思い立ったら旅へ　松山／道後温泉を巡る旅

2013/12/18 - 2013/12/19

ＬＣＣ（格安航空会社）の就航を機に松山・道後温泉へ。12月という寒い季節なので温泉が恋しい\(^o^)／…ということで初の四国入りです♪

エリア 道後温泉(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＬＣＣジェットスタージャパン（成田⇔松山）の運航が
始まったので初の四国旅に出かけました。

千葉在住のわたしたちには成田発の増便は都合が良いです♪

しかし、飛び立ったは良いものの、松山上空の霧がひどい
というアナウンスが飛行途中に流れ・・・

状況次第では関西国際空港で着陸とのこと(ー_ー)!!

急な予定変更は困ります（泣）

不安を抱えつつ・・・

それでもなんとか松山空港到着です\(^o^)／

空港内の様子。

路線バスで松山市内に向かいます。

とりあえずお腹が空いた・・・

松山市駅近くにある瓢太というラーメン屋さんが
人気と聞き向かったのですが時すでに遅し・・・

２時半過ぎだったためか入店を断られてしまいました(T_T)

気持ちを切り替え、近くにある中華そば伊予源治車へ入りました♪

お品書きです♪

わたしは「つけめん」を注文。

嫁は「特製中華そば」を注文。

お互い美味しくいただきました\(^o^)／

冬の寒い時期はラーメンに限りますね♪

お腹も満たされたので街を散策します♪

松山市駅から近い大街道商店街を訪れました。

歩いているとカフェが多いことに驚きました(@_@)

どこかで温かいコーヒーが飲みたくなってきました♪

「ＡＭＡＮＤＡ ＣＯＦＦＥＥ’Ｓ」カフェ。

もうひとつ「猫」カフェ。

さらに「ＣＡＦＥ ＢＣ」。

本当にたくさんありますね♪

いろいろある中でなんとなくおしゃれな感じがした
「Ｋ’ｓ ＣＡＦＥ」に立ち寄りコーヒーを一杯♪

温かさが身に沁みます\(^o^)／

大街道を後にし、松山市電に乗り道後温泉へ♪

「道後温泉駅」に到着です♪

伊予鉄道「道後温泉駅」は、明治44年（1911）に建てられた旧駅舎が明治洋風建築そのままに復元されたものだそうです。

駅舎内には「坊っちゃんショップ」という土産物店や2階には「坊っちゃん茶房」の名の飲食店・カフェがあります。

また、坊っちゃん列車の機関車を手動で方向転換するのを見ることができました。

「坊ちゃんからくり時計」が迎えてくれます♪

白鷺の足跡の残った「鷺石」や明治24年（1891）〜昭和29年（1954）まで道後温泉本館で使用した湯釜から出る「足湯」もあります。

「道後商店街」を歩きます♪

松山の銘菓「坊っちゃん団子」や「タルト」の製造販売店や土産物店などレトロで郷愁をそそる懐かしい売店や、おしゃれなカフェなどがあります\(^o^)／

「道後温泉本館」に来ました\(^o^)／

本館は道後の近代建築の中にあって、その風格と歴史の重さで埋没することなく美しい姿を誇っています。

道後温泉は宿泊することなく温泉だけの利用も出来ることが良いですね♪

「道後温泉椿の湯」も近くにあります♪

道後温泉本館近くにあり、姉妹湯です。

昔、聖徳太子が行啓（ぎょうけい）されたとき、椿が枝をさしかわすように生い茂っている当時の温泉郷の意事な光景を、まるで天寿国にいるようであるとたたえて、椿の湯と言われるようになったそうです。

