町。

岩塩が産出されるため紀元前からケルト民族がやってきたそうです。
古い歴史のある所です。

船着き場
静かに時が流れていきます。

美しいです。
白鳥もいつもよりもっと優雅に見えます。

家の窓はきれいなお花で飾られています。
ペチュニアが多いそうですが、この花は虫よけの効果があるから・・・・とのこと。

１階はギャラリーのような雑貨屋さん。

冬用の薪の上にはガラス瓶。

見飽きません

アリさんの家族・・・・道具を担いでお仕事してます。

ボート乗り場
ボートの格納庫がいいですね。

山肌に張り付くように家々が建っています。
良く見るととても凝った造りです。

どの家もお花は欠かせません。
きれいです。

凄い斜面に建ってますね。

むかしむかしの水道管。木製です。

小さな滝がありました。

中心にあるマルクト広場

広場を通り過ぎ、一本道を歩いていくとこんな景色が・・・・
20年くらい前に行ったアメリカのヨセミテの景色を思い出しました。

時間が止まったような、太古に戻ったような不思議な感覚です。

お花のきれいな季節に行くことができて本当によかった。

冬の準備は夏のこの季節のお仕事ですね。

世界遺産・・・ハルシュタット
絵葉書のようです。

そこに建ってる家を見ているだけで楽しい！

渡し船にも乗りたかった！

一本道を途中で左に上っていくと、町を上から見ることができます。

なんでも上から見るっていいですねぇ〜
上から目線・・・ではないですよ〜

坂道の上のカトリック教会

教会のよこにある納骨堂の入口。
土地が狭いため墓地がたくさん作れず、埋葬後10〜20年後に取り出してまとめてこの納骨堂に納める風習があったそうです。
頭蓋骨が並べられているとのこと。
怖くて見に行けませんでした。

つたにからまる家。
緑のつたと赤いお花のコントラストがきれい。

山の水が勢いよく流れ出てきています。

トイレ
用が無くても入りたくなっちゃいます。

壁に柑橘系の実を付けた木が張り付いています。
張り付けたのですね。土地が狭いといろんな工夫をしますね。

広場の近くのあるお土産屋さん。
ハッシュタルトのお土産がいろいろあります。

そこで買ったお塩2種。
左、ハーブ塩。右、プレーン塩。

ハルシュタットの美しい山と湖。

「時間よ止まれ〜」と何度思ったことか！

残念ながら時間がきてしまいました。

自転車で犬の散歩。
いいな、いいな。

帰りはバート・イシュルの町に立ち寄りました。

またまたかわいい家々に出会います。

バート・イシュルは温泉が出て、保養地として有名。
ザルツカンマーグートの中央に位置します。
ハプスブルグ家の皇帝「フランツ・ヨーゼフ」が毎年ここに静養に来ていた。
貴族、音楽家、芸術家、俳優たちがこぞって別荘を建てた。

ブラームス、レハール、シュトラウス・・・・・。

温泉は塩分を含む鉱泉。
のんびり、ゆっくり滞在するのにぴったり。

正面の黄色の建物は郵便局。
手前の白い建物はインフォメーションを兼ねたギャラリー。

プファーガッセ通り
お店が並んでいます。観光客が大勢行き来しています。

ケーキやさん「カフェ・ツァウナー」
皇室御用達とか。

可愛いお店が続きます。

この辺りのパトカー

町の横を流れるトラウン川

町の反対側の川、イシュル川の丘の上には皇室の別荘「カイザーヴィラ」がある。
ヨーゼフがエリザベートと結婚し、彼女のために造った「大理石の小城」もある。

タイムスリップしてしまいそう・・・・

インフォメーションのある建物「トリンクハレ」
ギリシャ神殿風の柱が特徴。

さあ、ザルツブルグに帰りましょう！

広い畑と家。

こういう景色が続きます。

綺麗に手入れされた家。
どこに住んでいても人々の暮らしはそれぞれ在ります。

自分なりの暮らし方をふっと考えるハルシュタットのショートツアーでした。

この景色、心に刻んで帰ります。