2014/07/14 - 2014/07/16
279位(同エリア1372件中)
玄白さん
2週間の夏の北海道の旅も、いよいよ最終盤。2日目の釧路湿原散策は、天気に恵まれず午前中で切り上げて、午後は釧路市内観光&連れ合いの土産探しです。
夏の釧路は千島海流の影響で連日のように海霧が発生する霧の街です。そんな夜霧に包まれた釧路の夜景を撮影しようと、夕食後もウロウロ・・・(あまり良い写真は撮れませんでしたが・・・)
翌日(7/15)は、途中、十勝の池田ワイン城に立ち寄りながら、フェリー乗り場がある苫小牧への移動です。
長いようで短い16日間夏の北海道の旅でした。ダラダラと書き綴った拙い北海道旅行記に最後までお付き合いくださった4Travlerの皆様、ありがとうございました。
なお、今回の北海道旅行の概略スケジュールは以下の通り。
7月1日〜2日 フェリーさんふらわーさっぽろにて大洗港→苫小牧港
道央自動車道経由で旭川へ ビジネスホテル1泊
7月3日〜5日 半日、旭山動物園でかわいい動物達に癒され
美瑛をうろついて美しい丘の風景撮影、大雪山旭岳登山
レンタルハウス「絵織の丘」で自炊生活3泊
7月6日〜7日 富良野の花々、星野リゾートトマムでゴルフと
のんびりリゾートライフ2泊
7月8日 屈斜路湖、摩周湖周辺観光、川湯温泉1泊
7月9日〜11日 ウトロに滞在して知床の大自然満喫、 民宿3泊
7月12日 午前中、知床五湖散策、午後、鶴居村へ移動
ホテルTAITO1泊
7月13日〜14日 釧路湿原散策 湿原の中心部キラコタン岬へのガイドツアー
餌付けされていない夏のタンチョウの姿を観察
釧路市内ビジネスホテル2泊
7月15日 苫小牧へ移動、途中池田ワイン城立寄り、船中泊
7月16日 午後、大洗港着、帰宅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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釧路湿原サルルン展望台で、湿原の中を走る釧網本線の列車の撮影を終えたあと、釧路市内に戻り、まず、腹ごしらえのため向かったのが、和商市場。ここは、鮮魚中心の市場で釧路市民の食材調達の場であるとともに、観光スポットでもある。
観光の目玉になっているのが、「勝手丼」。これを食べることは、旅のプランニングをしているときから予定に組み入れていた。 -
勝手丼とは、丼に盛るご飯だけまず買ってから、それを持って別の店に行き、丼に乗せるネタを自分で好きなものを好きなだけ選んでオリジナルの海鮮丼に仕立てるというもの。新鮮なネタを食べるだけでなく、自分が好きなものを選ぶのも楽しめるという趣向である。どこかでマネをする店が出てきてもおかしくはないのだが、今のところ、釧路の和商市場の独占的名物になっているようだ。
何軒もの勝手丼の店が入っているが、そんなに差はないと思われるので、最初に目に付いたこの店でまず、ご飯を買う。 -
ご飯屋の斜め向かいにある鮮魚屋で、自分が食べたいネタ5〜6品を選んで、店のオバサンに丼に載せてもらう。
ネタにもよるが、だいたい¥1500くらいである。 -
上が自分の、下が連れ合いの勝手丼。
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テーブルと椅子がおいてあるコーナーがあるので、そこに自分の丼を置いて場所を確保してから、もう一度、ご飯屋に行って味噌汁を受け取ってから頂きます。
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中国人観光客が多いらしく、中国語の勝手丼の注文の仕方を説明するパネルが壁に貼ってある。市場の中では、あちこちで中国語が飛び交っている。
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市場の1/4〜1/3くらいは勝手丼の店である。
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勝手丼専門店というわけではなく、普通の魚屋として単品の水産物も売っている。
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道東の魚市場らしく、かに類の品揃えが豊富。特に、今が旬の花咲ガニは水揚量が少なく、手軽に食べるのだったら道東が一番。
とはいえ、今回はタラバやズワイばかり食べていて、花咲ガニは食べそこなった。またのお楽しみということにしておこう。
どうでも良いことだが、花咲ガニもタラバガニの仲間なので正確にはカニではなく、ヤドカリの仲間である。 -
これはメヌケかな?
