2014/09/18 - 2014/09/20
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pacorinさん
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関西在住者にとって縁遠い北関東。
なかなか足をのばさないエリアですが、世界遺産になった富岡製糸場や一度は行っておきたい草津温泉などがあり、ちょっと前から気になっていた群馬県を旅してみました。
今回は2泊3日の群馬+その後の東京ステイを合わせてゆったりした日程での旅行となりました。
この旅行記は旅の前半、富岡製糸場と草津温泉の様子です。
<日程>
9/18 夜行バスで東京へ (車中泊)
9/19 富岡製糸場 (草津温泉泊)
9/20 草津→伊香保 (伊香保温泉泊)
9/21 伊香保・水沢→東京 (東京泊)
9/22 表参道・銀座 (東京泊)
9/23 押上・浅草 (東京泊)
9/24 新幹線で京都へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回は、まさかの夜行バスで関東入り。
金欠という理由もあったけど、東京在住の友人との待ち合わせが早朝だったこともあり、6時新宿着の夜行バスに乗りこみました。
最後に夜行バスに乗ったのは遥か昔のこと。
当時はしょぼいバスだったし、若い頃でもしんどくて、「もう二度と乗らない」なんて思ってたけど、初めての3列シートの乗り心地はどんなもんか?という興味もあって、わりと楽しみにしていたpacorin。
リクライニングはけっこう倒れて足はのばせるし、クッションやブランケットもあり、カーテンをひけば周りも気にならずまずまずの乗り心地。
京都を22時に出発して、3度の休憩をはさみ、新宿に6時に着くバスでしたが、いかんせん時間がかかりすぎ。
どうしても身体を動かしたくなり、2度目の休憩の浜松SAでバスを下りて、体操しまくりました。(1:30頃)
新宿には定刻通り6時に到着。待合ラウンジが使用できたので、そこで身支度を整え(若い子ばっかりでした)、いつもはゴミ箱行きのJR東日本株主優待割引券を利用して、新宿→高崎までの乗車券をみどりの窓口で購入し、いざ待ち合わせのホームへ! -
6:58 新宿 〜湘南新宿ライン〜 8:49 高崎
ちょっとケチって普通の電車で高崎へ。
思ってたより人が多くて、座れたのは大宮あたりからだったかな?
高崎から電車で富岡製糸場へ行く人は、往復乗車券と入場料がセットになったお得な割引乗車券を購入しましょう。 -
9:18 高崎 〜上信電鉄〜 9:58 上州富岡
なんとなく京都の嵐電っぽい雰囲気。
前に群馬にきたのは東京に住んでた頃、尾瀬岩鞍にスキーへ行った時だから一昔前だわ〜 -
上州富岡駅では一つ250円で荷物を預かってくれるので、ガラガラひきずっていたキャリーバッグを預けて、製糸場へ向かいます。
道順はチェックしなくても、そこら辺に案内が出ているので適当に歩けばたどりつく感じ。
こういう看板を見つけたら通ってみたくなるタイプ(笑) -
朝食を食いっぱぐれていたので、何か食べ歩きできるものはないかな〜と思っていたとことろにお肉屋さん発見☆
コロッケ食べた〜い!ってことで、ソッコー注文。
その場で揚げてくれるので、アツアツをいただけます。 -
コロッケをまゆの形にした「まゆコロッケ」60円也。
お肉と玉ねぎがしっかり入ってウマ〜い&安〜い♪
友人が食べたカレーパン(150円)も美味しそうでした。
富岡名物だというホルモン揚げ(ちくわの串揚げ)もありましたよ。 -
駅からぶらぶら歩くこと10〜15分、富岡製糸場に到着☆
http://www.tomioka-silk.jp/hp/index.html
テレビで見た風景だわ〜
平日だから人も少なめっぽくていい感じ。 -
敷地内にはいくつか建物がありますが、内部を見学できるのは限られた建物だけです。
自分達で見てまわると「あっそ〜」って感じで素通りして終わりそうだったので、ガイド―ツアーに参加することにしました。
10時半のツアーに間に合わなかったので、11時からのツアーに参加します。 -
東繭倉庫のキーストーン(要石)には「明治五年」の文字が刻まれています。
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ガイドツアーは東繭倉庫の外側から始まります。
2階に乾燥させた繭を貯蔵してあったそうで、風通しが良いように窓が沢山ついた建物です。 -
東繭倉庫は木で骨組を作り、柱の間にレンガを積み上げて壁をつくる「木骨レンガ造り」という工法で建てられています。
外観はレンガ積みですが、内部はこんな感じで天井は木造なんですね。
東繭倉庫には映像コーナーや創業時に使われていたフランス式繰糸器の復元機などが展示されています。 -
繰糸場の横で何か発掘作業みたいなのをやってました。
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女工館は高床式の建物でした。(外部見学のみ)
その隣の検査人館(外部見学のみ)のエピソードがなかなか面白かった。
フランスから呼ばれた若い男性技術者は、高給での契約にもかかわらず、富岡での生活がつまらなさすぎて、横浜へ遊びに行ったりして無断欠勤をするようになり、クビになって帰国したんだとか(笑) -
繰糸場を見学します。
繰糸場は、繭から生糸を取る作業が行われていたところです。 -
ここでレンガ積みの説明がありました。
フランス積みという積み方です。 -
お〜!これもよくテレビで見た風景!