「道後温泉本館」の入浴コースは４つあります。

①神の湯 階下（大人410円）　
②神の湯 二階席（大人840円）
③霊の湯 二階席（大人1250円）
④霊の湯 三階個室（大人1550円）

明日も入浴する予定なのでひとまず一番安い神の湯 階下
に入浴することにしました\(^o^)／

脱衣所の様子。

西浴室と・・・

東浴室とがあります♪

「神の湯」

アルカリ性単純泉の湯質で肌が滑らかになります♪

温泉は心も身体も温まって良いですね♪

明日は霊の湯に入ることにしよう\(^o^)／

風呂上りに一杯♪

愛媛県といえば、やはりみかんジュースですね＾＾

夜も遅くなり、大街道方面へ戻り・・・

夕食をいただきましょう♪

「やきとり 桃介」に入店です。

松山では珍しい“今治風”鉄板焼き鳥のお店で
小さいながらに繁盛しているお店です＾＾

まずはキンキンに冷えたビールを注文。

旅先でのビールは格別の美味しさです♪

最初に飲み物とともに、「皮」でいいかと聞かれたのですが
もともとこの「皮焼き」が雑誌に載っていて食べたかったの
で注文しました\(^o^)／

卵の目玉焼きの上に焼いた皮が載っていて、それにたれがかかり、刻みネギが散らされています。タレは甘辛で美味しいです♪

この一品だけでもビールがどんどん進みますね。

豚チーズ巻♪

手羽先？だったかな（笑）

山芋焼きです♪

お店の名前の「桃介」は店主の娘さんの名前の一文字「桃」
と息子さんの名前の一文字「介」を合わせて付けたそうです＾＾

一見、ここのご主人は頑固オヤジといった感じで最初、愛想
が悪いかなと思ったんですが、忙しさのピークが過ぎ一段落
すると人が変わったかのように流暢に喋り始めました（笑）

店主ともう一人バイトらしき若い女の子が働いていました。

働きだして一年。
ようやく店主のノリにも慣れてきたとおっしゃっていました（笑）

ビジネスホテル「松山ヒルズ勝山東店」に宿泊しました。

平日ということもあり、嫁と二人セミダブル朝食付きで
5,000円という安い価格で宿泊できました♪

たくさん旅に行ける人生を送りたいと思っているわたし
たち夫婦にとっては宿泊施設には重点を置いていないの
で充分です\(^o^)／

朝食は炭水化物中心（笑）

ボリュームがあるのでビジネスマンの方には嬉しいのでは♪

二日目の朝。

たまたま宿泊した松山ヒルズ勝山東店のすぐ近くに
松山商業高校があることがわかり訪問してみたくな
り行ってみました。

松山商業といえば夏の甲子園で５度の全国優勝を誇る
名門校です。

わたし自身、子供のころから野球を続けており今でも
高校野球が大好きで夏の大会には毎年、甲子園に足を
運んでいる次第です＾＾

野球部以外の部活動も盛んなことが伺えます♪

平日の朝ということもあり学校の先生の方と正門前
でお会いしたので事情を説明したところ、「ぜひ中に
入ってご覧ください。」とおっしゃっていただいたの
で校舎内に入らせていただきました♪

数々の栄光の軌跡が・・・

優勝楯がたくさんありますね\(^o^)／

１９９６年・第７８回全国高校野球選手権大会での優勝・・・

歴史に残る「奇跡のバックホーム」の写真も
大きく飾られていました＾＾

松山商vs熊本工

公立校同士による夏の甲子園大会決勝はこの大会が
最後になっていますね・・・

こちらは遡ること第６８回大会での全国優勝・・・

水口選手の活躍は凄かった\(^o^)／

野球部のグラウンドも見させていただきました♪

丸坊主姿の生徒さんが居たので「野球部の方ですか？」
と聞いたところ「はい。」と元気よく返事をいただけ
ましたので、思わず「名門復活を望んでいますので、
がんばってください。」とエール（説教？笑）を送って
しまいました＾＾

松山商業は夏将軍と言われるほど夏の甲子園大会の常連校
ではありましたが近年、済美高校や今治西高校などに押さ
れ２００１年以来甲子園から遠ざかっています・・・

ちなみにこのときサッカー部が実に半世紀ぶりに冬の
全国高校サッカー選手権大会に出場が決まっていました。

野球部の古豪復活も期待していますよ\(^o^)／

突然の訪問に心地よく対応してくださった松山商の先生、
そして元気よく挨拶してくださった生徒の皆さま本当に
ありがとうございました＾＾

学校訪問のあとは「松山城」へ。

松山城の創設者は加藤嘉明。

羽柴秀吉に見出されてその家臣となり、20才の時に賤ヶ岳の合戦
において七本槍の一人としても有名です。

慶長5年（1600）の関ヶ原の戦いにおいて徳川家康側に従軍し、その戦功を認められて20万石となり、そこで嘉明は同7年に道後平野の中枢部にある勝山に城郭を築くため、普請奉行に足立重信を命じて地割を行い工事に着手し、翌8年（1603）10月に嘉明は居を新城下に移し、初めて松山という名称が公にされたそうです。

ロープウェイに乗り、高台にある松山城へと向かいます。

こちらは松山城マスコットのよしあきくん。

記念撮影です♪

江戸時代には、全国に１７０箇所はあったとも言われるお城ですが、江戸末期から明治にかけての戦乱や明治政府による廃城令、また天災や第二次世界大戦での戦災などにより、数多くの城郭が失われ、今や江戸時代以前に建造された天守が現代に残っているのは、全国で１２城しかないとのこと。これを「現存１２天守」と言うそうです。

