サンフランシスコの旅（②ヨセミテ１泊ツアー）

2014/07/13 - 2014/07/21

娘夫婦から一緒にサンフランシスコへ行こうよ！　ナパでワイナリー巡りをしようよと誘われた。
サンフランシスコは出張では行ったことはあるが、観光はしていないし、一回はワイナリー巡りというものをやってみたかったので、思い切って行くことにした。
横浜で食事をしながら旅行の計画を検討した。せっかく、サンフランシスコに行くならヨセミテにも行ってみたいということになり、ヨセミテ１泊ツアーに申し込むことにした。
かくして、サンフランシスコを起点として、街歩き、ヨセミテツアー、ナパバレーワイナリー巡りと盛りだくさんの旅になった。
今回はその第２部　「ヨセミテ１泊ツアー」です。

エリア ヨセミテ国立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

７月１５日（火）いよいよヨセミテに出発の日。我々は、California Parlor Car Tours の１泊ツアーに申し込んでいた。６：３０にホテルで迎えのバスにピクアップしてもらい、フィッシャーマンズワーフへ。そこで、ヨセミテツアーのバスに乗り換えた。遅刻した人がいて、７時に出発の予定が約２０分遅れで出発。
途中１回の休憩をはさみ、１２時頃ヨセミテ公園の入り口に到着した。
まっすぐ、絶景ポイントの一つトンネルビューを経由してヨセミテロッジに行く予定と聞いていたが、何故か　Big Oak Flat Roadで降ろされ、９０分自由だという。

ハイキングコースということではあるが、ヨセミテらしい雄大な景色は見えず、おまけにおなかがすいてきた。ここは、売店も何もない。いったいガイドは何を考えているのか？

少し歩いたが、あまり大きな景色の変化がないので、入り口付近のベンチに腰をかけて休んでいたら、インドからきたという夫婦が話しかけてきた。ムンバイに住み、「タタグループ」で勤務しているという。話してみると意外とインテリで我々よりも英語がうまい。片言である程度話が通じた。

そうこうしていると、やっと出発の時間になった。段々、ヨセミテらしい景色が見えてきた。

絶景ポイントの一つ、トンネルビューに到着。今日は曇っていて見通しが悪いが、やっとヨセミテの雄大な景色を見ることができた。左にエルキャピタン、遠くにハーフドームが見える。

しばし休憩。ヨセミテの景色を楽しんだ。

やっとヨセミテロッジに到着した。ここがヨセミテの観光の拠点になっている。
バスの発着、観光案内所、レストランなどがある。
まず、ヨセミテガイドを入手、それから、明日のグレイシャーポイントツアーの申し込みをした。

もう１４時を回っていた。それから、やっと遅めの昼食になった。

気持ちがいいので、テラス席にした。
日帰りツアーの人達は、１５：４５には、ヨセミテを離れなければならない。
１泊ツアーにして良かったと思った。
我々の今晩の宿は「ヨセミテビューロッジ」でここから約３０キロある。遅くとも、１８時のYARTS（Yosemite Area Regional Transportation System）に乗らないといけない。

ヨセミテバレーの概略図

ヨセミテのシンボルは、ハーフドームとエルキャピタン。その絶景ポイントは先ほど行ったトンネルビューと明日行くグレーシャーポイント。

昼食後、ミラー湖にハイキングすることにした。ヨセミテ公園内は無料のシャトルバスが巡回している。これに乗って、一番近い停留所で降りて、ミラー湖に向かった。往復３．２キロで平地なので、軽いハイキング。

ミラー湖に到着。しばらく、この辺をぶらぶら歩き。

再び停留所まで歩き、巡回バスに乗り込みアワニーホテルで休むことにした。アワニーホテルはヨセミテ公園内の高級ホテルで上高地の帝国ホテルを思い出した。ここでしばらくのんびりして、１７：５０分のＹＡＲＴＳに乗り込んだ。

１８時３０分頃今晩の宿、「ヨセミテ・ビューロッジ」に到着。ヨセミテ公園内のホテルやロッジは相当前から申し込まないと取れないので、ここは、ヨセミテ観光の拠点になっている。

ロッジとはいっても、比較的ゆったりしたツインベッドで悪くない。ガスや電子レンジの設備もあり、ピザ屋さんや売店もあり長期滞在も可能。

部屋は川に面していて見晴らしも悪くない。

椅子とテーブルがテラスに置いてあった。

フロントもこぎれいで、全体としての印象は良かった。

おなかがすいたので、シャワーは後回しにして、夕食をとりにピザ屋に行った。娘夫婦と合流し、ピザとビールの宴会になった。
サンフランシスコもそうだったが、空気が乾燥していることもあってかビールがやたらおいしい。麦の薫りがするPale Ale が大好きになった。黒ビールもおいしい。ピザを２つ注文して、ビールを飲んでご機嫌になり部屋に戻った。

７月１６日　ヨセミテビューロッジ発８時のＹＡＲＴＳに乗り、３０分後にヨセミテロッジに到着。グレーシャー・ポイントツアーの出発（１０時）まで、散策することにした。

ロッジのすぐそばにヨセミテ滝（Lower Yosemite Fall)を見に行った。

この時期は、水量が少なくやや迫力不足。

きれいな水辺があった。

１０時にグレーシャーポイント（Glacier Point)向けて出発。ガイド兼運転手は
５０才代？の女性で、運転しながらずーっとしゃべっていた。残念ながら、内容はよく理解できなかった。

１時間ほどでグレーシャーポイントに到着、ここでしばらく雄大な景観を楽しんだ。

ハーフドームがまじかに見える。

こんなところで写真を撮っている。

グレーシャーポイントがヨセミテで一番人気のスポット

今日は天気がよくラッキーだった。

下を見下ろすとこんな感じ。

帰路、再びトンネルビューに立ち寄った。昨日よりも晴れていたので、ハーフドームを見ることができた。

１４時頃ヨセミテロッジに戻ってきた。
１５時４５分にサンフランシスコに出発になるので、それまでの間、ヨセミテ公園内を散策。

１泊旅行では、自由な時間が少なく残念だった。もっとトレイルやサイクリング等を楽しみたかった。あっという間にヨセミテの時間が過ぎ、帰途についた。

途中交通事故のため１時間ほどバスが動かなくなり、どうなることか心配したが、動き出すと猛スピードでフリーウエイを走り、２１時頃、ほぼ予定通りユニオンスクエアに到着した。

再び、ヒルトンにチェックインした。
もう遅いので、例の堂島庵でうどんを食べようと思っていたら、もう閉店だという。いつも立ち寄るPowellの食料品店で、ざるそばとカリフォルニア・ロールとビールを仕入れて部屋で食べることにした。
明日はいよいよ、ナパに出発。