2014/07/23 - 2014/07/25
50位(同エリア1069件中)
ゆちさん
兼ねてから行きたかった直島にやっと行って来ました。
久しく旅行記を書いていなかったのですが、いろいろと調べる段階で今までの旅行と比べ大変だったので情報を共有したかったのと、出来事を残しておきたくて拙い文章ながら書いてみました。
日程としては、1日目直島地中美術館、2日目犬島豊島、3日目直島家プロジェクトです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
以前から行きたかった直島。
行く前にあまり予備知識を入れない方がいいと聞いており、雑誌などでたまたま直島特集があっていても横目にスルーしていました。
今回行くに当たっても、移動手段や宿などは調べましたが、美術館の内容などはあまり調べませんでした。
九州は熊本からの出発。
岡山までは新幹線になるのですが、九州からは、2014年7月現在では、スーパー早特という切符が12,500円で販売されていました。
往復この切符で行きたかったのですが行きが間に合わず、帰りだけこのスーパー早特を利用し、行きは熊本−博多をネット早特3で3,090円、博多−岡山を普通に購入12,910円で購入しました。
昼前に岡山駅に到着。 -
宇野線児島行きに乗り込む。
この時点で、地方ローカル線の乗客の半分は白人という不思議な状況にテンションが上がってくる。
外国人観光客が多いと聞いてはいたけどここから!?的な・・
茶屋町で乗り換え宇野行きへ乗り換え。 -
宇野駅に到着。
駅名は見切れている写真。
駅を出て、右前方にある宇野港を目指す。
徒歩5分程。 -
宇野港に到着。
自販機と窓口とあって、290円で切符を購入。
直島は宮浦という港をほとんどの人は利用すると思うのだけど、稀に本村行きのフェリーもあるので注意。 -
大きくてびっくりしたフェリーの船内。
フェリーと直島の観光バスすなおくんは連結しているのですが、そんなに大きいバスではないようなので定員があって、私は降船後すぐのバスで地中美術館に行きたかったので乗り漏れしないかこの時点でドキドキしていました(笑) -
20分ほどで・・・見えてきた!!!
直島のシンボルともいえよう草間彌生のカボチャ!
直島は三菱マテリアル製錬所があるので作業着やスーツの乗船客もいたのだけど、一斉に写メを撮っていてもちろん私も、テンションだだ上がり。 -
14:45に直島、宮浦港に到着!
やたらかっこいい近未来的な港に驚きつつ船を降りて右手前方にあるバス乗り場へ早歩き。 -
地中美術館ではロッカーもあるということだったので、港からすぐ近くの宿泊宿に荷物を預けるのをやめ、そのままバスに乗る。
預けていたら間に合わなかったな。
宮浦港にもロッカーがあるのだけど、とりあえず、バス。
前の方に並べてとりあえず安堵する。
ぞくぞく列が長くなり、後ろに並んだ男性グループが乗れなくね?などと雑談。
運賃は乗車1回につき大人100円。
そのときの時間やタイミングにもよると思いますが、どうしてもこの時間のバス!と思う方は少々早めに並んだ方がいいかもですね>< -
15分ほどで終点のつつじ荘ですなお君を降りて、ベネッセエリアのシャトルバスに乗り換えます。
町営のバスの運転手さんも外国人観光客には英語で対応。
型通りの文章を話すだけでなく、応答もしていた。すごい。
シャトルバスは無料でした。このシャトルバスも、すなお君より小さいバスなので繁栄期などは乗れないこともあるそうです。
これを書いていて知ったのですが、ベネッセシャトルバスも直島のHPやベネッセHPに時刻表が載っているのですね。
