幸ちゃんの　スコットランド一人旅　その2　スカイ島続編

2014/06/26 - 2014/07/06

インバネス近くの ”ただの細長い水たまり”より、

ハワイの ”パンケーキ”より

某修道院島のばか高い ”オムレツ”より

ずっと、ずっと　私たちの心に残る自然を少しでも感じて頂けましたら、

これにすぐることはありません。

エリア スカイ島(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ

旅の3日目、やっと念願のスカイ島をドライブ。
昨年は愚かにもスカイ島近くの古城まで行ったのに、島を訪問せずに......なんとアホな事をと悔み、今回の訪問となりました。

スコットランドの中でもここ【スカイ島】は別格。
自然の残した雄大な風景。
車を停めて静かな風景に降り立つと、なぜかなつかしいような思いにつつまれる。
太古の時代から変わらない、数千年を経た地に一人。
風の音、日差し、これだけの世界。
しばし浮き世を忘れてたたずみます。

道端の小さな案内板に誘われて遊歩道をぶらぶら断崖の方にハイキング。
ゴブリンが出てきそうな谷間を右手に、なお進む。
この谷、夕暮れになるときっとゴブリンが群れて、高中正義の世界？

健康的な絶壁。
25歳のとき（39年前）北端のダンネットヘッド灯台の絶壁から見た北海の海は暗く、遠くに稲妻が見えました。

誰かさんの旅行記にあったポートリーのパン屋さん。
ミートパイ、スコーンとコーヒーのランチ。

なるほど、　お勧め　できます。
近くに椅子があり、外でゆっくり食べることができます。

Quiraing

これがスカイ島を代表する景色の一つ。

遠くに見える先端までトレッキングできます。

天気に恵まれて、素晴らしい景色にしばし墓前、いや茫然。

あるんですね、こんな風景が。

羅臼岳を海から見た景色とは違う感慨があります。

細いトレッキングコースをスタート。

周りに人影なし。

歩き始めて小1時間、足元が滑るのがチョット怖い。

もし、もしも　滑ったら最後、ずうっと下まで　ずるずる、ごろごろ　恐怖心発起

勇気ある撤退。　怖いと思ったら今来た道もおそる、おそるゆっくり戻ります。

64歳、足元が.......ちょっとネ。

無事に戻ると周囲の景色がぱっと明るく見える。

人間生きていてなんぼでございます。

それにしても　雄大　としか表現できないのが　もどかしい。

この景色を実際に見て、空気を吸って、自然を実感するだけのために来ても

ここに立ったら　”来てよかった”　と思うこと請け合います。

舞台は変わりまして
”コーラル・ビーチ”トレッキングに向かう途中のダンビーガン城が遠景に。
このお城は今でも使われているようです。　
ここから海岸沿いに３０分ほど散歩すると　白い砂（珊瑚のかけら）の海岸にたどり着きます。

ダンビーガン湖を見ながら一人歩く、あるく。
天気良く、風は涼しく、文句なし。
背中のバッグにはお水とチョコレイトと柿の種。

もう少しで白い砂浜海岸。
ついたら一息。

コーラルビーチに到着。
写真の奥の方でカップルが毛布を敷いて、バスケットを置いて、水筒を置いて
寝てました。
（寝るか〜？）

カップルは捨て置いて、岬の先端まで行きますと、この景色。

御用とおひまで無い方でもちょいとお立ちよりください。

心が洗われます。

ここで　柿の種をポリポリ、お水をごくり。　ふぅ〜　　

4日目の朝、おなじみのスコットランド定番朝食。おいしいです。

今日はネーストポイント灯台へのトレッキング。

難易度は最低の1ですが、高低差のある石段を登り下りします。

途中で羊の鈴木さんご一家？に遭遇。

ごきげんよう。

もうすぐ灯台の小高い丘からモル湖の遠景。

もうびっくりするくらい雄大で美しい。

灯台の左手の岬。

じーーーっと見惚れてしまいます。

写真の先端が灯台。

このトレッキングが思いのほか、ワンダフル、スプレンディッド。

ものすごく急な傾斜の階段と坂道を下って（50ｍかな）平地に降りました。
途中から手すりが無くなるんですが、腰が引けちゃって大変でした。
怖かったです、危険です。
（手すりの外は崖で落ちても運が良ければ助かります）

写真の左下に細い道が見えますが、道の右側は断崖絶壁。
興味本位で崖ふちに近づくとヤギか羊のフンを踏んでずるりと滑りあぁぁ?　
南無八幡大菩薩。

やっと平地に着きしばし楽なお散歩気分で灯台へ。

灯台の後ろに見える　遥かなる　海が美しい。

少しだけ人が踏みしめた跡が見えますでしょうか。

灯台の先はこんな道を歩き岬の突端を目指します。

突端の手前で記念撮影。

帰り道の急な上り坂では ﾋｲﾋｲﾌｳﾌｳ こたえました。

それにしても写真では素晴らしさの半分も伝えられないのが残念です。

楽しかったスカイ島を後にして、Ａ87を通りプロックトン目指しては走ります。

この景色に車を停めてしばし　ぼぅ〜　とします。

まだスカイ島の中。
今回は１泊でしたが次回は３泊してもっとゆっくり、ぶらり旅をしたい、いいえ、します。

スカイ島の良さは自然ですが、それとは別に心がゆったりして何とも言えない時間を過ごしました。

プロックトンホテルで遅いランチ（フィッシュ＆チップス）。
お味はまあ、こんなもの（たいして美味しくありません）。
サービスがすっごく悪かったけど（東洋系の客はしばらく放置？オーダーを取りに来ませんでした）、チップは置いてきました。
私見ですが、訪問の価値は低い。
その3　嘆きの谷・グレンコー編 に続きます。よろしければ　”いらっしゃ?い”

この旅行記へのコメント （2）

• Michyさん 2014/10/22 12:43:36

  美しいスカイ島

  幸ちゃんさん、こんにちは！
  
  早速スコットランドの旅行記をじっくり拝見させて頂いてます。
  スカイ島、行きたかった場所なのです。
  プランの中の候補地ではありましたが、スケジュールに余裕と車がないとなかなか行けず断念。
  素晴らしい自然にただただため息。
  ゴルフをされた旅行記もそうでしたが、日本のように全て設備が整っていなくても素晴らしい自然の中でドライブやゴルフを楽しまれたのは何より。
  旅行記から楽しさが伝わってきました。
  
  またスコットランド、今度はもっと北部を目指したいと強く感じました。
  
  
  
  Michy

  幸ちゃんさん からの返信 2014/10/22 22:42:32

  RE: 美しいスカイ島

  Michy こんにちは
  
  そう、スカイ島は裏切りません。
  
  見た事のない景観で息をのむこと請合います。