ジジ・ババ　チロルの旅ーベルヒテスガーデン・ヒトラーの山荘ー

2014/06/08 - 2014/06/08

６/８
１６日間のチロルの旅もいよいよ終盤。
まずは恒例の早朝散歩の後「イーグルスネスト」ヒトラーの山荘へ向かいます。金ぴかのエレベーターに象徴されるヒトラーの山荘は、躊躇するものがありましたが、ヒトラーの山荘というよりも、ケーニヒス湖を見下ろす観光名所となっていました。山荘はレストランとして営業されています。
朝食後カードを使って、まずは市バスで、終点でシャトルバスに乗り換えることになります。ぞろぞろと人の波についていくとシャトルバスのチケット売り場に到達。往復１６．５ユーロが１．５ユーロ値引き。これまでのカードと違ってお得感はさほどありません。人気観光地たるゆえんでしょうか。
ランチの後はイエンナーからの眺望を求めて、再びケーニヒス湖へ向かいます。この日は、お天気に恵まれ山頂からの眺望を楽しんだ一日となりました。

エリア ベルヒテスガーデン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

恒例の早朝散歩です。
oneonekukiko夫婦はbookingの際の諸事情から２泊はHotel Bavaria泊となります。ホテル探しに迷った昨日の反省を込めて、とりあえずホテルの確認を兼ねての散歩です。ホテルは地図によると線路を挟んで反対側ですので、このような歩道橋を渡って旧市街へ向かいました。

旧市街を散々探して見つからず、戻ってみれば、駅から徒歩１０分足らずのところにあったのでした。
日程の変更で、返金不可のスイートルームしか空室がなくそれを承知で予約しました。

ここにもありました。屋根つきの橋です。

朝食を済ませ、Kehlsteinhaus(ケールスタインハウス)ヒトラーの山荘へ向かいます。
駅前から838番のバスで終点まで。
ここで、山頂にあるKehlsteinhausまでのシャトルバスに乗り換えます。

人の波について階段を下りていくと、切符売り場に着きます。

16.5ユーロのところゲストカードの提示で15ユーロです。
が、これまでのカードの割引率と比べると、「エッ！！！」
でも、公共のバスは無料なので良しとしますか。

チケットには、乗車するバスの番号が刻印されているので、座れないことはありません。
3，4台が連なって頂上を目指します。

右に左にグルグルと、細い山道をカーブしながらバスは進みます。

ちょっと広いところで、反対車線のバスとすれ違うために停車します。
まるで上高地を走るバスのようです。

終点に着いたら、帰りのバスの時間を刻印してもらい、山荘へ続くエレベーターへのトンネルを進みます。
噂に聞く金ぴかのエレベーターを降りると、壮大な風景が待ってます。

四方の山が見渡せる山頂に、居を構える山荘です。

みんなぞろぞろと瓦礫の道を進みます。
さらに眺望が望めそうです。

360度見渡す限り山また山、そして眼下にケーニヒ湖の風景を堪能して、再び山道を戻ります。

中間の乗り換え駅でランチタイムです。

珍しく食事の画像ありです。

ホテルに戻り、今度は車でJenner山を目指します。
昨日行ったケーニヒ湖からリフトに乗ります。

お天気に恵まれ気持ちの良いドライブです。
と言っても10分程度ですけどね。

きれいな池が現れました。

終点駅からさらに登っていきます。

まだかなあ、とちょっと弱音を吐いたころ、「もうちょっとで素晴らしい風景に出会えるよ」と下りてきた人たちに励まされます。

瓦礫の道を進むとあんなに下に休憩したベンチが見えます

こんなポーズのお姉さん。

やっぱり頂上は気持ちイイ

あそこまで登ったのでした

ゆっくり風景を楽しみながらの帰り道です。

牛がのんびり草を食んでます。

ケーブル乗り場まで戻ってきました。

今晩からの我々の宿Hotel Bavariaです。
日程変更が重なり、お仲間と違うホテルになりました。
空室がなく、返金不可のスイートルームです。
駅からは徒歩５分ほど、山道を登りますが旧市街へは１０分ほどの移動に利便性の高いホテルです。
スタッフの対応も大変親切で心地よく過ごせました。

ベッドにはバラの花

リビングルームです。
お仲間のホテルとは歩いて１０分ほどの距離で、ちょうど良い夕食後のおしゃべりの場となります。

歴史を感じさせる建物ですが、水周りはリニューアルされて使い勝手がとても良かったです。

ベランダからも景色も最高
団体客のいない家族経営のこじんまりしたホテルです。

夕食はホテルのお勧め旧市街にある『Golden Bear』
人気店のようで、満席でした。
お隣さんがオーダーしたのをまねさせてもらい、どれもヒットです。

食事をしていると、にぎやかな楽隊が近づいてきます。
若者から、年配まで、みんな楽しそうにプカプカ。
この日はドイツの祭日なのでした。
連休ということで、ホテルは満室。
どこも、祭日は家族でお出かけなんですね。

ドイツ、オーストリアは日曜、祭日はスーパーがお休みになるので要注意です。年中無休のスーパー、コンビニに慣れているので、始めはずいぶんあわてました。

この旅行記へのコメント （2）

• poodle714さん 2014/09/24 19:47:31

  晴れて良かったですね

  oneonekukikoさん、こんばんは
  
  夏の旅行記は、これにて完成でしょうか？
  旅行記を作るのは手間はかかりますが、記憶をたどりつつ
  また思い出にふけったり次回の旅に思いを馳せたりして
  なかなか楽しい作業ですよね。
  
  ベルヒテスガーデンというところ、まるで見晴らし台のような場所
  に山荘があってこんなにきれいな景色を楽しめるのですね。
  ガイドブックでちらっと見ただけでしたので、
  グーグルマップで場所を確認しながら旅行記を拝見しました。
  
  oneonekukikoさんの今回の旅を見せていただいて、
  ツェルアムゼーを拠点にすれば近くにベルヒテスガーデンや
  グロースグロックナーがあって、効率よく回れることが
  分かりました。とても勉強になりました。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　poodle714

  oneonekukikoさん からの返信 2014/09/24 20:58:16

  RE: 晴れて良かったですね

  > 夏の旅行記は、これにて完成でしょうか？
  はい。二ヶ月かかってようやく完成です。
  というより、これで終わりにします。
  年々根気と記憶力の低下で、困ったものです。
  でも、楽しんでます。
  計画して、実践して、報告して、思い出を巡って
  
  どこを中心に回るか
  これが決まるとコースはだいたい決定ですね。
  それまでがああでもない、こうでもない到着目移りしてしまいます。
  日数は限られているのでね。
  
  来年はどうしましょうかね。
  親戚が娘一家の転勤を機にドイツ行きを企てているので
  ドイツ中心になりそうです。
  
  ザルツブルクかインスブルックがらみで考えてます・・・。
  相変わらず気の早いことですが、
  考えるだけはいつでもできますからね。
  
  気にかけていただいて嬉しいです。
  
  oneonekukiko