葛飾納涼花火大会2014～昨年は雷雨で中止。今年は二年分の思いがたまってます～

2014/07/22 - 2014/07/22

柴又の矢切りの渡しで行われる葛飾納涼花火大会は、昨年はすさまじい雷雨のために中止。今年は、二年分の思いがたまっています。
柴又の駅からすごい人ごみの中を会場に到着。あちこち場所を替えながら、勢いのある花火のパーフォーマンスを楽しみました。ちょっと無理をしても、近づいて見るのがいいみたいですね。打ち上げている職人さんの影が見えるくらいの場所だと頭上に花火が上がる感じで、爆音もすごい。光と音が一体となった花火の迫力は、間近だとまた一段と違うように思いました。

ところで、アクセスのことですが、日暮里からだと京成で柴又駅に出るコースとＪＲで金町駅に出るコースの二つがあります。花火の気分が盛り上がるのはやはり柴又駅から。しかし、その混みようは半端ではなくて、昨年は中止になった花火の後、高砂駅まで歩いたという苦い経験もありました。ということで、今回は、行きは柴又駅。帰りはＪＲ金町駅としてみました。いくら混んでもやっぱり、気分は柴又駅からがいいし、帰りは多少遠くても、空いているＪＲ金町駅がいい。これで正解だったと思います。

エリア 亀有・柴又(東京)

柴又駅に到着。高砂駅の乗り換えもすごかったんですが、こちらも改札を出るだけでも大変です。

集団に混じって、ゆっくりゆっくり進みます。

やっと、会場に到着。もう観覧席はあらかた埋まっていますね。でも、こっちは一人だし、どこにでももぐりこめるでしょう。

さて、始まりました。

バン、

バン、

バババン。

ヒュー、

ヒュー。バーン。

花火って、

やっぱり、

いいですねえ。

日本の夏には

この蒸し暑さを

吹き飛ばしてくれるような

花火が

最高に

合ってます。

花火は、リズムというか、波があって、

最初は少し抑えめ

そして、最後が集中して上がって、

フィナーレという流れ。この集中して、上がる場面が一番盛り上がるんですが、

大きな爆音が終わって、静かに消えていく花火の余韻もいいもんです。

火の玉が弾ける花火の一方で、

この菊型の花火も

私は好きですね。

光の筋が徐々に伸びて、開いていく。

スローモーションのような感じがたまりません。

さて、

また激しくなってきましたよ〜

バババ、

バババ、

バババーン。

花火は、色も大事です。赤に

緑。この色が写真だとなかなか撮れないんですよね。

バババ、

バンバン。

バババ、

バババ。

うわー、これは多彩。

何んとか色が写った感じ。ありがたや。

しっとりとした

花火も混じって、

また、新しいバージョンです。

下から打ちあがる光の筋と

その先で弾ける花火。

この組合わせで、

景色を

造ってます。

ババ、

ババ、

ババーン。

ここで、思い切って、もっと近くに寄ってみることにしました。

と、今度は鮮やかな赤い塊り。地上をのたうつ大蛇のように

赤い塊りが帯のウエーブになって盛り上がって行きます。時間差で連続して揚げているんでしょうけど、すごいすごい。

そして、鮮やかな色の

花火も続きます。

バン、

バン、

ババ

ババ

バーン。

バーン。ほー、お見事です。近づいたこともあって、迫力がぐっと出た感じです。移動して正解でしたね。

と、今度は光の筋が扇のように広がって上がります。もしかして、これが最後のパーフォーマンスですね。

光の筋が

次々、空に向かって上がります。ヒュー、ヒュー。

そして、花火が弾ける、弾ける。

バババン、

バババン。

バーン、

バーン。

ババババ、ババババ。これは乱れ打ちです。

すさまじい光と爆音の余韻を残して、花火が暗い夜空に消えていきます。

終わったのを確認すると、群衆が一斉に動き出して

帰りも大変な混雑です。

しかし、よく見ると。
花火の余韻を楽しみながら、屋台で食べ物を買い求める人もけっこう多い。その行列が帰り道にもはみ出していて、帰ろうとする人たちと交錯することで、余計混んでいるんですね。早く帰ろうという人からすると、こうした行列は邪魔で仕方ないんですが、これも花火大会の楽しみ方。まだ夜は長いよと言いたげな、こっちらの人たちの言い分もちゃんと理屈はたっているでしょう。では、皆さん、ゆっくり楽存分に楽しんでいってくださ〜い。

さて、帰りは金町駅の方へと急ぎます。
と、この良観寺は七福神の宝袋尊のお寺ですか。

山門に入ると、こんな大きな像が立っていました。

それにしても、こっちの道は、かなり空いていて、らくちんです。正解、正解。

で、北千住で途中下車。これは大はし。知る人ぞ知るの名店で、以前から気になっていたんですよね。

これが名物の肉煮込み。筋の堅いところもよく火が通って程よい加減。牛肉の缶詰がこんな食感だったような。味は全然違いますけど、ちょっと懐かしいような気持ちになりました。さて、これでもう10時くらい。三連休の後でしたが、もう一日休みをもらったようなものですね。これで終了です。お疲れ様でした。