2014/08/19 - 2014/08/31
1092位(同エリア5124件中)
ゆうさん
世界でいちばん熱い夏を体験する旅行記もこれが最後、多少疲労の色も隠せないが
最後は酔った勢いで完走だっ!全ての感謝を最後にしたため行くぜ!レリゴー!レッツゴー!!Beat It!!!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
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-
一週間ぶりに帰ってきましたAria。
-
時刻は正午、明日の今頃はサンフランシスコから帰りの機中なのです。
なので、今日食べるお昼ご飯はラスベガス最後のお昼ご飯となります。
そこで俺は考えた。最後の昼食に何を食べるべきか?何か忘れてないか?
あれ?何か忘れてる何か・・・・・・
カニだ! -
カニなんです。カニ。ベガスに来たら最低一度はカニだけを食べるのです。
もちろんここは、Ariaのバフェ。俺が呼ぶ通称「温かいカニ」と「冷たいカニ」の2種類が食べられます。こいつらを、クレイジーなアメリカ人から見ても※1.クレイジーと思われるぐらい皿に盛ります。(それぞれ一皿で計二皿)
食べ終えた殻をを置く皿を用意します(一皿)サーバーのおばさんに「カニをバキバキするやつちょうだい」と頼みます。 -
こいつを貰います。
食べます。※1に戻ります。(以下ループ)
カニを食べに来たときは、カニ以外食べません。本当にカニだけです。 -
でも、今回は最後にデザートだけ食べました。
カニ好きにはたまらないAriaのバフェです。
チョコレートに "Aria" の装飾がニクイです。 -
カニを食べた後、最後の日を(翌日は早朝出発)どう過ごすかを考える。
ふとカジノにある一台のスロットマシーンに目がとまる。歪曲された日本がモチーフとなったへんてこな台だ。五重塔らしき図柄や、不思議な扇子、日本的じゃない舞子の姿・・・ん?舞子?まいこ?マイコ?マイコー?
おおおっ、何かが降ってきた!!これだっ!!
すぐさまHOTEL32で滞在中お世話してくれるホストに連絡をする。
「おいっ!マイケルのショーは取れるか?」
「はいっ?舞子の賞は取れるかですって?私にはちょっと自信が・・」
「ええいっ!こんな時だけ下手な日本語勘違いしてんじゃねぇ!マイケルだよマイケル!!」
「マイコー??16歳?」「そうそう富田靖子のデビュー作って違ーよ!マイケルジャクソンだ!」
「Oh!Michael Jackson ONE!!」「いきなりネイティブに言うんじゃねぇ!」
「すいません、残念ながら今日は休演日でございます。」
「がっくし」 -
しかし、その数分後ホストから連絡が
「誕生日おめでとうございます。」
「残念だが俺の誕生日はとっくに過ぎている。」
「そんな事は言ってません。誕生日だから良かったと言ってます」
「俺は誕生日ではないと言っている」
「チ・ガ・イ・マ・ス、誕生日は舞子でアナタは違う」
「スマンが、もうちょっとわかりやすい単語でプリーズ」
「今日は・マイケルジャクソンの・誕生日です・休演日返上・特別公演・チケット・ゲッツ!!」
「うおおおおお、やった!!(なぜ最後だけダンディ坂野入れたかこの際不問にしてやる)」
と言う事でマイケルジャクソンONEのバースデー特別公演に行きます。 -
夜7時の公演と言う事で、シアターのあるマンダレイベイまでリムジンを使わせていただくことに。
6時にモンテカルロでピックアップの約束をしたのでそれまで、せめてものチケット代(無料だけど額面は一人$176。高っ!)と思いカジノで過ごす。
意外な事にテーブルゲームで気持ちよく勝利し時間は5時に。
6時のリムジン待ち合わせまで残り1時間、5時にオープンするモンテカルロのステーキハウス「BRAND」にて最後はステーキを食べようと入店。
そこでこのメニューである。5時〜6時の間だけ注文できるハッピーアワーメニュー。
お得であり、急いでいる俺にはぴったり。前菜、メイン、デザート全てにおいて選択が出来るのもヨシ。
店員のおばちゃんに、「外にあったメニューを頼みたい」と告げると「わかったわ、すぐに持ってくる」と言って持ってきたのがこのメニュー。
続けて俺はおばちゃんに話す。
「俺は6時からショーに行く予定があるから、すぐにオーダーして早めに出して欲しい」
「わかったわ、何にする?」
「二人で同じ物がかぶらないように、それぞれ違うチョイスをしたい」 -
「わかったわ、前菜はなににする?」
「彼女は、このフレンチオニオンスープ、私はホットロックと言うのをお願い」
「わかったわ、良いチョイスだと思うわ、ホットロックは石の上で箸を使って肉を焼くんだけど日本人?だから箸はは大丈夫よね?」
「大丈夫です」
そんな会話で運ばれてきたのがこれ。スープグラタンって感じのもので嫁いわく美味しいとの事。 -
そして、俺に運ばれてきた前菜は「これが前菜なのか?」と誰もが疑いたくなる、本当の石焼き肉。肉もかなりいい肉だと思うサーロイン。
勿論味は最高!ステーキの前に肉を食べてどんだけだ!!