社会科資料集も思い出すよね〜 -
小屋組には「トラス構造」という従来の日本にはない建築工法が用いられ、建物内部には中央に柱のない広い空間が保たれています。
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現在は、昭和40年代以降に設置された自動繰糸機が保存されています。
官営工場として創業された工場は、やがて民間企業に払下げとなり、昭和62年まで操業していたんですね。 -
これは確か27デニールの糸をつくっている作業ボードだったかな。
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自動繰糸機の概要説明図。
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採光のために多くのガラス窓があるので、中は明るい印象でした。
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東繭倉庫と繰糸場が同時に撮影できるポイント。
手前の繰糸場の屋根には繭玉の形をした珍しい瓦がありました。 -
診療所があり、厚生面はわりと充実していたようです。
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ブリュナ館(外観見学のみ)
指導者として雇われたフランス人ポール・ブリュナが家族と暮らしていた建物です。 -
ブリュナ館
ブリュナが明治9年に帰国した後は、寄宿舎や工女に読み書きや裁縫などを教える夜学校として利用されたそうです。
ブリュナ館でガイドツアーが終了。
40〜50分間ぐらいだったかな? -
寄宿舎の辺りは遠くから眺めるだけです。
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乾燥場は今年2月の大雪で倒壊してしまったそうです・・・
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レンガ積みの壁に瓦屋根。。。サイズ的におトイレっぽいけど、何の建物かな?
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西繭倉庫は外観見学のみ。
東繭倉庫と同じような大きさの建物です。 -
これで富岡製糸場の見学終了〜
見ることができる範囲が限られているので、ゆっくりでも2時間あれば十分かと。
どうでもいいことだけど、製糸場を出たところで、ケンコバと宮川大輔を目撃した☆
興味のある方は世界遺産を構成する絹産業遺産群(荒船風穴、田島弥平旧宅、高山社跡)へ足をのばしてみてもいいかも。 -
12:53 上州富岡 〜上信電鉄〜 13:28 高崎
高崎に着いたらホームでSL発見!
SLみなかみってやつですね。
D51も走ってるみたいだけど、こちらはC61でした。 -
朝食がコロッケだけだったのでお腹すいたよ〜
高崎はパスタの街らしい、ってことで、駅ビルのパスタ屋「はらっぱ」でランチにします。
http://www.harappa.co.jp/shop/ekibiru-ten/index.html
乾麺と生パスタが選べます。pacorinは魚介のトマトクリームソースを生パスタで、サラダとパン、ドリンクをセットにしたらこんなにボリューミーなお皿が出てきました。150gってめちゃくちゃ多くない?