すぐシャトルに乗り換えたので、後で知ったのですが、つつじ荘でバスを降り地中美術館の方へ進むとそこはもうベネッセエリアです。
レンタサイクルなどの自転車を含む自動車は、宿泊客しか乗り入れできません。
地中美術館のチケットは、手前にあるチケットセンターで購入すると予備知識がったので、私何を勘違いしたのか終点の地中美術館バス停よりも前にチケットセンターがあったのかも!とまたしてもバクバクでしたが、終点バスを降りたところがチケットセンターでした(笑)
ここで美術館の説明を聞き、荷物を預かってもらい、チケットを購入。
センターを出て美術館に向かう。 -
途中、地中の庭があり、モネの造園した庭に植えてあった植物をベースに構成されています。
正直、アートや美術に造詣が深いわけではないのですが、「睡蓮」は知っているし好きな作品です。
蓮も好きなので、しばらくここでぼーっとしようとしましたが、暑かった(笑) -
しばらく歩くと地中美術館の入り口が見えてきます。
安藤忠雄設計のこの美術館、名前のとおり地中に埋まっているのですね。
自然と人間を考える場所として設立されたとおり、直島の豊富な自然と見事に調和しています。
混雑時にはファストパスのように何時に来てねーて整理券が配られることも。 -
館内は撮影禁止なので写真はここまで。
ここ、扉を開けてここが目に入った瞬間わぁっと思わず声が漏れてしまいました。
なんだか未知の世界へ誘われているように感じてしまって(笑)
作品は、3人のアーティストのみですが、作品のために造られた空間も作品というか、最初ですね、予備知識を入れていなかったので、たくさんあるのなら場所把握をしなければ、と思って館内をぐるぐるしていました(笑)
地中美術館の入館料は2060円なので、作品数だけ聞けば決して安くはないと思いますが、作品はもちろん空間がアート、というかその場にいるだけで幸せといいますか。
美術館や建築物は好きなので、旅先で有名だったりおもしろそうな美術館などあれば行ったりもしますが、全く詳しくないので感覚的な感想ですが、居心地がよくずっといたいと思いました
。
モネの部屋は、自然光に包まれてまるでそこに蓮池が広がるよう、下に敷き詰めた大理石のひやっとした肌触り。
靴を脱いでスリッパに履き替えるのだけど、是非素足、または素手でタイルを触ってほしいです。大理石なのだけどなんだか柔らかいようなもちもちしたような・・・売店でタイルが売ってありました。
ジェームズ・タレルは、体験型で、そのとき人が少なくひとりで体験したのですが、スタッフさんの声が小さい+雰囲気に呑まれてちろちろっと
あー慣れた頃だったら何度でも入っています(笑)
光のマジックで目の錯覚か全てはもやの中、といった具合です。
ウォルター・デ・マリアはなんとも神秘的で、デスノートにこんなとこ出てきたよなといった感じですごかったです。
どこからどこまでがアート?どこからどこまでが作品?とばかなことを考えながらちょっとここも雰囲気すごくて背筋がピーンと伸びてしまいます。
ここへ訪れた人たちは、建物とアートが共存するこの空間で何を感じたのだろうと思いながら。
あと1室、刻々と映り行く空が丸見えの部屋があったのだけどそれは作品ではないのかな、いえいえ建物どの部分をとっても作品なのだとは思いますが。 -
イチオシ
もう一度モネの庭です。
書きながら小さい画像を見ていると絵画のよう。 -
つつじ荘の前にある鳥居。
海の向こうには高松市内が見えます。
地中美術館からベネッセシャトルで戻ってきました。 -
草間彌生さんの黄色カボチャを見るべくベネッセエリアへ再び徒歩で突入。
管理室の横にある恐らく管理室のおっさんお手製のアート。 -
見えてきたあああああ!!!!!!
