オーストリア三大名峰山麓ハイキング10日間の旅・・・・高山植物編④グロースグロックナー山麓その１

2014/08/03 - 2014/08/03

8月3日は朝から好天気で素晴らしいハイキングと高山植物観察が期待された。この日はグロースグロックナー山麓ハイキングで旅行全体の中ではメインとなるハイキングのため、晴天になってよかった。
午前9時10分に麓のルクナーハウスを出発しハイキングを開始した。　スタートしてすぐのところから高山植物がかなり見られることがわかり、登山開始して30分後に当方は早々と目的地のシュトゥーデルヒュッテ(標高差900m)迄は皆と一緒に行かずに途中までにして引き返す事を決心した。　このことは当方にとって今回の旅では最も素晴らしい印象に残る高山植物観察をすることが出来た。ここでは、その１(引き返す迄の上り)とその２(引き返しの下り)の二部に分けて纏めた。　　

＊写真はホーエ・タウエルン国立公園の植物園風景

エリア グロースグロックナー周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

午前8時半にタクシーに乗り出発して見られるカルス付近の風景

カルス付近の風景

カルス付近の風景

午前9時03分にルクナーハウス(1920m)に到着し、午前9時10分にハイキングスタート

上る途中に見られる教会

放牧された牛が見られる

登山路の両端にはいろんな高山植物が見られる

マツムシソウが見られた、

アコニツム・ナペルス

キンポウゲ科　トリカブト属

マツムシソウ

パルナシア・パルストリス

ウメバチソウ

ユキノシタ科　ウメバチソウ属

パルナシア・パルストリス

ウメバチソウ

ユキノシタ科　ウメバチソウ属

マツムシソウ

ラクナーヒュッテの方へ進む

クレペス・ビエンニス

キク科　フタマタタンポポ属

いろんな花が咲き誇っている

白赤色のマメ科植物、赤褐色のエフデタンポポ、黄色のマメ科植物等

パレリアナ・トリプテリス

オミナエシ科　カノコソウ属

フロウソウ

サクシフラガ・アイゾイデス

ユキノシタ科　ユキノシタ属

この辺に来るとかなりの急な坂道になり、高度をかせぐ

いろんな花が咲き誇っている

ヨウシュトリカブト、シレネ・ブルガリス等

ジムナデニア・コノプセア

チドリソウ

ラン科　テガタチドリ属

サクシフラガ・アイゾイデス

ユキノシタ科　ユキノシタ属

ヨウシュトリカブト

午前10時28分にルクナーヒュッテ(2241m)に到着

更に上って行く

アデノスティリス・アリアリアエ

キク科　アデノスティリス属

赤い蝶を見つける

ズームで撮影した美しい蝶

アデノスティリス・アリアリアエ(キク科　アデノスティリス属)の群落が見られる

路のそばには切り立った崖が見られた

愈々この辺より登山路は急坂になり、ジグザグになる。

サポナリア・オキモイデス

ナデシコ科　サボンソウ属

ゲンティアナ・ベルナ

渓流そばにキルシウム・スピノシスシムム(キク科　アザミ属)が群落している

ステューデヒュッテの方へ上って行く

ヒョウモンチョウを見る

ドロニクム・クルシイ(キク科　ドロニクム属)の花に止まっているセセリチョウ

ヘディサルム・ヘデイサロイデス
マメ科　イワオウギ属

アスター・ベデリアストルム
キク科　シオン属

ドロニクム・クルシイ(キク科　ドロニクム属)の花に止まっているセセリチョウ

バルトシア・アルピナ
ゴマノハグサ科　バルトシア属

ミオソティス・アルペストリス

ムラサキ科　ワスレナグサ属

カンパヌラ・バルバタ
ミヤマツリガネソウ
キキョウ科　ホタルブクロ属

キルシウム・スピノシスシムム(キク科　アザミ属)

かなりの高度(約2500m)になる

センペルビブム・モンタヌム

ベンケイソウ科　クモノスバンダイソウ属

上ってきた処から振り返るとショーベル山群(3240m)が見られる

午前11時45分・・当方はここ(約2500m)まで上り、引き返すことにした。