2014/04/17 - 2014/04/17
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プエルト・ナタレスから戻って来たマゼラン海峡沿いの街プンタ・アレーナス。
今日は、マゼラン海峡とプンタ・アレーナスの歴史もお勉強してみようと思います。
1520年にフェルディナンド・マゼラン率いる船団によって発見され、マゼラン海峡と名付けられたこの海峡は、その後大型船が往来する水路として栄え、1914年のパナマ運河開通とともにその繁栄に幕を閉じてしまったという歴史があります。
そのマゼラン海峡の興亡と運命を共にしたのが、スペイン語で≪砂の岬≫と言う意味のプンタ・アレーナスの街。
最も栄えた19世紀後半には、海運業で富を築き上げた西洋人たちが次々と豪邸を築いたものの、その後のパナマ運河開通で寂れていったのだそう。
今日はその栄光の日々を思い出させる≪マゼラン地域博物館≫やその周辺に行ってみます。
●注: 大航海時代のポルトガルの探検家のフェルディナンド・マゼランのこの名前は英語名。
ポルトガル語名(本名)は、フェルナン・デ・マガリャンイス。
さらにスペイン語(カスティーリャ語)での名は、フェルナンド・デ・マガリャネスになります。
表紙の画像は、≪マゼラン地域博物館≫内。
マゼラン海峡の海運が盛んだった頃に建てられた豪奢な邸宅を博物館として公開しています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ここはまだ前編からの続きの国道9号線。
もうすぐプンタ・アレーナス。
道の向こうにマゼラン海峡が見えて来たし、プンタ・アレーナスの空港への分岐点を通過。
いま、3時半を回ったばかり。
250km離れたプエルト・ナタレスを出たのが1時頃だったから、あちこち見ながら2時間半かかった計算。 -
プンタ・アレーナスの街の入口には、南部パタゴニアの先住民族中のセルクナム族(オナ族)の像がいくつも並んでいた。
男子成人の儀式(HAIN)の扮装を象った像で、ちょっと抽象的表現が印象的。
下段の画像は、アルゼンチンのウシュアイア近郊で見つけた、同じくセルクナム族(オナ族)の像。
これは、ファグナノ湖東端のトルインの町の入口を守るように立ってました。
それにしても、両手を頭の後ろで組むこのポーズの意味は?
上記儀式中の聖なるポーズなのかも?
ウシュアイアの博物館にも、これと同じ姿の写真が展示されていたっけ。 -
9号線からプンタ・アレーナスの市街地へ入って行く道。
このあたりは新しく開発された地区のようで、街路樹として植えられた木々はまだ若い。
プンタ・アレーナスも、プエルト・ナタレス周辺と同じように風が強い場所?
街路樹が皆、マゼラン海峡方向に傾いてました。 -
あ! プンタ・アレーナスにも津波避難路の標識があった。
この街は直接マゼラン海峡に面していて、大きな地震が起これば津波に襲われる可能性があるから危機感を持っているらしい。
今日出て来たばかりのプエルト・ナタレスは、複雑に折れ曲がり入り組んだフィヨルドの奥にある町だったけど、それでも同じような標識があったよね。 -
プンタ・アレーナスに到着後は、数日前にも泊まったホテル・レイ・ドン・フェリペ にチェックイン!
