穴場的【コッツウォルズ】を体験するラヴェルホール（Minster Lovell Hall and Dovecote）

2011/07/11 - 2011/07/13

【Minster Lovell Hall and Dovecote】コッツウォルズのメジャーな観光地じゃないけど、こんな素晴しいイギリスの空間を体験しなくちゃ！もったいないよ。

ここは、地元の人くらいしか来ない場所。観光客の喧騒を逃れて、本当のイギリスの田舎町を堪能しては如何？

ピクニックには最高〜。

エリア イギリス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

滞在したウィットニーのB&Bのオーナーが教えてくれたスポット。

「近くにマナー・ハウスの址があるんだけど…どう？
とても素敵なところで、観光客も日本人にも殆ど会わないと思う。」

･･･行ってきます！

ここは、本当のところはわかっていない謎に包まれた歴史の産物的な場所。

建物の歴史は1430年代にまで遡るが、12世紀には、既にラヴェル卿の土地だったらしい。

説明ボードがあるよ。

戦争や家督の末、いろんな人の手に渡ってるんだね。

かつては建物だった中にも入ってみる。

天井がない･･･てのは、不思議な空間だ。

突き抜けるような「青い空」

鳥の声、風の音？静かな世界が広がる。

色々あったんだろうな。
今も昔も、変わらないのは、「青い空」だけなのかもしれない。

陽射しから逃れて、崩れ落ちた建物の中から、のんびりとした風景が望む。

青くて、緑･･･
一面に広がる緑の草、これ芝生じゃないよ。

なんだろ、この開放感。

草の上でのんびり。

最高だ〜ぁ！

よし！ここらで、スーパーで買ってきた白ワインとホットドックでお昼にしようか。

美味そ〜ぅ!!　

俺のホットドックは、日本と比べものにならないくらい、ウィンナーが大きくて長いんだ。

ここは、地元の人に憩いの場所みたいだね。

綺麗なお姉さん達が、愛犬を連れて訓練中みたいだ。
「待て！」って言ってる。

のどかな時間が流れるよ。

まるで、TVの海外旅行番組のひとコマみたいだ。

このワンコ･･･写真を撮った時は可愛かったが。。。

のちに

訓練中のお姉さんの目を盗んで、俺様のロングウィンナーの半分を咥えて逃げ去った悪いやつだ！

お姉さんは「ごめんなさい、ごめんなさい」と平謝りしていたが、笑い過ぎ。

傷心気味の俺。

鴨繋がりのウィンドラッシュ川をバックに写真は撮っておこう。

ウィンドラッシュ川には、学生達が遊びに来ていた。

彼らの笑い声と水遊びをする姿は、まさに「青春」だ。

ここには、品の良い白鳥さんが優雅に泳いでいた。

川の水は透き通って泳ぐ魚を見ることができるよ。

白鳥さんには、半分食われたウィンナーを差上げることにした。

そしたら、鴨もやってきて、またも大騒ぎになってしまった･･･

この川は、コッツウォルズの有名スポットに繋がる。

見せる顔は、場所によってこんなにも違うんだ。

日も傾いてきたようだ。

喧騒を離れ、違う方向からも廃墟を眺める。

ウィンナーショックから立ち直れない俺。

それでも、あいつは憎めないヤツだった。。。

ここは、悠久の時を感じさせる場所。

建物は朽ち、廃墟となっても、ここに変わらず佇む。

どれだけ多くの人々が、時を超えて、この場所を通り過ぎていったのだろう…と思うと、「俺、今、生きてる」って感じずにはいられなかった。