2014/06/11 - 2014/06/13
101位(同エリア280件中)
いちごさん
2日目のつづきです。
銀山といえば世界遺産に登録された石見(いわみ)銀山しか私の知識にはなくて、
夫が、「ついでに【生野銀山】へも寄ろう~」と言った時は、大阪の生野が頭に浮かんで「どこが、ついで?」と思ったりもしました。
兵庫県に、このような歴史ある大鉱山、【生野銀山】があったことを恥ずかしながら今回初めて知りました。
3日目は、近年、大ブームになり訪れる人も多くなって、とうとう車の乗り入れも制限されるようになってしまった【天空の城 竹田城跡】へ行きました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
姫路から【播但連絡道路】を走り、【朝来(あさご)】で道の駅2ヶ所に立ち寄って、
そのうちの1ヶ所【フレッシュあさご】では、お昼ご飯を食べて2時間後、
【生野銀山】に着きました。
【生野銀山】は807年に発見されたと伝えられています、、、平安時代です。
室町時代に本格的な採掘が始まり、江戸時代には幕府が「銀山奉行」「生野代官」を設置して最盛期を迎えたのだそうです。 -
明治に入ると、フランス人技師の着任とともに捲揚機などの先進的施策によりイッキに近代化が進みました。
が、、、1970年(昭和45年)に、坑道が岩盤の圧力により突然崩壊する「山はね」現象が起こり、
1973年(昭和48年)には、鉱量の枯渇などで閉山され長い歴史に幕を閉じました。
そして翌年、【史跡・生野銀山】としてオープン。
今は、近代坑道【金香瀬(かながせ)坑】が観光坑道として公開されています。 -
坑道入り口の左手には【観音岩】が。
よ〜く目をこらすと、岩が仏様の横顔に見えます、、、自然の遺物です。 -
右手には、傍を流れる大谷川へ落ちる可愛い〜滝が。
ムシムシした暑い日なので、気持ち涼やかになります。 -
【金香瀬坑】入り口。
坑道の全長1km、中は年間を通して約13℃。
料金:¥900(おとな)¥600(中学生)¥400(小学生)以下無料と、なかなかキメ細やかです。
この料金で、坑道内だけでなく、坑道外・鉱山資料館・吹屋資料館に入れます。
チケット買うとき、半そでの私は、「中では上着要りますよ〜」と言われたので、車へ取りに戻りました。
外気温は25℃前後だけど湿気でムシムシしていて、私的には不快指数100近い思いをしているのに、上着を着ないと寒いって、嬉しい〜、ワクワクする〜 -
いよいよ、入ります。
明るい所から入ったので、最初は、とまどうくらい暗い。
でも、明かりもあるし、そのうち慣れて暗さは感じなくなります。 -
坑道内は、【江戸時代採掘ゾーン】【近代採掘ゾーン】【捲揚・エレベーターゾーン】と、エリア別に紹介されています。
入ってスグと出口近くは、江戸時代ゾーン。
【唐箕(とうみ)】と呼ばれる器具で、風を送る仕事をしているのは、ちょっと、現代風なイケメン。
手子、てこ、てこのしゅう、などと呼ばれる下働きをする人です。 -
こちらは、樋引人足さん。
樋引とは、鉱内にたまった水をくみだす作業のことだそうですが、
【手で掘った排水坑と・・・】、上手に写真を撮ってきたので、・・・のところが気になります^_^; -
この人は、いちだんとリアル。
鉱山の坑夫を総称して「下財」と呼ばれてたということですが、その下財のひとりでノミと金槌の手作業で「狸堀り」しています。
坑内の採掘跡には坑道沿いだけじゃなくて、上のほうや奥のほうに何人もの下財さんが居ましたが、暗い中なので、最初見たときはドキッとしました。 -
坑内には、通年、気温13℃を生かしてお酒の熟成庫があります。
ここで熟成された【生野銀山熟成酒「岳」】は、外の売店で売られているらしい。
興味を惹かれたので帰りに立ち寄って見たけど、さすが〜、生野銀山ブランド、なかなかお高い。 -
さらに、薄暗い坑道を進みます。
この坑道は、【時の道】だったようで、 -
江戸時代から【近代採掘ゾーン】へ、タイムトラベル。
先ほどの江戸時代とは、かなり時代が進んで、人も作業も作業着もグッと近代的です。
運搬業務担当の人みたいで、トロッコへ積み込みしています。 -
【スラッシャー】担当。
だんだん、機械の展示が専門的になってきて、私にはよく分からない・・・・・
スラッシャーは電動機で、鉱石を掻き寄せる道具だとか。 -
坑道へ作業員を運ぶ【人車】
