京都の町屋ステイ ～ nao炬乃座　別邸京都駅

2014/06/28 - 2014/06/29

前から泊まってみたかった町屋
運よく空きがあったので泊まってみました。
ただ、希望日程で連泊できる宿はなかったので
ちょうど良い機会なので町屋ホッピングをしてみました。

こういう町屋に泊まりたい！という希望通りの町屋でした

エリア 京都駅周辺(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

京都駅から歩いてすぐのところに突然現れます。
約束したチェックイン時間に訪れ、
呼び鈴を鳴らすと
宿の方が出迎えてくれました。

入ってすぐの土間には囲炉裏が

土間を上がったところにアンティークの箪笥があり、
ちょっとした小物が飾られていました

ただの飾りかと思ったミニチュア竈は
香炉のようです

居間
障子を開けると坪庭を望むことができます

居間の入口
壁の向こうは通常なら他の長屋なのでしょうが
取り壊されて空き地になっていたので
隣に音が響くのを気にせず過ごせて良かったです

居間の横にはキッチン

キッチンの奥はトイレ

シンクもきれいなタイル貼にリフォームされています
水回りがきれいだと古いお家でも快適です

火元はないですが
空の冷蔵庫や電子レンジの他
食器も用意されていて、
暮らす気分が味わえます

せっかく町屋に泊まったので
ご飯もここで食べたい!というわけで
伊勢丹でお弁当を買ってきました

坪庭
この坪庭に面してお風呂があるので
居間からお風呂場への移動は
一瞬、軒下を通ることになり、
大雨の日は大変そうです

洗面所
一通りのものは揃っていました

信楽焼の大きなお風呂
お湯張は給湯器で管理できるので
完了したらキッチンのモニターが鳴る仕組みです
古いお家ですが、こういうところは現代式です

お風呂に入りながら、
坪庭の灯篭が見えて雰囲気がありました

階段はすごく急なのが町屋らしいです

天井がとても高いです
雰囲気はありますが、
空調効率悪そうで…大丈夫かしら？

2階には二間
片方には床の間や書き物机がありました
ガイドブックや京都関連の本も置いてあって
夜の暇な時間つぶしに最適でした

こだわりの布団はすごく寝心地が良かったです
でも、ブラインドや雨戸などが無いので
朝早くに燦々と日がさしてきて
まぶしくて目が覚めてしまいました

町屋らしい窓からすだれ越しに見えるご近所も町屋

階段のところ
旅館業登録してあるので、非常口のサインが必要なのでしょう

家の形をしていても家ではないので
ちょっと殺風景ですが
アンティーク着物の端切れを利用した小物のおかげで
雰囲気が暗くならないかなと思いました

テレビの液晶クリーナーや
ほうきにも一手間
（トイレのトイレットペーパーストッカーなども）

テレビカバーもアンティーク端切れ
ASUSのPCが置いてあって
旅行情報をいろいろ検索できたのもすごく助かりました

他にも土間には下駄サンダル
町屋に泊まりたいと思う人が好きそうな
和小物であふれた宿でした

お風呂に入れると檜の香りが広がる檜ボール
檜風呂よりメンテが楽だしいいアイディア

通常、宿のシャンプーは物足りないけど
ここのは文句なし。
このように「なるべく快適にすごせるように」という
宿の心配りを随所に感じました

帰り際、名残惜しげに振り返ると
屋根の上に守り神がいるのを見つけました。
鍾馗さんといってにらみを利かせて
お寺などで弾き飛ばされた災厄から守っているそうです