ジジ・ババ　チロルの旅ーベルヒテスガーデン・ラムザウーそして帰国後の災難

2014/06/09 - 2014/06/11

６/９
今日でＹ氏は一足早くザグレブへ帰ります。
という訳で、Ｙ氏を送りかたがた、ザルツブルク散策を目論んでおります。
その前に、ショコラさんのところで見つけたラウザウ村とヒンター湖の画像が目に浮かびます。
今朝も５：３０に起きだして、連日の観光の疲れもなんのその。
好奇心に支えられて車を走らせました。
これで、心おきなくベルヒテスガーデンを去ることができます。

Ｙ氏はザルツブルクからお昼過ぎの列車でザグレブへ向かいます。
奥様のＳ子さんは明日お昼過ぎのフライトでインスブルックから、東京の自宅へ戻ります。
みんなでお見送りかたがた、ランチ＆お買いものタイムの予定です。

６/１０
インスブルックでチロルの旅も最終日です。
翌日は早朝の出発ですので空港近くに宿をとりました。
Ｙ氏、Ｓ子さん、そして残った２組のジジ・ババ
それぞれの事情で帰国がバラバラになったチロルの旅でしたが、楽しく終えることができました。

帰国後１カ月以上たってから届いたメールを除いてはね。
さて、どんなメールだったのでしょうかね。

エリア ベルヒテスガーデン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

６/９
５：３０
ヒンター湖へ車を走らせます。
３０分ほどで到着です。
シーズン前の祝日「聖霊降臨祭月曜日」のヒンター湖は静寂そのものです。
聖霊降臨祭が日曜日だった代休のようです。

小鳥のさえずりだけが耳にやさしく響きます

釣り糸を垂れる二人連れ

旅の最後に至福の時のプレゼント。
お仲間に声をかけなかったこと後悔したけど、期待はずれだったらと躊躇しちゃったのでした。

そして帰り道、ラムザウ村に寄り道です。

目指す教会はいとも簡単に見つかりました。
すでにカメラを構えた先客あり。
どうぞごゆっくり。

カメラを構えます。

ごめんください。失礼します

教会の裏に回ったら民族衣装を身に着けたお二人さんに出会いました。
『素敵な衣装ですね』といったつもり。
近くにいたおじいさんも巻き込んでポーズをとってくれました。
祝日「聖霊降臨祭月曜日」で民族衣装を身に着けていたのかは語学力不足で謎でしたが、うれしい出会いです。

お参りの人が帰っていきました。
oneonekukikoも旅の無事を感謝してろうそくを灯します

こんな標識がありました。
「私道（橋）につき通行禁止」（？）

橋の欄干が片方ありません。
なぜ？

川の流れと教会と青い空。そして遠くにアルプスの山々。
絵葉書のような風景です。
静かな静かなヒンター湖とラムザウ村でのひと時でした。

ホテルに戻って朝食としますか。

さて、Ｙ氏を見送りかたがたザルツブルクへ遠征。
１０：００に駅で合流して、８４０番のバスで５０分。
往復で４ユーロはリーズナブルです。
インスブルックでは道に迷い時間切れでしたので、お買いものタイムの期待が高まります。

川沿いにマーケットがたってます。

うーん。Ｙ氏の出発があるのでランチしないとね。
残念だけどここはスルー。
帰りによるとしましょう。

というわけで、ランチタイム。
乗りのいいお兄さんのイタリアンに吸い込まれました。

昨年は洪水騒ぎで、ザルツブルクの町をほとんど歩いていないoneonekukikoです。

吸い込まれるように教会に。
なんとそこでは現代絵画作家の個展が催されいました。

教会と、現代絵画。
白い壁面にぴったりです。

気持ちの良い空間でした。

さて、ぐるりと一回りすると、ザルツブルク大聖堂に続々と人が入っていきます。
人ごみに紛れて潜入しようとしたら、遮られました。

後で調べようと思いながら、いまだチェックしてません。

広場は民族衣装の人で溢れていました。
祝日「聖霊降臨祭月曜日」と関わりがあるのでしょうか
ねぇ。

さて、お買いものタイムの始まり！
と思ったものの、祭日でめぼしい店は閉店。

早めの帰宅となりました。

買い物には縁のない今回の旅です。

ザルツブルクから戻り一休みしえ、パッキングなどで時間を費やしたら、もう夕食時となりました。
最後の夕食も昨日と同じレストラン
食事に関しては冒険をしないジジ・ババです。