車に乗って出入りするくらい、奥深く入っていきます。
1200年の長い歴史の間に、掘り進められた坑道の総延長は350km以上、深さは880mに達していたのだそうです。 -
白く帯状に伸びているのが、鉱脈だとか。
まだ、少しは、残っているのですね。
これを見て、私のように、「採掘したい〜、プラチナのネックレス欲しい〜」と思った人は、売店で買えます、、、買えますが買えなかったけど(笑) -
採掘跡。
こうした穴が幾つもあります。 -
【太閤水】
豊臣秀吉公がこの地に入ったとき、この水がとても美味しかったのでお茶を点てさせた〜、という「水」
そう聞くと、そんなに美味しい水、飲んでみたい〜と思うけど、【飲まないでください】見るだけ。。。 -
観覧所要時間は約40分ということだけど、私たちは30分ちょっとで出て来ました。
中は涼しくて、それは良かったけど、明るい光が恋しかった。
1日、坑道の中で作業された人たちのご苦労がしのばれます。
【観光坑道】の出口として使用されているのは、【滝間歩(たきまぼ)旧坑】
初期に掘られた坑道で、鉱脈の巾だけを掘った人のやっと通れる程度の典型的な旧坑だということです。 -
坑道から出て、売店に寄ったけど、見ただけで、
これから、今宵のお宿【ホテル モンテローザ】へ。
神崎郡神河町にあります。
和風人間の夫がチョイスしたのが信じられないような・・・名前といい、建物といい。 -
あまりのミスマッチに、神様もビックリされたのか、
道中、空が真っ黒になってきて、風も出てきて、自然現象と競争状態。
駐車場に着いた途端に、大粒の雨がポツリポツリと。
大急ぎで荷物を出してホテルのドアへ滑り込んだその時、ザァーッ!!とまさにバケツの水をひっくり返したような大雨に。
おまけに台風のような強風で、自動ドアが風で開いて、嵐までがロビーに入ってきました(あっ、ジャニーズの嵐ではありません、、、念のため)
たちまちロビーが浸水して、「何年もここで仕事してるけど、こんなになったの初めてです!!」と、水をかき出してたホテルの人も驚くありさま。 -
部屋に入ってスグにテレビで情報を。
近くの市ではヒョウが降ったところもあったようです。
兵庫県に【警報】や【竜巻注意報】が発令されました。
やっぱり・・・・・
でも風雨は1時間ほどで収まり、後は大嵐一過。
部屋の窓から見える野外ガーデンには、薄陽も。
さっきのは、なんだったんだ、、、 -
翌日3日目は【竹田城跡】へ。
レストランや売店などがある【山城の郷】に車を駐車します。
【竹田城跡】は近年訪れる人が激増していて、以前は中腹駐車場まで乗り入れることができた一般車両は、今年の3月20日から、ここから先へは進入できなくなりました。
ならばどうするか?というと、【山城の郷】から中腹駐車場までのアクセスは、
観光バスで来た人は、ここで専用のチャーターバスに乗り換えるらしい。
それは進入できるようです。
それ以外の人は、地元のタクシーなら進入OK。 -
タクシーは経済的に余裕がなくて・・・という我が家のような人には、
【竹田駅】始発で、ここにもバス停がある全但バス?の【天空バス】が中腹駐車場まで運んでくれます。
ただ、【天空バス】の運行は期間限定で、
営業期間は、平成26年3/20〜5/6及び10/1〜11/30 の毎日運行
上記以外の期間は、土日祝日のみ運行
【天空バス】に乗りたいけど、平日の今日は運行されていません。
旅行日を、バスは利用できるけど混雑も予想される土日祝日にするか、少しはマシな平日にするかで、結構、迷いました。 -
・・・で、平日にしたけけど、その場合は、マイ足。
1.4kmを歩きます。
ガイドには、ほぼ平坦な道で約20分とあるけど、実際に歩いてみると、だらだらと、ゆるやかな上り坂が続きます。
ちなみに、中腹駐車場へ着いたあかつきには、そこからは誰もがみんな、700mのキツイ坂道を約20分、上ります。
なので私たちは、合計2.1kmの前半はゆるく後半キツイ坂道を歩きます。
往復4.2km、、、節約も楽ではない〜^_^; -
テクテク(トボトボ?笑)歩く私たちの傍を、何台ものマイクロバスやタクシーが追い越して行きます。
歩いてる人たちも数人居て、その人たちも追い越して行ったけど^_^;
【竹田城跡】は、あの山の上。
歩く私たちは、ステキな景色と、ストレスも吹っ飛ぶ森林浴と、ゆっくり流れる穏やかな時間を満喫できます(^^♪ -
中腹駐車場に着きました。
