2012/12/27 - 2013/01/05
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Triniさん
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2013年の初日の出をロライマ山の頂上で迎えるため
頂上までの登山+頂上(2泊)+下山=計6泊7日 の行程でロライマ山に登りました。
超大陸大移動の回転軸にあたるギアナ高地に立つロライマ山には、火山噴火などの影響を受けず、ゴンドワナ大陸時代の地球最古の岩盤が残っている。恐竜が住んでいるかもしれないテーブルマウンテンに登りたい!
個人だけでは登れません。
ロライマ山周辺出身の先住民登山ガイドを雇わなければいけません。
サンタエレナを出てしまうと、常温のビールを売る店以外、
頂上まで食べ物+飲み物を売る店はないので、
6日分の食料も手配しなければいけません。
人間の排泄物を登山道に置いていくことはできないので、
自分の6日分の排泄物(大)は、登山を始めたら下山するまで、
持ち歩かなければいけません。
ロライマ山の頂上はもとより、
キャンプサイトは夜間非常に冷え込むため、
防寒具、テント、暖かい寝袋も持ち歩かないといけません。
・・・という準備を考えただけで、大変!!!!!
ということで。
サンタエレナの旅行会社Kamadacにお世話になることにしましたー!
サンタエレナにロライマ登山のツアーを扱う会社は数件あるけれど
メールにおける英語でのやり取りがスムーズで、返信が早く、
こちらが聞きたいことプラスアルファの情報を提供してくれて、
オーナーが以前、長いこと日本人とお付き合いされていたそうで、
日本人に慣れていそうだったことから、Kamadacに決定。
登山ガイドの選別、交渉などしなくてよいし、
食料も持たなくてよくて、荷物運搬係も同行してくれて、
テント持ち+テント設置係も同行してくれて、
青空トイレ設置兼大便運搬係「チョコレートマン」も同行。
チョコレートマンに関しては倫理的にどうなんだと思うも、
すべて代金に含まれているということで結局お願いしてしまった。
テーブルマウンテン「ロライマ山」に登る ①は、ガイアナからブラジルを経由し、
ロライマ登山のベース@ベネズエラの「サンタ・エレナ」に到達するまで。
テーブルマウンテン「ロライマ山」に登る ② に続きます~
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
-
登山開始の前々日の朝。
南米で唯一の英語が公用語のガイアナを出発。
一緒に登山をするトリニダード・トバゴの友人と共に。
他の南米の国と比べると小さいけれど、
国一つで見ると、普通にでかい。
ガイアナの首都ジョージタウンから、車を走らせること15分。
小さなOgleオーグル空港に着いた。
主に国内線とスリナム行きのセスナが飛ぶ。
Trans Guyana Airwaysでブラジルとの国境の町Lethemレセムまで飛びます。
搭乗券は何度でも使えるReusable。
座席指定はありません。
分からない程度にダッシュで窓際の席を取ります。 -
これがTrans Guyana Airwaysの機体。
ガイアナ国内と隣国スリナムへ飛んでます。 -
機内安全パンフレット。
白い人、黒い人、オレンジの人。。。。 -
飛び立ちました。
見えるは大西洋。
サトウキビ畑の上に住宅街ができています。
区画がきれい。 -
サトウキビ畑が続きます。。。
-
ダイヤモンドやゴールドやボーキサイトの鉱山を眼下に臨み・・・
-
Lethemレセムに着く直前。。。。
レセムって、ほんと、何もないのね。 -
オーグルからガイアナを1時間半くらい南下。
ブラジルとの国境の街、Lethemレセムに到着。
赤茶の大地にぽっつーんと空港がある感じ。 -
空港の建物。
トイレはあります。
荷物のターンテーブルなどはないです。
従業員が機体から運んできてくれます。 -
さて、タクシーはどこ?と見渡すと、
空港の前のバーでトランプをしている運転手さんが、
タクシー?と手を挙げるので、タクシー!と手を挙げて応える。
特に客に群がるということはなく、非常にあっさりな客引き。 -
タクシーの運転手さん。
ガイアナ(レセム)←→ブラジル(ボン・フィム)の客に慣れている。
ガイアナドルからブラジルレアルの金の両替もしてくれる。レートは良い。 -
ガイアナ側イミグレ。
ガイアナ出国スタンプをもらう。
2008年に開通したブラジルが建設した国境を結ぶタクトゥ橋の上をタクシーで通る。
この橋ができる前は、川をボートで渡ったらしい。。。
ブラジルよ、ありがとう。 -
そしてブラジル側Bon Fimボン・フィムのイミグレまで送ってもらい、
ガイアナのタクシーから降りる。
ブラジル入国スタンプをもらう。
ガイアナのタクシーが入れるのはここまで。
ブラジルからガイアナに向かうお客さんを乗せてガイアナ側へ。 -
ブラジル側イミグレの営業時間。
たっぷりランチタイムがある。。。 -
ようこそブラジルへ。
小さな、これまた何もない、Bon Fimボン・フィムという街(村)。
レセムは食べるところはありますが、
ボン・フィムまで来ると、イミグレ周辺は、なーんにもなし。
水が買えるようなキオスクすらない。売り子もいない。 -
ブラジルの地の果てBon Fimボン・フィムから
最寄の街、Boa Vistaボアビスタに行くには、
2時間半ほどタクシーもしくはバスに乗る。
その場で数時間待っていると思われる乗合タクシーのお客さんが
我らの腕をひっぱり、さ、人数が揃ったわ、行きましょ!
