2014年一人旅?★シェムリアップ＆バンコク+昆明（行き）上海（帰り）・・・昆明編

2014/08/22 - 2014/09/05

２年半ぶりの海外旅行。

地方空港からは、目的地に行くルートは限られているし、費用を安く上げるためにはどうしても経由地を増やすしかなかった。
航空券は、エクスぺディアが複数都市周遊のルート検索がし易く、値段も安かったのでこちらで購入した。

Flight ￥24,600　Taxes & Fees　￥23,700 　Total: ￥48,300

そして今回も、国や人種、それに言葉の垣根を越え、行く先々でいろいろな人たちに助けられた。
本当に人の情けが身にしみる旅だった。


本編は自宅出発から昆明へ、そしてシェムリアップに向かうまでを記しています。

【日程】
8/22★自宅＜高速バス＞広島
8/23★広島＜MU294便＞上海乗り継ぎ＜MU755便＞昆明
8/24★昆明
8/25★昆明＜MU753 便＞シェムリアップ
8/26　シェムリアップ
8/27　シェムリアップ
8/28　シェムリアップ
8/29　シェムリアップ
8/30　シェムリアップ＜国際バス＞バンコク
8/31　バンコク
9/1　 バンコク
9/2　 バンコク
9/3　 バンコク＜MU9854便＞上海
9/4　 上海＜MU527便＞岡山
9/5　 岡山＜高速バス＞自宅

【レート】16,59　円/元(外貨両替ドルユーロ 7月14日両替時）

エリア 昆明(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 2.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

8月22日
JR出雲市駅前より高速バスにて広島駅新幹線口に向かう。
乗車時間3時間10分。

ホテル「若草」駅の東方5分。
1泊4700円。

ホテル近くの焼き鳥屋『陣』で一杯。

数名いるお客さんは、テレビで見る安佐南区の災害ニュースに釘付け。
さすがに地元、悲壮感が漂っていました。


被災に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

8月23日
広島空港までは広島駅新幹線口から空港シャトルバス、1340円。
約1時間で到着。

地方空港は良いですね！
迷う事はないし、ごらんの様にあまり混みません。

空港にあるレート表。
1ヶ月前に、国内のドル・ユーロという会社で、ドルと元を少し両替しましたが10%くらい悪い表示。

これを見て気分よく出発です。

上海乗り継ぎ昆明行きです。
ほとんど並ぶことなくチェックイン。

ただ、旅のスタート早々へまをやらかしました。
待っていたのが隣の搭乗ゲートで、搭乗案内を聞き漏らしていました。
場内アナウンスで呼ばれて初めて気がつき、僕の名前を記した紙を持った係りの人が探していました。
離陸が少々遅れたのは言うまでもありません。

また行く先々で迷惑を！これからが思いやられます(笑）

広島ー上海の機内食

ヌードルでしたがまあまあです。

広島ー上海
かなり空いています。

すぐ後ろの席は非常口がある場所。
水平飛行になった時から移りました。
広々です。

上海に着いた時、中国東方航空の職員が「昆明」のプラカードを持って待っていて、それについていけば簡単に乗り換えが出来るとの情報でしたが、空港では「成都」のプラカードを持った女性職員はいても「昆明」のプラカードを持った人は誰もいませんでした。
それでも遅れないように皆様に付いて行きました。
途中空港職員にチケットを見せ間違いないか２度ほど聞きました。
いったん中国へ入国手続きをしてから乗り換えです。
若干心配していましたがスムーズにいったと思います。

だけどこの緊張感！　これこそが一人旅の醍醐味です。

MU755便は、昆明経由で中東のドバイ行きみたいです。

機内には、ヒジャブで頭を隠したイスラム女性が10人くらい乗り込んでいました。
子供達は日本語で話していましたから日本生まれかもしれません。

上海ー混明
機内食。

同じヌードルでしたが味はだいぶ落ちました。

隣の中国人はライスです。
何だかこちらがおいしそう。

隣の席との境界（肘掛）

日本が取ったり

中国が占領したり。
尖閣諸島以上のバトルが始まりました。

それでも最後は仲良しになりました。
機内食の残りのピーナツやパンを僕にくれようとします。
彼は彼なりに、日・中友好に努めているつもりかも知れません(笑）

昆明空港からのシャトルバスのチケット　25元。

錦江酒店が終着ですから分りやすい。

今夜の宿は錦江酒店の隣（左側）の昆明錦華国際酒店。
Aipaku.comで予約。総額(サービス料を含む):396元(2泊）
デポジットは300元（カード）

一応4星ですが最低のホテルです。

最初はエアコンが効かない部屋だったので1時間もかけてルームチェンジしてもらったら、今度はTVが映らないし冷蔵庫も冷えない部屋。
WiFiは部屋でもロビーでもほとんど繋がらない。

