妻に連れられミステリーツアーにお出かけ。

2014/09/15 - 2014/09/15

敬老の日に妻がどこかに連れていってくれるというので、おとなしくついて行くことにした。三連休連れ立って遠出してなかったので、ちょうど良い機会だ。

とりあえず、到着するまで行き先は内緒と言うことだが、藤沢から電車で約１時間、温泉があるっぽい、とかポロポロヒントというかネタバレを口走ってしまっているので、半分くらいは行き先が予測が付いてしまっていたりする。さて、どこにいくんでしょー

09:16 藤沢−相模大野 2504
いつもなら私が主導的に旅の計画を立てるので乗車する列車もだいたい予測が付くのだが、降車する駅がわからないので、どの列車種別に乗車すればいいか確信が持てない。とりあえず、急行電車に乗車。普通しか止まらない駅は候補から外していいだろう。

09:51 相模大野−？？？ 1237
相模大野で小田原方面の列車に乗り換え。とりあえず、２番線ホームに来ていた特急列車はスルーしていたので、特急列車通過駅が目的地っぽいな。続いてやってきた急行列車に乗車。小田原方面に向かう列車なので余裕で着席できるレベル。本厚木に到着。まだ降りない。ここからは各駅停車。だいたい駅名を眺めていたら行き先の見当が付いてくる。

ということで、鶴巻温泉駅で下車しましたー　ちょうど藤沢から１時間のところだな。小田原線に乗ってこんなところに来るのは初めてなので、なかなか新鮮な感覚。

駅北口から歩いて２分、本日の目的地である「弘法の里湯」に到着。ただ、ちょっと到着時間に余裕を持ちすぎたのか予約していた時間までちょっと間があるらしい。施設の利用が２時間までなので、とりあえず近場で適当な観光スポットがないかちょっと調べることにする。

歩いて１０分ほどのところに大きなケヤキの木があるということなので、散歩がてら拝見。確かに大きい木が道ばたにいきなり聳えている。枝が横方向にも延びてるので、遠くからだとイマイチスケール感に乏しいというか、そんなに大きい感じがしないのだが、近寄ってみると幹の太さがすごいです。

帰り道は別の道を通って帰る。「延命地蔵」が道ばたに祀ってあった。３．７ｍとかいう大きさで、大きすぎて放置された説すらあるらしい。まあ、そんなこともあるかもしれんなあ、と思ったりする。

１０時５０分頃に戻ってくる。とりあえず入館しますか。施設の利用料は２時間で千円。また、妻は貸し切り風呂を予約していたらしい。千円で１時間なのでかなりリーズナブルだな。貸し切り風呂は１１時２０分からなので、それまでは２階の大広間でのんびりすることにする。
５分前に受付のところに戻り、案内を受ける。貸し切り風呂は「鶴の湯」という名前で、内湯と露天風呂の二つの浴槽があるプライベートスペース。正直、二人だけで使うのはもったいない位の広さだ。家族４人で利用したらひとりあたり２５０円だからむちゃくちゃリーズナブルではなかろうか？

他の温泉とかに行っても、知り合いが一緒に風呂に入っているわけでもないから、無言で体洗って湯船に浸かって、さっさと上がってくるというパターンなので、正直あまりありがたみを感じてなかったのだが、ここの貸し切り風呂だったら、のんびり妻とおしゃべりしながらお湯に浸かったり、外の風で涼んだりということができるので、なかなかいい感じだ。しかも、泉質もナトリウム・カルシウム泉なので、初心者にも優しいし（硫黄臭いのは正直苦手だし、タオルが変色するのもちょっと・・・）、風呂の温度があまり熱すぎないところもなかなか良いポイント（３８．８℃とのこと）。

ということで、あっという間に１時間が過ぎ、貸し切り風呂を堪能。お風呂場の入り口近くに、お蕎麦屋さんの暖簾がかかっていたが、お風呂場の利用時間が２時間なので、あんまりバタバタするのもどうかと思ったので、いったん施設の外に出る。同じお店を施設の外からも利用できたのでした。