これがそのホテルの外観、
…ではなく、(;^ω^)
これはチェックイン後に見学に行った≪マゼラン地域博物館≫。
街の中心になっているアルマス広場から徒歩数分もかからない場所にあるので行ってみるといいですよ。
チケットは1000チリ・ペソでしたが、開館曜日・時間は、季節によって異なります。 要注意。
10月1日〜4月30日は、水〜月曜日の10:30〜17:00。
5月2日〜9月30日は、水〜月曜日の10:30〜14:00。 -
≪マゼラン地域博物館≫内部。
博物館にしてはずいぶん立派な建物でびっくりしますが、ここ19世紀末にはマゼラン海峡の海上交通で財を成したオーストリアのメネンデス家の邸宅だったのだそうです。
当時のプンタ・アレーナスの繁栄振りも見学しながら、種々の展示を見て回る趣向になっていました。 -
≪マゼラン地域博物館≫内部。
オーストリアのウィーンからこのプンタ・アレーナスまで、邸宅を丸ごと持って来たのではないかと目を疑うような造りと調度の元メネンデス家の邸宅。
この館内にいると、ここは南米の南部パタゴニアというのを忘れてしまいそう。 -
≪マゼラン地域博物館≫内部の展示。
これは、この邸宅を建てさせたメネンデス家ゆかりの人々?
上掲の画像に出ている肖像画の女性もそうなのかな。
説明がついていなかったので不明。
こうして一堂に会してにこやかに写真を撮りあった人たちは、その後どんな道を歩んだんだろう。
プンタ・アレーナスの没落後は、父祖の故郷オーストリアに帰ったのか、それとも新天地を目指してパナマに移ったのか。
そういう展示もあったらよかったな。 -
イチオシ
≪マゼラン地域博物館≫内の展示。
この二人もメネンデス家ゆかりの母娘?
セピア色の写真の二人は永遠の美と若さを保って、今では博物館となったメネンデス家で生きている…。 -
イチオシ
≪マゼラン地域博物館≫内部。
ここは映画のセットか?と思うほど、芝居がかった豪奢な部屋が次々に現れる。
メネンデス家の人々は、南部パタゴニアの港町にウィーンを持ち込んでいたんだ。
(o゚ω゚)茫然…。
戸口から先へは入って行けない場所が多いのが残念。 -
≪マゼラン地域博物館≫内部。
ふむふむ、寝室部分の調度も抜かりなく揃ってました。 -
≪マゼラン地域博物館≫内部。
これはメネンデス家の当主夫妻が使っていた浴室?
さすがに床のタイル類は汚れが目立つようになってましたが、設備は揃っています。
19世紀末には、現在と比べても遜色無い設備だったんだ。 -
≪マゼラン地域博物館≫内部。
ガラスを使った装飾的なドア、天井や床も、当時はどれほどの金銭を積んで造り上げたのかと思わせる。 -
≪マゼラン地域博物館≫の通路に置かれた大鉢。
これは中国製よね!(◎◇◎)
中国の職人さんも、自分が作り上げた鉢が地球の裏側の邸宅に飾られる事になるとは夢にも思わなかっただろうな。
中を覗き込んでみると…、 -
…そこには今も色鮮やかな金魚の絵。
この鉢も実際に金魚鉢として使われていた?
あれ? そういえば、チリには金魚はいるのかな? -
≪マゼラン地域博物館≫内部。
風雪が厳しい時には、この娯楽室に人々が集まって来たんだろうな。
ふと見ると、マージャン牌も恭しく置かれていて、これまたびっくり。
さっきの金魚鉢と一緒に運命を共にして、プンタ・アレーナスまで来た一品?