ここから700m、いよいよ、キツイ坂道を上るらしい。 -
・・・と言っても、いうほどキツくは無いけど。
中腹駐車場まで歩いてきた道と、あんまり変らない。 -
ただ【表米神社登山道】という道があって、竹田駅から城跡まで約50分だと書いているけど、コチラはかなり、キツそう〜^_^;
この道から上がって来られた方が少し先を歩かれてたのですが、それはもう〜、この時点で、気の毒なくらいヘロヘロになっておられました^_^;
革靴で、普通にサラリーマン風のいでたちだったので、よけいに大変だったのかもだけど、
城跡に着くまで何度か休憩されて居て、私たちにまで追い抜かれる始末。 -
途中、料金所があって観覧料を払います。
おとな(高校生以上)¥300 中学生以下 無料
昨今、押し寄せる観光客で、史跡の傷みも目だってきているというなか、申し訳ないような良心的なお値段です。
この時は、ちょうど、テレビのロケ班と一緒になって人が多く、料金所の写真には人しか写ってなかった。。。 -
【竹田城跡】です。
大手門のほうへ進みます。 -
この幻想的な景色が【天空の城】を思わせ、憧れを抱かせるけど、このような景色は【竹田城跡】の南東にある【立雲峡】という所から見られるらしい。
ただ雲海は、秋から春にかけての条件がピッタリそろった早朝6時〜8時くらいにしか見られないとか。
【竹田】へ来たなら、これが見たいけど、季節も時間も大きくハズしてるので、パンフレットでガマン。
ちなみに、【立雲峡】もその時期は、カメラマンでいっぱいなのだそうです。 -
【竹田城】は築城後、山名の家臣大田垣光景が初代城主となったと伝えられているそうです、、、1443年の事です。
天守台(標高353.7m)を中心に本丸以下、南には、南二の丸、南千畳、北には、二の丸、三の丸、北千畳からなる石垣城郭として築城されたということです。
史跡の保護と観光客用に、観光コースが決められていて1部自由に観覧できる箇所(南千畳・二の丸・北千畳)以外は立ち入りが禁止されています。 -
石垣が見えてきました。
見学順路に従って進みます。 -
まずは、大手門を入って、
-
【北千畳】へ。
千畳もの広いスペースがあり、町が一望できます。 -
周囲を山に囲まれた閑静で美しい景観の町。
-
こちらから望む、本丸、天守。
-
天守、本丸へは、立ち入り禁止です。
昨年、観光客が転落される事故があったのだとか。。。
やむをえない処置ですが、天守へ上って城跡を一望できたら・・・・・ -
【三の丸】
観光順路には黒いシートが敷かれているので、それに沿って進みます。 -
石垣の周りを巡りながら【二の丸】へ。
-
【二の丸】のあたりは観覧フリーのエリアです。
-
向かいには【南千畳】が見えます。
【竹田城跡】へ行ったら、この景色ですね。
アチコチのパンフレットやサイトで目にする、竹田城跡らしい竹田城跡の風景。 -
眼下には、車を駐車してきた【山城の郷】が見えます。
あそこから歩いてここまで来たのだと思うと、感慨深いものがあると自己満足を。 -
本丸、天守へ向かうここからの道にはロープが張られて通行できません。
-
【本丸】
知識が無いので、その頃のお城の姿を思い描くことも出来ないけど立派な石垣です。 -
石垣は、安土城や姫路城と同じ【穴太(あのう)積み】
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【穴太(あのう)積み】とは、
大津市阪本町穴太に住む【穴太衆】と呼ばれる人々が持つ石積みの技法です。
「この間、石垣の補修をした〜ってニュースで言ってたけど、こんな大きな石をどうして運んで来たの?」
「ヘリコプターですわ」「あ〜、今はそうですな」
・・・と、どこかのオジサンが、警備の人に質問されてるのが聞こえました。 -
本丸をぐるっと廻って、南の方へ出てきました。
-
【南千畳】の方から見る本丸です。
-
先ほど二の丸のあたりから、「この風景〜!!」と、感激して見た景色の中に私も立っています。
こちらも千畳、広いです。 -
兵庫のお城めぐり、【赤穂城】に始まって、【姫路城】【ペーロン城(道の駅・笑)】【竹田城跡】で終了です。
それぞれ、個性の違うお城で、現在ある姿もさまざまでした。
城好きの夫についてきたのだけれど、私なりに、いにしえに思いを馳せながら今を思う旅になりました。
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