兼六園にて西欧人（ドイツ人）に「さび、わび」の説明

2007/11/28 - 2007/11/28

熱心に兼六園内を撮影：特に茶室に注目撮影の外人さんみかけたので、
私の性質としては、だまっていられず、まずお決まりの
ハウ・アー・ユーから言葉を発し、May I ask you something?で
どこのお国(ホエアー　アー　ユー　カム　フロム？）から
こられたのですか？日本ははじめてですか？
観光ですか？等たずねたら
ドイツからティー・セレモニー（茶道）のことを知りたくて
来たのだと言われました。
兼六園の説明はそれなりにできましたが茶道の心というか
伝統（トラディショナリー）的なことは、さらっと説明しましたが
確信の「さび、わび」の説明には苦労しました。

「さび」とは陰性の美であることは承知しており、
粗末な座敷で。ほんとうにお茶の味だけ楽しむのが正しい茶道である
という考え方が生まれ、それを「わび茶」と呼ぶ。
わび茶にみられるような簡素な味が「わび」。
「わび」は「さび」と同様な性質のもので、根本は同じですが、
「わび」の方が質素倹約の傾向が強く、「さび」は質素倹約に限らない。

上記の解説は手前みそですが、家内が茶道の師範であり点前をＴＶ出演し、
オンエアーされたからして、しっていたのですが
果たして私のつたない英語でどこまで理解してくれたか、いまでも、こころの片隅に残っています。
これは私が渡欧したとき観光ガイドさんやパンフレットから、その地の伝統的なことや由来を吸収しましたし、
やはり私に声をかけ説明してくれた現地の方へのおもいからでもあります。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

紅葉の兼六園

熱心に撮影中の左端のドイツ人につたない説明しました

茶室

兼六園内あえて建造物

水面に映える家屋

兼六園より街並み撮影

兼六園紅葉

兼六園紅葉

兼六園の木々

紅葉、小滝、水面の対比に注目(動画より静止画に変換）

兼六園内木立の中の水のながれ(動画より静止画に変換）