ソースをパンにつけたらうまし!だったけど、お腹いっぱいすぎ〜 -
15:12 高崎 〜JR吾妻線〜 16:36 長野原草津口
なんと、長野原草津口はICカードが使えず!(10月から使えるようになるらしい)
のんきに山下清画伯のポスターを撮って、精算してたらバスの乗り換えがギリギリになりました(汗)
16:44 長野原草津口 〜JRバス〜 17:09 草津温泉バスターミナル -
草津温泉でのお宿はリーズナブルで湯畑に近いところ!!を基準にチョイス。
ホテル一井
http://www.hotel-ichii.co.jp/ -
お部屋・眺望はおまかせのプランだったので湯畑は見えないけど、きれいな夕焼けが見えました。
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温泉では鍵が2つあるっていいですよね。
一服したら早速お風呂へ。
草津温泉にある6源泉のうち、ホテル一井では2つの源泉を引いています。
大浴場は少し白く濁った「湯畑前白旗源泉」、露天風呂は透明色の「白根山万代鉱源泉」の天然温泉が掛け流しとなっています。
ふ〜いいお湯♪これで日本の三名泉制覇だ☆ -
夕食はビュッフェのプランでした。
アルコール飲み放題をつけて、ひたすら酒のアテ的なものをつまんでいました。
上州牛のローストビーフが美味しくて、相当食べてしまった! -
すっかり満腹になってロビーを通りかかると、バルーンアートのパフォーマンスをやっていました。
オラフとかピンクパンサーとかすでに色々作ってあって、ショーの終盤だけ見たけど、この飛行機に乗ったスヌーピーは相当手がこんでいました。 -
ホテルのベランダからは湯畑が見おろせます。
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夜はライトアップされているんですね〜
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寝る前にもうひと風呂いただいて、おやすみなさい〜☆
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日付が変わって、おはようございま〜す♪
朝風呂からそのまま朝食に行ったのでごはんの写真はありませんが、夕食と同じ会場でビュッフェ形式でいただきました。 -
今日は草津温泉の街を散策してみます。
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熱の湯
http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/netsunoyu/
まずはホテルの隣で湯もみショーを見学します。
HPで割引券が出せるので印刷して持参。(500円→450円) -
湯もみのステンドグラスがかわいいね♪
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江戸時代末期の集団入浴を原型とした「時間湯」が考案され、明治時代には湯長という指導者のもと、集団で入浴する形が確立したんだって。
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1階席と2階席があり、自由席です。
1階席に座ってみました。
「湯もみ」は水を使わず自然に熱い源泉の温度を下げる方法として考え出されたもの。
幅30cmX長さ180cmの板で湯をもみ、温度を下げてお湯を柔らかくします。 -
湯もみのはじまり〜
ん?板がある分だけ人が出てこないんだ?
ズラっと並んでやってほしいよね〜
「草津よいとこ一度はおいで〜♪」の湯もみ唄、初めて聴いたよ〜♪
この後、お客様コーナーがあるので、湯もみを体験したい人は1階席にいるのがいいかも。 -
草津節の踊り。
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踊りの後に再び湯もみ。
こんな風にバッサバッサするスタイルもあるのね〜 -
ここで再度お客様コーナーがあったので、友人と参加。
トントンゆっくりもむスタイルとバッサバッサスタイル、2種類ともできて満足〜♪
体験した人にはこんな賞状がもらえます(笑)
湯もみシーンの写真も撮ってもらえて良い思い出になりました。 -
湯もみショーの後は湯畑を見学。
湯畑は草津温泉にある6つの主要な源泉のうちの一つで、最も有名な源泉。
中央に設置された木製の樋で湯の花を採取していることから、湯畑という名前になったんだとか。 -
7本ある湯樋から数カ月ごとに湯の花を集めてるんだって。
湯の花の入浴剤が売られていました。 -
迫力がある湯滝。
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湯滝の向こうに宿泊したホテルが見えます。
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湯畑のそばには足湯もありました。
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湯畑を一周します。
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エメラルドグリーンのお湯なんですね〜
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草津温泉といえば湯畑!
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草津温泉ゆかりの著名人の名前が。
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さすが人気NO.1の草津温泉。
温泉街もにぎわっていて、良い感じです。 -
最後に温泉湧出地を見て湯畑見学終了〜
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草津には共同浴場が点在していて、「もらい湯」できるところがあるんですね。
今回は入っていませんが、歩いている途中で見つけた「関乃湯」もそんな共同浴場です。
18時〜22時は住民専用と書いてありました。 -
ぶらぶら歩いて西の河原公園にやってきました。
ここにくる途中、強引に試食のまんじゅうとお茶を配って買わせようという饅頭屋のおっちゃん&おばちゃん攻撃にあいました(笑) -
爽やかな秋晴れ、暑くも寒くもない、快適な気候です。
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草津で一番大きい露天風呂です♪
万代鉱源泉のかけ流し。
そんなに熱くもなく、気持ちよくお湯をいただきました〜 -
西の河原露天風呂を楽しんだあと、目をつけておいたガラス細工を購入。
ハロウィンのおばけがカボチャをもってる小さなガラス細工です。
かわゆす、かわゆす〜♪ -
ガラス屋さんの前では温泉卵を売っていました〜
すでに朝食で温泉卵とオムレツをいただいているので、もう今日は卵食べちゃダメだわ〜笑 -
朝食をガッツリいただきすぎてお腹がすいていないので、ランチ代わりに「茶房 ぐーてらいぜ」でケーキセットを。
旅館・日新館の浴場を改装したカフェなんだって〜 -
群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」
黄色いからキツネかと思ったけど、群馬だし馬だよね〜
お宿からバスターミナルまで送ってもらい、14時発のバスで伊香保温泉に向かいまーす。
「ググッとぐんまでオイサーオイサー 伊香保&水沢おまけの東京編」に続く。
http://4travel.jp/travelogue/10935214
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