2011/07/27 - 2011/07/28
44位(同エリア407件中)
かっちんさん
旅行記が100冊目になるので、北海道で好きなところの一つ「落石岬(おちいしみさき)」を紹介します。
25年前に小さい子供達を連れて根室市落石岬を訪れました。霧が立ち込める岬が神秘的であり、海上を航行する船に音で位置を知らせる霧笛がとても印象的でした。
そして、2011年夏に訪れてみたところ、落石岬の自然は時間が止まったようにそのままの光景でした。
表紙の写真は、トラベラーページのカバー写真に使っている「落石岬の原野を走るローカル線」です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
落石駅
落石は根室本線花咲線の根室より手前にあります。
自然が残っている岬で、訪れる旅行者はほとんどいません。
落石駅で降ります。
これから落石の町、落石岬、鉄道写真などを紹介します。 -
黄色い消火栓
落石にある消火栓はすべてこの色なんです。 -
ユニークな汽車形ごみ箱
分別して収納ができ、車輪には5963(ごくろうさん)と感謝の気持ちが表れています。 -
落石港
大きな漁港があり、遠くに太平洋に突き出た落石岬が見えます。 -
民宿しおかぜ
今日泊まる宿です。
年輩の女将さんが民宿を切り盛りしています。 -
落石の西海岸
海岸から鉄道が走る丘を見上げています。
丘を目指して登ります。 -
丘から見た景色
鉄道と岬、海などが見える絶景の場所で、落石駅から5kmほどのところにあります。
これから列車を待ち、鉄道写真を撮ります。 -
釧路行きのローカル線
たった1両なんです。 -
ディーゼル音を出し、目の前を駆け抜けていきます
次の列車まで1時間強、夏空の炎天下で待ちます。 -
イチオシ
根室行きのローカル線
トラベラーページに採用したカバー写真はこの1枚なんです。
大きな青い空と青い海をバックに、緑の原野をたった1両の車両が走り去っていく光景は、まさに絶景です。 -
徐々に遠ざかっていきます
-
海から遠ざかり、原野に向かって走っていきます
この後当分列車が来ないので、鉄道写真撮影をやめ落石岬へ向かいます。 -
海岸からの眺め
細長い半島の先端に落石岬があります。 -
イチオシ
海岸に流木が漂着しています
-
丘の眺め
青空と草のコントラストがいいでね。 -
オリジナルごみ箱
灯油タンクを改造したごみ箱でしょうか?
都会とは異なり、落石では各家庭のオリジナルな作品(ごみ箱)が見られます。 -
落石漁港
地元の漁師さんの小さな漁船が停泊しています。 -
落石岬への入口
ここから3km先に落石岬があります。
以前、歩行中に事故があった関係で立入禁止になっています。
地元の人から立入可能と聞いているので、岬へ向かいます。 -
入口近くの旧無線局跡
明治41年に北海道沖を通る船の安全をはかるために無線局として建てられました。
昭和34年に業務が根室市内に移管され、その後廃墟でしたが、昭和54年に版画家の方がアトリエとして利用しています。 -
エゾシカ君
原野をさっそうと走っています。 -
岬へ通じる木道
湿原地帯を歩くので、木道が続いています。 -
まわりには
ミズバショウの葉が大きくなっています。 -
イチオシ
長い長い橋だなぁ〜
25年前に子供たちと歩いた時のことですが、幼稚園だった次女がこの名文句をつぶやきました。
当時の木道は地面から高いところに造られ、橋のように続いていました。 -
岬近くのエゾシカ君
こちらをじ〜っと眺めています。 -
イチオシ
落石岬に到着
ほぼまっすぐの木道を歩いて来ました。
白と赤の落石岬灯台が見えます。 -
ヒオウギアヤメが咲いています
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太平洋の水平線が見えます
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落石岬灯台
25年前に訪れた時は、一面が霧でしたが、その中に白に黒の縞模様が入った灯台がありました。
そして、霧笛が時間の間隔をあけながら「ボーーーッ」と海に向かって鳴り響いていました。
海上交通には位置を知るために必要なものだったのです。
その後、船にはGPSが搭載され霧笛が不要のものとなり、灯台の横にあった霧笛の建物が撤去されてしまいました。 -
太平洋を背にしたヒオウギアヤメ
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ヒオウギアヤメ
-
岬の先は断崖絶壁
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下には降りられません
岬付近を散策し、そろそろ引き返します。 -
ヤチボウズがありました
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イチオシ
平べったいユルリ島が見えます
今は無人島です。 -
電信柱に立つカモメ
横にいるカラス達が「仲間にしてはちょっと色が違うな」と首をかしげています。 -
落石神社
明治44年に創祀し、現在の社殿は昭和37年に新築された神明造りです。 -
民宿の夕食
旬のサンマ、北海しまえび、お刺身など、海の幸を堪能しました。 -
焼き牡蠣
根室温根沼(オンネトー)産です。 -
翌朝の落石漁港
早朝に出発したコンブ漁の船が収穫を終え戻って来ています。
そういえば、朝方に漁船が一斉に出発するエンジン音を聞きました。 -
落石漁港
霧がようやく晴れて港が見えてきました。
霧の町 落石ですね。
宿を出発し駅へ向かいます。 -
落石のシンボルマーク
花咲ガニでしょうか。 -
駅近くの公園
25年前に、子供たちとここで遊んだ記憶があります。 -
船の植木鉢
-
落石駅に到着
-
列車が来ました
この時の旅は、その後、根室、風連湖、別海、尾岱沼、中標津へ向かいました。
落石岬は北海道の自然を歩いて楽しみたい人に絶好の場所です!
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この旅行記へのコメント (3)
-
- たびするトリさん 2015/05/30 13:13:47
- おれい
- たびするトリです。
このたびは投票していただきありがとうございます。
落石駅から5kmあたりからという鉄道風景はすばらしいですね。
鉄ちゃんでなくてもそそられる風景だと思います。
場所は落石郵便局あたりなのでしょうか。
- かっちんさん からの返信 2015/05/30 14:55:38
- RE: おれい
- たびするトリさん
こんにちは
落石岬の写真を見て懐かしく思いました。
水芭蕉が咲いている時期なんですね。
落石岬を訪れる人は数少なく、珍しい旅行記を拝見できました。
私が訪れた時は真夏です。
鉄道風景ですが、落石郵便局よりもさらに西へ1kmほど進んた砂浜から丘陵地帯を登ったところです。案内標識などないので迷うかと思います。
鉄道に乗っていると、急に見晴らしがよくなり海が見える素晴らしいところです。
かっちん
- たびするトリさん からの返信 2015/05/30 20:38:22
- RE: RE: おれい
- かっちんさん
写真の場所につき、だいたい
イメージがつきました。
ありがとうございます。
落石もフットパスができたので
認知度が上がり訪れる人が増えるかもしれませんが、
個人的には静かな場所であってほしいとも思ったりもします。
鉄道で急に開ける景色も見てみたいので
次は鉄道でも攻めてみようかな。
では
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