ちょうど人も少なく撮り放題でした♪ -
自撮りするカップルに撮りましょうかと近付きこちらも撮ってもらう。
ぐふふ
直島はカップルの観光客はあまりいない。
日本の観光地でよく見かける、ひらひらワンピースやハイヒールも見かけない。 -
イチオシ
再びすなお君に揺られ宮浦エリアへ。
港の近くとあってこちらはだいぶん賑やかな感じ。 -
今回お世話になる「くるむ」さんへ向かう。
宮浦港から歩いてすぐ。
ドミトリーが初めてな私は当初、1泊目を「シナモン」で2泊目を「くるむ」で、と思っていたのだけどシナモンが満室だったのでこちらへ2泊お世話に。
結果とてもよかったと思うことに。
びびりなのでプライベートルームにしましたが・・・(笑)
朝食付で1泊4000円でした。 -
女子好みするかわいい入り口。
ここは女性専用のドミトリーなので安心。 -
ドキドキしながら室内へ。
共有スペースのダイニングとパウダーコーナー。
食材を買ってキッチンを使って自分で調理してもいいそう。 -
ちょっと荷物をぶちまけてしまった後ですが・・・こちらがプライベートルーム。
宿名のとおりくるまれる感じでとても居心地がよかったです。 -
1日目の夕食は泊まれなかったシナモンへ。
直島カレーを食べてみたかったのですが、梅酒を飲みながらカルパッチョと豚の塩漬けとおにぎりを食べました。
おいしかったです。
店内もすごく多かったです。 -
直島銭湯 I?湯へ。
くるむからすぐでした。
なんとも目を引く外観。入浴できるアート。
中はもちろん撮影できませんが、拘ってないところがないというくらい細部にまで拘ってあります。
横浜から同じく一人旅で来てる女性と、蛇口がひとつひとつ違うね、と言いながら全部見てまわりました。
番台していたおじさんに聞いたのですが、壁画?タイル画?はINAXに頼んでどうじゃらの誰々が全部一発勝負で手書きでうんちゃら〜〜と言ってました!(笑)
トイレも見て言われたので観察。
海を感じるアフロディーテが座ってそうなトイレ。
更衣室のイスにもいかがわしい映像が流れています。 -
細かいですよねぇ。
くるむの入り口のタイルもこんな感じですよね?
リンクされてあるのかな。
あ、今調べたら、タイル画はINAXのやきもの技術を活かして、大竹伸朗が2週間滞在して手書きで仕上げたのですね。
それらを知って見てみると、また感慨深いですね。 -
暗くなってきました。
写真はまるで秘宝館のような佇まい。
と、書いてる最中また調べてみたのですが、小象は秘宝館から持ち込んだそう。
大竹伸朗が得意とするスクラップブックの手法が発揮されています。 -
静かな島に禍々しい光を放つ。
いかがわしさMAXにテンションもMAXになります。
入湯料は510円で、ロッカーはフリーでした。 -
宮浦港にある赤カボチャは夜には赤い斑点を発光。
中にも入れて、穴から顔を出したりできる。 -
夜の宮浦港。
大阪からひとり旅で来ていたおにーさんは今からフェリーで帰るそう。
こんなシーンとした中でもまだ便があることに驚きです。 -
島唯一の7イレブン(10時に閉まるので7テンだそう)で買い物して宿に帰ると、ひとり旅で来ていたAちゃんに飲みに誘ってもらう。
宿のオーナーの旦那様がやっている14BARが深夜まで開いていて送迎もしてくれるそう。
オーナーさんとAちゃんと14BARへ。
島ビールを飲みながらいつの間にかウォッカへ。
初めて飲んだ・・(笑)
オーナーさんもAちゃんもとてもおもしろく、やばい、楽しい(笑)
これが私が2泊ともくるむさんにしてよかった理由です。
オーナーさんもAちゃんも、私が男なら一発で惚れていました(笑)
いえ女でも惚れました。
見知らぬ人を、特にプライベートルームの人を誘うってかなり勇気がいったと思うのです。
1時くらいまで飲んでいて、あまり記憶がなく、寝たのは2時くらいでしょうか。
誘ってくれてありがとう。忘れられない夜の出来上がりです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
直島・豊島・小豊島(香川) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30