きちんと舗装された道をかなりのスピードで走る。 -
Bon Fimから、Boa Vista ボア・ビスタのバス停へ。
その途中、乗合客の降車希望地へ連れて行かれる。
あんまり、金回りがよさそうな土地柄ではないようです。 -
Boa Vistaボア・ビスタのバス停で、
ベネズエラとの国境の街Pacaraimaパカライマ行きの乗合タクシーに乗る。 -
客が集まらん。お腹が空いた。
ハムとチーズ入りのお総菜パンと、カシュ―・ジュース。
150円くらいか。
ブラジルのカシュ―・ジュースは甘すぎず美味しい。
カシューナッツの、ナッツ部分でない果実の方のジュース。 -
パカライマ行きタクシーはこんな感じ。
これまたでかい。
何人集まればよいのさ。 -
人は集まらなかったけど、客の一人が客席を荷物で埋めたので、やっと出発!
ベネズエラに近づけば近づくほど、
舗装された道路に穴が開いていたり、道路の端が流れ落ちていたり、
道がどんどん悪くなる。舗装の質も悪い。 -
パカライマのブラジル側イミグレ。
非常に仕事が早い入管職員でした。
ブラジル側のイミグレは本当にスムーズ。無事ブラジル出国。
イミグレの外には延々と続く車の行列。
行先はベネズエラのガソリンスタンド。
水より安いと言われるベネズエラのガソリンを求めて。 -
ブラジルとベネズエラの国境を徒歩越境。
-
ベネズエラ側のやたらと立派なイミグレ。
チャベスが選挙前に建てたそうです。
ベネズエラ側のイミグレ。。。
おーい。なんだ、この行列は?ディズニーランド並み。 -
これだけの入国希望者に対して、職員一人で対応のベネズエラ側。
それも、非常に優雅なペースでお仕事されてました。
無事、ベネズエラ入国! -
国境からまた乗合タクシーに乗り、
やっとこさ、ロライマ登山の始点サンタエレナへ。
サンタエレナ無事到着を伝えに、
登山ツアーをお願いした旅行会社Kamadacへ。
翌日ロライマ登山に出発するチームのブリーフィング終了直後。
彼らの6日分の食料とトイレットペーパーの山を見て、驚愕!
そして山登りに慣れてそうな彼らの脚と登山装備に怖気づく。。。 -
おい、俺ら、大丈夫かよ・・・
静かに、そして確実に、ビビる。
微妙に、でも確かな不安を抱えつつも、
ま、今更、登山訓練なんてできないもんねー。
そう、開き直り。
あとは体力つけるために、ちゃんと食べよう。 -
夕方、サンタエレナの街は、もくもく炭火焼きの屋台が出ます。
串焼きソーセージ、キャッサバサラダ(ポテトサラダみたい)、
野菜千切り、塩味白ごはん、で250円しないくらい?
しっかり火を通したハーブの効いたソーセージとチキンを頂きました。
治安も良い感じで、ふらふらお散歩した後は、宿へ。
移動が多かったから、とても疲れた。
おやすみなさーい。
テーブルマウンテン「ロライマ山」に登る ② に続く・・
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