2度と泊まろうとは思いません。

ホテルから300m南に、昆明火車站。

ホテル近くの食堂で夕食。

とりあえず、青菜の炒め物とマーボー豆腐、それにビールを注文。58元
不味い！

まだ旅に慣れないのでペースがつかめないかも・・・

8月24日

計画では、世界遺産の石林を見物する予定でしたが朝から雨。
雨の合間の町の散策に切り替えました。

朝食で食べた米線　10元。
美味しかった。

おや！？
路上にへんな看板を見つけました。

スーツに黒の革靴。
このよそ行きスタイルのおじさん、耳かき屋さんです。

10元でやってもらいことにしました。

昆明火車站は、3月武装集団による暴動があり、28人が死亡し113人が負傷した事件があったばかり。
このような装甲車がアチコチに停っていました。

最初、正面から撮ろうとして怒られ、少し離れてパチリ。

駅の北東にはお土産を買うのに丁度良いような商店街が続いています。

ちょっと覗いてみましょう。

お店の女店員さんお昼寝の最中です。

食べ物屋台もあります。

電磁コンロに中華なべ・・・
やはり、炎が見えないと美味しそうではありませんね！？

中国らしからぬ光景でした。

電動バイクに大荷物。

こちらのバイクは、荷台には水をぶら下げています。

成人用品？

ちょっと覗いてみたら怖そうなお兄さんがいました。

昆明の庶民の足はスクーターです。

バイクの修理屋さんは街の交差点で営業していました。

この修理屋さん、何とスーツを着ています。
日本ならツナギ、・エンカン服ですが・・・

屋台の小籠包（7個で5元）

この店の女店員が買ったから僕も買って食べました。

あまり美味しくはなかった。

雨は止んだけど傘を差したバイクタクシー。

夕方になると・・・

これから商売！
炭をおこしています。

美味しそうですね
ここにしましょう。

ニラ、２種類の肉、しいたけ、タニシの５本で２５元。

屋台のすぐ後のスーパーで缶ビールを買います。
５００ml缶　６元。

出来上がり。
味よりも雰囲気です。

これから先、どこの国にも屋台があったがこのスタイルが一番日本人に合う感じです。

これには笑いました。
屋台のおっさんも、スーツと革靴のよそ行きスタイル。

どうやら、ここではスーツの古着を作業着として再利用しているようです。

8月25日

市内バス　２元。
５元出したらおつりは出ませんでした。

今日は昆明からシェムリアップに行く日。
出発は午後14:00頃。
時間はたっぷりあるし、午前中は翠湖にでも行って見ましょう。

・・・がこれが失敗で、このバスではないようです。

バスの中の隣の女性に市街地図を見せ、ここ（翠湖）にいきたいと言うと、次の停留所で下り、ついてきなさいという感じで、何度も僕の方を振り向き案内をしてくれた。

後の事を考えると本当はひきかえりたかったのだが・・・

バスを降りて１５分くらいは歩いただろう。

彼女は、ここだとでも言うように左前方を指差し・・・

・・何事もないように去って行った。

中国でここまで親切にしてくれるとは期待してもいなかった。

台湾の高尾でもこのような景色を見たような気がします。

翠湖は観光用というより、庶民の憩いの場所というのがぴったりだ。

上半身裸で体操する人もアチコチで見かけた。

きれいなトイレ。

これを見ると、中国も随分と発展したのを実感できます。

翠湖のすぐとなりの、このようなテントの中では・・・

乾燥マツタケ。
日本では高くてとても口には出来ません。

半斤ほど買い、帰国してから食べたがマツタケとは味も香りもほど遠いものでした。

翠湖から昆明火車站までは路線バスはありません。
タクシーにも3度乗車拒否され慌てました。
それでも何とかタクシーを捉まえホテルまで・・・

あたふたとチェックアウトして、ようやくホテル前が始発の空港シャトルバスに乗り込みました。

慌てていたのでフロントにクレジットカードを忘れたようです。
帰国後、紛失の手続きをしましたが不正使用はされていませんでした。

昆明空港は空いていて、チェックインもスムーズ。

ここまで発券は広島空港からなので大丈夫でしたが、ここからは予約したエクスペディアの番号だけでの発券。

ちょっと心配でしたが大丈夫でした。

彼女達は日本の女子大生。
まだ未成年と言う事で紺のパスポートでした。
２週間ほどカンボジアに滞在するそうです。

搭乗ゲートは７０番。
しかし、出発直前に７１番にゲート変更。

彼女達にも教えてあげました。

機内は狭い。
小柄な僕でもこんな感じ。

機内食。

Lcc並みの運賃ですから贅沢はいえません。

１４:００ころ離陸

シェムリアップまで、およそ２時間半の飛行です。

シェムリアップに向けて気持ちは、もうたかまるばかりです。