2014/08/16 - 2014/08/22
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cokemomoさん
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ハマスとの紛争が一時停戦中ではあるが・・という微妙な時期に行ったエルサレム。本当に普通に観光なぞ出来るのか?とへっぴり腰で出かけたが、本当普通に観光できてしまった。
エルサレム(嘆きの壁・神殿の丘(岩のドーム)・聖墳墓教会・ウェスタンウォールトンネル・ダビデの塔・ダビデ王の墓と最後の晩餐の部屋・マリア永眠教会)
マサダ要塞〜死海
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。
年齢のせいではなく時差ぼけで早起き。素早く着替えて朝7時に出発。
朝の光は気持ちいいし、気温が上がり切らないうちになるべくたくさん観光したい。そして暑い午後は昼寝といきたいものである。
徒歩で旧市街に向かう。 -
ヤッファ門まで15分弱。
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まずは見学時間が限られる神殿の丘(7:30ー11:00、13:30ー14:30しばしば変更あり)に向かうことに。朝早いので軒を連ねるお土産屋さんなどが閉まっていた。歩きやすくていいのだが、ちょっと物足りない?
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-
神殿の丘と嘆きの壁は隣接・・というか同じというか。
イスラム教徒以外は入り口が決まっていて、セキュリティチェックを受けた後に神殿の丘へ続く橋を進んで行く。その橋から嘆きの壁がよく見える。
(嘆きの壁に着いたら横にかかる橋を見つけてそのたもとに向かうと入り口)
おばちゃんになると、嘆くヒマがあったら掃除でもしてた方がいいよとなる。
祈る前にご飯の支度だよとなる。
真剣に嘆き祈る人々が眩しい。 -
神殿の丘(岩のドーム)
時間のせいか時勢のせいか観光客は少ない。でもたくさんのイスラム教徒が祈っていたり、おしゃべりを楽しんでいた。
ここは「聖典の民の始祖」アブラハムが神に命じられて、我が子イサクを捧げようとしたモリヤの丘と言われている。 -
やや、岩のドームの前広場に猫がたくさんおるではないか。
キャットフードがまかれている。
おばちゃんもおやつを持ってくればよかった。 -
こちら岩のドームの入り口。
現在はイスラム教徒しか入れない。
が、おばちゃんは池上彰氏が取材で中に入っているのを見たことがあるぞ。
穏やかな雰囲気に、「アッラー」とつぶやきつつ進んだら案外簡単に入れるんじゃないかと恐ろしく不埒な考えが頭に浮かぶ。
もちろん、そんなことはしない。おばちゃんの人生から豚肉を追い出すわけにはいかん! -
ところで、神殿の丘に至る橋の途中にこんなものが。
これって機動隊とか警察とか自衛隊とかの方々が持つアレではないの?やはり普通の観光都市とは違うなぁと思う。 -
続いて聖墳墓教会に向かう。
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こういうものがいきなり現れるのがすごいと思う。
え?何かは分かんないんですけどね、古いし、キレイじゃありませんか。 -
聖墳墓教会に到着。ぶらぶら歩きでも15分かからなかったと思う。
イエスが十字架を背負って歩いたといわれる道ヴィア・ドロローサ14の祈禱所のうち最後の4つがここにある。 -
キリスト教のどの教派にとっても大切な場所。
ローマ・カトリック、アルメニア正教、ギリシャ正教、コプト正教、シリア正教によって内部が共同管理されているが・・・いろいろあるので毎朝この教会の扉を開けるのがイスラム教徒の係員だというのは有名な話。
この窓にかかるハシゴが、どの教派の管轄かはっきりしないので200年かかったままというのも有名。
