３・１１東日本大震災で亡くなった多くの人々への鎮魂と復興への願いを込めた花火大会〔名取市〕

2014/08/02 - 2014/08/02

８月２日夜、東日本大震災で被災した友人に誘われ、自宅からちょっと遠かったのですが、宮城県名取市の沿岸部で行われた、花火大会を見てきました。

津波での多くの犠牲者を出した東日本大震災から3年5月。ここ人口7万3千人ほどの人口をかかえる名取市でも、2011年3月11日の震災では死者911人・行方不明者40人、家屋数全体で2万5千棟ほどで半壊以上の建物5,000棟以上の甚大な被害を受けたたそうです。地震直後に市内全域が停電となり、それにともない電話も一時全域が不通となった。ガスや上水道の被害も広範囲に及び、市内のライフラインは麻痺状態となり、津波被害地域を除くライフラインが正常に戻るまでには1カ月近くを要したそうです。

会場となったのは、名取市立下増田小学校周辺。ここは沿岸部から遠くない場所です。この日は2万人近い人出があったとか。中心会場となった学校内は、出店もあり、身動きできないほど多くの参加者でいっぱいでした。

学校は河川のすぐそば。この場所から、東日本大震災で亡くなった多くの人々への鎮魂と復興への願いを込め、19時30分から1時間ほどで4000発の花火が打上げられました。花火が上がるたびに歓声の声声。私も上がった花火を見ながら、一日も早い震災からの復興を願いました。

打ち上げられた花火の様子は、以下の「第２９回なとり夏まつり実行委員会」のＨＰからもご覧いただけます。
http://natorimatsuri.jp/2014/index.html
http://tksp.sakura.ne.jp/wp/

エリア 宮城野・若林・名取(宮城)

コンパクトカメラも便利になりましたね。
花火モードで素人でも結構撮れるものです

花火モードでも中々、うまくいきませんね。

目の前で打ち上げられる花火は、やはり迫力があります。
体のそこまで響きました。

皆さん、立ち上がって見始めています。

最後はまさに、震災で亡くなった方への鎮魂と復興への願いが込められているような夜空いっぱいに広がる花火でした。