松山城はこの「現存１２天守」のひとつだということですから歴史を感じますね。

城内から本丸広場を見下ろします♪

松山大学も見えますね♪

またまた記念撮影・・・

ボランティアで観光ガイドをされているお母さんに松山城
のことについていろいろ教えていただきました♪

わたしたちがお昼のランチ予約をしていたお店があったため
時間的に余裕がなく、慌ただしい状況の中、一生懸命お話し
してくださいました\(^o^)／

お名前を聞き忘れてしまったのを後悔しています。。。

凄く優しいお母さんでロープウェイでわたしたちが降りる
際、最後まで手を振り見送っていただきました(T_T)

いつかまたこのお母さんに会いたいなと嫁と話しています＾＾

ＪＲ松山市駅から伊予鉄高浜線に乗り、昼食の目的地へ向かいます。

港山駅で降りる予定が・・・

夫婦共々爆睡してしまい、終点の高浜駅まで来てしまいました（笑）

引き返して港山駅へ。

港山駅で降りた理由はというと・・・

「三津の渡し」に乗るためです♪

「三津の渡し」は港山から松山港内港地区を渡船で行く
ことができます\(^o^)／

距離にしておよそ８０ｍ。
市直営の渡船で無料で乗船することができます。

松山港が見えてきました\(^o^)／

予約していた「鯛メシ専門 鯛や」に到着です♪

有形文化財の古民家。味があり良いですね＾＾

店内もレトロな雰囲気♪

古き良き時代の畳部屋です♪

「鯛メシ膳」の登場です\(^o^)／

ひじきに梅肉乗せ、とらはぜの甘露煮、地元産ジャコ天、
鯛の刺身、鯛のおすまし、鯛メシなど。

お腹一杯にいただきました♪

トイレに行く途中、裏庭を発見＾＾

鯛メシの旗も可愛いです♪

鯛メシＴシャツも販売しているとのこと。

嫁はすっかり古民家の雰囲気を気に入ったようです♪

普段、都心で働いているわたしたちにとって、とても
心安らぐ時間になりました\(^o^)／

帰りは１５分ほど歩き三津駅から市内へ戻りました。

昨日に引き続き「道後温泉」を訪れます。

本日は一番料金の高い「霊の湯 三階個室」を購入＾＾

部屋を利用するプランには貸浴衣が、霊の湯を利用するプランには貸タオル(石けん付)が用意されます。

こちらのチケットは松山・道後温泉観光の良い記念になりました。

「霞む日や　巡礼親子　二人なり」は夏目漱石の俳句です。

２階広間を利用するプランでは、お茶と煎餅がついてきますが、
３階では、こちらの坊ちゃん団子とお茶セットがついてきます。

お茶は天目台(貴人台)に乗せられてきます。

入浴後、ゆったり個室でくつろげるのは良いですね♪

三階個室から外を眺めます♪

・・・

「坊ちゃんの間」も見学しました＾＾

夏目漱石はどんな思いでこの部屋での時間を
過ごしていたのでしょうか。。。

道後温泉を２日間に渡り、満喫できたことは
良い思い出になりました＾＾

２０１７年からは改修工事に入るようなので
改修後またいつか訪れたいですね♪

朝方、松山城近くのロープウェイ街を通ったとき
に気になるお店を発見したので行ってみました♪

今治タオルを扱う「伊織ルブリュマツヤマ店」です。

店内には、色鮮やかでバリエーション豊かなタオルがずらり♪

見た目のデザインのみならず、商品のサンプルを手に取り、肌触りや質感を確かめながら、好みのタオルをじっくりと選ぶことができます\(^o^)／

みかんジュース専門店の「１０ ＦＡＣＴＯＲＹ」という
お店も気なったので入ってみました＾＾

ジェラートが美味しそうだったので購入\(^o^)／

店内で美味しくいただきました♪

ジュースやジャム、ハチミツ、ドレッシングなど愛媛の
特産物・みかんをふんだんに使用した商品が店内にはずらり
と並び非常に興味深かったです\(^o^)／

旅の思い出に最後は松山銘菓・六時屋タルトを
食べながら帰路に立ちました♪

わずか一泊二日でしたが、初の四国旅を満喫
できました\(^o^)／

愛媛県も松山だけではありませんし、他の地域
にも足を運んでみたいと思いました＾＾

【完】