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2014年の夏休みは、まさかの2年連続ウズベキスタンとなりました。<br />まさかと言えば、「もういいや」と思ってから、3年連続の砂漠旅です。<br /><br />ウズベキスタン2回目となれば、もうちょっとディープな所にも行ってみたいということで、今回はアラル海まで足を伸ばしました。<br />せっかく行くんだから、ちゃんと今も水のあるアラル海まで行ってみなくちゃね。<br /><br /> 7月16日 成田→<br /> 7月17日 →タシケント→サマルカンド<br /> 7月18日 サマルカンド(夜行列車)→<br />●7月19日 →ウルゲンチ→ヌクス<br />●7月20日 ヌクス→アラル海<br />●7月21日 アラル海→ヌクス<br /> 7月22日 ヌクス→ダルヴァザ(トルクメニスタン)<br /> 7月23日 ダルヴァザ→ヒヴァ<br /> 7月24日 ヒヴァ→タシケント→<br /> 7月25日 →成田<br /><br />サマルカンドからヌクスへ来ました。<br />ウズベキスタンの交通は大変微妙です。移動手段として一番早い飛行機は、各都市にあることはあるのですが、タシケントからしかアクセスできません。<br />なので、飛行機だといちいちタシケントに戻らなくてはいけないのです。<br />そこで今回利用したのが夜行列車。<br />ヌクスへは、タシケントからダイレクトに夜行列車がありますが、今回は曜日が合わず、まずはサマルカンドからウルゲンチへ。<br />ウルゲンチからはタクシーでヌクスへ向かいました。<br /><br />ヌクスでのホテルは、ジペック・ジョリ。<br />ヌクスに行くと言えば、「ジペック・ジョリか?」と聞かれるほど有名どころです。<br />こちらでは、アラル海に関するツアーを何種類か開催おり、1泊2日のアラル海ツアーを、事前予約して行きました。

カラカルパクスタン アラル海キャンプで朝日を見よう

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2014/07/16 - 2014/07/25

15位(同エリア73件中)

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luvlyafro

luvlyafroさん

2014年の夏休みは、まさかの2年連続ウズベキスタンとなりました。
まさかと言えば、「もういいや」と思ってから、3年連続の砂漠旅です。

ウズベキスタン2回目となれば、もうちょっとディープな所にも行ってみたいということで、今回はアラル海まで足を伸ばしました。
せっかく行くんだから、ちゃんと今も水のあるアラル海まで行ってみなくちゃね。

 7月16日 成田→
 7月17日 →タシケント→サマルカンド
 7月18日 サマルカンド(夜行列車)→
●7月19日 →ウルゲンチ→ヌクス
●7月20日 ヌクス→アラル海
●7月21日 アラル海→ヌクス
 7月22日 ヌクス→ダルヴァザ(トルクメニスタン)
 7月23日 ダルヴァザ→ヒヴァ
 7月24日 ヒヴァ→タシケント→
 7月25日 →成田

サマルカンドからヌクスへ来ました。
ウズベキスタンの交通は大変微妙です。移動手段として一番早い飛行機は、各都市にあることはあるのですが、タシケントからしかアクセスできません。
なので、飛行機だといちいちタシケントに戻らなくてはいけないのです。
そこで今回利用したのが夜行列車。
ヌクスへは、タシケントからダイレクトに夜行列車がありますが、今回は曜日が合わず、まずはサマルカンドからウルゲンチへ。
ウルゲンチからはタクシーでヌクスへ向かいました。

ヌクスでのホテルは、ジペック・ジョリ。
ヌクスに行くと言えば、「ジペック・ジョリか?」と聞かれるほど有名どころです。
こちらでは、アラル海に関するツアーを何種類か開催おり、1泊2日のアラル海ツアーを、事前予約して行きました。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
3.0
交通
3.5
同行者
友人
一人あたり費用
25万円 - 30万円
旅行の手配内容
個別手配