おばちゃんはこういう人間臭い話がけっこう好きである。 -
十字架から降ろされたイエスを横た香油を塗ったといわれる大理石。たまたま祈っている人がいなかったので写真を撮らせてもらった。
おばちゃんはイエスの遺骸を引き取り埋葬する許可を得たアリマタヤのヨゼフはエライと思っている。お金もリスクも払っての行動だったに違いない。 -
マトリョーシカか、と突っ込んでみたいイエスの墓。
こちらはミサが終わった9:00頃から見学が出来た。柩のある部屋には一度に3人ずつ参拝できるのでおばちゃん夫婦ともうお一方が居合わせた。
写真は撮らなかった、おばちゃんは神様はともかく祈る人には敬意を抱いている。 -
クリプタ・・・聖ヘレナ聖堂
この場所をゴルゴダの丘と信じ教会をたてたローマ帝国コンスタンティヌス帝の母ヘレナを祀っている。居酒屋の娘さん、大出世であるなぁ。
ひっそりとした空間に古い床モザイクがある。とても見事だった。
アルメニアから来たという手前に写る女性が、これはノアの箱舟、これがアララット山のモザイクだと少し誇らしそうに教えてくれた。 -
ウェスタン・ウォール・トンネル
聖墳墓教会を後にして嘆きの壁に戻る。この嘆きの壁の反対側にある建物に受付と入場口があります。お手洗いはなし(嘆きの壁前広場にある)。
事前に10:50のツアーをネットで予約しておいたので、チケット売り場で予約書をチケットに引き替えて参加。一人30シェケル。英語ツアーに参加。
英語はかなーり怪しいおばちゃんだが、ヘブライ語やフランス語ツアーに参加するよりはましであろうて・・・ -
えーと・・・
今ははるか地下になっている、ざっと二千年前の第二神殿時代の通りや貯水池や円柱などを見る事ができる。
あー、おばちゃんとしては日光を避ける事ができて、涼しいのがうれしい。 -
ヘロデ王の円柱
とにかく古い。このヘロデ王はイエス・キリストを恐れて幼児虐殺を命じたヘロデ王。彼がこの第二神殿の大改修を行ったらしい。
おばちゃんとしてはこれ以上のコメントはちょっと無理である。 -
ヤッファ門に戻って、そのすぐ近くの城壁のダビデの塔に。
一人40シェケル。
こちらの塔から見おろす旧市街の景色や、広がる新市街の景色はなかなかのものでした。
少年の頃のダビデ(王)とゴリアテの首の像。 -
特に期待していなかったけれど、面白かった。
塔からの景色はよいし、中庭ではピクニックを楽しんでいる人々もいてのどか。中庭を取り囲む建物は博物館になっていて、エルサレムの歴史を時代ごとにわかりやすく見せてくれる。 -
ダビデの塔を出た時点で2時半を過ぎていた。そろそろお昼寝なぞ・・と思うおばちゃんを無視して「ダビデ王の墓と最後の晩餐の部屋を見る」とダンナさんが言う。
あー・・・そう・・・?
おばちゃんは三年前に見たから知っている、たいしたことないのを知っている・・ -
ダビデ王の墓の手前
ヤッファ門からシオン門を経由して歩いてやってきました。
中に入ると男女分かれてお参りする。服装のチェックあり。男性は帽子着用または入り口手前にあるキッパを借りる。
狭い空間では、布をかけられた柩に取りすがって祈る人、椅子に座り一生懸命に詩篇(おそらく)を読む少女、身体をゆすりながら何か唱えている人・・・
あまりに真面目な様子に写真は撮れなかった。
男性の方も同じだったようで、ダンナさんも写真を撮ってはいなかった。 -
最後の晩餐の部屋
イスラム寺院としても使われたことがあるのでミフラーブもある。
それはおばちゃんとしては構わないのだが、なんだか巡礼しているグループの若者達が大きな声で歌っていたので居場所がない感じ。そそくさと退散。 -
マリア永眠教会
シオンの門から旧市街に入るとすぐに道が二つに分かれ、ダビデ王の墓と反対側に進むとこちらの教会がある。
モザイクが見事だとガイドブッックにあったので寄ることに。
後陣の窪み一つ一つに意匠の異なるモザイクがある。でもおばちゃんの好みとはちと違う。 -
本日の観光はここで終了。