遊び方を教える係りの人も専門に付いて来たとか? -
≪マゼラン地域博物館≫内部。
ここはメネンデス家の当主の書斎だった場所よね。
ここも、南米の片隅の街にいるとは思えないほどの調度。 -
≪マゼラン地域博物館≫内部。
SUR SHANGHAIはさっきからメネンデス家の邸宅だったころの豪奢な造りやインテリアに気を取られているんですが、旦那の視点はちょっと違っていて「お、19世紀末にはもうこんなヒーターや蛇口があったのか!」
そういえば、そうだわ〜。 -
≪マゼラン地域博物館≫の展示。
これはプンタ・アレーナス周辺の先住民族カウェスカル族(アラカルフ族)の文化などを紹介したコーナーなんですが、説明のほとんどがスペイン語。
(−−〆)
せめて英語でもちょいと説明をつけて欲しい…。
それでも、きれいにまとめられた展示品で、彼らが採集・狩猟民族だったと言うのがよく分かりました。 -
≪マゼラン地域博物館≫の展示。
アルゼンチンのウシュアイアにある博物館と同じように、南部パタゴニアの先住民セルクナム族(オナ族)、ヤマナ族(ヤーガン族)、カウェスカル族(アラカルフ族)、マネケンク族(ハオス族)の分布地図が出ていました。
赤い*印がプンタ・アレーナスの街で、この地図によると昔はセルクナム族(オナ族)やカウェスカル族(アラカルフ族)の縄張りの境界だった場所。
その北側に、これまでは知らなかった別の部族AONIKENKの名が。
これは、マゼランによって大足パタゴン族と呼ばれた先住民族で、その民族が住む土地がパタゴニアと名付けられたのだそう。
これがパタゴニアの名の由来だったんだ〜。(◎◇◎) -
≪マゼラン地域博物館≫の展示。
1520年にマゼランによって発見されて以降、マゼラン海峡と名付けられた海峡に次々にやって来た西洋人の歴史の展示もありました。
マゼランやマゼラン海峡については、次のウィキペディアのページで見てみるといいと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%BC%E3%83%A9%E3%83%B3 -
≪マゼラン地域博物館≫の展示。
マゼラン以降、マゼラン海峡周辺にやって来た西洋人たちの帆船に積まれてあった物品の展示。
沈没船から引き揚げられたんだろうか。
説明がスペイン語だけなので、そう想像するしかないのが残念。
あの長〜い望遠鏡、レトロよね〜。
レプリカでいいから欲しい! -
マゼランに発見されてからは、海上交通で栄えたマゼラン海峡の街プンタ・アレーナスは、1914年のパナマ運河開通によって衰退。
プンタ・アレーナス=砂の岬というスペイン語の名が、砂上の楼閣と言う言葉を連想させる…。 -
≪マゼラン地域博物館≫の展示。
プンタ・アレーナスの某所での会食風景に、カウェスカル族(アラカルフ族)(?)の首長らしき人物が。
土地の開発のため、友好協定を結ぶという名の下、先住民族を懐柔しようと言う集まりだったのかも? -
土地の先住民族と西洋人との関係はどうだったのか?
左の画像では対等に並んで写っていますが、右手の像ではマゼランの足の下に先住民族の姿が。
この右手の像は、あとで行ってみたアルマス広場にあるのと同じ銅像の雛形でした。
こうして西洋人との交流が始まったのが、南部パタゴニアの先住民族の衰退の始まり。
西洋から持ち込まれた病原菌に免疫を持たない彼らは、疫病の蔓延によって激減。
武力衝突もあり、絶滅の道を辿ったのだそう。 -
≪マゼラン地域博物館≫の外観。
かつてメネンデス家の邸宅だったこの建物は庭の中に立っていて一回りできます。
裏の様子も見てみようと行ってみると…、 -
…かつて、メネンデス家の邸宅として機能していた当時の使用人室+浴室、台所、倉庫、機械室なども見られるようになっていました。
ここの見学もチケットに込みでした。
お時間が有る方は行ってみても損は無し。 -
プンタ・アレーナスの中心部にあるアルマス広場。
≪マゼラン地域博物館≫から徒歩数分もかからない場所にあります。グルリと一周しても200〜300mほどの小さな広場ですが、緑が多い公園風。
ベンチや箱馬車型お土産ブースが並んでいます。
内容は、手工芸品や小物衣料品。
4月中旬の午後5時頃には店仕舞いが始まっていました。
覗いてみたい方はお早目に。
そして、この公園の中央にあるのは…、 -
…先住民族カウェスカル族(アラカルフ族)を足の下に配置したマゼランの像。
さっき、≪マゼラン地域博物館≫で見たのは、この像の雛形。
このアルマス広場は、暗くなってからは下段の画像のようにちょっぴりライトアップも。 -
イチオシ
アルマス広場のマゼラン像をアップで。
その足の下に先住民族カウェスカル族(アラカルフ族)の像を配しているのが、西洋人の先住民族に対する意識や支配関係をあからさまに示しているような…。
この像には言い伝えが一つあって、右手に見えているカウェスカル族(アラカルフ族)男性の足を触ると、航海から無事に戻れる(=幸せになれる)のだそう。
そのため、像の足先だけがツルピカになっているのがこの画像でも分かるのでは。
ここまで来たら、旅の無事を祈って触って行くといいですよ。 -
アルマス広場北側を通るBORIES通りを歩いていれば、自然とその店構えが目に留まるお店の一つがこのカフェテリア・チョコラッタ。
名前の通りに自家製チョコレートやお菓子も出しているカフェで、温かみを感じさせるインテリアと雰囲気で落ち着けます。
この時はイースター間近の季節で、イースター・エッグを象ったチョコレート菓子も賑やかに並んでいました。
量り売りのチョコレートもあるので、ケースを覗いてみては?
