東北太平洋湾岸北上

2014/05/01 - 2014/05/02

仙台を起点に色々周辺を回ってみようと思っていました。
ようやく暖かくなってきたし、ＧＷを利用し（といっても狭間の平日をつかって）レンタカーで北上してきました。

今回の旅行は、被災地にお金を落としてくるというのもありますが、いわゆる震災遺構は訪ねるつもりはなかったのです。
インターネットで下調べをしているうちに、悲惨な写真を目にして、避けたくなりました。でも「奇跡の一本松」だけはよろうと。

エリア 宮城

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝８時、泉中央のトヨタレンタで車をかりましたが、車を運転するのは１０年ぶり。すごい不安。(ｰ"ｰ;)
それに、その間に世間ではＥＴＣ（今回カードをつくりましたが）やら、セルフのＧＳがあたりまえになっているようだし．．．．ちゃんとできるだろうか？
一方、ＧＰＳはすばらしいですね！正確だし。全く初めての土地でも全然問題ないですね。

さて、最初に目指すのは牡鹿半島。途中景色を楽しみながらドライブするつもりでしたが、今日は雨でした。しっかりとした雨でした。その上、少し山間部に入ると霧も発生し、なーーーんも見えない。今日の景観はあきらめ、海岸線に沿って本日の宿泊地の気仙沼を目指すことに。

写真
男鹿半島をでて、女川町へ。坂を下っていくと風景が開け、湾が現れました。真っ平らの開けた土地の真ん中になにか大きな直方体が転がっていました。よく見ると４階建てぐらいのビルが横倒しになっていました。

石巻市にはいって．．ＧＰＳは次の橋のたもとにある交差点を左折してその橋を渡れと、言っています。交差点のすぐ右上を見ると「大川小」とありました。もしかしたら？と直進し行ってみました。
報道番組でもあったように、ちょっとしゃれた校舎でした。真新しい石碑とお地蔵さん、花束がいっぱい雨に濡れていました。それ以外周りには何も無く。大きなダンプカーが時折通過するぐらい。私のような者がうろうろしていると、誰かに咎め立てされかねないような気になって、すぐに車に乗りました。それでも、他に二組ぐらいいましたね。

このあとはひたすら気仙沼を目指しました。写真は渡辺謙がやっておる気仙沼のカフェ（K-PORT)です。数日前にテレビで紹介していました。月一で渡辺謙、南果歩夫妻が店に出ているそうですが、この日はおりませんでした。夕食は復興屋台村で海鮮丼。

泊まったのは「ホテル望洋」震災であちこち傷んでいるらしく、「内線は使えない」「風呂は大浴場で。部屋にあるお風呂は使えないとのこと」宿泊着も工事関係者の人が多かったです。(-_-)゜zzz

ホテル望洋 宿・ホテル

5月２日
今日は幸晴れました。

朝7時にホテルを出発。最初は「奇跡の一本松」。ある意味復興のシンボルと言っていいでしょうか。近くに専用の駐車場も有り（結構広い）看板も何カ所かに立っていました。観光名所化といってはやや言い過ぎかもしれませんが。ただ、この駐車場から、奇跡の一本松までが遠い。15分ぐらいかかります。間に工事現場がありそれを大きく迂回しなければなりませんでした。

会社の人から行ってみたら、といわれたのが「浄土ヶ浜」と「龍泉洞」
浄土ヶ浜の第一駐車場で車を駐め、浜まで降りてみました。たいしたことないじゃん、て戻って、案内図を見ているとスタッフのひとに「浄土ヶ浜へいかれましたか？」「え、は、はい」と生返事。すぐきた家族にも同じ質問してたら。「そこに無料バス乗っていってください。20分ぐらいで行って戻れますから」えーーー、今見たのは違うの？？と、あわてて私もそのバスに乗り込みました。写真にあるとおり、白い石に囲まれたきれいな浜辺でした。危ない危ない、ラッキーでした。(^_^;)

さて、龍泉洞に向かう途中で宮古市たろうの「たろう観光ホテル」によりました。震災遺構の一つで国が保存することに決めたそうです。写真の通り2階までが鉄骨がむき出しになっており、津波の恐ろしさを改めて感じます。周りには何も無く、おそらホテル以外は根こそぎ持って行かれたのでしょうか。それを考えるとこのホテルが建っているのが不思議です。

龍泉洞までやってきました。いかにも観光ナイズされていて、入場料千円もとるの。半信半疑で入ったらそこそこタフでそれなりに楽しめましたね。

駐車場に戻り、さてこの後どうするかです。今、午後３時半です。この旅行は２泊３日で、今晩は宮古かたろうに泊まるつもりでした。しかしここまで来てしまい、漠然と久慈か八戸当りに泊まろうと考えていました。世間は明日から４連休に入りどこにいっても混んでそうで。
もー疲れたから仙台へ帰ることにしました。問題はレンタカーで明日の１９時まで借りていました。電話して確認すると、閉店（午後８時）まで返却してもらえれば一日分（約７０００円）返金できるとのこと。しかし、龍泉洞から午後８時までに泉中央へは無理だろう．．．
そうだ、ＧＰＳに聞いてみよう。(^ｰ^)ﾉ 泉中央店を目的地としてルートを検索すると、到着予定時間は午後８時３２分とでました。ムム！これは帰れるのではないかと。今までもそうでしたが、到着予定時間よりだいぶ早く着くのです。しかも今度は距離が長いのでだいぶ時間は短縮出来そうです。

ＧＰＳは盛岡ＩＣへ行けと行っています。それに従い車を走り始めました。途中盛岡ＩＣ直前で渋滞に捕まりましたが、東北自動車道に乗った時点で到着予定時間は午後７時３０分までに短縮されました。(;´･`)> ふぅ..
東北自動車道はさして渋滞もなかったので快調でした。考えてみるとこういう高速の自動車道走るのは２０年ぶりかも。途中ＳＡにもよりたかったけど（最近色々話題になっているので）時間が気になるので泉ＩＣへノンストップで向かいました。最近の車は優秀ですね。このビッツは１２０キロ出しても静かです。昔ソアラは１２０キロでると、ピーピー警告音がなってうるさかったけど。