話しは注文に戻るが、前菜の後、メインを聞かれる。
「メインはそれぞれ何を選ぶ?」
もし読めるならば上記のメニュー写真の "ENTREE CHOICE" をよく見て貰いたい。
10 OZ.PRIME FLAT IRON STEAK
CRISPY CHIKEN
hogehoge setume hogehoge setumei
PENNE PASTA
hogehoge setumei hogehoge setumei
こんな感じで書かれているのだ。ここで俺は大きな勘違いをした。
後にわかるが、これは「3つの中からチョイス」するのだが、それを俺は10オンスのステーキに、2つのうちのどちらかから「付け合わせ」を頼むのだと思った。
そこで俺は、「彼女はクリスピーチキン、俺はペンネパスタをお願い」と頼むと
「わかったわ、デザートは2種類だから2種類オーダーでいいわね?」
「ええ、それでいいです」 -
もちろん、これを読んでいる皆さんはこんな間違いはしないでしょう。
しかし、俺はこの時点ではまだまだステーキを食べるつもり満々だと言う事。
俺は更に2日目に飲んだビールが忘れられず(#2参照)その味をおばちゃんに伝えると、店にある2種類のビールを勧めてくれたので、そのうちの1つを注文する。そうして注文が終わったときに、おばちゃんは俺に言ったのだ
「あなた、英語とっても上手よ!!」 -
なーにー!?ええええっ!!褒められた!!!超ウレシイんですけどっ!
ですが、よく考えてみるとこんなに早くレリゴー読書効果が出るはずもなく、多分なんとか駆使して使った単語が相手に通じ、それを汲み取ってくれて「まぁアナタのエイゴお上手ね!」と言ったのでしょう。だいたいこの時点ではまだ俺は「肉」がくると勘違いしている。
写真は、俺が「つけあわせ」だと思って居たパスタ -
そして、嫁に「つけあわせだ」と言ってあるクリスピーチキン(どう見ても付け合わせの量じゃないだろう)
英語を褒められて舞い上がっていた俺だが、この時点で何か違和感を感じる
「あれ?パスタとかチキンって、ステーキの横に乗ってくるんだと思ってたら・・・違うんだね。随分量の多いつけあわせだなぁはははは」
しかし、それでもまだわかっていなかった。「肉・・・・くるよなぁ?」と疑問をもちつつ、目の前のパスタ(チキン)を食べてしまったら肉が食べられない!と考え、二人とも中途半端に残し
肉を待つ。
待つ
待つ。 -
てか、次出てきたのデザートですやんっ!!!
デザートを食べ終わり、会計を済ませるとおばちゃんが満面の笑みでやってきて
「じゃっ、今晩のショーを楽しんでね!!」と俺を送り出す。
ふ、ふくざつ(笑) -
ちょっと6時過ぎちゃったけど、すぐにリモに乗ってマンダレイベイへ!