シオン門は車が通れ、その前の道も車が通れる。のでタクシーを拾いやすいです。
ここから新市街にあるホテルまでタクシーで40シェケル。 -
新市街で大道芸人を囲む人々。
今日一日歩いてみて、子供がとても多いなと感じる。
ユダヤ人もアラブ人も子だくさん。宗教的な背景もあるのだろうが、子供が元気に遊んでいる景色はいいものだ。
ホテルで明日参加する現地ツアーの申し込みをする。
「ベツレヘム&エリコ」と「マサダ&死海」を迷って後者を選ぶ。
ガザ地区のま東になるので一応安全か聞いてみると「安全だけど暑い」という返事。 -
エルサレム3日目
「マサダ&死海ツアー」に出発。英語ツアーで一人105USドル。
朝8:30集合(が、バスは40分遅れ)で、17:00過ぎにホテル近くで降車。
道中に分離壁が見える。
壁という人も柵という人もいる。 -
遠くにクムランの洞窟が見える。
-
海抜0m地点をすぎて、どんどんと標高が下がっていく。
バスの車窓、左に死海が右には険しい岩山が続く。
行ったことがないのだが、グランドキャニオンってこんなかも?とおばちゃんは思う。 -
岩山と荒野と死海の景色に時折濃い緑があらわれる。
なつめやしが整然とぎっちりと植えられている。このあたりのキブツが栽培しているのだという。
真水に乏しく塩分も強いだろう土地に植樹していく苦労を思うと、その気迫に圧倒されるおばちゃんである。 -
こちらは死海。
ヨルダン川からの水量と暑さに蒸発する水分量のバランスで湖となっているのだが、バランスが崩れてきたのか湖岸が広がりどんどんと小さくなっているそうな。 -
マサダに到着
麓から砦までロープウェイで一気に上がる。眼下に広がる荒野と死海の景色におばちゃんはご機嫌。
ところでマサダに着くまでに「AHAVA」という死海コスメの工場に立ち寄った。そこでは何も買わなかったが、マサダのお土産屋にも次に行く死海ビーチのお土産屋にもエルサレムにも「AHAVA」が。キブツの商品開発成功例なんだとか。 -
要塞から見下ろす。
白っぽい線は「snake path」という登山道。気温も湿度も高いこんな時に歩いて登る人なんているのだろうか。おばちゃんは早々に遭難だぁ。
写真左中央あたりの正方形の線はローマ軍の陣地跡。砦の周囲にいくつも見られる。 -
崖を利用してテラスが作られている。
第二神殿を大改築したヘロデ王の時代に作られた砦だが、ローマ式の浴場などもあってすごい・・・ヘロデ王は普請道楽だったんだね!? -
それにしても、暑い!眩しい!!
西暦70年から73年のローマ軍との戦いで2年籠城の後陥落。
現在はイスラエル国防軍の入隊宣誓式がここで行われるそうだ。
「マサダは二度と陥落させない No More MASADA」なのだが、おばちゃんは3年前にも来ているのでAgain MASADAなんだよな・・しかしドライバー兼ガイド氏にいたってはAlmost Everyday MASADAだしと、すっごくくだらない事を思っていた。
暑かったからね。 -
このツアーはランチはついていないので、マサダの麓のセンターのフードコートで各自好きな物を食べる。ここもなかなかいいお値段。
死海にあるビーチの一つ「ミネラル・ビーチ」にやって来ました。
1時間半のフリータイム。泥だまりも作ってあって、その泥を顔や身体に塗ってたりするのはたいてい欧米人。おばちゃん夫婦は水着も持って来てないし、ただ異様な蒸し暑さの中呆然と死海を見ていた。 -
岸辺の石に塩がこびりついている。
なめてみたらウワサほど苦くもなかった。おばちゃんは鈍感なのであろうか。
お土産屋さんに場所を移して、死海の塩を使ったフレイバーソルトの詰め合わせやらAHAVAのバスソルトなどをまとめ買い。
暑い暑いと文句を言いながらもマサダは一見の価値がたっぷりあると思う。二度目でも見応えがあった。
普通の時ならegget社のバスでエルサレムから来ることができる。
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