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  • ウルゲンチの駅に到着したのが13:05。定刻通りです。<br />約14時間の電車旅でした。<br />ウルゲンチの駅は、人でごった返していました。タクシーの呼び込みも多いのですが、ほとんどヒヴァ行きです。<br />試しに「ヌクス」と言ってみると、イケメンが寄ってきましたが、値段を聞いても何も言わなかったので、こちらも無視して次へ。次のイケメンが「1人30000(1200円)スム」と、聞いていた相場価格を表示してくれたので、そちらへ。<br />車に乗って待っていましたが、どうやら他に客が見つからない様子…乗り合いタクシーは、普通4人のお客を見つけたら出発します。<br /><br /><br />そこでヌクス方面に行くという、他のドライバーの元へ、また移動。<br />とりあえず近くのバス停まで行ってみることにしましたが、結局、私たち以外の客が見つかりませんでした。<br />そこでドライバーが、「本当は1台120000スム(4人なら1人あたり30000スム)だけど、100000スム(4000円)にするから、2人はこのまま乗っていかないか?」と提案してきました。<br />ボラれるつもり満々でしたし、予定の範囲内の出費だし、何より移動手段がないし。<br />ドライバーの提案を受け、2人で100000スム(4000円)でヌクスへ。<br /><br />ヌクスまでは2時間ほどかかりました。<br />途中、ドライバーがメロンを買うというので、私たちも1個買うことに。<br />3500スム。140円くらいです。安い!

    ウルゲンチの駅に到着したのが13:05。定刻通りです。
    約14時間の電車旅でした。
    ウルゲンチの駅は、人でごった返していました。タクシーの呼び込みも多いのですが、ほとんどヒヴァ行きです。
    試しに「ヌクス」と言ってみると、イケメンが寄ってきましたが、値段を聞いても何も言わなかったので、こちらも無視して次へ。次のイケメンが「1人30000(1200円)スム」と、聞いていた相場価格を表示してくれたので、そちらへ。
    車に乗って待っていましたが、どうやら他に客が見つからない様子…乗り合いタクシーは、普通4人のお客を見つけたら出発します。


    そこでヌクス方面に行くという、他のドライバーの元へ、また移動。
    とりあえず近くのバス停まで行ってみることにしましたが、結局、私たち以外の客が見つかりませんでした。
    そこでドライバーが、「本当は1台120000スム(4人なら1人あたり30000スム)だけど、100000スム(4000円)にするから、2人はこのまま乗っていかないか?」と提案してきました。
    ボラれるつもり満々でしたし、予定の範囲内の出費だし、何より移動手段がないし。
    ドライバーの提案を受け、2人で100000スム(4000円)でヌクスへ。

    ヌクスまでは2時間ほどかかりました。
    途中、ドライバーがメロンを買うというので、私たちも1個買うことに。
    3500スム。140円くらいです。安い!

  • ジペック・ジョリに到着したのは16:00ころ。<br />まだまだ暑いです。<br />冷房の効いた部屋がありがたい…!しかも広くてきれい!<br /><br />日本からメールで予約申し込みしたときには、1部屋70ドルと提示され、「高っ!」と思ったものですが、この部屋ならまあ仕方ない…。<br />これも一応交渉して、65ドルにしてもらったのですけれど。<br /><br />バックパッカー用の部屋は、もっと安いようです。

    ジペック・ジョリに到着したのは16:00ころ。
    まだまだ暑いです。
    冷房の効いた部屋がありがたい…!しかも広くてきれい!

    日本からメールで予約申し込みしたときには、1部屋70ドルと提示され、「高っ!」と思ったものですが、この部屋ならまあ仕方ない…。
    これも一応交渉して、65ドルにしてもらったのですけれど。

    バックパッカー用の部屋は、もっと安いようです。

  • ホテルは、イゴール・サヴィツキー美術館のすぐ近くです。<br /><br />後日訪問しましたが、すごく立派で充実した美術館でした。どうしてこんな所に、こんな立派なものが…と不思議になるところです。<br /><br />ヌクスはホレズムと言われる古都の一部でした。ホレズム地方は「太陽の国」といわれる通り、とにかく暑い。砂漠独特の暑さを存分に感じられるところです。<br /><br />歩いて近くのバザールまで行きましたが、暑さでへばって、アイスを食べて水を買い、帰ってきました。

    ホテルは、イゴール・サヴィツキー美術館のすぐ近くです。

    後日訪問しましたが、すごく立派で充実した美術館でした。どうしてこんな所に、こんな立派なものが…と不思議になるところです。

    ヌクスはホレズムと言われる古都の一部でした。ホレズム地方は「太陽の国」といわれる通り、とにかく暑い。砂漠独特の暑さを存分に感じられるところです。

    歩いて近くのバザールまで行きましたが、暑さでへばって、アイスを食べて水を買い、帰ってきました。

  • それというのも。<br />よく考えたら、前日の夜からまともなものを全然食べていないのですよね。ずっと電車に乗っていたから。<br /><br />夕食は出歩くのもおっくうで、ホテルで済ませました。<br />宿代は高いと思いましたが、食事はなかなか安くておいしかったです。<br />この日はボルシチとフライド・ヌードル(汁なしのラグマン?)、マンティにサラダまで食べ、コーラ1.5Lをつけて、38000スムでした。1500円くらい。

