磐梯から三陸へのドライブ周遊

2010/09/10 - 2010/09/13

　当時、那須高原でアイスクリーム店を営んでいましたが、　遅い夏休みを取って骨休みに出掛けました。
目的地は、南三陸海岸のホテルでの魚料理を満喫することです。途中、磐梯山に登って早い秋を楽しみました。
昨日の台風の余波が心配でしたが、道中の天気は良く快適なドライブです。目的の南三陸のホテルは、当時、口コミ情報はすこぶる良く期待感で一杯でした。このホテルは、気仙沼のホテルと系列店と聞いていました。その気仙沼のホテルへは、前の年に行き、リーズナブルな料金で食べきれないほど（妻と二人で２４種類の料理）でした。その期待感もありましたが、期待が大き過ぎたようです。
翌年、東日本大震災により三陸海岸は大ダメージを受けましたが、このホテルは、被災者支援の宿泊施設になったとテレビなどで紹介されていました。当時、窓から眺めた志津川湾の朝日の美しさは忘れる事が出来ません。メルマガで営業のご案内を頂いていますので、今は、震災前のように賑わっているのかとおいます。一度、訪れたいと思っています。
　自宅⇒那須インター⇒　磐梯山⇒南三陸⇒石巻⇒那須インター⇒自宅　約６５０ｋｍ

エリア 南三陸・登米(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

「宮城蔵王」の火口「お釜」を望んでいます。。
前の年、写真仲間と山形蔵王には出掛けましたが、宮城蔵王は初めてでした。
那須ＩＣより150Km、白石ＩＣを下りてエコーラインを目指します。中腹付近の天候は、霧に包まれ「お釜」が観られないのでは無いかと心配でしたが、上に登るにつれて眺望が開けてきました。

　「エコーライン」では、５２０円の料金を支払い頂上付近までの短い距離を走りました。

ススキが早い秋を演出しています。

スカイラインの途中の道端には、リンドウを至る所で目にする事が出来ます。

　どこから沸いてきたのか小学生の一団が現われてきました。
記念撮影に付き添われて来たであろうカメラマンに
「大変ですね」と声を掛けると「すみません、直ぐ終わらせますから」、と若々しい声が返って来ました。

「１組は終わったぞ〜。２組下りて来なさい、写真撮るぞ〜」と先生らしき人が上の方の集団に向かって大きな声を出しています。
「先生〜、疲れてそっちへ行けそうにないんです。上で撮りましょう」と女性の先生らしき人が返事をしています。
ゴロ石があるとは云え、その距離１５０ｍ位であろう。
ま〜ひ弱な生徒も生徒だが、先生の指導力にも唖然としてしまう。

この静かな水面が荒れ狂ったのです。３階以上まで津波が押し寄せたと言いますから、このカメラを構えていた所までは、水に浸かったのです。

　部屋窓の前の手すりにウミネコがやってきました。慣れている、客から餌を貰う習慣が身についているらしい。私の顔を見つけるとガラス越しに訴え掛けているように見えます。
かすかに開けられる窓ガラスから食べ残しのクッキーを差し出すとネコの様な声を出しながら、さらにすり寄って来ました。

ホテルの部屋は、海側に面し志津川湾が広がります。湾内は養殖いけすと思われるブイが浮かび、朝日に照らされていました。朝５時１２分、水平線に陽が昇って来ました。

穏やかな志津川湾です。

朝日が昇ってきます。今日も穏やかな日であって欲しいと願わずにはいられません。

この旅行記へのコメント （4）

• sanaboさん 2021/01/15 23:10:23

  今年もよろしくお願いいたします。

  はらっちさん、
  
  寒中お見舞い申し上げます。
  本年もどうぞよろしくお願いいたします^^
  
  はらっちさんの芸術的なお写真をいつも拝見していましたので
  お仕事もカメラや写真に関することをなさっていらっしゃるのだと
  思っていました。
  そしたら、、今日拝見した旅行記で、那須高原でアイスクリーム店を
  営んでらしたと知り、予想が全く外れていたことがわかりました（笑）
  奥様といらした思い出の三陸海岸が東日本大震災で被害を受けた際には
  大きな衝撃を受けられたことと思います。
  10年の時を経て、旅行記で拝見したような美しい志津川湾の光景が
  戻ってくれていることを願っています。
  
  感染拡大が広がり不安でいっぱいの年明けとなりましたが
  今年もお健やかで良い一年を過ごされますよう、
  心よりお祈りいたしております☆
  
  ラヴェンナ旅行記をご覧下さいまして、ありがとうございました。
  
  sanabo

  はらっちさん からの返信 2021/01/16 08:22:03

  Re: 今年もよろしくお願いいたします。

  sanaboさん
  こちらこそ記事を楽しませて頂きます。宜しくです。いや～、現職は、カメラメーカーで間違いありません。写真は感性だと云われますが、私はそれに欠けていますので技術的にカバーしています。（笑い）過分な評価、庭の木に登りたいところなのですが、一昨年伐採しましたのでそれも叶いません。リタイヤ後、先輩の勧め（北海道で乳製品製造販売）で暇つぶしレベルでアイスクリーム店を営んでいました。と言っても妻が楽しんでやっていたような状況です。本格的なソフトクリームを売りにしていました。「八ヶ岳山麓の著名なソフトクリームと遜色ない、それより好きです」なんてお世辞を頂くこともあり活力剤になっていましたね。震災の時は、計画停電で冷凍庫が使えず、夏には電力不足で更なる計画停電が予想、と云われて廃業しました。志津川湾の光景は、宿泊ホテルの部屋から撮影したような記憶が有ります。そのホテルも震災後は避難場所になった事をテレビん放映で知りました。あの光景が戻っているのでしょうか。廃業後は、時期を選ばずに妻と海外旅行の機会が増えましたね。今は、過去の写真をベースに記事をまとめる良い機会かと思うのですが、進みません。せいぜいsanaboさんの記事を楽しませて頂きます。海外行きが可能になったら、友人と撮影にグランデートンへ行く予定です。コロナ禍、いつになりますかね。くれぐれもご自愛の程。

  sanaboさん からの返信 2021/01/16 20:19:57

  RE: Re: 今年もよろしくお願いいたします。

  はらっちさん、
  
  > いや〜、現職は、カメラメーカーで間違いありません。
  
  やはりそうだったのですね〜、納得です（笑）
  アイスクリーム店はむしろ奥様が楽しんで営んでらしたとのことですが、それも震災の影響で閉められ残念でしたね。とはいえ、自由にいつでもどこにでも行ける身軽さも嬉しいものですね。（この状況下ではしばらくは海外旅行はお預けですが…）
  グランデートンという地名を初めて聞きましたのでググりました。イエローストーンのお隣の国立公園なのですね。美しいお写真をたくさん拝見できますことを今から楽しみにしております♪早くまた安心して海外へ出かけられるようになるといいですね。
  
  sanabo
  
  

  はらっちさん からの返信 2021/01/17 11:08:53

  RE: RE: Re: ご返事ありがとうございます

  sanaboさん
  
  　早速のご連絡ありがとうございます。
  当地で、１０人目の感染者が出ました。県外からの観光客が多いだけに当然の成り行きとも取れます。お互いに感染しないようにしたいですね。取り急ぎお礼まで