甘い物はちょっと…、と言う人には焼きサンドイッチなどの軽食もあって、おやつ付きの一休みにちょうどいいお店。
お店のスタッフとは英語ではうまく話が通じませんでしたが、親切な人柄のお姉さんスタッフ揃いでした。 -
歩道に設置されていたゴミ箱。
あ、あれはプンタ・アレーナスの紋章。
てっぺんの王冠のほか、マゼラン海峡を行くらしい船、現在のウール産業の牧羊、剣まで描かれて結構凝ったデザインよね。 -
アルマス広場のすぐ北側にあるプンタ・アレーナスのカテドラル。
サグラド・コラソン大聖堂というらしい。
1892年建造らしいから、さっき見てきたメネンデス家と同じ頃のプンタ・アレーナスを知っているに違いない。
中は見学できるかな、と扉を押すと開いていたので、そおっと静かに中へ。 -
プンタ・アレーナスのカテドラル(サグラド・コラソン大聖堂)内にあった写真展示。
いつ撮ったものなのかは書いてありませんでしたが、このカテドラルが建てられ始めてからの周辺変化を追っているようなので、1980年頃から数年以上に渡る街並み記録なんでしょうね。 -
プンタ・アレーナスのカテドラル(サグラド・コラソン大聖堂)内部。
外観から想像していたより装飾的。
見た目が新しいのは、近年修復されたから? -
プンタ・アレーナスのカテドラル(サグラド・コラソン大聖堂)内部。
ん? あの縦長のステンドグラスの人物像は、南部パタゴニアの先住民の姿よね。
で、中央にある胸像は、先住民族をキリスト教に導いた神父さん?
その功績を讃えられて、このカテドラルに祀られているんだろうか。 -
プンタ・アレーナスのカテドラル(サグラド・コラソン大聖堂)にあったキリスト磔刑像。
磔刑像の表現方法もいろいろあれど、ここのものは気味が悪くなるほど生々しい。
多くの参拝者たちに触れられたその足先は、おどろおどろしさがあるほど。 -
これまたアルマス広場のすぐそばにあるサラ・ブラウン・パレス(ウニオン・クラブ)。
これもまた≪マゼラン地域博物館≫になっている元メネンデス家邸宅に引けをとらない豪奢な建物。
プンタ・アレーナスには、あちこちにかつての栄光と繁栄を物語る建物があるんですよ。
ここも≪マゼラン地域博物館≫同様にその豪華な内部を見学できるようですが、この日はもう時間切れ。
内部にはレストランがあるようで、クラブ・ウニオンと名が出ていたました。
会員専用? それとも一般の人でも利用可?
SUR SHANGHAIたちは結局お試しはしませんでした。
気になる方は確かめてみてくださいね。
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