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和商市場から港の方に行ってみよう。
釧路は、道東の行政・経済の中核都市であり、水産物の水揚量は1990年代まで全国トップだったが、今では根室にも追い抜かれ、全国8位にまで低下している。街中を散策していても、市街中心部の空き地や空き店舗が目立ち、ちょっと寂しげな雰囲気が漂っていたのが印象的だった。 -
釧路川に架かる幣舞(ぬさまい)橋。国道38号が通っている。四季の像という4つの半裸体女性彫刻像が橋の上に立っている。
幣舞橋を前景にした夕日絶景影ポイントだが、こんな天気では夕日はみられそうもない。しかも秋にならないと、橋の方向に太陽は来ない。 -
釧路港は、漁港だけでなく、物流の拠点としての役割も大きい。帯広や北見など内陸地域、北海道全体の4割以上の地域の生活物資の物流拠点としての役割もある。年に十数回はダイヤモンド・プリンセス、ぱしふぃっくびぃなすなどの大型クルーズ客船も立寄るという。
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岸壁の街路灯
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釧路川下流、港に面したところにある商業施設「フィッシャーマンズワーフMOO」へ。
観光客は少なく、さびしい。入っている店の数は少なく、あまり魅力がある店がない。連れ合いの土産探しも買うものがなく、品選びに苦戦している。
結局、ありきたりの白い恋人やロイズの生チョコレートなんぞを買い込んでいる。 -
買い込んだ土産を置きに一旦ホテルに戻ることにした。その前にお茶をしたいというので、スマホで食べログ検索して釧路の人気ケーキ店「Cafe de flore」に立寄る。
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北海道最後の晩餐は、勝手丼と並び有名な炉端焼きである。
「フィッシャーマンズワーフMOO」の近くにある「煉瓦」という店へ。
明治末期に穀物や塩の倉庫として作られた煉瓦作りの建物を内装だけ変えてレストランに改装したそうだ。 -
入口のドアには、東日本大震災のときの津波の後が、ふき取られず、そのまま遺されている。あまり全国ニュースにはならなかったが、釧路にも2mの津波が押し寄せ、600棟の浸水被害が出たという。
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店の壁の一部は、明治期の煉瓦壁をそのまま見えるような内装になっている。
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テーブル毎に炉が掘ってあり、正真正銘の炭で自分で焼いていただくようになっている。まあ、シーフードバーベキューといったところ。
シンプルだが、新鮮な素材の旨みを味わえ、なかなかの美味であった。特に焼き牡蠣は絶品。 -
店の入口脇に、メッセージが書かれたホタテの貝殻が飾ってある。
有名人のものではなさそうだ。 -
同じく、店の入口の脇に、昭和レトロのグッズが雑然と展示されている。
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満腹になったところで、連れ合いは長旅の疲れがでていることもあり、一足先にホテルへ戻り、一人で海霧漂う幣舞橋付近で夜景撮影。
店を出ると夜霧で幣舞橋の街路灯が霧に包まれていた。 -
この写真以下3枚は、昨日撮影したもの
撮影場所は、釧路市生涯学習センター「まなぼっと幣舞」の最上階展望フロア。 -
幣舞橋を渡ったところにRound About交差点がある。イギリスでは、今でも普通に見られるが、日本では珍しい信号がないロータリー式の交差点である。
Round About に四方から進入する車のライトの軌跡を幣舞橋の街路灯の明かりとともに撮影しようと目論んだのだが、釧路駅(画面奥)方面から来る車の流ればかり、反対方向や左右の道路からの進入車両が、ほとんどなく、思い描いていたような夜景写真にはならなかった。
撮影場所は幣舞公園。 -
2日目の夜景撮影は、WBの色温度を下げ、雰囲気を変えて仕上げてみた。
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フィッシャーマンズワーフMOOの夜景
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もう一度、Round About交差点の夜景。
今日も車の流れが偏っている。 -
釧路川の川縁から見たフィッシャーマンズワーフMOO
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霧は薄らいできた。
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幣舞橋の街路灯
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四季の像のひとつ、春の像
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もう一度、フィッシャーマンズワーフMOO
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よい撮影ポイントがないか、ウロウロさまよっているとあっという間に時間が過ぎていく。1時間半ほどしてからホテルに戻る。
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翌日は、ゆっくり起きてから、9時半にチェックアウト。一路苫小牧へ。