ということで「そば処　鶴寿庵」に入店。弘法の里湯のパンフレットを見ていたら秦野市は蕎麦の産地だということなので、わりと期待できそう。

とりあえずテーブルについて出されたそば湯がなかなかおいしい。私は、冷たいお蕎麦に揚げ餅が載った「からみもちそば」を注文、妻は山芋に温泉卵と山菜などなどが載った「里湯そば」にする。注文してからわりと時間がかかってるので、まあ丁寧に蕎麦茹でたりしてるのかなあ、というかんじ。大きな器に入れられた蕎麦にめんつゆを廻しかけて頂きます。ツルツル食べられて歯ごたえももあり、蕎麦の香りもいい感じだ。大きめの器に入れられてきたからか、一見すると量が少ないかなあ、と思っていたが食べ終わると満腹満腹。お味もなかなかで満足ですわー

13:02 鶴巻温泉−相模大野 2018
ということで、おなかも膨れたことだし帰路につくことにする（当初は秦野駅降りたところにある野菜の直売所に寄って帰ろうかとか相談してたんだが）。まだ昼過ぎなので東京方面に向かう人が結構多くて着席できず。本厚木で割と多くの人が乗り換えで下車したので着席できた。相模大野までの１０分弱、体が温まったからかものすごく眠くなる。

13:31 相模大野−藤沢 3515
相模大野からはうまい具合に快速急行がやってきた。停車駅が少ないから楽チンですわー
帰りのバスの時間にはちょっと間に合わないから、ダイヤモンドビルで買い物をして帰る。家に帰り着いたらまだ２時半だった。片道１時間で目的地にたどり着けるから、家に帰り着いても昼寝ができるって最高かもしれん。

ということで、妻に連れられて日帰り温泉に行って帰ってきました。神奈川の温泉といえば箱根ばかりが注目されがちですが、箱根よりも東京方面から近く、リーズナブルに利用できる上、温泉ビギナーにも優しい泉質なので、これは良い穴場かもしれません。今度は１０月か１１月頃の紅葉がきれいになった頃にでも改めて伺いたいなあ、とおもうのでした。

エリア 秦野・松田・足柄(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

藤沢駅にて。相模大野行き急行。

相模大野駅にて。小田原行き急行列車に乗車。

鶴巻温泉駅に到着〜

大山詣での灯籠なのかな？

隣には市立の美術館もありました。

温泉施設の入り口には地元の野菜が売られてました。値段は、まあちょっと高めかな？

駅前のオブジェ。なぜにヤドカリ？

大きなケヤキがそびえていました。

神奈川県指定の天然記念物になっています。

見上げるといっそう大きさが実感できます。

大己貴命なども祀られてました。

交差点のすぐ側に「延命地蔵」が。

延命地蔵のいわれが書かれていました。

延命地蔵の碑。

ゆるい下り坂を歩いて行く。石垣がちょっと時代を感じさせる。

貸し切り風呂の札を預かる。

廊下は結構広々してます。

大広間で少し時間をつぶす。

貸し切り風呂の暖簾です。

脱衣所からバーン、とお風呂が見えます。

貸し切り風呂の内湯。清潔です。

露天風呂です。ちょっと内湯とはお湯の種類が違うのかも。

プライバシーの保護はバッチリです。

温泉施設の一階にはおそば屋さんがありますが、施設の利用時間が微妙なので一旦外に出ることにした。

温泉施設の外側から「めん処　鶴寿庵」に入店。

「からみもちそば」を頂く。揚げ餅がおいしかったー

妻は「里湯そば」を注文。これもおいしそう。

鶴巻温泉駅で電車がやってくるのを待っていたら、新宿方面から古い車輌の特急列車が通過。わりとたくさん乗客が乗っていた。

小田原方面からも同じ車種の特急列車がやってきた。

急行町田行きに乗車。

相模大野駅にて。藤沢行き快速急行。