-
到着〜、ありがとう
-
マイケルのシアター前は、まだ開場前だと言うのに開場を待ち、グッズを買い、写真を撮る人達でごった返していた。
皆、マイケル(?)と写真を撮るために順番にならんでいる。 -
俺はマイケルグッズを売るショップに入って、買うつもりは無いがマイケルのグッズや記念品を見て回っていた。
写真はレジ近くの高い場所に大事に飾られていた "BAD" のCDに直筆サインが入っていると思われる物。
よく見ると・・・・・あれ、このCD日本のCDだ!!!だ、だれだ!マイケルにサインを貰っておいて売った奴は! -
そうこうしているうちにシアターが開場し、中へ進むと
誕生日ケーキがありました。これはまだ切り分ける前だけど、誕生日ケーキはいくつもあって、次から次へと切り分けられて来場者に配られてました。 -
俺もひとついただきまゆゆ
-
自分の席に案内されて行ってみると、さすがホストに取って貰った席、これ以上あるか?ってぐらいの良い場所でした。
ショーの内容は書きませんが、"O"も"KA"も"ミスティア"も途中で寝てしまうような俺が最後まで興奮して見ていられる最高にお勧めのショーです。
マイケルの曲を知っている年代であれば絶対見て損はないですよ! -
マイケルのショーを見終わって深夜になり、友達と合流し本当にラスベガス最後の食事をすることに。
行ったのは、ベガスに行く度にかならず行くレストラン「YONAKA」
場所は、画像のGPSで確認してください。Yelp 見てもすぐ出てきますし、かなりの高評価が見られるはずです。 -
基本、ジャパニーズレストランですが、全ての料理は創作と言って良いでしょう。
日本人と、フィリピン人のシェフが作り出す日本に居ては食べられない創作料理がここで食べられます。何を頼んでも間違いありません。 -
ホテルから出て食事なら、ここが俺の本命です
最後に本命を叩き込むあたり、ブライトさん気質なんです。 -
初めてここに来たときに、焼き物から まるで備長炭で炙ったような香ばしい匂いがしたので、食べ終わった後、酔っ払った勢いで聞いてみました。
「備長炭の香りが・・・」
「(ニヤッ)初めて言われました。よくわかりましたね、裏で備長炭をつかって火を通しています」
うお、なんかベガスまで来て凄いこだわりを見た気がする。 -
それ以来、ベガスに来ては必ず寄るところとなっています。
お酒を飲む人はタクシーで、飲まない人はレンタカーで
是非是非行ってみてください。絶対損はしません。
カウンターの中に居るシェフは日本人なので勿論日本語通じます。
その人以外は通じませんけど(笑) -
今回は、マイケルのショーの前に食事をしていたこともあって、すぐおなかいっぱいに。
しかし、そんなことは知らない日本人シェフ(板さんかな?マスター?大将?)が
「みなさんでどうぞ」ってデザート出してくれた。うぷっ
こ、これは食べないわけにいかぬっ!としっかり完食してきました(笑)
写真はたべかけですまない。 -
そんなこんなで、ベガス最終日を過ごし、翌日早朝HOTEL32に出して貰ったリムジンに乗り空港へ。
あとは帰るだけ。
宿泊費と部屋付け食事代は無料にしていただけました。ありがとうHOTEL32 -
さようなら、ストラトスフィアタワー。
なんかちょっと違うけど。
この後、問題無くサンフランシスコ、成田、千歳と帰りました。
夜遅くに千歳に着いた時の気温は14℃でした(寒 -
ここまで読んでもらいありがとうございます。
4travel で先人達の旅行記を読み、次回は俺も書いてみようと思ったのがきっかけで、この度無駄に長い旅行記を書き上げることが出来ました。
俺がそうだったように、この無駄に長い旅行記のなかの一文でも、いつか、誰かの役に立つ事があれば嬉しく思います。
その時は、どんなに時間が経っていても是非コメントくださいね。
そして現地の友人Lee 色んな情報を教えてくれたり、連れて行ってくれたりとありがとう。
最後に、旅行記全てを通して一人称で書いてきたけど、本当は一人称複数「俺たち」なんです。どんなときもそこにはかならず嫁が一緒に居てくれて、こんな馬鹿な俺の旅行について来てくれるから、俺はこんなに自由に楽しめる。
全ては嫁がいてくれるから実現できた最高の旅行なんです。
だから、最後は嫁にお礼をいいたい。
旅行って、非日常で楽しい部分もあるけど、かえってストレスとなることもあると思う。そんな中でも文句も言わず一緒に居てくれてありがとう。
それでは、次回「M&Mチョコレートはお口で溶けてデスバレで溶けぬのか?」まで、さようならっ!!
(誤字脱字乱文乱筆はお楽しみください。)
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この旅行記へのコメント (2)
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- YDKさん 2014/09/07 12:48:57
- いやぁ 実に面白い
- 初めまして ゆうさん hirake-goma と申します
ブログ読んでこんなに笑わせてもらったのは初めてです
言葉のセンス 最高です ファンになっちゃいました 次のブログ楽しみにしてますので
今日からでもラスベガスにネタ探しに行ってきてください(笑)
僕ら夫婦も計画立て早くラスベガスに遊びにいきたくなっちゃいました
- ゆうさん からの返信 2014/09/07 15:34:15
- RE: いやぁ 実に面白い
- hirake-goma さん、コメントありがとうございます。
そして、私のくだらない旅行記へのコメント第一号おめでとうございます。
hirake-goma さんの一生消えぬ汚点とならないように次回作があれば頑張りたいと思います。
もし、ラスベガスで会うことがあればよろしくお願いします。
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