途中、通り道にあたるので十勝の池田ワイン城(正式名:池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)に立寄ってみる。
<池田ワイン城のこと>
池田町南東部の清見の丘の上に建つ西洋の城をイメージさせるデザインの建物である。昭和27年の十勝沖地震、翌年からの二年連続の冷害で大きなダメージを追った池田町は、復興事業としてブドウ栽培とワイン醸造を町営事業としてはじめた。様々な苦難を乗り越え、十勝の厳しい気候風土に耐える独自のブドウ品種「清見」を作り出し、本格的なワイン醸造の道を歩みだした。
池田ワイン城の山ブドウからワイン作りを始めた経験が、後の富良野ワイン工房立ち上げに生かされたという。 -
池田ワイン城にアクセスする清見の丘からの十勝平野の眺望
<池田ワイン城のこと2>
耐寒性があり、実を多くつける独自品種「清見」を作り出すまでには多くの困難があったそうだ。最初はワインの原料として自生する山ブドウを使っていたという。昭和39年には山ブドウを原料にした「十勝アイヌ山葡萄酒」が国際ワインコンクールで銅賞を獲得した。しかし、山葡萄では収穫量が限定されるし、ブドウ栽培による農業振興にもならないといことで、寒くなる前に収穫できるブドウ品種であるフランス産のセイベル13053を導入したが、失敗、千本に一本の割合で突然変異を起こすブドウの性質を利用して5年かけて、池田町の気候風土に合い収量が多い独自の「清見」が作り出されたという。 -
池田ワイン城の主力のブドウ品種の見本展示園
<池田ワイン城のこと3>
清見という品種は、冬を乗り切るために土の中に埋め、春には土を取り除くという、ブドウ栽培では例がないようなことをしなければならなかった。そのため、そんな作業をしないで済む新たな品種として、清見と山ブドウを交配させて「清舞」と「山幸」という2つの品種が生み出され、現在の池田ワインの主力品種になっている。
同じ親木でも遺伝子の入り込み方が違うため、全く異なる味わいになるという。人間でも兄弟の性格が違うのと同じだ。 -
秋の収穫を待つブドウの赤ん坊
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池田ワイン城の沿革が書き込まれた醸造樽のモニュメント
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自由に見学できるが、11:00からはガイドツアーがあるというので、それに参加。
地下の貯蔵庫で熟成中のワイン樽 -
樽熟成したワインのビン詰め工程を説明するガイドさん。これは見学者用の見本の機械で、生産用は、別棟の工場で行われているそうだ。
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池田町は DREAMS COME TRUE のヴォーカル吉田美和の出身地。そのため、ドリカムと池田ワイン城のコラボでいろいろな企画があるようだ。ワイン城の敷地の入口にDCTgarden IKEDAというドリカムの資料館も併設されている。(この日は休館日で入れず)
この樽は、Dreams Come True Vineyardと名付けられたブドウ畑で収穫された「山幸」を醸造したワイン樽。 -
ガイドツアーに参加すると、本来有料のテイスティングを1種類だけ無料で試飲させてくれる。
富良野ワイン工房では飲みたいのもグッと我慢したが、2回目はこらえ切れず、ついに飲んでしまった。これ以降、苫小牧までの運転は連れ合いにお任せ。
試飲したのは「清舞」。色は赤みが強い薄い色で酸味が豊か、軽い飲み口だった。タンニンは少なめ。 -
富良野ワイン工房で土産として購入したが、ここでも2本購入。赤ワインは、池田ワインの原点ともいうべき「清見」2010年ヴィンテージ、白は、趣向を変えてケルナー種のをスパークリングワイン「ブルーム」を購入。
10月から続く我が家の記念日に抜栓予定。 -
フェリー出航の2時間前、16:30に苫小牧フェリーターミナルに到着。行きと同様の乗船手続きをして1時間から乗船開始。
帰りはさんふらわーふらの号。船体の構造は行きのさんふらわーさっぽろ号と細かいところで違いはあるが、ほとんど構造や乗り心地は同じ。唯一、部屋は和洋室ではなく洋室タイプに変わった程度なので、船内の様子を記録する写真はなし。
参考
http://4travel.jp/travelogue/10901892
自然を満喫する夏の北海道16日間の旅 (1)移動編 〜19時間の船旅〜 -
苫小牧港を出航するころが日没。
帰りもまた船上から夕景撮影のみ行った。 -
行きの船では大勢の客が船外甲板に出て夕景を眺めていたが、帰りは少ない
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18:45苫小牧着のさんふらわーしれとこ号とすれ違い
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日没後15分ほど経ち、マジックアワーとなった。上空の雲が夕焼けている。
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船内のレストランの味はたいしたことはないので、帰りは乗船前にコンビニで買い込んだビール、つまみ、おにぎり、サンドイッチなどで夕食、朝食とも簡単に済ますことにした。
帰りは幸い揺れも全くなく、連れ合いも船酔いに悩まされずに済んだ。
今回訪れたところ、旭川、美瑛、富良野、トマム、川湯温泉、知床、釧路のなかで、また季節を変えて再訪してみたいと思ったところは冬の美瑛と知床(オホーツクの流氷)である。いつ来れるかわからないが、撮影してみたい風景はすでに頭の中に出来上がっている。
北海道旅行記全17編完了
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