昨年は洪水に悩まされましたので、最終日の宿泊をどこにするかずいぶん悩みました。今年も洪水に見舞われたら、1日早く帰国するs子さんのチェックインに間に合うだろうかと、インスブルック泊と当地での宿泊と２カ所のホテルをぎりぎりまで押えました。
今年は大きな洪水がなさそうでしたので、本日も当地の宿泊に決まり！
ノー天気なジジ・ババも少し学習しました。

あすは、早めの出発でインスブルックへ向かいます。
という訳で、リビングルームでのおしゃべりも早めの解散です。

おやすみなさい

６/１０
Ｓ子さんは本日帰国です。

ホテルババリアの滞在は大変快適でした。

追加ベッドのお願い、そしてキャンセルにも迅速に対応してもらいました。朝食もゆったりいただくことができました。しかし、まともな画像がありません。

できるだけ早くインスブルックへ着きたいので、この日は早めの朝食で、お仲間のいるホテルへ集結。

ここで、トラブル発生。
昨日チェックアウトしたＹ氏のレシートをよーく見たら、宿泊していない部屋の室料が請求されてました。
確かにこちらにも落ち度があったのですが、宿泊してないのに請求は腑に落ちないので、つたない英語で頑張りました。
結局返金されましたが、そんなこんなで出発が少し遅れてあわてました。

それでも、洪水の心配がないので、予定通り１２：００に空港に到着。
空港で軽くランチをして、車も無事返却してＳ子さんを見送りました。

明日の出発が早朝ですので、空港近くのHOTEL PENZ WESTにチェックイン。
近代的な快適なホテルです。

近いとはいえ（徒歩５分）、大きな荷物をガラガラ早朝に空港に出向くのは厳しいので、空港のお姉さんに試しに聞いてみました。
「明日の早朝便ですが、チェックインできますか？」
「問題なしよ」
「ありがとうございます！！！」

と言う訳で、前日のチェックイン完了！
これで、身軽に空港に向かえます。
言ってみるものですね！

ホテルのチェックインも早くでき、インスブルックの町へ向かいます。
やり残したハイキングも考えましたが、ジジ・ババですので自重しました。
せっかくここまで大きな禍もなく来たのですから。

インスブルックでは雨にたたられましたが、最終日の今日は晴天です。

最後にオーストリア名物の「アイスバイン」に挑戦しようと思ったのですが、軽いほうがいいといとも簡単に却下され、何と、何とマーケットで買い求めた果物、チーズの部屋食となったのでした。

５月にはまだ出回ってなかったアスパラが並んでます。
でも、今日は断念です！

やっぱり、晴れたインスブルックは気持ちも軽くなります。

お世話になった電光掲示板です

６/１１
朝日を浴びながら空港に向かいます。

空港近くのホテルですので５：００には朝食の用意ができてます。

家並みがだんだん小さくなっていきます

雲の上に入りました。

そして、帰国後１カ月を経過した７月下旬のこと。
レンタカー会社から１通の封書が届きました。
「交通違反」の罰金の請求書です。
＊レンタカー会社が仲介手数料として２４ユーロ引き落とす
＊７０ユーロのスピード違反金の振込の用紙
時速５０キロのところ２５キロオーバーだったようです！！！


時間と場所、車のナンバーが記載されていたので早速調べました。
「ウウウーーーー！！」と追跡されたなら合点も行くのですが、そんなこともないのでね。
たまたま車の写真を撮ってましたので、画像をアップして確認しました。
合ってます。
次にグーグルで場所を調べました。
この時間この道を通りました。ツェルアムゼーに行く途中です。
どうも監視カメラに収められたようでした。
それからが大変。
振込は手数料が４，０００円以上かかるのです。レンタカー会社が仲介手数料をとってるわけですから掛け合いましたよ。
「そちらで処理してください」とね。
カードで引き落としに決着がつきました。
ヤレヤレ。
海外でレンタカーの皆様

どうぞ、スピード違反にはお気を付けください。

この旅行記へのコメント （4）

• 旅するうさぎさん 2014/08/09 23:43:10

  こんにちは。

  oneonekukikoさん、こんにちは。
  
  この前、投票だけして、コメントを書けなかったのですが、
  ラムザウ、美しくて、やはりいい所ですね。
  相当、のどかな所だということが分かりました。
  素敵な朝の風景です。
  また、近くのヒンター湖の静けさも
  写真から伝わってくるようでした。
  
