学生の時から10年近く憧れていたスウェーデンへ、昨年の秋友達と初めて訪れました。その半年後、早くも2度目の旅行、しかも一人旅を実現することができました。海外一人旅は、2010年のイギリスに続き2度目ということもあってか、気持ちに余裕を持って旅行を楽しむことができました。<br />航空券とホテルはＪＴＢのサイトを通じてそれぞれ予約、マルメからヨーテボリへの列車は、スウェーデン国鉄のサイトでチケットを購入しました。今まで海外は航空券とホテルのパックを利用していたため、私にとっては結構な冒険でした。<br />旅行中いろんな人に親切にしてもらいました。

マルメ、ルンド、ヨーテボリ１人旅　その３　～マルメ滞在２日目・ルンドへ～

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2014/05/24 - 2014/05/30

6位(同エリア21件中)

#街歩き

エリア

ルンド(スウェーデン)

旅行の満足度: 5.0

マルメ滞在2日目はルンドに行きました。マルメから電車で15分くらいの距離だし、スウェーデン語の先生にも進められていました。
マルメの気候は、思っていたよりも温かかったので、上着は着ずに春物のワンピース1枚で出かけました。前日までは上着の内側に掛けていたパスポート入れは、ちょっと迷った末ワンピースの下につけました。いくらスウェーデンが治安が良いとはいえ、外国は外国なので、気は抜けません。それに、中国に何度か行っているせいか、荷物に対する注意が強くなっている気がします。
写真はルンド大聖堂１階です。
教会に行くと、椅子に腰かけてじっと祭壇の辺りを眺めているのが好きです。クリスチャンではないですが、静かな雰囲気が大好き。
壁際の本棚に何ヶ国語かの聖書があり、日本語版もあったので少し読書。適当に開いたページですが、最後の晩餐の辺りで、キリストが復活するまでを読みました。
地下に下りました。1人きりだったら怖かったと思いますが、女の子の団体も居たので平気でした。柱に抱きついているのは、伝説上の巨人フィンだそうです。キリスト今日が北欧に入ってきた時、教会を倒そうとして柱にしがみついたまま石になってしまったという逸話があるそうです。
フィンの妻と子どもだそうです。現地に居たときはどちらがフィンか分かりませんでした。
大聖堂で40分くらい過ごした後、クルトゥーレンへ。門を入ったところにルーン文字の彫ってある石があり、ひとめぼれ。ぜひこの石とツーショットで写真を撮りたいと思ったのですが、まだ時間が早いせいか他のお客さんが見当たらず、とりあえず先に展示を観ることに。
最初の建物の反対側に出ると、小さな庭園があり、幼稚園児達がお散歩していてすごく可愛かった！
次の野外博物館があるエリアへは、このトンネルをくぐっていきます。
疲れたのでクルトゥーレン内のカフェへ。
ここでスウェーデン語に挑戦。紅茶を買って、"Har du mjölk?"(ミルクはありますか？）通じたようですが、帰ってきた答えが分からない・・・どうやらミルクのある場所を言っているようでしたが。あとでよくよく考えてみると、"Har du~"じゃなくて"Har ni"だったかな。旅行中ずっと"du"と言ってしまっていました。
屋内にも席はありましたが、天気も良くて、静かで、外の席の方がだんぜんゆったりできます。
晴れていて、静かで、全然ごみごみしていない。1人当たりの面積の広さを感じます。結局40分くらいここで過ごしました。ちょー贅沢な時間。
中には入れませんでしたが、こんな可愛い小部屋もありました。
村の教会です。
これまで大聖堂しか見ていなかったので、こんなこじんまりした教会があるんだなぁ、とちょっと感動。そりゃ、日常的に教会に行くなら、遠くの大聖堂より近くの小さな教会が良いと思う。その点、神社と共通するものがあるかな。お参りに行くのも大きな神社ではなく、規模的にはそこそこの、小さめの神社に行く方が、神様がしっかりみてくださるような気がするし、自分も丁寧にお参りできる気がします。
入口に戻ってきました。ちょうど入口近くのカフェから年配の男性が出てきたので、一目ぼれしたルーン文字の刻まれた石と一緒に写真を撮ってもらいました。
「どこから来たの？」と聞かれたので、少しだけ話しました。その人は京都・奈良に行ったことがあるそう。奈良、と聞いて、私は奈良の春日大社が好きなので、つい私も奈良が大好きだということをアピールしてしまいました。
行きの飛行機では、デンマーク人にスウェーデンへの思いを語り、スウェーデン人には奈良についてアピールする私・・・なかなかスウェーデン人に、スウェーデンが好きと言える機会が無い・・・
とにかく、１日１枚の自分の写真と、１日１回、他人と会話する目標は、本日クリアです！
結局クルトゥーレンには3時間も滞在していました。次は歩いてルンド大学へ。スウェーデン最古の大学だそうです。
大学構内を散策します。途中、売店（文房具屋）を見つけて、自分と、餞別を持たせてくれた人に手帳を買いました。
静かで、緑がいっぱいで、勉強するにはこの上無く恵まれた環境じゃないかと思います。
スウェーデン語の先生からも薦められていたルンドの街並みを味わうため、少し歩きました。
ゆっくり歩きながら大聖堂のある通りまで戻ってきたところで、薬局があり、ちょうど目がしばしばしていたのでドライアイの目薬を購入。
お昼もだいぶ過ぎたころ、いいかげん何か食べようと思い、ロンリープラネットでお薦めとなっていたベーカリーで、これまたお薦めのカルダモンロールと、あとシナモンロールを買い、店内で食べました。
味は、書いてあった程感激するものでもありませんでしたが、まあ、こんなものかな、という感じ。