    それというのも。
    よく考えたら、前日の夜からまともなものを全然食べていないのですよね。ずっと電車に乗っていたから。

    夕食は出歩くのもおっくうで、ホテルで済ませました。
    宿代は高いと思いましたが、食事はなかなか安くておいしかったです。
    この日はボルシチとフライド・ヌードル(汁なしのラグマン?)、マンティにサラダまで食べ、コーラ1.5Lをつけて、38000スムでした。1500円くらい。

  • ヌクス2日目、いよいよアラル海ツアーの始まりです。<br />朝は8:30に出発しました。<br />最初2人しかいなかったアラル海ツアーは、前日ドイツ人カップルから「シェアさせて」と嬉しい申し出があり、ジープを4人でシェアすることに。大変すてきなカップルで、英語も堪能。過干渉でもなく、うるさすぎもせず、最高の旅仲間でした。<br />さらに、ジープ1台450ドルだったので、1人あたりの出費が約120ドル節約できたのも有難かった。<br /><br />ジープに乗って最初に着いたのは、ミズダハン廟。ホテルを出て30分くらいのところです。<br /><br />いろんなお墓があるところです。<br />一つの丘が、要塞のように囲まれていて、とても雰囲気のいい場所でした。

    ヌクス2日目、いよいよアラル海ツアーの始まりです。
    朝は8:30に出発しました。
    最初2人しかいなかったアラル海ツアーは、前日ドイツ人カップルから「シェアさせて」と嬉しい申し出があり、ジープを4人でシェアすることに。大変すてきなカップルで、英語も堪能。過干渉でもなく、うるさすぎもせず、最高の旅仲間でした。
    さらに、ジープ1台450ドルだったので、1人あたりの出費が約120ドル節約できたのも有難かった。

    ジープに乗って最初に着いたのは、ミズダハン廟。ホテルを出て30分くらいのところです。

    いろんなお墓があるところです。
    一つの丘が、要塞のように囲まれていて、とても雰囲気のいい場所でした。

  • いろんな有名なお墓…なんだと思うのですけれど。<br />英語表記がなく、全然わかりません。<br /><br />帰国してから調べたのですが、結局どういう場所なのかよくわからず…。

    いろんな有名なお墓…なんだと思うのですけれど。
    英語表記がなく、全然わかりません。

    帰国してから調べたのですが、結局どういう場所なのかよくわからず…。

  • ミズダハン廟

    ミズダハン廟

  • 修復のすすんだお墓

    修復のすすんだお墓

  • 廟全体が小高い丘になっているので、上までのぼることができます。<br />ジープをシェアしたドイツ人男性。<br />私の写真じゃ分かりにくいけど、いちいちポーズがカッコ良くて盗撮。

    廟全体が小高い丘になっているので、上までのぼることができます。
    ジープをシェアしたドイツ人男性。
    私の写真じゃ分かりにくいけど、いちいちポーズがカッコ良くて盗撮。

  • ミズダハン廟。上から見ると、こんな感じにお墓が広がります。<br />ここは素敵な景観でしたが、私は遠くから観た方が好きです。<br /><br />たぶん1人1000スム。<br />歩いていると、どこからともなく回収に現れます。入場料を払うのは、外国人だけです。<br />まさか入場料があるとは思わなかった私たちは、お金は全部車に預けたまま。<br />同行していたドイツ人カップルが立て替えてくれました。もちろん、車に戻ってからお返ししましたけど。

    ミズダハン廟。上から見ると、こんな感じにお墓が広がります。
    ここは素敵な景観でしたが、私は遠くから観た方が好きです。

    たぶん1人1000スム。
    歩いていると、どこからともなく回収に現れます。入場料を払うのは、外国人だけです。
    まさか入場料があるとは思わなかった私たちは、お金は全部車に預けたまま。
    同行していたドイツ人カップルが立て替えてくれました。もちろん、車に戻ってからお返ししましたけど。