  スザンナさんのお宿も、アパートのお部屋は
  こんな感じなんだなぁと興味深く拝見しました。
  私も今度あの民宿に行く時はアパートに泊まってみたいです。
  お祭りも楽しそうで、思い出深い体験ができたのですね。
  
  oneonekukikoさんの、レンタカーで巡るのんびりした
  アルプスの旅、素晴らしい景色をもう一度見せていただいて、
  しみじみとした気持ちになりました。
  
  
  旅するうさぎ

  oneonekukikoさん からの返信 2014/08/10 20:44:46

  RE: こんにちは。

  旅するうさぎさん
  書き込みありがとうございます。
  > 素敵な朝の風景です。
  > また、近くのヒンター湖の静けさも
  > 写真から伝わってくるようでした。
  朝のヒンター湖は、清々しく爽やかで
  早起きして車を飛ばして行って
  よかったと心から思いました。
  スケジュールがいっぱいで
  行けないかなと半分諦めていたのでしたが
  レンタカーの強みで、エイっと行って来ました。
  >
  > スザンナさんのお宿も、アパートのお部屋は
  > こんな感じなんだなぁと興味深く拝見しました。
  > 私も今度あの民宿に行く時はアパートに泊まってみたいです。
  > お祭りも楽しそうで、思い出深い体験ができたのですね。
  アパートはお部屋が広々しているので、
  長期滞在するには最適です。
  是非お試しください。
  調理が面倒な時はレストラン利用という選択肢もありますしね。
  >
  
  > しみじみとした気持ちになりました
  嬉しいお言葉ありがとう。
  私も出かけたところを皆さんの旅行記で懐かしく思い出すのが楽しみの一つです。
  同じ景色を共有して、感動を分け合うって嬉しいことですね。
  これからもどうぞよろしく。
  
  oneonekukiko

• はんなりさん 2014/07/21 17:07:14

  静かなる森と湖

  oneonekukikoさん
  
  こんにちは（＾＾♪
  チロルの旅を拝見しています。
  
  大好きな東山魁夷の世界の風景は憧れです。
  記憶が正しければ此方のTV番組（だと思うのですが）で
  アナウンサーが「リアル世界くん」というコーナーで訪ねていたのを
  目にして益々魅かれているのです。
  
  目的の教会など
  早朝散歩の効果抜群の光景が見られましたね。
  静かなる森と湖
  清々しい気分になりました。
  

  oneonekukikoさん からの返信 2014/07/22 22:11:59

  RE: 静かなる森と湖

  はんなりさん
  こんばんは。
  
  孫のお供の伊豆高原から先ほど帰宅しました。
  
  > 大好きな東山魁夷の世界の風景は憧れです。
  > 記憶が正しければ此方のTV番組（だと思うのですが）で
  > アナウンサーが「リアル世界くん」というコーナーで訪ねていたのを
  > 目にして益々魅かれているのです。
  「リアル世界くん」
  こちらでは耳にしない番組ですが
  面白そうですね。
  地域によって番組も楽しいものがあるのでしょうね。
  旅先では、ほとんどテレビをつけることなく過ごしてしまいますが
  今度旅先でチャンネル回してみようかしら。
  
  ベルヒテスガーデンは日本ではあまり知名度が高くないのですが、
  静かでいかにも山の湖と言う感じでした。
  興味を持ってもらえて嬉しいです。
  一枚の絵画や、ちょっとした文に魅せられて
  モデルとなった地を訪ねるのは、楽しみの一つです。
  が、なかなか実現しませんけどね。
  >
  > 目的の教会など
  > 早朝散歩の効果抜群の光景が見られましたね。
  > 静かなる森と湖
  > 清々しい気分になりました。
  清々しい気分を感じていただけて嬉しいです。
  密かに思い入れながら、仲間を引っ張って行って期待外れだったらどうしようと
  この時はお仲間に声をかけなかったのですが
  後悔しました。
  こんなこともありますね。
  
  スイスはどこに行っても大当たりですね。
  また行って見たいのですが物価高がネックです。(涙)
  
  oneonekukiko
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