2014/07/12 - 2014/07/19
560位(同エリア4196件中)
チョビさん
べネタ潟に築かれた、アドリア海の真珠と呼ばれる都市ベネチア。
ベネチアと聞いて最初に思い浮かべるのがベネチアグラスです。
今回、工房を見学しましたが、説明によるとマエストロが年々減り続け、生産数も落ちているそうです。
今では、中国製の模造品があふれ、困窮しているとか。従って、正規品には全て証明書が付くそうです。
近年の地盤沈下により大潮の時は、サンマルコ広場が水没するとか。幸い、我々の滞在中は事なきを得ました。
また、島内には、車は無く移動は水上バスか徒歩に頼るのみです。
ベネチアは狭い通路が迷路のように入組んでおり、近道をしようものなら必ず迷ってしまいます。
そんなわけで通路のあちこちに、ランドマークのリベルタ橋とサンマルコ広場へ向かう矢印が点在します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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ベネチアへの水上バスを待つ間に撮ったウォルトディズニーの豪華客船です。
煙突に大きなミッキーマウスが描かれています。 -
途中、すれ違った水上バス。
結構、乗っています。 -
約20分で到着です。
着船場は、リベルタ橋の近くです。 -
イチオシ
ベネチア観光で最初に訪れたのが、ドカーレ宮殿です。
ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
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ここも写真撮影OK。但しノーフラッシュです。
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天井画、壁画、装飾品などが多数展示されています。
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宮殿の中で一番広い部屋。
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戦いに使われた武器も、多く展示されています。
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宮殿から市街を望む。
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ドゥカーレ宮殿と牢獄を結ぶ、ため息橋です。
大理石で造られ、窓には鉄格子が付けられています。
多くの政治犯が投獄されたとの事で、橋を渡る囚人が二度と見ることのないヴェネツィアの景色を見て、ため息をついたところから名付けられたそうです。
無期懲役の囚人たちが投獄される牢獄には海水が流入し、冬になると寒さで凍死してしまうため、死刑より辛い刑だったと聞きました。 -
ため息橋への通路。
囚人たちは、何を思う・・・。 -
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この日は早朝に豪雨があり、サンマルコ広場も濡れています。
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近寄って建物の細部を見ると、かなり痛んでいます。
水害で建物が痛みやすく、多額の修復費を要すため、ベネチアは全般的に物価が高いと言われています。 -
サンマルコ寺院の外観。
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いたるところに橋が架かっています。
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ベネチアグラス工房。
巧みに水差しを仕上げる様は、まさに職員芸。
年々、マエストロが減少し、今ではベネチアに30人だけとのこと。
金箔が貼られた色とりどりのグラスは、正に芸術品。
これなら、安いワインもおいしくいただけそうです。
驚いたことに、ここの責任者は日本語が私より上手?でした。
おまけに、醜く金箔が剥がれた中国製模造品のグラスを見せられ、これなら2000円、ほぼ1/10の価格で買えますと、ジョークを飛ばしていました。
観光団体入替え制の工房ですが、この日は我々の後に中国人の大団体が待っていました。
彼らにも同じジョークを飛ばしてください。 -
ベニスまで来てゴンドラに乗らないわけにはいきません。
30分から40分程で水路を一周します。
そういえば、カンツォーネを歌う漕ぎ手が一人だけで、他は全く歌っていませんでした。
サンタルチアでも歌いながらゴンドラを漕ぐのかと思っていましたが、添乗員曰く、サンタルチアは南イタリアの歌だから、ここでは歌いませんよ。 だって・・・。 -
ゴンドラに揺られながら、映画「007 ロシアより愛をこめて」のラストシーンを思い出しました。
シリーズ最高傑作といわれる主題歌が流れる中、ボンドとタチアナがゴンドラに揺られ、彼らの秘め事が盗撮されたフィルムを運河に投げ捨てる、とても粋なラストです。
https://www.youtube.com/watch?v=2kzTGUxfjH4
他にもベネチアを舞台にした映画は数多くありますが、運河だけでなく、とにかく街中が画になる所です。 -
最近のヴェネツィアは、水害や地盤沈下、水質汚染、建造物の老朽化など多くの問題に直面しているとのこと。
ゆったりと運河を移動していると、水路の臭いや建物の痛み具合が良く分かります。
あっ。こんなこと考えるのは、ちっともロマンチックじゃありませんね・・・。 -
このホテルは、直接、水上バスに乗れるようです。
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ゴンドラに乗っていると、橋のいたるところで観光客から写真を撮られます。
こちらも、笑顔で手を振って答えてあげました。 -
イチオシ
ここがゴンドラの発着所です。
たくさんのゴンドラが水路にひしめき合っています。 -
ベネチアは6つの地区に分かれており、どこの通路も、このとおり非常に狭いです。
ここでは、自動車はおろか、自転車の使用も禁止されています。 -
イチオシ
サンマルコ広場の夕暮れです。
昼間ほどのにぎわいもなく、日が落ちたサンマルコ広場の雰囲気は最高です。サン マルコ広場 広場・公園
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古めかしい照明に、ベネチアの歴史を感じます。
左側が通路に、店舗がぎっしりと並んでいます。 -
広場にあるベネチアグラスを扱う店です。
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あちこちで仮面を売っています。
仮面舞踏会発祥の地は、ベネチアだとか。
毎年、仮面舞踏会が模様されるそうです。
でも、仮面の集団はちょっと不気味ですね。 -
広場には、生演奏を聞かせるカフェがいくつかありました。
実に雰囲気の良い、しゃれたカフェです。日本の観光地にもあればいいのに。 -
とっぷりと日が暮れたサンマルコ広場。
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イチオシ
奥に見えるのがボンヴェッキアティホテル Bonvecchiati Hotel。
サンマルコ広場から徒歩約5分。部屋は少々狭いものの、何処に行くにも立地条件のよいホテルです。
この日は、右に見えるレストランにTVが持ち込まれワールドカップ決勝戦目当ての客で満席でした。
部屋のTVでは決勝戦が見られず、レストランにも入れなかった私は、外に立って観戦です。
ヨーロッパからの客が多いせいか、ドイツが攻めると一斉に歓声があがっていました。ボンヴェッキアティ ホテル ホテル
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ホテルのクローク。
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ホテルのロビー。
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ホテルの傍の画材店で土産を物色しました。
ベネチアには画材店が多いような気がします。 -
さようならベネチア。
次の目的地、フィレツェへバスで移動です。
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ボンヴェッキアティ ホテル
3.49
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