  • ところ変わって、こちらはギャウル・カラ。<br />紀元前2〜3世紀の城跡です。砂漠で、こんなにもハッキリ・クッキリ残っているものですね。

    ところ変わって、こちらはギャウル・カラ。
    紀元前2〜3世紀の城跡です。砂漠で、こんなにもハッキリ・クッキリ残っているものですね。

  • こんな感じで、城壁だか丘だかを上がっていきます。

    こんな感じで、城壁だか丘だかを上がっていきます。

  • 上からは、各部屋が見下ろせます。<br />足場は安定していますが、風が強く、ちょっと怖かった。

    上からは、各部屋が見下ろせます。
    足場は安定していますが、風が強く、ちょっと怖かった。

  • しばらくすると、ラクダがいたり。

    しばらくすると、ラクダがいたり。

  • 砂漠の中の道路を、どんどん進んでいきます。

    砂漠の中の道路を、どんどん進んでいきます。

  • 5時間も走ると、道路はなくなります。<br />車はトヨタのランドクルーザーでした。

    5時間も走ると、道路はなくなります。
    車はトヨタのランドクルーザーでした。

  • ひたすら荒涼な世界が広がっています。<br />この崖の向こうは、かつてアラル海でした。

    ひたすら荒涼な世界が広がっています。
    この崖の向こうは、かつてアラル海でした。

  • 今は、ラクダ草だけしか生えていません。<br />わずかな水で生きているという感じのする、堅い植物です。

    今は、ラクダ草だけしか生えていません。
    わずかな水で生きているという感じのする、堅い植物です。

  • 水辺が見えて大興奮でしたが、「まだあれは違う」と、ジェスチャーされガッカリ・・・。

    水辺が見えて大興奮でしたが、「まだあれは違う」と、ジェスチャーされガッカリ・・・。

  • アラル海がまだ豊かだったころ、人も多く、建物も多かったのでしょうね。

    アラル海がまだ豊かだったころ、人も多く、建物も多かったのでしょうね。

  • 16:00をすぎた頃、空が晴れてきました。この時間になっても太陽の力はすごいです。一気に暑くなりました。<br /><br />水けを失ってカラカラの大地に、日差しがとどめをさすようです。

    16:00をすぎた頃、空が晴れてきました。この時間になっても太陽の力はすごいです。一気に暑くなりました。

    水けを失ってカラカラの大地に、日差しがとどめをさすようです。

  • とんでもない所に来ちゃったな。<br /><br />でも、アラル海はあと一息です。

    とんでもない所に来ちゃったな。

    でも、アラル海はあと一息です。

  • そしてこのビュー!青い!!<br /><br />やっと辿り着いたアラル海の端から

    そしてこのビュー!青い!!

    やっと辿り着いたアラル海の端から

  • 端!<br /><br />やはり小さい・・・見る角度にもよりますけど。

    端!

    やはり小さい・・・見る角度にもよりますけど。

  • 私たちは、ほとんど車の中で寝ていましたが、ドライバーと車はこの通り。<br />いや、大変な仕事ですね。

    私たちは、ほとんど車の中で寝ていましたが、ドライバーと車はこの通り。
    いや、大変な仕事ですね。

  • 先の見えない急な坂を下りていきます。<br />さすが!ランクル!<br />この頃には、みんなの眠気は吹っ飛んで、ジェットコースター気分で大興奮!

    先の見えない急な坂を下りていきます。
    さすが!ランクル!
    この頃には、みんなの眠気は吹っ飛んで、ジェットコースター気分で大興奮!

  • ヌクスを出発してから、寄り道したとは言え、約10時間。<br />ついにアラル海に到着です!<br /><br />砂浜、という感じはありません。<br />ずぶずぶと沈んで足をとられる、粘土状のビーチです。

    ヌクスを出発してから、寄り道したとは言え、約10時間。
    ついにアラル海に到着です!

    砂浜、という感じはありません。
    ずぶずぶと沈んで足をとられる、粘土状のビーチです。

  • 入水!<br />ほどよく冷たく、気持ちいい!<br /><br />水をなめてみましたが、確かにしょっぱい。<br />でも死海のような苦さはありません。

    入水!
    ほどよく冷たく、気持ちいい!

    水をなめてみましたが、確かにしょっぱい。
    でも死海のような苦さはありません。

  • ビーチの粘土っぽさ。<br />靴やサンダルを履いていては歩けません。<br /><br />友人は泳ぐつもりで行ったのですが、粘土ビーチと強風で、海に入るにはかなりの勇気がいります。<br />ちょっと足までつかるのが、精一杯でした。

    ビーチの粘土っぽさ。
    靴やサンダルを履いていては歩けません。

    友人は泳ぐつもりで行ったのですが、粘土ビーチと強風で、海に入るにはかなりの勇気がいります。
    ちょっと足までつかるのが、精一杯でした。

  • こうしてみると、普通の海みたい。

    こうしてみると、普通の海みたい。

  • 振り返ると、水が干からびた感じが分かります。<br />右奥にポツンと見えるのが、乗ってきた車。

    振り返ると、水が干からびた感じが分かります。
    右奥にポツンと見えるのが、乗ってきた車。

  • 粘土と砂に埋もれる貝の残骸。

    粘土と砂に埋もれる貝の残骸。

  • 泥まみれの足をペットボトルの水で洗い流し、再びビューポイントへ。<br /><br />風の影響を受けにくい場所を探して、テントを張ります。<br />とはいえ、テントを張るのはドライバー。<br />そして、夕食を作るのもドライバー。<br />何でも1人でやってくれます。<br /><br />手伝おうとすると、「いいから、いいから」と身振り手振りで断られました。<br />じっと見てるとやりづらそうだったので、この景色を見てボーッと過ごします。<br /><br />夕食は、野菜を炒め煮たものとサラダで、優しい味がすごく美味しかった!<br />デザートに、大好きなスイカもありました。

    泥まみれの足をペットボトルの水で洗い流し、再びビューポイントへ。

    風の影響を受けにくい場所を探して、テントを張ります。
    とはいえ、テントを張るのはドライバー。
    そして、夕食を作るのもドライバー。
    何でも1人でやってくれます。

    手伝おうとすると、「いいから、いいから」と身振り手振りで断られました。
    じっと見てるとやりづらそうだったので、この景色を見てボーッと過ごします。

    夕食は、野菜を炒め煮たものとサラダで、優しい味がすごく美味しかった!
    デザートに、大好きなスイカもありました。

  • 高い台にあるビューポイントの大地は、干からびてフカフカです。

    高い台にあるビューポイントの大地は、干からびてフカフカです。

  • 地面をのぞくと、空と海の青さに圧倒されます。<br /><br />この後、暗くなったのは20:00を過ぎてからでした。<br />アラル海から上る朝日を見るために、皆早く就寝です。<br /><br />それでなくても、気候と長時間のドライブに、グッタリでしたしね。<br /><br />砂漠の夜空は、相変わらず満点の星空でした。

    地面をのぞくと、空と海の青さに圧倒されます。

    この後、暗くなったのは20:00を過ぎてからでした。
    アラル海から上る朝日を見るために、皆早く就寝です。

    それでなくても、気候と長時間のドライブに、グッタリでしたしね。

    砂漠の夜空は、相変わらず満点の星空でした。

  • 翌朝。<br />テントの外から「サンライズだよ」と起こしてもらいました。<br />まだ月の見える、ほの暗い空。<br /><br />素敵なんですが、ものすごく寒くなっていました。<br />テントの中は暖かくて、寝袋に入らなくてもいいくらいでしたが、外はすごく寒い。<br />寒すぎて、寝るときには使わなかった、寝袋を羽織って外に出ます。

    翌朝。
    テントの外から「サンライズだよ」と起こしてもらいました。
    まだ月の見える、ほの暗い空。

    素敵なんですが、ものすごく寒くなっていました。
    テントの中は暖かくて、寝袋に入らなくてもいいくらいでしたが、外はすごく寒い。
    寒すぎて、寝るときには使わなかった、寝袋を羽織って外に出ます。

  • 6:00すぎ、ようやくサンライズです。<br />同じように、寝袋を羽織って友人と朝日を見ました。<br />寒いけど、すごくキレイ。

    6:00すぎ、ようやくサンライズです。
    同じように、寝袋を羽織って友人と朝日を見ました。
    寒いけど、すごくキレイ。

  • 日が昇る前の空は、すごく好きです。<br />どこで見ても美しいけど、旅先で見る夜明けは、いつも格別。

    日が昇る前の空は、すごく好きです。
    どこで見ても美しいけど、旅先で見る夜明けは、いつも格別。

  • 短い時間で、どんどん昇る太陽に釘付けです。<br />ああ、キレイだった。

    短い時間で、どんどん昇る太陽に釘付けです。
    ああ、キレイだった。

  • 30分もすると、すっかり昼の空に。<br /><br />あっという間に暖かく、そして暑くなります。

    30分もすると、すっかり昼の空に。

    あっという間に暖かく、そして暑くなります。

  • ナンやチーズなどの簡単な朝食をとって、7:30には出発です。<br />この辺も、昔は海の底だったとか。

    ナンやチーズなどの簡単な朝食をとって、7:30には出発です。
    この辺も、昔は海の底だったとか。

  • 3時間ほどで、ムイナクの町に到着です。<br />ここにはアラル海についての博物館や缶詰工場のほかに、船の墓場と呼ばれる有名なスポットがあります。<br /><br />アラル海の縮小は、20世紀最大の環境破壊とも言われています。<br />最大、一晩で10kmもの潮が引いて、海に帰れなくなった船がたくさんあったそうです。<br />この場所は、そういった船を運んで、並べてあります。

    3時間ほどで、ムイナクの町に到着です。
    ここにはアラル海についての博物館や缶詰工場のほかに、船の墓場と呼ばれる有名なスポットがあります。

    アラル海の縮小は、20世紀最大の環境破壊とも言われています。
    最大、一晩で10kmもの潮が引いて、海に帰れなくなった船がたくさんあったそうです。
    この場所は、そういった船を運んで、並べてあります。

  • ボロボロに錆びた船が、海に向かって並べられています。

    ボロボロに錆びた船が、海に向かって並べられています。

  • あらゆる意味で人為的に作られた場所ですが、ひたすら寂しく、むなしく、呆然・・・。

    あらゆる意味で人為的に作られた場所ですが、ひたすら寂しく、むなしく、呆然・・・。

  • 空が青いのは、余計にかなしい。

    空が青いのは、余計にかなしい。

  • ここも海の名残で、貝がたくさん転がっています。<br />友人がポケットに入れて持ち歩いていたのですが、ポケットの中で、粉々になっていました。

    ここも海の名残で、貝がたくさん転がっています。
    友人がポケットに入れて持ち歩いていたのですが、ポケットの中で、粉々になっていました。

  • 砂漠ですが、緑は少しあり、鳥やトカゲなどの動物はいます。

    砂漠ですが、緑は少しあり、鳥やトカゲなどの動物はいます。

  • 保護色で分かりづらいですが、大きなトカゲがいました。

    保護色で分かりづらいですが、大きなトカゲがいました。

  • 少しはなれたところにも、船が置かれています。<br /><br />地元の子どもたちの遊び場になっているようでした。

    少しはなれたところにも、船が置かれています。

    地元の子どもたちの遊び場になっているようでした。

  • 高台から。<br />船の墓場ってネーミング、ぴったりです。

    高台から。
    船の墓場ってネーミング、ぴったりです。

  • この崖の下が、全部海で、しかもこの現象が、人間の手によって作られたなんて。

    この崖の下が、全部海で、しかもこの現象が、人間の手によって作られたなんて。

  • モニュメントがあります。<br />こちら側は1960年、在りし日のアラル海。

    モニュメントがあります。
    こちら側は1960年、在りし日のアラル海。

  • 反対側は、現在のアラル海。青い部分が海です。<br />もう、本当にすごく小さくなってしまったのですね。<br />2014年となっていたので、毎年書き換えられているようです。

    反対側は、現在のアラル海。青い部分が海です。
    もう、本当にすごく小さくなってしまったのですね。
    2014年となっていたので、毎年書き換えられているようです。

  • ここからヌクスまでは一気にドライブ、4時間しないで到着しました。<br /><br />車に乗っているだけなのに疲労困憊で、この日もホテルで夕食。<br />ビーフストロガノフに、チキンの煮込み、ビーツのサラダにラグマンなどをお腹いっぱい食べました。<br /><br />アラル海、素敵でした。<br />素敵だったから、余計に悲しい気持ちになります。それでも本当に行って良かった場所のひとつです。<br /><br />さあ、次はトルクメニスタンへ陸路で国境越え!

    ここからヌクスまでは一気にドライブ、4時間しないで到着しました。

    車に乗っているだけなのに疲労困憊で、この日もホテルで夕食。
    ビーフストロガノフに、チキンの煮込み、ビーツのサラダにラグマンなどをお腹いっぱい食べました。

    アラル海、素敵でした。
    素敵だったから、余計に悲しい気持ちになります。それでも本当に行って良かった場所のひとつです。

    さあ、次はトルクメニスタンへ陸路で国境越え!

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